第1回 JBCF袋井・掛川ロードレース Day1&Day2 インサイドレポート
月末月初業務x雨・タイヤ殺し路面の跡片付けやら交換で全然ブログ書けず
まだ総合10位に留まっているらしい…
ホビーレーサーとしては望外のJPT総合10位堅守、なんとか守っていきたい。
上を見ると錚々たるメンバーしかいないが
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36
タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧3.8bar
ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテイン:ACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)
ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院
【3/25 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay1 JPT60km】
・移動の苦労
掛川が千葉から思いのほか遠いいため、金曜日仕事後にすぐ移動した。結果運悪く大雨で湾岸線・首都高・東名と通る高速全て大渋滞してホテル到着は24時となった…。
神経質な運転はストレスフル、神経が毛羽立ったまま25時頃就寝
翌朝5時半起床で会場へ出発
会場到着後仮眠したが、頭も体もどんよりしてコンディションは悪い。
今までも無茶な移動はよくやってきたが、ここまではなかなかない。
・悪い路面・天候、難コース
平均気温=11.0 °C
レースは雨、雨脚は強まったり弱まったりだが基本的に強い。
クレーチングやマンホールの出っ張りが危ないとE2組から事前情報を頂く。
イナーメ新加入のゼブと一緒に試走して確認
ゼブは英語教師をしていて日本語も通じる、髭は濃ゆいが常に淡い笑顔をたずさえたナイスガイなので皆様是非応援してください。
・装備
イナーメオイル=Very Hot!! & Rain Gel 腹・腰・足によく塗りこむ
レインウェア=Rapha pro team race cape 絶版品
インナー=ダイナミックメッシュインナー
ジャージ=サンボルト S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース
水の浸水・張り付きを防止して寒さに備えた。
・day1レースレポ―ト
スタートで総合10位にまだ残っているらしく呼ばれる
ありがたいがクリートハマらず最前列スタートの利を失う、とほほ
出だしからスピード早く、コーナーの度に人が減っていく。
開始15分ほどでイナーメは松井・高杉・北野・塩澤になる。
30分くらいに落車が続き、塩澤と2人になる。
後ろを見るともう先頭集団は20人を切っていて最後尾
「この位置はよくない、前行こう!」と塩澤に伝えるが既に私も虫の息
前のS字でハスり落車が起こり中切れ→埋める、次のS字で前の選手が生け垣に突っ込んで中切れ→埋める。
2連続落車中切れに小林海選手が「やばすぎるだろ…」と呟くのに全力で肯定しつつ、「最後尾は地獄だぜHAHAHA!!!」とノルスタルUSAオジサンの声が頭に響いていた。
そんな展開に体は限界、40分ほどでオールアウトし先頭集団から脱落した。
後ろから来た第2集団にもつけず、第3集団の高杉さん・小出のいるグルペットになんとかしがみつき引いて貰って37位で完走した。
チームからは塩澤魁が先頭集団に残り自身最高位の13位!残ってくれて良かった!
自分の反省点
防水でも水を吸って重くなるレインウェアは、重くバタつき不利と気付いた。
エコパコースは高速コースなので、バタつかない&撥水性は早く走るには必要不可欠
結局レインウェアは脱いで監督に渡した。
やはり古いウェアは不利なので最新レインウェアをそろえていこう。
また、ここまで心体休まらずレースだと走れないという経験が出来た。今後は睡眠時間・食事だけは何とか確保する教訓としたい。
レース後、食事と睡眠をしっかりとり翌日の英気を養った。
富士クリテリウムで頂いて美味しさを知った。
このお菓子は最高です!
