ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

2023年 第57回JBCF東日本ロードクラシックDay2 JPT60km インサイドレポート

・第57回JBCF東日本ロードクラシックDay2

 

昨年の東日本も同じような日程だった。
土曜150km雨レースで17時終了、日曜午前中60kmショートレース。

雨で冷えたなかレース後に移動して食事・遠くの宿に移動して片付けなどしていたら時間がなく全然回復できなかった。
そのせいで、翌日の60kmレースで真逆のハンガーノックになるとう初めてのほろ苦い経験をした。
スタッフがいるプロチームじゃないから仕方ないが、前日の過ごし方はストレスなく、リラックスしてゆっくり過ごすことは本当に大事である。

 

その反省から、コースから近くて夕食・朝食付きの温泉宿を早めに取っておいた。
レースが終わった段階で、次のレースは始まっている。

 

そこの夕飯はご飯のお供がたくさん!
食事中に布団もひいてくれて、洗濯までしてくれて至れり尽くせり。

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ふわふわ布団で8時間以上の睡眠をとった。

朝は雨の滴る赤谷湖を眺めながら朝風呂をいただく。

身体が回復していくのを感じる
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onoya-hakkeien.com

[宿:猿ヶ京温泉 小野屋八景苑 ]

夕食・朝食大満足、足も気力も大回復

この過ごし方はレベルの高いレースでは守っていきたい。

次回も是非泊まりたいところ。

 

吉田は昨日の活躍と疲れで脚が痛くて眠れなかったらしい笑f:id:Assalitore:20230509190714j:image


[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2

52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン

ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36

タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧4.8bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト

ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)

シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア

インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜

アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート

回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓

ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院


[コース]

JPT 6㎞×10周回=60km
昨日でだいぶ慣れた心臓破り下りだ。短い分暴力的ペースになりがち。


[参加メンバー]
101塩澤 魁
102北野 普識
103高杉 知彰
104加藤 辰之介
105本田 竜介
106安立 和貴
107比護 任
108RAMSUBOSAMU Zebulon ラムスボーサム ゼブロン 

花粉で調子の悪い島野が変更希望、それに伴い比護in。
比護は昨日走り切ったのに消耗しきっておらず、前を走ることで新たな視点を得て頼もしい。

 

[作戦]
雨上がりの路面のため、リスキーで集団のスピードが上がりきらず逃げ切りも想定できる。
昨日と変わらず、逃げに載せ後手は踏まないことをチームで確認。

だが一方でショートレースのためスプリントも想定される。
最後は自分で行くと考えていた。
昨日の反省は最終周の坂に入る前の位置取りが悪かったこと、そこを改善すればスプリントチャンスがあると思っていた。


[レースレポート]

前レースが想定時間を超過したため、10分ほどディレイしてスタート。
総合14位に落としたので、久しぶりに集団スタート

伊藤舜紀(シエルブルー鹿屋)とお互い長く続けてるなと話し込んだ。

[Photo by Facebook 三井 至]

 

パレードが終わるとリーダージャージの岡本隼選手(愛三工業)が積極的に飛び出している。
短い分、ガンガンいくつもりかリーダーが積極的でどう動くか悩むところ。
昨日は入部選手(シマノ)が動き回って消耗していたところを見ていただけに、愛三・BSの選手が大量に逃げに乗り、逃げ切り容認がない限りどちらかのトレインが潰すだろうと静観。

 

雨が降り出すと共に、12名ほどの逃げになった。
メンバーは、橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
岡本隼、鈴木譲(以上愛三工業レーシングチーム)、ホセ・ビセンテ・トリビオ、フランシスコ・マンセボ、小森亮平(以上マトリックスパワータグ)
石原悠希、横山航太、天野壮悠(以上シマノレーシング
新城雄大、孫崎大樹、山本元喜(以上KINAN Racing Team)敬称略


イナーメは入れなかったが、またしても加藤がそれに気づき単独で追走に出てくれた。
序盤からすぐ逃げれない課題はあるが、例え行けなくても後追いできるこの心の強さは本当に助かる。

[Photo by Facebook 高杉 知彰]

 

その走りを無駄にしないためにも、私を守って比護、塩澤が前に出てくれる。
昨日のメカトラが悔やまれる塩澤とエネルギー満タンの比護のトレインは完ぺきだった。
来るものを許さず、BS、愛三、キナン、シマノの後ろをマトリックスと取り合ってくれる。
こんなに楽に走れたことはない。

[Photo by Facebook 三井 至]

 

BSトレインが本気で動き出すと加藤の単独追足も途中で潰える。吸収されたときに加藤をねぎらうと「すみません!」と言って切れていった。昨日も逃げて敢闘賞の走りをして今日である。

大仕事であった。

 

順調にBSトレインが完璧な快速特急を作り、48km残り2周で全ての逃げを吸収する。
そこからはトレイン争い、BS、愛三、キナン、シマノが主導権争いとなる。
石原、孫崎選手は逃げていていながらスプリントトレインに参加していて自脚の強さはどうなっているだ!


比護が役目を終え、塩澤に限界まで守ってもらい坂に入ると自分で位置取りをする。ここまで守ってもらい足はフレッシュだ。

[Photo by Facebook 高杉 知彰]

 

混戦で迎えた最終周、最後の登りはけん制でそこまで上がり切ることはなく15番手前後でクリアした。
下りは混沌を極める。コース右端の最短ラインをBSと愛三トレインで争っている。
このラインは無理だ、激しい取り合いで前輪が刈り取られそうになる。空いてるラインを探し、真ん中へ移動する。
そのタイミングで中井選手、入部選手のシマノトレインが大外から上がってきた!!

「GO!!」入部選手の号令が真横で聞こえる、まだゴールまで500m以上ある。

右ラインはBSと愛三で埋まっている。
何も迷うことはなかった。このトレインに飛び乗るため全力スプリントを駆ける。1回目の撃鉄を入れ1100wで食らいつく
中井選手のリードアウトに対応できたのは指令した入部選手のみ、自分がその後ろに入り好位を得た。
ここから道が開けゴールまで300mの登り!右端で先行していたBS・愛三ラインが横風の影響、選手同士の接触も合わさり失速する。

 

大外は彼らが風除けとなる!


中井選手は大外からスピードを載せて全員をぶち抜き先頭に躍り出た!!
入部選手の腰を上げるタイミングで私も踏み始める。
詰める、詰めろ、詰まれ、届け!

[Photo by Facebook 三井 至]

全力で2回目の撃鉄を入れて踏み抜いた。

ゴールした瞬間思ったのは届かなかった思いだけだった。

入部選手が手を上げ優勝、中井選手にも届かなかったのは分かった。

酸欠の頭に空気が回るのに時間がかかった。会場では2位とアナウンスされていて遠い出来事のように聞こえていた。

応援してくた人たちが「入賞だよ!入賞!」と言ってくれてやっと意味が分かった

はやくチームメイトの皆に伝えたかった。

 

[Photo by Facebook Masao Sida 様]

イナーメの門を叩きJPTに挑戦したのが24歳、いつの間にか34歳になっていた。

会う皆が祝福してくる。続けていてこれがなんともうれしかった。

諦めなくてよかった。

応援して、支えてくれたみんなのお陰でゆっくりだけこの年まで成長し続けて入着までこれた。

まだ天才でない者にとっては、成し遂げたといってもいいのではないだろうか。

イナーメ信濃山形、中畑夫妻、チームメイトのみんな、先輩や後輩、一緒に切磋琢磨した仲間、応援してくれた、見てきてくれたみんな。

私は幸せな自転車競技を出来ていたから続けられてきたんだ。

多幸感溢れる時間だった。

[Photo by Facebook 高杉 知彰]

[Photo by Facebook 三井 至]

始めてJPTで表彰台にたち、緊張した。


凄い選手たちに囲まれ落ち着かない。

でも、もう少し上を目指して頑張りたい。

またこの幸福感を味わいたいから。

 

 

 

 

 

以上を持って前半戦終了!

鹿児島から全力で挑んできただけに疲れた。

5月は一度負荷を落として回復し、じっくり6月に向け上げていきたい。

今年の目標はシングルリザルトだっただけに、既に達成してしまった。

上方修正して更に上を目指したい。

 

それにはまずはGW合宿

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自転車競技元日本代表&オリンピアン夫婦の運営するペンション、「シーナックキャビン」で合宿。

風光明媚なコース、厳しい練習コース、美味しい所まで案内して写真まで頂き充実の日々

八ヶ岳に自転車で行くなら是非宿泊してみてください😉

www.sy-nak.com

 

 

2023年 第57回東日本ロードクラシックDAY1 JPT150km インサイドレポート

ツール・ド・かつらお総合優勝してから月末になった。


管理関係の仕事をしているので、どうしても締め業務が月末月初は忙しい。
思えば、鹿屋・肝付ロード、袋井・掛川ロードも月末で忙しかった。
鹿屋で5位に入れたのは金曜日入りしてストレスなく過ごせたからだ。
逆にストレスが高すぎた袋井1日目は力が出ず今期最低成績だった。

仕事のストレス、家のストレス、友人間のストレス
食事のストレス、睡眠のストレス、練習のストレス
集団のストレス、路面のストレス、機材のストレス
ストレス、ストレス、ストレス

考えてみると、我々はあらゆるストレスに晒されている。
それらは累積して許容値を超えると脱落する。
人間関係も、仕事も、人生も、レースからも。

如何にストレスを減らすか?レース前に大事なことだと思う。

 

[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2

52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン

ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36

タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧4.5bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト

ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)

シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア

インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜

アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート

回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓

ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院


[コース]
今回のコースは共に左周り?右回り?正回り?逆回り?
どっちがホームストレート、バックストレート?
どちらも登りスタートなので混乱する。
心臓破りは1つしかないので、心臓破り下りか登りかが一番わかりやすい。

今回2日間とも心臓破り下りだ。

 

[ウェア]
SUNVOLT新作シームレスレーシングセパレートワンピース

sunvolt.co.jp


よりエアロ、メッシュ生地になったワンピース
前面や肩・パンツ部分のバタつきが更になくなり早くなった。
初めは同じMサイズなのでキツいと思ったが(太った?いやいや育ったと思いたい)、一度選択したらキツさはなくなった。
柔軟性が高まりフィット感がよい状態になりスピードレースには最強の武器になる。
こいつは凄いぞ


[準備]
羊羹x2個
黒糖わらびx2個
ジェルフラスコx1(ジェル3個入り)
グランフォンドウォーターx2個
スピードウォーターx2個

午後スタートで150km長丁場、更に明日は午前中に60km走るのでそこまで考えて補給しないとならない。

 

[天気]

平均17.5 晴れ
走りやすい自転車日和

 

・第57回JBCF東日本ロードクラシックDay1 JPT 6㎞×25周回

[イナーメ参加メンバー]
101塩澤 魁
102北野 普識
103高杉 知彰
104加藤 辰之介
105比護 任 
106松井 大悟
107島野 翔太
108吉田 壮良

小出と吉田入れ替わり。
一人一人話を聞くと、松井・高杉・島野・加藤4人も逃げたいとのこと。
逃げてくれないと後手になるので、うれしいやる気。10人以上いたら自分もブリッジすると伝えレースに臨んだ。

[Photo by 三井至Facebook]

総合10位で呼ばれて前へ
スタートラインの幅が狭いので、純粋に前はありがたい。
半周以上パレードで進み、駐車場横の登りよりリアルスタート
初めは前の利を生かして反応していく。
作戦通り高杉、島野両名がアタック合戦に参加
しかし、残念ながらイナーメ入れず7名の逃げが形成

 

[Photo by 三井至Facebook]

まだ序盤、これはあかん!と吉田を引き連れ先頭に出る。
危機を察知したシエルブルー鹿屋2名が先頭を引いている、その後ろはブリヂストンが5人以上固めて逃げを確定させたい感じ。
「イナーメも先頭交代入る」
そう伝え吉田とコントロールに参加する。弱虫ペダルも1人入ってくれた。
監督からタイム差37秒を教わる。まだ振り出しに戻せる距離だ。
5人で回し、吉田に多く引いて貰う。
まだJPT初年度の20歳だ、西日本クラシックからスポンジのように水をえた魚だった(意味不明)
走り方、スキル、などすぐに吸収し実践していく素直さ。本当に武器だと思う。これが若さか…。

 

JPTで「後方にしかいられないくて面白くない」、「引きずられるだけでレースに参加できない」と言って辞めていった人を多く見送ってきた。
それは一部事実であるが、一方で己でそこを居場所にしているだけだなのだ。
新規参入者にはそんな固定観念に陥って走ってほしくない。
いま間違いなく吉田は誰のレポートにも書かれないかもしれないがレースを作っている!

