ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

横須賀ロードレース Aクラス インサイドレポート

金曜日はプレミアムフライデーというらしい。
もう覚えているのかも怪しいがそうなものだ。
私ぐらい覚えておいてやろう。

 

プレミアムに自分を癒すため伊賀先生の経営するIGAスポーツ整骨院で筋肉をほぐしてもらう。


ブログ読者から怪我があるんですか?と聞かれるときがあるけどそうではない。
日々のデスクワーク疲れ(目・肩)の疲れから、練習で張った筋肉をほぐしてもらうことでまた質の高い練習が出来る。
このブログを読む諸兄諸姉も自分の体を見てもらえる先生を見つける方がよい。

igaspo.jimdofree.com

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酸素カプセル1回30分1000円、60分1800円。

酸素カプセル入った後は成績よし、よく「調子が悪い」で結果が出せない人がいる。

御多分に洩れず、私もアレルギー体質が悪さをして調子を整えられない側の人間である。
その時々によって様々であろう、アレルギー、脱水、睡眠不足、筋疲労回復不足、それぞれ絡み合って、時には1つの残り香りで好不調となる。
色々試してネガをつぶしていくがよし、その1つのソリューションとして酸素カプセルは試してみるべし。

 

 

土曜日は軽くイナーメ千葉勢ノンストップライド160㎞

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いや、軽くはなかった。
160kmの締めは湊口10分50秒で自己ベストから20秒落ち
リカバリプロテイン抹茶味で回復を促そう。
溶けやすさと飲みやすさ、エネルギー補給にはこれがよい。

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日曜日の朝を迎えた。
朝の目覚めは水の下に溜まった溶け切らない粉のように重たい。
どんよりと沈殿した足が波打つばかり。
手でかき混ぜ体を起こす。
今日は横須賀ロードレ―スがあるのか。

 

朝、買い込んでおいてきつねうどんを温め、出発の準備を始める。
思いのほか量とコシがあることに霹靂しつつ啜る。
嗚呼、そう思うということは内臓も疲れてるのだ。

 

湾岸線を抜け、横須賀へ入る。
会場はセブンイレブン前とあったが、十字路である。左右後ろの道は2車線の大通り。しかし、セブン正面はバリケードが見える一車線の細道がある。
バリケードもあり木が茂り、どうも普通は通れなさそうな道に踏み入ってみると人がたっている。立哨の人々であった。
安心する自分に気付き、あの道で正しいのか不安だったのだ。
こういう場所には看板があったほうが良いのかもしれない。

 

入ってしまえば手慣れた誘導でスムースにことは進む、流石コロナ毎月大会を開催しているウォークライドであると感服する。f:id:Assalitore:20210602211609j:image

1.7kmは短い。クリテリウムかと思うがアップダウンがあればロードレースなのであろう。
なるほど確かにロードレースだ。
ゴール前は5mほど急坂、左折して緩斜面の森を抜けると下りになり4回のS字コーナーが続くのだ。
そして下りきればまた緩斜面でゴールへ向かっていくストレートがある。f:id:Assalitore:20210602211624j:image

 

エントリーを見ると初夏のさいたまディレーブ祭りである。これはどう動いても潰される。
ついでSBC、GOCHI、ラバネロが複数いる。
ここで勝つのは針の糸を通すようなもの。
初めてのコースだし、走ってみて組み立てていくしかあるまい。

 

開始前にコミッセールの有り難いお話が始まる。皆よく聞いていて素晴らしい。
「小周回につき1分半離れた下ろす」「逃げがラップも考えられる」「ないとは思うけど」
そのような言葉が出ると私を知る人がこちらを見る。今日はそんなに足は軽くない、むしろ重たいので安心してほしい。

レース開始1分前まで話は続き緊張もなくスタートに移れた。

 

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(Photo by yuki asato on Twitters様)
スタートから1周はパレード走行、バイクも早すぎず遅すぎでいいペースだ。
一周完了時のゴールストレートでレース開始
序盤からやはり、さいたまディレーブやSBCが交互に入る感じで逃げは出来るが1~2周、最大でも3周も保たず戻ってくる。


脚の調子を確かめるため何度かブリッジしたり、下りで踏んでみる。
試してみてすべて成功、踏めばすぐ追いつくコースなのだ。
しかし、下りからホームストレートにかけては向かい風と傾斜面でスピード落ちる。