【3/26 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay2 JPT130km】
朝、しっかり8時間寝て朝食もとって完璧
アヴニールサイクリング山梨の皆さんと同じ宿だったので、横矢君に逃げ有利だからスタートから前前に行っほうがよいと唆(そそのか)しておく。
そして宿を出発時にチームメイトの加藤とも同じ宿だと気づく、スモールワールドね
・変わらず悪い路面・天候
平均気温12.0 °C、今日の方が雨脚強い
会場到着して行われたのはタイヤのガラス片除去
自分のパワーカップはチューブレスで、穴はなくシーラントで埋めてくれるだろうという安心感がある。
念のためイナーメのスーパーメカニック比護ちゃんがすべて取り除いてくれて、準備は整った。
・装備
イナーメオイル=Very Hot!! & Rain Gel 腹・腰・足によく塗りこむ
レインウェア=サンボルト S-RIDE スリムウインドブレーカー
インナー=ダイナミックメッシュインナー
ジャージ=サンボルト S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース
反省からウインドブレーカーをセパレートワンピースの内側に着てバタつきを抑える作戦。結果これは功を奏した。
・day2レースレポ―ト
今日とてスタートラインに並びに行く
昨日で総合順位が落ちただろうと思い、また昨日不調不安があったため早めに後ろに並ぶ。
安心する後方スタート、雨が酷いのとディレイがありTOP10が呼ばれることもなくスタート
1周目終わりからリアルスタート
2周目バンバン動きがあり、3周目の桜並木登りで逃げが決まった。
入れる位置ではあったが昨日の不安を引きづっておりレースの長さも考慮してステイを選択
横矢君がしっかり入っていて唆した甲斐があった?これが勝ち逃げとなる9人。
ほぼ全チームが入ったので、チームトレイン固定制へ移行
シマノ、BS、マトリックス、弱虫ペダル、イナーメ、シエルブルー、アヴニール、Bellmare、京都産業、群馬グリフィンといった並び
一定ペースのトレインであるのだが、別に楽でない。
むしろ地獄が顕現した。
雨の酷さと後方の立ち上がりの辛さが常にある、そんな中でチームライン対決的小競り合いがあり、トレイン後方は地獄絵図
今回のレースは「人権がない」のが脳内流行ワード
カーブの度に集中力を求めれ、立ち上がりからの引き摺られ、トレイン位置取り、小さなミスや安全マージンを埋めるのに苦労する。
それを1周中に何度も何度も繰り返させるのでバイクコントロールや立ち上がりインターバル力、FTPなど総合力を問われるレースになった。
イナーメは松井、高杉、塩澤4人で組むも、段々と減り9周終了段階で塩澤と2人になる
一列棒状の後方はマジ人権がない。
トレイン前と後ろで苦しさが違いすぎる。。。皆餌食に。
淡々と消化される中でシエルブルーや弱虫ペダルの2チームは逃げに乗っているが後方地獄に晒され、メカトラ等で一人一人と居なくなっていった。
人が減ったので塩澤から「マトリックスの後ろとりましょう!」と言われ、マトのエドガー選手の後ろを定位置に納まった。
13周ぐらいで横矢君が逃げからドロップして落ちてきた、いやJPT挑戦初年度から天晴な逃げだと労う。
14周終了時、キナンの新城雄大(だいゆー)がメカトラで逃げから脱落、キナンが引く事になるが多勢に無勢
新人賞ジャージを着る津田くんが自ら集団後方に降りてきて「先頭交代入って回ってくれませんか」と交渉しにくる。
後方で逃げに入れず残っていたのは、Bellmare (1人)、京都産業(1人)、アヴニールサイクリング山梨(2人)、群馬グリフィン(3人!)
もうイナーメは私一人だが交代に入る、逃げ切られても勝負に絡めないのは何のためにレースに出ているんだ?という気になる。
ここで参加したのは、Bellmare関口選手、アヴニール横矢(!)、イナーメ北野の三人。
正直3人残している群馬グリフィンは1人サクリファイスを出してほしかったところ。
そして逃げてなお、まだメイン集団に残っているチームメイトのErik選手のため追走に入った横矢君は凄い貢献力は皆記憶しておいてほしい。
キナンは畑中、白川選手、更にパンクから復帰した新城選手の3名で懸命の追走を試みている。
この人数でも仕事をし続けるのがプロのすごい所である、必死の引きに尊敬の念しかない。
そこに我々3人も入る、これで6人力だ!と思ったが。。。残念ながら、頼れる仲間は転倒、逃げ疲れなどで1~2巡でおさらばしてしまった…。
交代に入るのは私のみとなり、キナンの皆さんと15-17周ほど先頭交代に入るが段々回れなくなりバットコンディションに疲弊して崩壊。
誰も前に出られなくなり、今村選手が逃げているBSがコントロールになるとタイム差は更に拡大に転じた。
結果的に骨折り損のくたびれ儲け、しかしやらねばならないときもある。監督からジェルボトルの補給をえて最終盤に備える。
イージーペースに落ちて迎えた残り2周で桜並木の登りでアタック合戦が始まる。
ここでふるい落としになるが、最後休めていたこともありなんとか耐えられる。駐車場でも複数のアタックがかかるが、長い距離走ってきたせいか皆持続力はない。
下りで落ち着き、最終周はまとまって進行する。
6位争いとなったこのメイン集団は、最後の駐車場からアタックが続き、下りが激早!
ブリヂストンとシマノトレインの対決になり、最後にメイン集団先頭で飛び込んだのはシマノのように見えたがBS岡本選手が先着した。
後方地獄と先頭交代で誰も抜く足は残っておらず、後方から京都産業大学の田村一暉選手に高ケイデンスでぶち抜かれ自分は12位でゴール。集団6番手だった。
田村選手は130km後方引き摺られてこのスプリントを発揮できるとはすばらしい。
そんな早速今年最大の地獄だった。
レース後、すぐに洗い場で比護ちゃんに洗浄してもらう。
3時間半近い雨風に晒され穴という穴、肌という肌から泥がとれない。香川さんから目薬をいただき砂を洗いながした。
感染症も心配だから、雨レース後はしっかり皆さんうがいをしましょう。
単騎でやれることはした、やはり逃げなくては後手に回り勝負に絡めない。
やはりチームでもう少し動けるようになりたい。
次回、播磨は昨年も逃げたがパンクで終わったレース。
タイヤもケチらず新品にした、今度こそ。