 

しかし、逃げ7対追走5で詰められるとは思っていない。
詰められそうなタイム差を開かせないことで、ブリッジの動きの呼び水になればよい。
他のチームメイトも上がってきて欲しいが、やれるメンバーでやらねば間に合わなくなる。

すると、半周ほどコントロールして駐車場坂へ入ってく。
吉田が先頭の時に入部選手(シマノ)がアタック
「追わなくていい!ペースで引けばいい」と伝える。
単騎では厳しいし、入部選手なら追い付きかねないが脚は間違いなく使うだろう。
しかし、シエルブルー鹿屋の選手は我慢できずブリッジへ行ってしまう…これも若さか。
それを追って複数チームがブリッジが掛けたので、流石にこれにはついていく。
吉田は引いてたぶん苦しんだが何とか耐えてくれた。

 

この後、このブリッジは失敗したが集団は活性化
比護も追走アタックを仕掛け、その動きを誘発した。
その流れの中で加藤が動きにのり、6名の追走集団を形成。それを見届けて自分は下がった。
この動きは功を奏し、10周目に加藤が逃げに合流を果たした。

 [Photo by 三井至Facebook]

11名の先頭集団に再構築される。

ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、細川健太(弱虫ペダルサイクリングチーム)、渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)、香山飛龍(シマノレーシング)、松田祥位、兒島直樹(以上TEAM BRIDGESTONE Cycling)、畑中勇介(KINAN Racing Team)。
内田宇海(弱虫ペダル)、佐藤健愛三工業レーシングチーム)、入部正太朗(シマノレーシング)、山本元喜(KINAN Racing Team)、小山貴大(群馬グリフィンレーシングチーム)、加藤辰之介(イナーメ信濃山形)。

 

集団はここで落ち着き、中盤から終盤まで比護が前に入って守ってくれる安心感
イナーメチームで固まり、愛三、キナン、BS、シマノ、マト、イナーメの位置をとる。
今回比護が自分の捨て身のアシストで下りで前にいく、駐車場の登りもバチバチ前に行ってくれてる。
さながら肉弾列車で誰も弾けない、なんと心強いことか。

比護、自分で前を固定し松井、高杉、島野、吉田で後を固めた。

[Photo by Facebook 高杉 知彰]


そんなか終盤を見据え、愛三がコツコツとタイム差を詰めていく、
18周目にタイム1分となり宙ぶらりんしていた追走を吸収、調整に入り少し緩む。

逃げ集団からポロポロ選手が落ちてくるようになり、タイム差は分かるが状況は分からず。
加藤が落ちてこないので、奮戦しているのはわかる。

 

20周で残り5周になると、BSコントロールに移り9分台から8分台のラップタイムに縮まりペースが上がる。
集団がずっと一列棒状となり、遂に最終周に入った心臓破り下り前に疲労困憊が見て取れる加藤が吸収された。
「加藤!よくやった!」思わず叫ぶ
「あとはお願いしますっ!!」を振り絞った声に「応!」と答える。

振り絞る走りと声に鼓舞される。

[Photo by Facebook 高杉 知彰]


翔太に守ってもらいつつ、最後は高杉さんと坂かち上げに耐えスプリント
最後の勝負は駐車場坂の3分登り、しかしそれに至る前の下りで位置取りが悪かった。
先頭でトマ・ルバ・孫崎大樹選手(キナン)、フランシスコ・マンセボ・ペレス(マト)選手のアタックしているのが見えるが、追うには大量の千切れ選手を捌かねばならず出遅れた!

なんとか愛三やBS、シマノ誰もあきらめていたないお陰で数珠つなぎで繋がり頂上まで持った。
3名先行、6人ほど数秒差で追っている、連なるように第三集団の先頭付近に高杉さんが先行している、自分が集団最後尾
下り中に前がけん制して合流、トレインもなく入り乱れてカオス
そんな中、追い付き様に500mからスプリント開始!そしたらちょうど高杉さんのスプリントで左に出たラインと絡んでしまい大失敗。
声かけあう余裕がある場面じゃなかったのあって、やらかした。
お互いコケはしなかったが微妙なスプリントになってしまい北野13位でした、高杉24位でした。

 

序盤逃げられず、先頭交代に入ららねばならず無駄足
最後の高杉さんとのスプリント連携が出来ず、お互い絡んで順位を下げてしまった反省点
チームメイトが効果的に動いてくれたのに、最後に自分のコミュニケーション不足で失敗してしまい高杉さんに皆にも申し訳なかった。
この場でも謝らないといけない。

 

しかし、終わってみるとブリッジして最後まで逃げた加藤が敢闘賞!

[Photo by Facebook 高杉 知彰]


あれだけ仕事した吉田もこの長丁場を完走し、生まれたての小鹿だがすばらしかった。
イナーメは全員も完走し、本当にチームの質が上がっているように思う。

塩澤に至っては、変速トラブル・パンクして尚完走したのだから化け物である。

 

自分は今日の結果で総合14位へ陥落、総合を守るのはなんと難しいことか。
総合一桁の選手は常にシングルリザルトを残し、チーム力・個人の能力すべてが高い。
いままで見上げるだけだったが、今となってその実力・完成度を実感する。
しっかりアクティバイクリカバリーで回復させ、翌Day2でシングルを取りたい。

 

福島復興サイクルロードレースシリーズ2023 ツールドかつらお Aクラス総合優勝レポート

本州最長ロードレース、200kmを超える「ツール・ド・ふくしま」
2023年9月9日(土)・10日(日)開催予定
このチケットが今回の「ツール・ド・かつらお」総合優勝者のチームに送られると聞いて急遽参戦
葛尾村がツールドふくしまのゴール地点でもある。

tour-de-fukushima.jp

 

[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2

52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン

ホイール:ROVAL RAPIDE CLX I

タイヤ :MICHELIN POWER CUP CL, 700x25mm/ 使用気圧5.6bar

ホイール:ROVAL RAPIDE CLX I

タイヤ :MICHELIN POWER CUP CL, 700x25mm/ 使用気圧5.6bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト

ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)

シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア

インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜

アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート

回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓

ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院

 

[準備編]
 先週の西日本クラシック150kmの疲れが取れず、月曜・金曜日にIGAスポーツ整骨院でケアしてもらう。
流石に毎週レースなので、このレースには調整せず普通に練習して疲れを抜かず(抜ききれず…)参加

 

葛尾村を中心に回りまわる「ツール・ド・かつらお」は、公道レースにして屈指の難コースだ。
1時間で600mは登れるので、実際ヒルクライムイベントに近い。
そんなコースを2日間で3レース走る。

種目1:11㎞コースタイムトライアル(左回り)=11km 200m up
種目2:11kmレース3周(右回り)=33km 600m up
種目3:28kmコース2周     =56km 1200m up

前回・前々回大会はコロナ禍でレースがなかったため、大盛況だったが今回は少し寂しいエントリー状況。
しかし、粒ぞろいで未来のツヨツヨ選手たちが集まっていた。

 

[ライバルたち/敬称略]
菅野 蒼羅/日本大学
穴澤桜晴/取手第一高校
佐藤 愛将/学法石川高等学校
松島 寿樹/OTR
香野 祐一
幕田 亮/TeamWangun
金子 大介/Team ネコちゃん
伊藤 洋平/ヶ岳ジャージ
三宅 太生/AVENTURA
長谷川 大/イナーメ信濃山形

etc

 

東北自動車道からアクセス、郡山JCTから葛尾へ向かう風景は遅い春が始まったばかりで美しい。

 

[第一ステージ]種目2:11kmレース3周(右回り)=総距離33km/獲得標高600m

 

TTが先だと思っていたから、RRが先ということにシクロクロスマスターズチャンプの生田目さんのご指摘で気づく。
15分前に準備してギリギリスタートに間に合った。

 

この11kmコースはスタートからピークまでは群馬の心臓破りのようなアップダウン、下りは道幅の広いS字コーナーが続く。
それが終われば、緩斜面でスタート地点へ戻るコース。

金子大介選手、通称ネコちゃんや、走る解説者の相原晴一郎氏いわく菅野蒼羅選手(日本大学)が強いと解説あり
そのあたりの選手に注意して、チームメイトの長谷川大くんと連携して1ステージは取りたいところ。

 

ローリングはゆっくりスタート
特に血気盛んな選手もおらず自分が先頭でスタート
バイクが離れても誰も動かないので、ペースアップしておく。
距離は短いから楽していても仕方なし

金子選手が笑いながら付いてきて、ペースを維持してくれる。
一列棒状になりながらアップダウンを終え、下りに。
道幅も広く、菅野選手や長谷川君が先頭に出たのでその後ろに入る。

 

ストレートで72km/hにまで出る。ブラインドの左コーナーで前の二人がブレーキをミスり曲がり切れずコースアウト


釣られる様に7人ほどがコースアウトしていった。
自分は前2人がいなくなり先頭に。
28Cのチューブレス、ディスクブレーキのため曲がり切れないような恐怖心もなく、危なげなくイン側を抜けて落車に巻き込まれることもなかった。

後ろを確認するともう復帰は厳しそう。。。
香野祐一選手、穴澤桜晴選手(取手第一高校)らが追い付いてきて、これはアカンね…とレース再開。
既にレースは8人ぐらいに絞られてしまった。

まだ1周である!

[Photo by 井上和隆]


緩斜面に入り、ペースを上げる。
金子選手がすかさずチェックしてくる。
坪井・穴澤選手(取手第一高校)や佐藤愛将選手(学法石川高等学校)、香野選手などと交代しながら登る。
向かい風の緩斜面でなかなか皆辛そう。
ところどころペース上げ下げをして皆の様子を見ながらクリア、2周目に入る。

[Photo by 井上和隆]


心臓破りのようなアップダウンをペースアップすると残るは6人くらい。
下りで香野選手が先行したので、周りの選手に任せる。
ブリッジしてより苦しいものにしようかと画策して、実行。

2周目の緩斜面終了時には金子選手、穴澤選手(取手第一高校)、佐藤選手(学法石川高等学校)に絞られた。
ネコちゃんが不気味な動き、JCLのステージをとって男だ、スプリントは一番強そう。

[Photo by 井上和隆]


3周目最終周に入った、再度アップダウンでペースを上げる。
これについてきたのは金子大手、振り切るべく踏み続けるがピークまで離せず。
下りも引いて最後の緩斜面へ

そこで「自分オープン参加なんで順位つかないんですよ」まさかのカミングアウト
ここで言う?笑

とりま、総合争いはタイム差なので、緩斜面は普通に頑張りゴール
譲ってくれてホッとする。いい男やね。

[Photo by 井上和隆]




その後、すぐにタイムトライアル


[第2ステージ]種目1:11㎞コースタイムトライアル(左回り)

総距離11km/獲得標高200m


普通にTTヘルメット、シューズカバー、セパレートワンピ、GIANT TRINITY、ディスクホイールで機材本気モード

[Photo by 井上和隆]


5位 17:23 平均280w だいぶ悪い数字でゴール

しかしポジションはまだまだ未完成で数年ぶり乗ると全然だめ、疲れもありこの3ステージ出せるパワーは低かった。
TTポジションでパワー出せない、今年はTTバイク乗る機会がもう少しあるので、煮詰めていきたいところ。

 

1位は菅野選手(日本大学)、ノーマルバイクで15分58秒av41.32km/hをたたき出し優勝。
前評判通りの走り、1ステージで落車リタイアが悔やまれる。
総合は3位の穴澤選手(取手第一高校)に17秒ほど詰められたが、第一ステージの1分差貯金があり総合1位で1日目終了。

 


夜は「イイトコ」に

iitoko.or.jp

趣味複合施設イイトコ (@iitoko_or_jp) / Twitter
LinkTOHOKUさんが作った趣味の家
男の子にはたまらない!!
素泊まり5,000円から、施設利用料別
人数集めて貸し切り合宿にしちゃうと施設使い放題でなお楽しい。


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競輪選手になったかつての練習仲間、いや今はDJ木村皆斗くんと夜はふけていった。

夜も寝る暇がないくらい遊びつくして、クイーンステージへ挑む

 

[第3ステージ]種目3:28kmコース2周

総距離56km/獲得標高1200m


眠いの寒いのでスタート前30分に会場到着。
パレードで下り中にGarminのラップが1秒刻みにオートラップが始まるバグ、ぴこんぴこん煩いので黙らせようとするが上手くいかずレース中ずっと煩かった。
驚異のレース後、ラップ数356を記録していた。
そんなことに悩まされつつ、リアルスタート

[Photo by 井上和隆]

チームメイトの本日合流、遠藤裕太くん、昨日落車した長谷川大くんがガンガン最初から上げて坂を登ってくれる。

 

11km地点、初めの登りピーク前に遠藤君が単独先行したのでブリッジ。
ほぼ皆ついてきた、その後踏みやめると三宅太生選手(AVENTURA)ら3人ほど抜け出した。
その後、三宅選手単独になったところで、長谷川君が単独追走。イナーメから一人逃げに入れられていい戦局となった。

 

14km地点の「かららおKOM」へ2人逃げ、集団となるがKOM前に集団が分裂、伊藤洋平選手(ヶ岳ジャージ)、松島寿樹選手(OTR)や幕田亮選手(TeamWangun)たちが前に行く。
自分は待って待ってブリッジ。
この動きに反応してきたのは菅野選手(日本大学)、穴澤選手(取手第一高校)、金子大介選手たち
この段階で集団は前2人、追走7~8名になっていた。遠藤くんと一緒に抑えめで先頭を引く。