緩斜面の森が狭く2列程度になり、テクニカルな下りで1列棒状、広く開ける下りに出ると向かい風

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(Photo by yuki asato on Twitters様)
ホームへ向かう緩斜面も向かい風でゴール後は短い急坂で森に戻る。今回は向かい風が集団有利な展開を生み出していた。

 


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(Photo by yuki asato on Twitters様)

しかし、なんといってもレースを作るのはさいたまディレーブの7人だ。
これぞ数の暴力、5回ほどブリッジして捕まえるが、集団が小康状態に落ち着くたびディレーブの誰かが逃げている状態

 

無数の飛び出し吸収を繰り返した中盤
SBCの鳥倉くんの引きが凄く強かったが2周は続かないようなので、2周攻撃を続けたらどうなるのか確かめようと決める。

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 (Photo by yuki asato on Twitters様)

残り10周GOUCH山下選手が逃げる。単独でディレーブもいないとあって誰も追わない。
クラブチームではゲリラ豪雨の酒井選手が常に集団の前でいてなかなか力強い。
私も含め、逃げでも集団でも急坂のチョイ上げは得意だがその後の緩斜面平坦が踏めていない。ここも終盤の攻撃で試してみよう。


ただこのコース、風向きは逃げ不利に思われた。
数周逃げた山下選手を吸収したあと小康状態となる。


残り4周(残6.8km)から攻撃を開始する、自分が独走しても保つ距離だ。
2分364wで踏み抜け出す、すぐ下りが来てしまいまいそれ以上踏める場所がない。
下りも緩めず、踏むとメインは引き離していた。ディレーブもついてこれたのは1人でチームプレーはしにくくちょうどよい。

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(Photo by yuki asato on Twitters様)

しかしゴール前に交代を促すと遅くなり、後続にも追いつかれた。
諦めず、ゴールラインで更にアタックしてペース上げる。攻撃したのなら緩めてはならない。
この勢いで2周攻撃し続けたものの、許されず下り中に吸収された。
だが集団は完全に沈黙、誰もが疲労していた。


そんな中、残り2周ディレーブの藤田涼平選手が飛び立つ。
今動いたツケ、集団の疲労、決断のとき。
これは決まる可能性が高かった、ハイアベレージのあとのカウンター。誰も追えない。


私も決断しなくてはならない。


脚を使ったタイミングで更に死の追走か、入賞のため足を回復させスプリントか。
何も持ち帰れないのは嫌だと功名心が先に立った。
追いはせず脚の回復を選択し、優勝を捨てた瞬間だった。

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(Photo by yuki asato on Twitters様)

人任せで残り一周に入る。
前は見えるが遠い、最終ストレートで緩斜面から早駆けが始まる。向かい風緩斜面で持つはずがないと冷静な自分がいる。


早駆けした選手の後ろにディレーブトレインが張り付く、早めに阿部選手が踏み出しスプリント開始
5番手から右端を確保し情熱の自分にシフトして踏んだ。
ミッチー、永塩くんがこちらを見るが私は阿部選手を目指している!その心の差で差し切り3位に滑り込めた。


30秒11倍のスプリントだった。


逃げ切り藤田選手1位、集団先頭阿部選手2位、3位自分となった。
なんとか初夏のディレーブ祭りに私も躍り出ることが出来たようだ。f:id:Assalitore:20210602211110j:image

(Photo by 高木三千成(みっちー) (@TMsworks) | Twitter)

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無い足のなかどう走るのか頭を使い、脚を使い入賞を手繰り寄せるのは楽しい。

アタック&エスケープの楽しいレースであった。

また次回があれば参加したい。f:id:Assalitore:20210602211130j:image

(Photo by 鈴木 和浩様) 

 

[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo, 700x26mm/ 使用気圧6.0bar

SPECIALIZEDコンセプトストアSBC厚木店 | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車専門店

サイコン:LEOMO TYPE-S

ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース

オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)

オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア

ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル

LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア

アップオイル:Igname Aroma All Seasen

aroma – イナーメ・スポーツアロマ

回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO

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 リカバリプロテイン:ACTIVIKEリカバリプロテイン

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3位賞品もアクティバイク、これで回復しなさいということか。

 

 

次回はJBCF群馬ロードレース

逆周り、走ったのはいつぶりか。