 

勝負どころの「もりもりランド」2.79 km/216m UP/平均7.6%勾配に突入する。
すると、菅野選手(日本大学)がペースアップ。
ガツガツしたアタックではないので「マーク、マーク」というが誰も追わないので自分で行く。
しかし、全然段々ついていけずへこたれる。こんなはずでは。。。周りに任せて防衛戦へシフト、今日は俺の日ではないと悟る。

[Photo by 井上和隆]


伊藤洋平選手(ヶ岳ジャージ)が一人追っていった。
段々離れていく菅野選手、伊藤選手を見ながら、もりもりランド頂上キャンプ場あたりで逃げ2人が見えてくる。
ピーク前で菅野選手が追いつき、二人を引き千切っていった。伊藤選手は逃げ2人に追いつく。

[Photo by 井上和隆]

 

ピークを越えて、菅野選手は見えず、逃げていた前2人+1人は見えているけど追い付かず下りへ入った。
松島寿樹選手(OTR)と2人だけになった。くねくねのもりもりランドを降りる。
かつらおラスト4kmは広い県道に出る。その段階で穴澤選手、金子選手が追い付いてきた。
4人で前を追い、緩斜面の下りで前3人を吸収した。
残っているのはイナーメ北野、長谷川。穴澤、金子、伊藤、松島、三宅選手の計7人
逃げているのはただ一人、菅野選手のみ。

しかし、登りに入るとバイクからタイム差50秒といわれる。
追うしかないが、正直今日の自分のコンディションでは厳しいと思っていた。

 

そこからは長谷川君と自分でもガンガン引く、穴澤、伊藤、松島選手も積極的に入ってくれてペースは緩まない。平地は金子選手も落とさず引いてくれるあたりよく分かっている。さすがに坂のピークになるにつれ皆の疲れが見えるので、ピークは自分が固定で引く。かつらおKOM前までで30秒まで詰めたらしい。
しかし、もりもりランドまで追い付かず万事休す。

 

もりもりランドは全開走をしようかと思っていたが、そんな調子ではなかったので再度防衛戦に徹した。
長谷川君と伊藤選手が先行し松島選手・金子選手と仲良く登る。
ここまで食いついていた三宅選手や穴澤選手が遂に脱落した。
三宅選手は序盤から逃げて一番脚を使っているのによく耐えて素晴らしい走りだった。
穴澤選手は全身を使った粗削りな走りだが、根性と若さが溢れてて高校生としてあっぱれ。
未来が楽しみの選手だ。みんな覚えておいてください。

 

2回目もりもりランドをクリアして、菅野選手1人逃げ、長谷川・伊藤選手2名が数秒先行、北野・金子・伊藤選手で追う。伊藤選手は大通りに出るところで足が止まったのでパス、足が攣ったらしい。登り積極的で大変強かった。
北野、長谷川、金子、松島選手の4人となる。

金子選手は言わずもがな、松島選手は長身でありながらペダリングも綺麗で老練な走り、下りも登りも一番無駄がない。

この二人と勝負となった!

長谷川君が残り2~3km地点でアタック、まあ2人とも自分をみてお見合い。
それは決まるやつ~
申し訳ありませんが付き位置に徹し、残り2kmで金子選手がアタック、伊藤選手を追わせて疲れが見えたところで単独ブリッジ
すんませんすんません
金子選手へ追い付こうとすると、残り1kmからスプリントを開始したので付き位置
すんませんすんません
長谷川君が4秒差で逃げ切ったのを見届け、金子選手を差して3位入賞
すんませんすんません

これでもかってくらいチーム戦をしてしまった。

[Photo by 井上和隆]

優勝日大菅野選手、2位長谷川君、3位北野
菅野選手・長谷川君は1日目落車して総合にはいないので、私が総合優勝となった。
菅野君の強さ際立つレースだった、彼は間違いなく日本トップ選手になるだろう(既になっている)

ゴール後、長谷川君から「北野さんなら後ろは取ってくれると思ってたので思いっきりいけました」とのこと。ロードレースでチームメイトの心の支えになれたので良しとしよう。

 

終わった後は、葛尾村ジンギスカン・カレー・エビ※が無料で振舞われる。

すぐにお昼としていただき大変満足度の高い大会だった。

※国内最大のエビ養殖場があるのだ!www.minyu-net.com

 

[Photo by 井上和隆]

福島の大会はいつ来ても、ホスピタリティが高く満足度が高い。

是非皆様も足を伸ばして参加してみてきてほしい。

 

では、ツール・ド・ふくしまでお会いしましょう。

こっちは完璧に調整して挑みたいところ。

 

まずは次週、東日本クラシックである。

第57回JBCF西日本ロードクラシックDAY-2 JPT インサイドレポート

第57回JBCF西日本ロードクラシックDAY-2 JPT インサイドレポート

播磨中央公園特設コース 7㎞×21周回=147km

 

[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2

52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン

ホイール:ROVAL RAPIDE CLX I

タイヤ :MICHELIN POWER CUP CL, 700x25mm/ 使用気圧5.6bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト

ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)

シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア

インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜

アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート

回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓

ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院

 

[気候]

晴れのちスコール晴れ

平均気温17.3 ℃/最低11.0 ℃/最高26.0 ℃

 

[ウェア]

S-RIDE TEAM 半袖ワンピース

ダイナミックメッシュインナー

アールエルソックス(R×L SOCKS)) バイクソックスTBK-300Rイナーメ信濃山形モデル

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今年のサンボルトウェアをおろす、端の処理がエアロになった、フィット感も上がり間違いなく最大の抵抗である上半身の抵抗を減らしてくれている。

 

[食事]

朝食パスタ

間食おにぎり4個、あんぱん2個、サンドイッチ1切れ

アクティバイクリカバリプロテインをスタート1時間前に一杯(エネルギー追加)

 

間食おにぎりいれるボリューム・時間に反省あり

3時間前までが食事ボリュームゾーン、あとは調整的な食べ方に徹するべし

 

[イナーメメンバー]

塩澤 魁

北野 普識

比護 任

牧野 郁斗

吉田 壮良

島野 翔太

加藤 辰之介

小出 樹

 

[作戦]

掛川に続きこのコースは逃げ有利、後ろは地獄で人権なし

つまり、逃げに一人でも送り込むことが肝要

1人1人にその話をして、必ず逃げに乗る。

逃げに誰も入れなければ、全員で追走をかけ振り出しに戻すことを伝えた。

 

[レースレポ]

[Photo by 三井 至]

まだ総合10位で前に呼ばれる。

この位置はやる気のある血走ったメンバーがすぐ寄せてくるのでプレッシャーを感じる。

 

[Photo by 三井 至]

今回は初めてクリートがハマり、ローリングでも位置を落とさずリアルスタートともに前の方で打ち合いに参加できた。

動きは複数あるが決まらず、2周目に入るところでマンセボ選手が単独抜け出す。

先頭はお見合いで誰も追わず泳がされてる感じ、小出樹が上がってきてくれて、私は一旦下がる。だんだんペースが上がり3周目前にマンセボ選手を吸収する。

 

3周目のコーナー連続あたりで6人逃げが発生、小出が入ってるのを見て見送る。

逃げはマンセボ(マト)、トマルパ(キナン)、キアニ(FIETS)と小出らが回し他は抑えだったらしい。小出は空力良く逃げて周りを休ませぬ鬼。だいぶいい流れ。

[Photo by 三井 至]

この逃げはあっさり決まり、マトなどが主体で道塞ぎが始まりサイクリングへ移行、2分ぐらいすぐに開いた。

サイクリング中に小出樹が逃げてくれているので、チームメイトに上がってこいと指示

塩澤、牧野、島野、加藤、比護が上がってくる。

トレインを組みシマノ、愛三、マト、キナン、BSの後ろを取る。

 

「樹の逃げを無駄にしちゃいけないぞ」

 

そう伝え、逃げてもない追走するわけでもない選手は断固として入れない。

塩澤が理解し弾いてくれるし、比護が蓋をすれば無駄な小競り合いはすぐに落ち着いた。このお陰でだいぶ楽に周回を重ねることが出来た。

[Photo by 三井 至]

 

初めはシマノが煮え切らないコントロールをしていた。

すると群馬グリフィンや弱虫ペダル、Bellmareから1人づつ追走の選手が選出され前に上がっていった。逃げに送り込めなかったチームだ。

しかし流石に多勢に無勢で段々コントロールは愛三、シマノが主体だ。

8周目60kmぐらいからシマノ、愛三が前に固まりだしペースも上がり不穏な雰囲気

これは坂突撃からの高速発射があるやつ!

「次の展開があるから、動けるように」と塩澤や牧野に伝えておく。

 

実際ペースアップが始まり、緩やかさは終わり。

9〜12周目と41km/hで進行、雲行きが突然悪くなり展開と相まって風雲急を告げる。

スコールと共にハイペースが敢行される!

13周回は43km/h、10分11秒NP5.2倍まで上がりきってから「はりちゅう登り」でガツンとかかった。

中切れを捌きながら390m43秒8.1倍で登りきると、集団は細切れ。

[Photo by 三井 至]

ただまだ崩壊はしていないので、無理に追わず下がりながら息を整える。

再合流をしたときには集団30名ほどになっており、イナーメも塩澤、加藤に絞られた。しかし、集団はプロチームばがりで層が厚い。

愛三さんさっきまであんなに引いてましたよね?ビックリスペクトですよ、こいつは。

 

ペースが落ち着くとスコールのような雨も落ち着いてきて晴れる。雨は痛かったが今度は晴れて水しぶきと逆光。ほんとオールウェザースポーツの辛さを身に沁みて味わう。

[Photo by 豊田 華奈]

ほどなくして小出ら逃げ6人を吸収した。

小出に労いの言葉をかけようと思ったが先頭交代に入り、ペースアップを企てだしそれどころではない!マグロか。

 

一旦休まった先頭集団からペースアップやアタック合戦が始まる。

ここからは自分も主体的にブリッジしていく。

コーナーの多いコース前半は踏みどころ少なく、あまり動きないので回復ポイント。

と思いきや、逃げの動きが起こったので塩澤に埋めてもらう。

 

後半の道が開けてスタートラインと交差する区間はアタックが頻発する。2~3度アタックに反応し、少し抜け出すが後ろも追ってきてすぐ吸収される。

 

18周目まで小出は前でずっとペースを作り、はりちゅう坂も皆嫌がる登りだしを先頭で入っていく一騎当千の活躍。逃げていた選手の走りではない。

ここまで走りを見せられて、自分が応えなくてはと心を鼓舞される。

本当のアシストは一緒に走るチームメイトに覚悟を与える。

 

残り2周、小出が力尽きイナーメは塩澤と私の二人。

坂で岩田聖矢(弱虫ペダル)選手がペースアップしたり、道が広がったところで小山貴大(群馬グリフィン)がアタックなどしておりチームメイトはほぼいないのに動けている。

強い。

これらの動きは全て封じられ集団は最終的に28人になった。

ここからはマンセボ選手が先頭固定となり最速ではないが遅くもない一定ペースとなる。この逃げていて選手たちの仕事量おかしくない?

[Photo by 三井 至]

 

そのまま大きな動きはなく、最後の坂へ向かっていく。

既にこの天気とコース、展開で皆疲弊しきり集団スプリントの雰囲気

最後の坂はチームトレインで愛三、シマノ、マト、キナンが飛び込んでいく!!

しかし、皆脚が限界で頂上に向けて抜きんでる者なし

牽制のようにクリアして、その後の下り基調で前に出…られない!

ぐあ、坂をクリアした順でゴールへ流れ込んだ。

スプリント出来ていたのでは先頭3人ぐらいだったか…

優勝岡本勝哉(BS)選手

アシストもなく、同じような単騎で同じ位置ぐらいで坂を上りだした筈なのに。

強すぎる。

才能の差を感じる、あの苦しい登坂をして無酸素で踏める力、カンも何もかも。

 

届かず誰も抜けなかった自分は11位に沈んだ。

樹のMVPの活躍に答えねばならなかったのに…。

前半皆に守ってもらって、終盤は塩澤を使い、そして小出の活躍献身に答えねばならなかった。

この先頭を取れば優勝の戦いの中で、坂の頂上を取りに行かなかったことが今も慚愧に堪えない。

 

チームとしては終盤アシストしてくれた塩澤20位

逃げて引いての破竹の活躍の小出30位。

現在チームランキング7位、個人総合10位を薄氷の上で守っている。

 

自分こそがブレイクスルーしないといけない。

すぐには出来ないのは分かっているけど、まだやれることはあるはずだ。

後半戦までにそれをつかみ取ろう。

 

まあ、レースは終わった後は温泉部いって全てを流した♨
滝野温泉 ぽかぽ

評価3.8/5 カルシウム・ナトリウム・塩化物泉 

いわいる海水系、肌攻撃性が高い。でも泥で汚れた消毒にはもってこい。

レース後流すならここね。

前田製菓のみなさんと
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第1回 JBCF袋井・掛川ロードレース Day1&Day2 インサイドレポート

月末月初業務x雨・タイヤ殺し路面の跡片付けやら交換で全然ブログ書けず

まだ総合10位に留まっているらしい…

ホビーレーサーとしては望外のJPT総合10位堅守、なんとか守っていきたい。

上を見ると錚々たるメンバーしかいないが


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[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2

52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン

ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36

タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧3.8bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト

ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)

シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア

インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜

アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート

回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓

ドリンク・プロテイン:ACTIVIKEリカバリプロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院

 

 

 

【3/25 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay1 JPT60km】

・移動の苦労

掛川が千葉から思いのほか遠いいため、金曜日仕事後にすぐ移動した。結果運悪く大雨で湾岸線・首都高・東名と通る高速全て大渋滞してホテル到着は24時となった…。

神経質な運転はストレスフル、神経が毛羽立ったまま25時頃就寝

翌朝5時半起床で会場へ出発

会場到着後仮眠したが、頭も体もどんよりしてコンディションは悪い。

今までも無茶な移動はよくやってきたが、ここまではなかなかない。

 

 

・悪い路面・天候、難コース

平均気温=11.0 °C

レースは雨、雨脚は強まったり弱まったりだが基本的に強い。f:id:Assalitore:20230414190422j:image

クレーチングやマンホールの出っ張りが危ないとE2組から事前情報を頂く。

イナーメ新加入のゼブと一緒に試走して確認

ゼブは英語教師をしていて日本語も通じる、髭は濃ゆいが常に淡い笑顔をたずさえたナイスガイなので皆様是非応援してください。

 

 

・装備

イナーメオイル=Very Hot!! & Rain Gel 腹・腰・足によく塗りこむ

レインウェア=Rapha pro team race cape 絶版品

インナー=ダイナミックメッシュインナー

ジャージ=サンボルト S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース

水の浸水・張り付きを防止して寒さに備えた。

 

 

・day1レースレポ―ト

スタートで総合10位にまだ残っているらしく呼ばれる

ありがたいがクリートハマらず最前列スタートの利を失う、とほほ

 

出だしからスピード早く、コーナーの度に人が減っていく。

開始15分ほどでイナーメは松井・高杉・北野・塩澤になる。

 

30分くらいに落車が続き、塩澤と2人になる。

後ろを見るともう先頭集団は20人を切っていて最後尾

 

「この位置はよくない、前行こう!」と塩澤に伝えるが既に私も虫の息

前のS字でハスり落車が起こり中切れ→埋める、次のS字で前の選手が生け垣に突っ込んで中切れ→埋める。

 

2連続落車中切れに小林海選手が「やばすぎるだろ…」と呟くのに全力で肯定しつつ、「最後尾は地獄だぜHAHAHA!!!」とノルスタルUSAオジサンの声が頭に響いていた。

そんな展開に体は限界、40分ほどでオールアウトし先頭集団から脱落した。

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後ろから来た第2集団にもつけず、第3集団の高杉さん・小出のいるグルペットになんとかしがみつき引いて貰って37位で完走した。

 

チームからは塩澤魁が先頭集団に残り自身最高位の13位!残ってくれて良かった!

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自分の反省点

防水でも水を吸って重くなるレインウェアは、重くバタつき不利と気付いた。

エコパコースは高速コースなので、バタつかない&撥水性は早く走るには必要不可欠

結局レインウェアは脱いで監督に渡した。

やはり古いウェアは不利なので最新レインウェアをそろえていこう。

 

また、ここまで心体休まらずレースだと走れないという経験が出来た。今後は睡眠時間・食事だけは何とか確保する教訓としたい。

レース後、食事と睡眠をしっかりとり翌日の英気を養った。

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富士クリテリウムで頂いて美味しさを知った。 

このお菓子は最高です!

 

 

【3/26 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay2 JPT130km】

 

朝、しっかり8時間寝て朝食もとって完璧

 アヴニールサイクリング山梨の皆さんと同じ宿だったので、横矢君に逃げ有利だからスタートから前前に行っほうがよいと唆(そそのか)しておく。

 そして宿を出発時にチームメイトの加藤とも同じ宿だと気づく、スモールワールドね

 

 

・変わらず悪い路面・天候

平均気温12.0 °C、今日の方が雨脚強い

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会場到着して行われたのはタイヤのガラス片除去

自分のパワーカップはチューブレスで、穴はなくシーラントで埋めてくれるだろうという安心感がある。

念のためイナーメのスーパーメカニック比護ちゃんがすべて取り除いてくれて、準備は整った。

 

 

・装備

イナーメオイル=Very Hot!! & Rain Gel 腹・腰・足によく塗りこむ

レインウェア=サンボルト S-RIDE スリムウインドブレーカー

インナー=ダイナミックメッシュインナー

ジャージ=サンボルト S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース

 

反省からウインドブレーカーをセパレートワンピースの内側に着てバタつきを抑える作戦。結果これは功を奏した。

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・day2レースレポ―ト

 

今日とてスタートラインに並びに行く

昨日で総合順位が落ちただろうと思い、また昨日不調不安があったため早めに後ろに並ぶ。

安心する後方スタート、雨が酷いのとディレイがありTOP10が呼ばれることもなくスタート

 

1周目終わりからリアルスタート

2周目バンバン動きがあり、3周目の桜並木登りで逃げが決まった。

入れる位置ではあったが昨日の不安を引きづっておりレースの長さも考慮してステイを選択

 横矢君がしっかり入っていて唆した甲斐があった?これが勝ち逃げとなる9人。

 ほぼ全チームが入ったので、チームトレイン固定制へ移行

 

シマノ、BS、マトリックス弱虫ペダル、イナーメ、シエルブルー、アヴニール、Bellmare、京都産業、群馬グリフィンといった並び

 

一定ペースのトレインであるのだが、別に楽でない。

むしろ地獄が顕現した。

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雨の酷さと後方の立ち上がりの辛さが常にある、そんな中でチームライン対決的小競り合いがあり、トレイン後方は地獄絵図

 

今回のレースは「人権がない」のが脳内流行ワード

 

カーブの度に集中力を求めれ、立ち上がりからの引き摺られ、トレイン位置取り、小さなミスや安全マージンを埋めるのに苦労する。

それを1周中に何度も何度も繰り返させるのでバイクコントロールや立ち上がりインターバル力、FTPなど総合力を問われるレースになった。


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イナーメは松井、高杉、塩澤4人で組むも、段々と減り9周終了段階で塩澤と2人になる

一列棒状の後方はマジ人権がない。

トレイン前と後ろで苦しさが違いすぎる。。。皆餌食に。

 

淡々と消化される中でシエルブルーや弱虫ペダルの2チームは逃げに乗っているが後方地獄に晒され、メカトラ等で一人一人と居なくなっていった。


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人が減ったので塩澤から「マトリックスの後ろとりましょう!」と言われ、マトのエドガー選手の後ろを定位置に納まった。

13周ぐらいで横矢君が逃げからドロップして落ちてきた、いやJPT挑戦初年度から天晴な逃げだと労う。

 

14周終了時、キナンの新城雄大(だいゆー)がメカトラで逃げから脱落、キナンが引く事になるが多勢に無勢

新人賞ジャージを着る津田くんが自ら集団後方に降りてきて「先頭交代入って回ってくれませんか」と交渉しにくる。

 

後方で逃げに入れず残っていたのは、Bellmare (1人)、京都産業(1人)、アヴニールサイクリング山梨(2人)、群馬グリフィン(3人!)

もうイナーメは私一人だが交代に入る、逃げ切られても勝負に絡めないのは何のためにレースに出ているんだ?という気になる。

 

ここで参加したのは、Bellmare関口選手、アヴニール横矢(!)、イナーメ北野の三人。


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正直3人残している群馬グリフィンは1人サクリファイスを出してほしかったところ。

 そして逃げてなお、まだメイン集団に残っているチームメイトのErik選手のため追走に入った横矢君は凄い貢献力は皆記憶しておいてほしい。


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キナンは畑中、白川選手、更にパンクから復帰した新城選手の3名で懸命の追走を試みている。

 この人数でも仕事をし続けるのがプロのすごい所である、必死の引きに尊敬の念しかない。


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そこに我々3人も入る、これで6人力だ!と思ったが。。。残念ながら、頼れる仲間は転倒、逃げ疲れなどで1~2巡でおさらばしてしまった…。


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交代に入るのは私のみとなり、キナンの皆さんと15-17周ほど先頭交代に入るが段々回れなくなりバットコンディションに疲弊して崩壊。

 誰も前に出られなくなり、今村選手が逃げているBSがコントロールになるとタイム差は更に拡大に転じた。

 結果的に骨折り損のくたびれ儲け、しかしやらねばならないときもある。監督からジェルボトルの補給をえて最終盤に備える。


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イージーペースに落ちて迎えた残り2周で桜並木の登りでアタック合戦が始まる。

 ここでふるい落としになるが、最後休めていたこともありなんとか耐えられる。駐車場でも複数のアタックがかかるが、長い距離走ってきたせいか皆持続力はない。

 

下りで落ち着き、最終周はまとまって進行する。

 6位争いとなったこのメイン集団は、最後の駐車場からアタックが続き、下りが激早!

 ブリヂストンシマノトレインの対決になり、最後にメイン集団先頭で飛び込んだのはシマノのように見えたがBS岡本選手が先着した。

 

後方地獄と先頭交代で誰も抜く足は残っておらず、後方から京都産業大学の田村一暉選手に高ケイデンスでぶち抜かれ自分は12位でゴール。集団6番手だった。


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田村選手は130km後方引き摺られてこのスプリントを発揮できるとはすばらしい。

 

 そんな早速今年最大の地獄だった。

 

レース後、すぐに洗い場で比護ちゃんに洗浄してもらう。

3時間半近い雨風に晒され穴という穴、肌という肌から泥がとれない。香川さんから目薬をいただき砂を洗いながした。

 感染症も心配だから、雨レース後はしっかり皆さんうがいをしましょう。

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単騎でやれることはした、やはり逃げなくては後手に回り勝負に絡めない。

やはりチームでもう少し動けるようになりたい。

次回、播磨は昨年も逃げたがパンクで終わったレース。

タイヤもケチらず新品にした、今度こそ。

第1回 JBCF志布志クリテリウム インサイドレポート

第1回 JBCF志布志クリテリウム

鹿児島二連戦2日目

昨日の疲労で膝をつく吉田(愛称そらまめ⇒まめ)
19歳でJPTロード完走出来て将来性抜群、私は20台前半は全然完走できなかったぞ
元気出せ

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[コース]

志布志しおかぜ公園横の2.9㎞のL字コース

基本2車線で広いのだがホームストレート半分のみ1車線と狭くなる。
狭まるところか集団が詰まり、横風区間でもあり一列棒状になり危険が危ないでんじゃーゾーン
そして風、しお風というには強烈すぎた。

[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36
タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧4.2bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院

 

[レース予想]
第1回 JBCF志布志クリテリウム

作戦は私がスプリントで、若手は動いて目立てで最後はスプリントトレインを組んで残り1kmの連携は詳しく試走で話した。
そして愛三エクスプレスが最速最強に間違いはない。

メンバーは変わらず8名 
自分はスプリント集中
加藤、島野、比護が主軸
大塚、吉田はサポート
小出、高杉はクリテリウム弱気
 
[レースレポート]

(Photo by 三井至)

嬉しい嬉しい前からスタート、以外と憧れていたかもしれない。
年甲斐もなくドヤってしまう。
そんなことしているからスタートクリートキャッチミスって出遅れたのはここだけの秘密だ。

気を取り直して集団内から様子見、序盤は島野が動いてくれてレースの様子を観察する。
風のせいでなかなか逃げはできそうにない。
中盤に緩んで行けよ感あるなか加藤が足を使って逃げに入ってくれた。
 
集団後方に下って、チームメイトに前に行くよう指示
島野、小出ははじめから前で位置取りしてくれるので楽に前に入られる。
彼らのおかけで今年は自分の負荷が減って大変走りやすい。こんなに変わるものなのか。

(常に守ってくれた島野翔太、小出樹 photo by 三井至)

 

淡々と逃げる7名
メイン集団はトレイン被せ合いや追走が起こり忙しない。
ワチャワチャしながら終盤戦に入り段々と愛三エクスプレスが形成され連結加速安全運行が始まる。
その後ろはライン対決の様相で愛三、シマノブリヂストンシエルブルー鹿屋、弱虫ペタル、なんと山中湖アヴニールもトレイン組んで突貫してくる。
その中を小出が残り2周まで守ってくれて、風下に自分を入れる為あの体で風上を走ってくれる姿に本当に頼もしかった。
「今日は俺に期待しないでください!」と何度も言っていた1番樹が仕事を果たしてくれた。涙が出てくるような献身と仕事ぶり、プロトンの中でも稀有なものだ。

(小出樹の心身とものアシスト Photo by 三井至)

樹の自己犠牲をみて奮起しないやつは居ない。
アシストとは本当に闘う心までアシストするのだ。
 
樹が力尽きて残り2周
一人で位置取り始めるが辛さが一気に上がる。
なぜなら他チームのトレインは3〜4人規模で被せてきて一気に位置を下げられてしまうからだ、このジレンマ
それでもキナン、ブリヂストンの後ろを取り最終周に入るストレートへ突入
 
ペースは上がりきり一列棒状の中でコーン接触で二人前が落車!
一人前はギリ避けるも左端へ退避「Fa○k!!」と残して消えていく
私の方へぶつかったコーンがスローモーションで飛んできて、何とか避けきり私も釣られて同じ口汚い言葉を発してしまった。
そしたら前は誰もいなくなり数車身離れてしまっている。
これこそファッキンな事態でスプリントして埋めなくてはならなくなったのは自分
 
ジャンがなる中踏み込んでコーナー前に追いつくもだいぶ息が上がり、足を使ってしまった。
一気に旗色が悪くなる。

(Photo by 三井至)

ストレートで息を整えていると、加藤ら逃げを飲み込まれてきた。

最高の仕事を褒めたかった余裕なし

むしろ前に入ってくれと言いたいぐらいの状況だった。

(Photo by 三井至)

 

広い道に出ると前では加速とトレイン取り合いが始まり最終戦争が始まる。
終わったアシストたちを捌き前に前に。
仕事を終えた選手らを抜くのが精一杯
スプリントするも足もなくなだれ込み先頭集団の最後尾で10位に沈んだ。
 
上位はほぼチームトレイン作れた順
自分の脚力×単騎だと常に10位くらいなんだ。
昨日はチームの協調が運良く噛み合って、上手く出来すぎだったなと少し意気消沈したクリテリウムとなった。

チームトレインで勝負する場所を確保できない⇒トレイン後方からスプリントになる
トレインの後ろ・隊列の綻びにしかいられない⇒集団後方からスプリントになる
落車の危険、リスクが高く回避しても勝負に絡めない⇒集団後方からのスプリントになる
つまり勝負に絡めないし危険なのだ。

道幅広いクリテリウムはチーム戦
いかにトレインで勝負できるか、チーム力が問われる。

チームとして勝負に関係ない集団後方の小競り合いで消耗してないで、集団前方勝負の小競り合いをしたい、して欲しい。
イナーメトレインはまだまだ未完成、伸びしろだから改善していきたい。

 
そして再現性がなければ運なんだ、運にならぬよう分析して詰めていくことをしないといけない。
それが実力になり評価される実績を紡いでいく。
 
開幕戦、鹿屋肝付ロードレース5位、志布志クリテリウム10位で総合7位
正直出来すぎである。
また問題点を詰めてクリアにしてこの順位もチームランクも上げていきたい。
 
早速来週は富士市クリテリウム
この反省を活かし、チームで上を目指そう。

第1回 JBCF鹿屋・肝付ロードレース インサイドレポート

第1回 JBCF鹿屋・肝付ロードレース JPTクラス

コース的に四角形、2辺は追い風アップダウン、残り2辺は爆風平坦
逃げが決まるなら坂より爆風平坦といった印象


[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36
タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧4.2bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

 

[レース予想]

チームの動き予想としては下記3チームマーク
纏めたいアイサンエクスプレススプリントライン
逃げたいオールエースオールキナ
どっちでもいいよシマノボーイズ・ビー・アンビシャス

それらを鑑みた上での作戦は逃げたいチームと逃げ、後半纏まるならスプリントトレイン組むよといった、ありきたりなもの

[エントリーメンバー]

チームメイトはベテラン大型新人も含めて8人でバランス良い。
小出、加藤、島野、北野は遊軍
高杉は温存後詰め
大塚、比護、吉田は位置取りサポート

[レースレポート]

島野、小出がスタートから前にいてくれてだいぶ気楽に走れる。
こんなーレースは― はーじめてー
様々なアタックが無数に起こるがどれも坂か爆風平坦で回収される。
前に出たときはスターウォーズ風に「地の利をえたぞ!」と踏み続け2度ほど下りに入る前の坂で上げたりした。
ただ数珠つなぎで中々逃げにはならぬ。

 

作戦通り小出、加藤、島野が序盤からドンパチ参加してくれて自分も必要なときだけ動けて消耗せずすんだ。
本当に嬉しいし、チーム力の強化を感じる。

 

中盤前に下り前の坂で踏んで飛び出したらトマ、入部さんなど入った追走が来て(大物が連れた!) 6人ぐらいで逃げ開始。

(Photo by 三井 至)

しかし、もうこのペースと爆風平坦に出てからの高速ローテがきつ過ぎて地獄逃げ。
それでも坂区間に入ると集団から追走が数名入り追いつかれた。
個人的にこの吸収は絶望ではなく救いの希望だった。
「キツすぎ…ありがとうございました」と逃げグループにいうと「まじキツイな…」と返され同じ気持ちを共有した。

 

その後は加藤がスルスルと、足を使わず逃げに入り数周逃げてくれて集団で休めた。


(逃げにのる加藤 辰之介 Photo by 三井 至)

それもまた愛三エクスプレスが引き出すと二周で吸収
次の動きで河野選手(BS)の単独逃げが始まった。
レオモの才田さんが単独追走していった。
余談だが河野選手に才田選手は追いつけきれず、8秒差で2人とも3周ほど単独TTしていたらしい…、恐ろしや。

 

流石にこれまでのドンパチと一人逃げ2人という安心感で集団は凪いだ。
小出がきて北野さんどうします?引きますか?と言うけど、単独だしまだ様子見でいいよと伝える。
なぜか吉田(19歳!)が先頭を引いていたので声をかけに先頭に出て小出、吉田、自分で軽く引くことになった。
本気で追うには早いし適当に疲れない程度にコントロールする。

 

そのペースに業を煮やしたアタックがかかって動きが再開、もう終盤に入っていた。
5名ほどか(渡辺和貴も入っていた!) 追走集団が行ったが、愛三も入っておらず逃げてみた者としては、集団強しで逃げ切りはないなと思う。
そして最終列車愛三トレインが形成されどんどんタイムは縮小していった。

 

残り2周7名になった逃げが見える。
 島野が「どうなりますかね?」と聞いてきたから「スプリントだよ!残り2周で逃げ切れる奴なんていない!」と返す。島野も序盤から前で位置取りしてくれて反応しまくり(しすぎ!)で疲れが見えるがあっぱれな動きをしている。

(常に前にいて反応してくる今年加入の北海道男児 島野 翔太 Photo by 三井 至) 

 

小出は危なさそうな逃げは何度も潰すか入ってくれたし、自分の状況をコツコツ伝えてくれるので、ミスコミュニケーションがなく助かる。これは本当に大事なことだ、欧州もプロも見てきて彼には色々教えてもらうことばかり。うちに来てくれて本当に良かった。

(UCIポイントを引っさげて今年加入した小出樹 Photo by 三井 至)

 加藤に足はあるか確認、攣りそうですと弊チームの米津玄師はハニカム。なら無理すんな、明日もある。

 

残り2周の坂に入る前の横風区間で島野が前におり、比護、吉田がまだ残っているのでトレイン組むぞついてこいと喝
「無理〜」という声が聞こえるが、最終局面だぞ最後は心で踏むんだよ!
最終周のジャンを聞きながら自分で位置取りを始める。

(Photo by 三井 至)

愛三エクスプレスは健在、シエルブルー鹿屋、キナン、シマノは仕掛けており混沌としている。
混沌の中から島野が「北野さん!」と叫んで引き上げてくれた。
最後の横風区間を抜け、イン側が空き島野君へ「インいけインいけ!」と指示を飛ばす
しっかり前に出たところで、我々の後ろから比護ちゃんが単独アタック!!

特に指示もしていなかったがタイミングが絶妙

我々もつけないが残り1km切っているタイミングで抜け出したから集団がお見合い。
追走いくか?どうするか?のような凪が生まれる。

 

冷静さを取り戻したのはアイサンでトレインを崩さずそのまま加速、他のチームで連携崩れて開いたスペースに自分は飛び込んだ!
最終コーナーは右、残り150m
草場(愛三)、岡本(愛三)、山本(BS)、北野の順で入った!
千載一遇のチャンス、夢に見た表彰台


ココで一人でも抜かせれば…!

 

しかし、遠のく岡本選手並びかけられない山本選手…
遠い、あと少しが遠ざかっていく感覚をいだきながらスプリントして最後は石原(シマノ)に差され5位確保が自分の実力だった。

(Photo by 三井 至)

悔しさ無念さ届かない情景にハンドルを叩いていた。
自己ベスト更新したが悔しい5位
クラブチームとしては最高のポジションでスプリント出来たのにものにできず、情けないやら申し訳ないなら慚愧に堪えない。

 

そんな思いで帰ったら、岩月さんが泣いていて私ももらい泣きしてしまった。
何年も続けてやっとこのリザルト、喜んでくれる人がいる。ただそれだけで無駄ではなかったのではと思えた。

 

北野5位、温存した高杉さんも10位、私の後ろにて発射予定だったが落車に阻まれた模様、逃げた加藤も12位に入り、最高の開幕戦を切れた。
[リザルト]https://static.jbcfroad.jp/file/communique_files2/JPT_rev_63fac65fbd034.pdf

 

このチームランキングを維持しつつ、表彰台の確保まで繋げたい。

今年のイナーメ信濃山形はもっと強くなる!

 

次戦:第1回 JBCF志布志クリテリウム

ランキングを維持出来るか?トレイン勝負のクリテリウム

 

 

 

 

ツール・ド・おきなわ2020 市民210㎞ インサイドレポート

ツール・ド・おきなわ2020 市民210㎞ インサイドレポート

北野普識(イナーメ信濃山形 )のレポートをお届け。

www.cyclowired.jp

シクロワイアードさんに記事にして頂きました。

ありがとうございます。

 

 

レースまでの準備

基本的に平日は仕事を終えてから夕飯前にZwiftレース週3回、土日ロング、残りの2日どちらかでお世話になってるIGAスポーツ整骨院で回復するルーチンにしています。練習の目標を決める、その成功率を上げるのが今年の成績に繋がったかと考えています。

今年はニセコで筋挫傷して10位。筋挫傷、コロナ、急性胃腸炎と6.7.8月でFTP4倍以下の一般人になってしまい、そこからルーチンで沖縄へ準備していきました。
それまでの主なリザルトは、秩父宮杯10位、JPT群馬CSCロード150km 20位、ジャパンカップオープン3位、JPTかすみがうらロード120km19位、JPT今治クリテリウム10位。


湾岸サイクルユナイテッドさんが企画するおきなわ対策練習会へ

湾岸サイクリング・ユナイテッド主催の沖縄対策連
基本的にズイフトレースも、大会も目標数値を設定して、そのラインをクリアを課してきました。10月から湾岸サイクリング・ユナイテッドさんが企画する練習会に参加。
こちらは沖縄完走を目的とした練習会だがいつの間に優勝争いを輩出する練習会に育っていた。この練習会で
長距離ノンストップ耐性を高めました。基本的に140km前後を止まらず待たずに切り捨てごめんで走り切る練習です。

11月に入りZwiftでも尻上がりに優勝争いが出来て、一日あたりのTSSは9月TSS75/1日、10月TSS85/1日くらい。プロ相手ではその他大勢だが、ホビーではいい闘いが出来るレベルには出来ました。こんな事を書いておきながら、重度のアレルギーと結束性紅斑持ちなので、沖縄の暑さや日差しで湿疹や日光アレルギーが出たりして積み木は脆くも崩れ去るかもしれない。でも、それらを運や仕方ないと言わず、10年かけて少しずつコントロール出来るようしてきました。近年目標に向け多くの施策を巡らし、1つずつ回収していくことが出来るようになり、積み上げる毎に自信と楽しみが募っている状態でオキナワへ。

ジャパンカップのオープンレースでは3位で高岡さんに先着。おきなわでもリピートする自信は満々となったジャパンカップのオープンレースでは3位で高岡さんに先着。おきなわでもリピートする自信は満々となった photo:Satoru Kato
今回市民210kmの目標は優勝。ジャパンカップのオープンレースでは3位で高岡亮寛 (roppongi express)さんに先着し、表彰台で「おきなわはこうはいかないぞ」と言われて、「対抗できるよう私も仕上げてきます」と伝えた。このときスプリントで敵わなかったのが寺崎武郎(バルバレーシング)さんとニセコで一緒に飛び出して置いて行かれた石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)さん。
私のなかで今回超えねばならない3人の優勝候補だった。


直前のMax Powerは1170w。5分、20分も1週間前にピークレベルへ到達。2週間前のかすみがうらロードで3時間NP5倍が維持できた。レース時間は5時間半。この強度パフォーマンスを沖縄残り3時間に発揮できれば優勝争いに参加できるだろうと考えていた。

普久川ダム登りでクライマーの森本誠(GOKISO)さん、中村俊介(Route365)さん、佐々木遼(GOCHI)君には離されないようにして登り勝負を抑え込み、残り3時間 NP5倍強度に持ち込んで、自分より優れたスプリンターはふるい落として少数スプリントに持ち込みたい。それがプランだった。

・体重
直前週回復週と思ってポジティブに過ごすが体重調整的には目標体重より+2kgだった。

バイクはスペシャライズドTARMAC SL7。ホイールはデュラエースC36ホイールを選択バイクはスペシャライズドTARMAC SL7。ホイールはデュラエースC36ホイールを選択
・機材
イナーメ信濃山形のチーフメカニックの比護任ちゃんにかすみがうらロードで整備してもらい、幕張CXで新ホイールのWH-R9270-C36-TL、タイヤPowerCUP TLR28Cが届きテスト。最新トレンドのチューブレスタイヤ+ホイールの革新に驚く。自分の戦略と体重的に必要なのは、登りで引き離されないことを優先してこのデュラエースC36ホイールを選択する。

・環境順応
おきなわ前の週は重要業務があり外せないので、土曜昼にしか沖縄入りできず。直前入りは暑熱順応と湿度順応に不安が残る。

・筋肉
これらの課題を残しつつ、金曜日にIGAスポーツ整骨院へ行き、最後のほぐしと調整をしてもらう。筋肉の回復は上々、硬さもなく良い感じで走れそう。虚弱体質で結果もマチマチな自分を見切らずに支えてくれて、感謝感謝である。

・補給
ACTIVIKEのスポンサードを受けているので、下記ドリンクで行く。
5本 x グランフォンドウォーター(パラチノース電解質):5本同じ味は飽きるので味変でヴァームを入れたり入れなかったり。
スピードウォーター(カフェイン+糖質):最後の1時間はこれ。
羊羹×10個・シベリア :固形物のみ、20km毎に食べるシンプルな計画。

朝4時起きてパスタを150gくらい食べる。気合が入ったレースのときは3時間前に食べ終えるようにしている。内臓がそんなに強くなく、すぐ不調が肌に出るので、内蔵負担が少ないことが大事だからだ。

雨が降っているのでスタート30分前くらいに宿を出る。サンボルトブースで橋本社長のご厚意に甘えて雨宿り。お陰様でスタート前まで雨回避できた。森本誠さん一緒に最後尾に並ぶ。レジェンドたちと話しているとスタートの号令。

小雨が降る中パレードスタート。水たまりやタイヤからの跳ね上がりが嫌な感じ。リアルスタートからすぐに伸びる集団、更に嫌な感じがするので先頭へ行く。早速、石井祥平(アーティファクトレーシングチーム)さんが気持ち強めに抜け出そうとしている。

水野 貴行(Infinity Style)、遠藤 健太(サイクルワークスFin's)さん、チャリダーロードレ―ス男子部の56さんこと筧五郎さんと岸本伊織さん、SUBARU加賀さん、WCU山口さんなども積極的に前で動いている。彼らを含めた一時10人近い逃げができた。しかし、それに井上亮(Magellan Systems Japan)さんがジョインしようとして、高岡さんも警戒して動いている感じ。自分も先頭交代に入り距離は詰めておく、ローテ参加者も多く逃げは30kmほどで吸収されてしまう。泳がしておいてよかったのに…。

大集団に戻ったので前が見えるくらいでプラプラ走る。逃げを許してサイクリングになる例年と比べればペースは速い。強度的には集団の中だとサイクリングなのは変わらず。むしろ雨で地面が濡れ朝日が反射した逆光のなか走る沖縄の気候のほうが印象深い。

GOCHI佐々木遼くんが上がってきたので雑談した。「どこで動くの?」「今日は最後までツキイチですよー」「クライマーはフンガワ1回目から動かないと」「北野さん、動いてくださいよ」「オレはスプリントになってもいいから」。こんな会話をしながら、まったり焚きつけておく。

50kmぐらいの湖畔でまた石井さん、56さん、貴行含む5人逃げが飛び出していった。思うに沖縄序盤から逃げきるには10人以上の逃げでかつ、坂で遅れない最後まで踏めるような優勝候補3人は必要なのではないだろうか。というのも210kmの逃げを振り返ると、2017年強心臓の56さんの逃げ、2019年は阿曽圭佑選手の逃げともに、いくら絶好調でも序盤からは逃げ切れなかったからだ。そのため、最初の10人逃げのほうがワンチャンあったように思う。

「掛かっているかもしれませんね。冷静になれるといいのですが」。逃げを見て高岡さんがメイン集団ローテに参加していたので、降りてきたときに見解を伺う。

「石井さん掛かっていません?」「いや、脚は使わず楽に逃げているよう思うよ」「追いますか?」「このペースを維持すればいいよ」といった会話をしたので、一応先頭交代に参加してペースを維持しておく。チームメイトの吉岡拓哉君や、オッティモ小松祥嗣さんもローテに入ってくれて助かる。

本部半島で。そのまま5人逃げは等間隔で走っていたがトイレ休憩で見えなくなった本部半島で。そのまま5人逃げは等間隔で走っていたがトイレ休憩で見えなくなった photo:Makoto AYANO
そのまま5人逃げは等間隔で走っていたがトイレ休憩で見えなくなった。そして普久川ダム(フンガワ)の登り一回目へ入っていく。レースを占う一回目フンガワ登り。VC VELOCEの細身の選手が気持ちいいペースで中盤まで引いてくれて、皆お任せコース。佐々木遼くんが先頭付近に上がってきて、行くのか?って感じで前に出るけど、結局行かない所作に葛藤を感じる。

私は君が勝つなら一回目から苦しい展開にしてエエんやで、と思ってる。一方、熱帯雨林な湿度100%な蒸し暑さが1番の敵で、ペースに対して心拍は高い。森本さんが頂上に近づくにつれ先頭に出て上げだすが、そこまでのペースがイージーだったのですぐ頂上がきてしまいクリア。

濡れたダウンヒルへ突入するが少し滑る感じもしつつ、ブレーキは握り込まなければコントロール出来るので問題はなし。何人か抜きつつ、下り切ると本日2回目の石井選手らを吸収。更に先には中鶴友樹(OKINAWA)さん、加賀選手らが逃げていた。

補給所で。高杉さんが奥様から補給を取り、ボトルまで渡してくれた補給所で。高杉さんが奥様から補給を取り、ボトルまで渡してくれた photo:Makoto AYANO
逃げているらしいという情報を得つつ、高杉知彰さんが奥様から補給を取り、ボトルまで渡してくれる私的MVP。ありがとうございます。

奥のアップダウンを集団が行く。100kmスタート地点をすぎた坂で複数人がペースアップして、レースが始まった。チームメイトの荒瀧隆公さん、石井さん、貴行、伊織さんらが動く。

石井さんは強い走をするのに拘って掛り気味で逃げを試みているように見えた。ニセコの時のような私のアタックを利用してカウンター1発で逃げ切りを決めたスマートさがなく、木祖村で一緒に逃げて玉砕したときのような我武者羅な感じがしてニセコ総合優勝のプレッシャーは斯くあるのかと思わせた。

私はまだレースは始まっていなし、チームメイトの荒瀧さんも行ったし様子見ようと俯瞰していた。そうしたら真逆の高岡さんがアタック。初めはフザケたような、無駄に自転車を振ったスプリントのふりのような動作で前に出る、フリだから大して集団から離れていない。実は結構ある茶目っ気を珍しく振り撒いているなぁ、と私は思った。その茶目っ気を知らない人たちも「なんだあれは?」って感じで誰も追わない。

そうしたら少し離れたのを見計らって、ブラフではなく踏み出した!これが勝ち筋、勝負の逃げとなるとは思いもしなかった。

この時、何故か徒然草の一節が頭に浮かんだ。
「狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり」
そう、ここから逃げ出した高岡さんは狂人であり、強靭であった。

離れだす高岡さん。追い出す自分、井上さん、アクティバイク西谷亮(通称にっしー)さんも加わるが、集団の反応は鈍く5人くらいしかついてこないでローテが回らない。全力で追えばよかったが、下り基調追い風集団頼りが勝り、交代がまごつく間に離れていった。その後、事を悟った人たちで追走が始まるが、追い風の海岸線は交代を切る人たちが多くうまく回らない。しかし速いからローテが乱れる乱れる。

速くはあったものの誰も捕まえられず、そのまま普久川ダムの登り二回目に突入する。井上さんが前に出ると被せるようにクライマーの遼くんや中村俊介さんが先頭に出て上げだす。

さあ勝負の始まりだ。しかし一定ペースで最速で登るというより、急斜面踏む、緩斜面休むのインターバルクライム。途中逃げから落ちてきたタカユキや伊織さんをパス。抜くとき、Infinity Styleでチームメイトの原田将人さんが「タカユキお疲れ!」と凄い大声で賞賛しているのがチーム力を感じた。

「交代しようよ!」という声が先頭から聞こえるが、インターバルクライムで息を整えたいのか交代に出る人はいない。最速を目指しふるい落とすなら一本引きが良い気もした。

30人くらいで頂上を超える。伸びているので何人か復帰してくるだろうと考えながら下りへ入る。するとブラインドコーナー先で落車が起こっている! 荒瀧さんや中鶴さんら逃げていた人達だ。その落車にメイン集団先頭何人かが突っ込んでいった、アクティバイク本田竜介さんやRoppongi Express木村裕己くんらが転ぶ。

二人の真横・真後だったので避けるためブレーキしたら後輪が滑る感覚。これはブレーキしちゃいけないやつ! 直ぐにブレーキをリリースして体重移動でライン修正して間を抜けた。パニックブレーキしていたら同じように転倒していただろう。

メイン集団はパラパラとなりながら無事下り切り、状況を確認する。石井さんが前に見え、高岡さんはいない。

「高岡さんが転けていた?!」という人がいるので、「アレは木村くんだ」と伝える。本日吸収3回目の石井さんに確認すると、高岡さんはまだ前にいるとのこと。前半の主役として動き続けた代償か、元気がない。ニセコでの敗北で脳を焼かれた人間としては真っ向勝負でリベンジしたかったが、今回はその時ではなかった。

あの北の大地でフィジカル以上に「勝利への渇望」を教えられた。「本当に勝ちたいなら脚が終わろうとも詰めるし、逃げの足を緩めない」。

ここでの情報収集や復帰する人待ちでニュートラルのようになってしまった。また高杉さんに補給を取ってもらい、本日2度目。感謝。

カフェイン入りのACTIVIKEスピードウォーターを入れる。カフェイン抜きしていたのですぐ効いて、謎の万能感があふれてくる。そうしながら緩いペースで安波・安田分岐を右折して、東村の1km登りへ入っていく。高岡さんは逃げている。2分差くらいに開いているから皆で追うぞ!と共有した。まだ20人以上いるのだから。

学校坂をイージーペースで終え、宮城のアップダウンへ学校坂をイージーペースで終え、宮城のアップダウンへ photo:Makoto AYANO
フンガワ登りに次ぐセレクション。学校坂へ突入する。井上亮さん、中村俊介さん、佐々木遼くんが前に出るが、協調するにしてはペースが緩い。交代して牽いていると(YURIFit Cycling Tea)牧野郁斗くんに「後ろ離れていますよ!」と言われ、抑える。この判断がよくなかった。つまり集団は既に泥船だったのだ。

学校坂をイージーペースで終え、宮城のアップダウンへ。自分、井上さん、(チャリダー ロードレ―ス男子部)シュガーさん、河田恭司郎さん、牧野くん、(札幌じてんしゃ本舗レーシング)  平口泰輔くん、にっしーさん、佐々木遼くん、中村俊介さんが交代するが集団ペースは、追走と言うには鈍行であった。平坦・下りも万遍なく引けているのは井上さん、シュガーさん、恭司郎さん、登りはクライマー佐々木遼くん、中村俊介さん。交代はしてくれる牧野くん、平口くん、にっしーさん。あと10人近くは完全にツキイチだ。

VC VELOCEの池川選手が顔から血を流しながら再合流してきた...VC VELOCEの池川選手が顔から血を流しながら再合流してきた... photo:Makoto AYANO
いや、そこにVC VELOCEの池川辰哉さんが復帰してきて先頭交代する。顔から血を流し、ウェアは汚れて穴が開き、目は大きく開いている。落車してなお、先頭に独力で戻ってきたのだ、壮絶な姿に「鬼がおる…」とつい呟いてしまう。オキナワの魔物である。いや、それに賭ける思いに畏怖した。こういう凄い選手と戦わないといけないのだ。

交代がうまく回らない。ニセコクラシックで石井さんが飛び出した後と同じ集団再びである。追ってる人だけが脚を使い、ツキイチの人たちを連れて行くのが馬鹿らしくなってくる悪循環。この集団はよくない。

追ってる人だけが脚を使い、ツキイチの人たちを連れて行くのが馬鹿らしくなってくる悪循環を感じていた追ってる人だけが脚を使い、ツキイチの人たちを連れて行くのが馬鹿らしくなってくる悪循環を感じていた photo:Makoto AYANO
オキナワの地獄

高岡さんとタイム差が広がっている。登りも平地も下りも一定ペースで走っている一人逃げ。かたやこちらは20人いて先頭交代しているのは6名前後。他は脚を出し惜しみしている。登りは頂上までもがくが、平地下りは脚を止めて休む集団はストレスフル。もうこの集団はダメだ。

勝ちたいなら例え足が終わっても単独でも追走するべきだ。高岡さんとのタイム差を埋めないと勝てないのだから。単独でも追走しよう、と決意する。

小さなアップダウンで飛び出すと集団はついてきた、しかし追いつくと皆脚を止める小さなアップダウンで飛び出すと集団はついてきた、しかし追いつくと皆脚を止める photo:Makoto AYANO
小さなアップダウンで飛び出すと集団はついてきた、しかし追いつくと皆が脚を止める。海岸線に出る、集団はサイクリングだ。

もう時間がない。誰かを頼っていては弱い、己を信じていくしかない。ここで行こう、スピードを上げて飛び出す。本当に勝負を諦めてない人だけついてくれば良い。俺はまだ勝負することを諦めちゃいないんだ!

「俺はまだ勝負することを諦めちゃいないんだ」と飛び出す「俺はまだ勝負することを諦めちゃいないんだ」と飛び出す photo:Makoto AYANO
アタックしたがついてきたのはキョウシロウニキのみだったアタックしたがついてきたのは河田恭司郎さんのみだった photo:Makoto AYANO
しかし、河田恭司郎さんのみだった。明確に集団を離すまで引いて交代を促すと「交代は出来ない」と河田恭司郎さん。そうか、ロードレース男子部としてシュガーさんのアシストか。単独で行くつもりだったので「オレはこのまま行きますよ」と伝えて踏み続けた。海岸線のウネウネブラインドで集団が見えなくなる。

しかし、坂に入ると中村俊介さんや井上さんが飛んできて捕まる。踏んで離したと思ったが、平地は兎も角登りの独走力不足だった…。体重調整に失敗したツケがここに露呈した。しかもピークまでは佐々木遼くんと中村俊介さんの2人が踏み続けて苦しんだが、頂上で後ろを見ると足が止まる。単独で踏んでいただけに、この登りが1番辛かった。

ロードレース男子部としてはシュガーさんのアシスト。だから協調してはもらえないロードレース男子部としてはシュガーさんのアシスト。だから協調してはもらえない photo:Makoto AYANO
皆の足が止まったので回復する。人数も20人以下になっていた。そしてここで自分の優勝は潰えたと思った。俺はこの局面をひっくり返す力がない。ニセコでも坂だけ頑張る集団は淡々と走る石井さんに追いつかなかった。分かっていたはずなのに。

最後の補給所、慶佐次の登りもペースを落としたくないから下から引いていく最後の補給所、慶佐次の登りもペースを落としたくないから下から引いていく photo:Makoto AYANO
最後の補給所、慶佐次の登り。ここもペースを落としたくなくて、下から引いていく。中腹で井上さんと佐藤さんが被せてきて交代するが、ペースが持たないのでまた先頭に出る。ここのピークで井上さんがチェーン落ちでいなくなり、「坂だけ上げ、下りはサイクリング」に拍車がかかる。

ここのピークで井上さんがチェーン落ちでいなくなってしまったここのピークで井上さんがチェーン落ちでいなくなってしまった photo:Makoto AYANO
自分も先ほどの単独追走が引き戻された時点で高岡さんの逃げ切りを感じ始める。クライマーの二人が坂は速い。当然坂で引き離さないと彼らにチャンスはない。ホントは下り平地もちゃんと回して走らないといけないが、坂が速いから休みたい。引いた人たちも足を止める。ついていきたい人もギリギリついていけているから足を止める。

インターバル地獄になってしまった。沖縄の地獄がここに顕現する。

安部に入り、海沿いからかカヌチャリゾートとメガソーラーの登りへ向かう。遼くんと俊介さん、城所さんが坂を上げ続ける。集団は15人前後まで減っていた。

大浦に入り、羽地に向かう大滝川沿いの最後の平坦路。もう誰も追うものはなく、平地はサイクリングと化した。そして羽地で最後の攻撃があるのは明確だった。

羽地の登りでは佐々木遼君が先にアタックを掛けた羽地の登りでは佐々木遼君が先にアタックを掛けた photo:Makoto AYANO
最後の登り羽地ダム。4人ぐらい先頭交代して向かっていく。羽地ダムの看板を越えると、遼くんと俊介さんの2人が並んで下からペースを上げだす。最後の勝負だ。ここで耐えねば表彰台もない。遼くんが最初に行った。城所くんが脚を攣り、横にはける、他の番手の人たちが離れだしたので、自分が詰めて3番手につき登っていく。中腹で俊介さんが先頭に変わる。

一つ目のトンネル前で変わろうか、アタックしようか悩んだが、ついていけばスプリントを水物にする博打をする必要はないかと思い抑える。トンネルを抜けた緩斜面、まだ続く登りで残っているメンバーは7人。中村俊介、佐々木遼、南広樹、池川辰哉、佐藤文彦、道堀裕介、北野。

前を引くのは俊介さん。番手に遼くん。3番手に自分。残りの4人の脚の残り具合を見たい。敢えて中切れして2人と離れるが誰も詰めない。これは限界なのか? 確かめるため、前二人に向けてブリッジする。それにはついてきて2つ目のトンネルで追いつき再び7人。まだ脚がある。

3番手につくが、中腹で中村俊介さんが先頭に出てきた3番手につくが、中腹で中村俊介さんが先頭に出てきた photo:Makoto AYANO
ピークを過ぎて少しアップダウンがある。そこで俊介さんが最後のペースアップを敢行する。先頭のまま2回腰を上げ踏み出す、しかし誰も離れない。羽地を遼くんから交代してからほぼ全引きして、尚この動きと意地には痺れた。

しかし下りに入るところでシュガーさんがアタック! ここはもう自分が追い、下りきりで追いつく。そこからゴールまではもう2kmしかない。残っているメンバーを見ると、ガタイの良さは明らかにシュガーさんだ。前回のオキナワ140kmもスプリントで勝っている。「スプリント警戒すべきはシュガーさん」と定め、その番手を取る。

追いついてきた中村俊介さんが、シュガーさんと2人が先頭並ぶ。牽制しながらゆっくりと最後のストレートに出る。残り1km看板、ゴールが見える。

先行した南選手のスプリントを追い込んでいく先行した南選手のスプリントを追い込んでいく photo:Makoto AYANO
スプリントコースを塞がれるのだけは避けたい。シュガーさんはコース右端を走り、左前には俊介さん。右側には排水溝の隙間があり、二人が間が開かなかったらそこから行くと決める。

さあ、誰が仕掛けるか? ただただ、待つ。800m、500m、400m…。ズイフトなら「ここで誰か行くな」と思うくらい冷静だった。

誰が行くのか神経を研ぎ澄ませる、観客の声は聞こえず、変速の音が聞こえ、動きの変化が見える。300mで南選手が早駆けして先頭に躍り出た! 池川選手、遼くん、俊介さん、佐藤さん、シュガーさんほぼ皆同じタイミングで踏み出す!

南選手を差し切り、2位に南選手を差し切り、2位に photo:Makoto AYANO
道が開けた。入れたギアは54x11t!低速からのスプリントだったから後輪がスリップしたのだ。
しまった!この失敗で出遅れる。200、150m......。まだ並べない。

しかし体全身をしならせ、ビックギアに力を伝えるうねるスプリントと南選手の高回転スプリントは100mで並び、50mでうねるスプリントが抜き去った。

「このスプリントを1番争いでしたかった」悔しさがこみあげ、叫んでいた「このスプリントを1番争いでしたかった」悔しさがこみあげ、叫んでいた photo:Makoto AYANO
ゴールして思ったのは「2番」であること。このスプリントを1番争いでしたかった…。悔しさが込み上げ、ハンドルを叩き「くそぉおおお!!」と叫んでいた。当初の通り作戦通りの展開、走りが出来た。高岡さんの逃げ切りを除けば…。

レースが終わって皆で反省会。皆が高岡さんの判断力と心の強さへの敬服を語っていたレースが終わって皆で反省会。皆が高岡さんの判断力と心の強さへの敬服を語っていた photo:Makoto AYANO
既に優勝者はゴールライン後に姿はなく、ブースで勝利者インタビューを受けていた。続々と帰ってくるライバルたちとゴール後称えあい、感想戦が始まる。反省や賞賛、記憶の訂正など話題は尽きず、でもみんなして高岡さんの判断力と心の強さへの敬服を語っていた。

市民210km表彰。次こそは真ん中に立ってやる、と決意した市民210km表彰。次こそは真ん中に立ってやる、と決意した photo:Makoto AYANO
回れ、詰めろ、引け、動けと、誰かに頼っているようでは弱い。影をも踏ませてくれず、走りで見せつけてくれた高岡さん。イナーメの先輩として出会ってから、その背中を追いかけ続けている。誰にも頼らずとも己で切り開ける力をつけて、来年は戻ってきたい。このキラキラ輝く宝物のようなオキナワへ。

レース翌日はBicicletta SHIDO沖縄の中尾峻さんに案内してもらい、屋我地島を眺望する大パノラマレース翌日はBicicletta SHIDO沖縄の中尾峻さんに案内してもらい、屋我地島を眺望する大パノラマ

text: 北野普識(イナーメ信濃山形 )

[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo Cotton, 700x26mm/ 使用気圧6.0bar

サイコン:LEOMO TYPE-S

ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース

オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)

オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア

ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル

LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:RAVE

レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜

アップオイル:Igname Aroma All Seasen

aroma – イナーメ・スポーツアロマ

回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO

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 給水&プロテイン:ACTIVIKEリカバリプロテイン

 給水:ACTIVIKEスピードウォーター

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ジャパンカップオープン2022 インサイドレポート

ジャパンカップオープン2022 インサイドレポート

 

外環、東北道全て事故渋滞でスタート30分前に到着

VC福岡の秋好さんらサポートのお陰で何とか受付完了、美人の奥様に荷物も預かっても貰い大変助かりました。

この場でもお礼申し上げます。

 

[要綱]2022オープンレース 男子/女子 | JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

距離:72.1km(1周10.3km×7周)

最高気温:22.7℃

最低気温:16.7℃

曇り時々晴

 

[展開予想]

古賀志林道1km 、平均斜度8%、最大斜度14%

3分前後のこの坂を耐えられるか or 抜け出すかで勝負が決まる。

余裕があったら残り1kmで飛び出す、スプリントで良さそうならステイ

 

[補給]

1本 x 500ml グランフォンドウォーター (1kg) | ACTIVIKE

1本 x 500ml スピードウォーター (1kg) | ACTIVIKE

お守りジェル1本

前半はパラチノース入りのグランフォンド、後半はスピードで糖質+カフェインで爆発を狙う。

 

[レースレポート]

出走100人未満のため、場所取りせず適当に中ほどからスタート

ノーアップですぐに古賀志林道登りで辛ぁぃ!

約5分6倍で登頂、下りはコースを確認しながら進む。

前回大会より綺麗にされており、コケもなく、ドライコンディションでタイヤもよくグリップしてなんの不安もない。

 

細やかな動きは割愛、集団で進み1周終了。

2周目2回目の古賀志の登りで埼玉大学横矢君がアタックしていたった。

逃げて行ったのが少人数だったので自分はステイ

逃げが見える範囲で進み、田野町の交差点前で吸収され集団は一つ

 左折後の坂でパラパラアタックあり次の動き、森林公園通りのアップダウンを進むにつれ段々と逃げ人数が膨れていった。

適度にメイン集団と離れるのを待って、最終便としてブリッジを試みる。

スタートフィニッシュ前残り2㎞ぐらいで追い付き、2周目完了。

f:id:Assalitore:20221020190413j:image

[photo by  よこやん]

 

3周目3回目の古賀志登りへ入る、逃げ集団は10人前後いる。

人数も多いせいか登りペースは緩くて助かる、5.5倍くらい。

緩いうことはつまり遅いわけで、下り中にメイン集団先頭に吸収される。

 ただ、メイン集団の方は伸びて中切れも起こっているようでパラパラ追い付いてくる様子。

古賀志下りを終えて、左折すると宇都宮今市線に出て、ここがストレートな道路

高台から後ろを確認すると集団は一列棒状で蛇のように繋がっている。

後ろは疲弊しているなと思って、更に厳しい展開にするためこの周も仕掛けようと決める。

 田野町の交差点後の登りでパラパラアタック、残り3㎞野菜販売所からブリッジして逃げに入る。

すると、更に前にさいたまディレーブ高木っち、FOCUSおじさんらが突貫している。和樹もスプリントしていった。

なんか持ちそうもないペースだと思って傍観していたら周回賞狙いだったみたい。上の順で通過。

吸収したらやり切ったか顔で2人遅れていった。

 

4周目4回目の古賀志登りはRX木村くん一本引き、強い。。。

逃げに追い付いて回復する間もなく踏まされて今日一番つらかったかもしれないが古賀志頂上をクリア。

一気にメイン集団とタイム差が開く。

下りきってコースアウトして脱落した人もいて逃げは6名


f:id:Assalitore:20221020190714j:image

[Photo by はしもととおる on Twitter: "クリテリウムも良いけど、こっちのレースも好きです。 ジャパンカップ2022チャレンジ&オープンレース https://t.co/XqDI0SSjPG @spacevisionより" / Twitter 様]

・逃げメンバー6人

弱虫ペダル細川

Avenir Cycling Yamanashi渡邊和樹

RoppongiExpress木村

札幌じてんしゃ本舗平口

さいたまディレーブだれかわからず(すみません)

[Photo by  岡元 恒治様 Facebook ]

 

6人いいペースで平坦は回していくが、森林公園通りに入ると20秒差くらいでメイン集団が見えてローテがばらつく。

前に行く気は平口選手が一番強く長く引いてくれる。

5周目に入るところで、秩父宮杯王者シモジマンが単独追い付いてきた。すごー。

 

5回目の古賀志は流石に逃げに疲れが見えて、ペースがおちついてしまう。

これは3周目に見たパターン、つまり追い付かれてしまう。

京大の能登選手などメイン集団から数人ブリッジしてきた人たちにまず追いつかれる。

そして頂上にてWCU雑賀さんらを先頭にメイン集団に吸収。

下りながらストレッチ、平地に出てアタックが散発するが大きな動きも逃げもなく集団で進む。

 

6周目、みんな貯めた形で古賀志の登りへ

Infinity Style原田はこぶね氏が下から上げていき中腹まで、中腹でペースが落ち着くと変わって弱虫ペダルが引いて頂上へ

麓までサイクリングだと、古賀志だけ早くても限界ってほどではなく登れる。

下りきって確認するとまだ20人くらいはいるかな。

 

7周目、周回賞狙いの動き前回の古賀志から単独先行した橋本晴哉選手が取って(!すご)、2位トヨカツ、3位秋好さん

そのまま最後の古賀志の登りへ

ゲートから上げたのは弱虫ペダルの内田選手、出だしの踏みで一気にリストラが進む。

中切れを嫌い10倍くらいでダンシングして前と詰めておく

残り200mで内田選手にかぶせる様にYURIFitCyclingTEAM島野選手が頂上へ向け上げきる。

なんとかついていけて9~10人くらいで頂上をクリア。

下りでコースアウトする選手を避けつつ、残った先頭は8人

 

・先頭メンバー8人

弱虫ペダル内田君

バルバ寺崎さん

RX高岡さん

YURIFitCyclingTEAM島野選手

明星青島選手

帯広南商業島崎選手

石狩南高校佐藤選手

 

確認したとき思ったのは「うわ、寺崎選手おるやん!」

スプリントで勝てるか怪しい、ハードな展開にして水物しないといけない。

当の寺崎選手は脚が攣りそうなのか、ブラフなのかこれ見よがしに足を揉み「ごめん無理!」と言ってローテを回避している。

スプリント王者をどうにか削り落とさなければ

 

宇都宮今市線に出て、寺崎選手が一番後ろの時にアタックの火ぶたを切った。


オープン男子 最終周回、アタックする北野普識(イナーメ信濃山形)に島野翔汰(YURIFitCyclingTEAM)らが続く photo:Satoru Kato

【オープンレース詳報】弱虫ペダルサイクリングチームが男女制覇 男子は内田、女子は唐見が優勝 | JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

追い付かれると誰かに「後ろと差を広げるためアタックしないで皆で行きましょう」と言われる。

自分としては吸収されても逃げ切ってもスプリントで適わない可能性があるのは寺崎選手だったので正直どちらでもいいのだが。

寧ろ淡々とこのメンバーでいってどう勝つつもりなのか策があるのか気になった、もう逃げ切るには残り3kmと1㎞の登りしかない。

一旦回復と様子を見ようと集団最後尾につくと「ごめん詰めて!」と寺崎選手中切れ、高岡さんも様子見か牽制しているのか詰めなくて距離があく。

あーあーあーあ、どうするべきか

前5人とちょい離れる、後ろ3人。

アタックして詰めるべきかこのままステイして2人に埋めさせるか、胆力が問われる。

少しづつ開く差、しびれを切らして高岡さんが埋めに行く、寺崎選手は出ない。

う~ん、このまま2人で遅れるのは我慢ならん胆力負け。

田野町の交差点前までに結局自分で詰めてしまった。

 

セブンを過ぎ、残り3㎞の登りで追い付きざまに高岡さんがアタック、これはきついが皆許さない。

その後、牽制を繰り返すけどアタックというよりはペースアップ程度の差しか生まれず森林公園通りを進む。

青島、島崎、佐藤選手達が前に行きたがるが決定的アタックという感じではなくペースでおいつく。

しかし、意外と疲れを感じる自分、そうなると段々人任せになる。逃げて足がない?それを悟られぬよう潜む。

残り2㎞少し、青島、島崎、佐藤、島野選手が先行、内田選手が詰め合流して牽制的に広がり残り1㎞

決定的に飛び出したのは内田選手

あぁ初めに余裕があれば行こうと思っていた地点、追うだけの脚も心も残っていなかった。

みるみる離れる内田選手、誰も追わない誰か行けよ雰囲気。

敗戦は明確だった。

惰性のように残された6人は進みながらもうゴールが近づくと踏み始める。

島野選手が先行、後ろから寺崎選手が初めて出てきて踏み出したら勢いが違った。

やはり貯めておじゃったか…

高岡さんが番手に入り残り50mくらいで差してゴール。。

オープン男子 2位争いは寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム) photo:Satoru Kato
[
【オープンレース詳報】弱虫ペダルサイクリングチームが男女制覇 男子は内田、女子は唐見が優勝 | JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE]

なんとか3位表彰台確保がやっとだった。

 

善戦マンな春を過ごし

JBCF西日本160km18位、春群馬108km12位

ニセコで筋挫傷して10位

 

詰め込みすぎた夏で体を崩し

JBCF修善寺、全日本、福島3戦は調子を落とし暑さに対応出来ず全てDNF

その後7月コロナ罹患、8月急性胃腸炎で棒に振る

 

また蘇るべく積み上げた秋

復帰の秩父宮杯10位、チーム総合優勝

JBCF秋群馬150㎞20位

ジャパンカップオープン3位

 

やっと走れるよう戻ってきた。

沖縄までの課題も浮き彫りに出来たので、まだシーズン終了まで自分自身を上げていきたい。

勝ちにこだわることで、課題が見えてくる。だから今回勝負してよかった。

f:id:Assalitore:20221020190537j:image

[photo by よこやん]

[パワーデータ]

体感として一番きついのは逃げて、古賀志もハイペースだったとき。

集団で入るとペースは速いが、入る前にセーブできるのでだいぶ楽

古賀志林道1km 、平均斜度8%、最大斜度14%

勾配があがるゲートから頂上までのデータはこんな感じ、GPS計測なので誤差はあるので参考程度に。

1本目3分03秒(P/W6.4倍)/集団

2本名3分20秒(P/W5.8倍)/逃げ1段⇒吸収

3本目3分20秒(P/W5.68倍)/逃げ2段

4本目3分30秒(P/W5.6倍)/逃げ

5本目3分50秒(P/W5.3倍)/逃げ吸収

6本目3分08秒(P/W6.47倍)/集団

7本目3分05秒(P/W6.49倍)/集団

 

[公式レースレポ]

www.japancup.gr.jp

 

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フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
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Jatoco 富士山サイクルロードレース 富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝 インサイドレポート

Jatoco 富士山サイクルロードレース
富士クリテリウムチャンピオンシップ決勝

 

レース前はルーチン大事、最近効果を感じるのは以下のルーティン
①練習量を抑える    :回復大事
②睡眠量・水分量を増やす:回復超大事
③IGAスポーツ整体院で最終調整:回復しか勝たん
インドカレーを食べる :おいしい

f:id:Assalitore:20220325172305j:plain


・3/20(日)
朝8時から原田ことハコブネ氏の提案で富士市ゆるポタを画策
L2以上では走らないからね!と誓う
昨日落車の高杉ニキも走ってみるとのことで3人でライド
初めは国道一号沿いの美しい海岸線を楽しみ、本州横断の時を思いだす。みかんが美味しいんだよね。

↓本州横断ブログはこちら

assalitore.hatenablog.com

ルートは富士市から清水興津中町より内陸に入り、富士宮を回って帰るコースf:id:Assalitore:20220325172334j:image

ハコブネ氏の引きで平坦は心地よく走る。
山に入るとそこには元気に走り回る高杉ニキの姿が!
6倍で登られ、たまらず千切れる。
この人、昨日落車したんだよね?ワタシハケッショウアルンデスヨ!?
引きずられながら到着した目的地、富士宮市に着き富士宮焼きそばで決勝のエネルギー補填f:id:Assalitore:20220325190051j:image

富士市への帰りは下り基調10kmくらいで帰れてなんか得した気分
国道1号はバイパス地獄で静岡を嫌いになるけど、内陸に入ると美しく走りやすくて静岡好きになるね

 

60㎞ほど走り終え、チームテントへ帰還
交流戦へ出る、原田・本田・比護らをサポートしてから自分も準備開始

[準備]
レースは50km超なので、補給食は不要
前半は糖類の多い「ACTIVIKEのグランフォンドウォーター」x1botl/250ml
後半はカフェインの入った「ACTIVIKEのスピードウォーター」x1botl/250ml
重量を減らすため量は半分、空力を良くするためダブルボトルでいく。f:id:Assalitore:20220325190032j:image


[決勝]
作戦:単騎なので逃げない、流れに身を任せて集団を泳ぐ。
スプリントに持ち込みたいチームが調整するだろうから終盤勝負。

f:id:Assalitore:20220323231050j:plain

(Photo by Itaru Mitsui (@alljapan1990) | Twitter)

 

スタートはペダルキャッチをミスり最後尾

焦らない焦らない

序盤はそのまま後方待機して様子をみる。いくらイージーなコースとはいえ、70人が1列に伸びるとなかなか引き摺られる

身を隠しつつ集団に潜伏

f:id:Assalitore:20220323231223j:plain

(Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter)

中盤に前に出る。

佐野淳也さんが地元チームらしい積極性で動き続けている。

それに便乗してアタックに乗ってみたりする。

後半のため脚を使わない追走タダ乗りである。

5人ほどで先行、しかし愛三、ブリは逃げ潰し

明治、佐野さん、自分と前に出るけど程なく吸収

 

何度も繰り返されるアタック

そして数周で吸収を繰り返す

また途中9人の逃げに飛び乗ったがコレも吸収

f:id:Assalitore:20220323231132j:plain

(Photo by Takasugi T (@Takasugi_T) | Twitter)

後半戦、大きな逃げができる

ほぼ全チーム入っているようだが乗れずに終わった感

潜んで見ていると逃げにチームメイトいるのにブリヂストンが強力に牽引して三周ほどで逃げ吸収

虎のじゃれ合いを見ている気分

 

残り三周、ブリッジ合戦

終盤に入り橋本英也選手が単独逃げ開始

キンテロ選手とブリッジの動きがあったので自分も動く

集団も棒状になっているので更に伸ばして脚を使わせよう、キツイ展開のほうが自分のスプリントは張り合えるからだ

しかし、追いつけないのがエイヤ様

オリンピアンの凄味

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(Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter)

 

残りニ周、弱虫トレインがレースを振り出しに

まだ逃げるエイヤ様

しかし最終的には弱虫入部選手の鬼引きで開始、入部さん決死の引きはチームメイトも辛そうな強い牽引!この動きでエイヤ様吸収

この吸収間際のカウンターにも乗るが、二の矢はなく吸収

 

最終的周、愛三トレイン強襲

そのまま、集団前で前待ちしていると後ろから愛三トレインか強襲

右端から全日本チャンプジャージの草場選手がチームメイト二人を引き連れ突撃

自分は下がり際で埋もれる、うわー!

ここが分水嶺、下がって勝負するチームの後ろを冷静に取るべきだった。

混沌としてついていく集団、番手も20ー30番手に下げたと思う

そうこうしていると最終コーナー、脚力を知らない人の後ろになってしまった。

ホームストレートで先頭の愛三はスプリント開始する中、自分はまだ中盤かなた。

スプリント掛からない数名を抜くのが限界でゴール

15位でした。

 

【反省】

①単騎なのに終盤の無駄動き

②有力チームのマーク忘れ

③番手判断ミス

 

単騎で手札なんてないから、最後のスプリント集中すべきなのに掛かりで無駄な動きが多かった。

更にその動きで前にいて、チームの動きを観察しておらず愛三トレインの攻撃に反応できなかった。

そしてスプリント入って抜かれなかったので、位置取りを失敗したと言わざる終えない。

リスクを取ってなおかつ決め打ちも大事だった。

JBCF開幕戦からはつく選手を誤らないことを意識していこう。

 

終わったあとも多くの応援頂き感謝です。

すごい活力になります!

 

アフターはcoffeeshopアドニス

いま富士市推しのつけナポリタンが美味しいらしい。

r.gnavi.co.jp


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f:id:Assalitore:20220325190503j:image

サービスもよく、内装もおしゃれ

ご当地グルメとしてはトップレベルに美味しい!これは広まって欲しいね

 

次回は3/27(日) JBCF開幕戦、播磨中央公園!

第2回播磨中央公園ロードレースDAY2 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト


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