ジャパンカップオープン2022 インサイドレポート
外環、東北道全て事故渋滞でスタート30分前に到着
VC福岡の秋好さんらサポートのお陰で何とか受付完了、美人の奥様に荷物も預かっても貰い大変助かりました。
この場でもお礼申し上げます。
[要綱]2022オープンレース 男子/女子 | JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
距離:72.1km(1周10.3km×7周)
最高気温:22.7℃
最低気温:16.7℃
曇り時々晴
[展開予想]
古賀志林道1km 、平均斜度8%、最大斜度14%
3分前後のこの坂を耐えられるか or 抜け出すかで勝負が決まる。
余裕があったら残り1kmで飛び出す、スプリントで良さそうならステイ
[補給]
1本 x 500ml グランフォンドウォーター (1kg) | ACTIVIKE
1本 x 500ml スピードウォーター (1kg) | ACTIVIKE
お守りジェル1本
前半はパラチノース入りのグランフォンド、後半はスピードで糖質+カフェインで爆発を狙う。
[レースレポート]
出走100人未満のため、場所取りせず適当に中ほどからスタート
ノーアップですぐに古賀志林道登りで辛ぁぃ!
約5分6倍で登頂、下りはコースを確認しながら進む。
前回大会より綺麗にされており、コケもなく、ドライコンディションでタイヤもよくグリップしてなんの不安もない。
細やかな動きは割愛、集団で進み1周終了。
2周目2回目の古賀志の登りで埼玉大学横矢君がアタックしていたった。
逃げて行ったのが少人数だったので自分はステイ
逃げが見える範囲で進み、田野町の交差点前で吸収され集団は一つ
左折後の坂でパラパラアタックあり次の動き、森林公園通りのアップダウンを進むにつれ段々と逃げ人数が膨れていった。
適度にメイン集団と離れるのを待って、最終便としてブリッジを試みる。
スタートフィニッシュ前残り2㎞ぐらいで追い付き、2周目完了。
[photo by よこやん]
3周目3回目の古賀志登りへ入る、逃げ集団は10人前後いる。
人数も多いせいか登りペースは緩くて助かる、5.5倍くらい。
緩いうことはつまり遅いわけで、下り中にメイン集団先頭に吸収される。
ただ、メイン集団の方は伸びて中切れも起こっているようでパラパラ追い付いてくる様子。
古賀志下りを終えて、左折すると宇都宮今市線に出て、ここがストレートな道路
高台から後ろを確認すると集団は一列棒状で蛇のように繋がっている。
後ろは疲弊しているなと思って、更に厳しい展開にするためこの周も仕掛けようと決める。
田野町の交差点後の登りでパラパラアタック、残り3㎞野菜販売所からブリッジして逃げに入る。
すると、更に前にさいたまディレーブ高木っち、FOCUSおじさんらが突貫している。和樹もスプリントしていった。
なんか持ちそうもないペースだと思って傍観していたら周回賞狙いだったみたい。上の順で通過。
吸収したらやり切ったか顔で2人遅れていった。
4周目4回目の古賀志登りはRX木村くん一本引き、強い。。。
逃げに追い付いて回復する間もなく踏まされて今日一番つらかったかもしれないが古賀志頂上をクリア。
一気にメイン集団とタイム差が開く。
下りきってコースアウトして脱落した人もいて逃げは6名
・逃げメンバー6人
弱虫ペダル細川
Avenir Cycling Yamanashi渡邊和樹
RoppongiExpress木村
札幌じてんしゃ本舗平口
さいたまディレーブだれかわからず(すみません)
[Photo by 岡元 恒治様 Facebook ]
6人いいペースで平坦は回していくが、森林公園通りに入ると20秒差くらいでメイン集団が見えてローテがばらつく。
前に行く気は平口選手が一番強く長く引いてくれる。
5周目に入るところで、秩父宮杯王者シモジマンが単独追い付いてきた。すごー。
5回目の古賀志は流石に逃げに疲れが見えて、ペースがおちついてしまう。
これは3周目に見たパターン、つまり追い付かれてしまう。
京大の能登選手などメイン集団から数人ブリッジしてきた人たちにまず追いつかれる。
そして頂上にてWCU雑賀さんらを先頭にメイン集団に吸収。
下りながらストレッチ、平地に出てアタックが散発するが大きな動きも逃げもなく集団で進む。
6周目、みんな貯めた形で古賀志の登りへ
Infinity Style原田はこぶね氏が下から上げていき中腹まで、中腹でペースが落ち着くと変わって弱虫ペダルが引いて頂上へ
麓までサイクリングだと、古賀志だけ早くても限界ってほどではなく登れる。
下りきって確認するとまだ20人くらいはいるかな。
7周目、周回賞狙いの動き前回の古賀志から単独先行した橋本晴哉選手が取って(!すご)、2位トヨカツ、3位秋好さん
そのまま最後の古賀志の登りへ
ゲートから上げたのは弱虫ペダルの内田選手、出だしの踏みで一気にリストラが進む。
中切れを嫌い10倍くらいでダンシングして前と詰めておく
残り200mで内田選手にかぶせる様にYURIFitCyclingTEAM島野選手が頂上へ向け上げきる。
なんとかついていけて9~10人くらいで頂上をクリア。
下りでコースアウトする選手を避けつつ、残った先頭は8人
・先頭メンバー8人
弱虫ペダル内田君
バルバ寺崎さん
RX高岡さん
YURIFitCyclingTEAM島野選手
明星青島選手
帯広南商業島崎選手
石狩南高校佐藤選手
確認したとき思ったのは「うわ、寺崎選手おるやん!」
スプリントで勝てるか怪しい、ハードな展開にして水物しないといけない。
当の寺崎選手は脚が攣りそうなのか、ブラフなのかこれ見よがしに足を揉み「ごめん無理!」と言ってローテを回避している。
スプリント王者をどうにか削り落とさなければ
宇都宮今市線に出て、寺崎選手が一番後ろの時にアタックの火ぶたを切った。
オープン男子 最終周回、アタックする北野普識(イナーメ信濃山形)に島野翔汰(YURIFitCyclingTEAM)らが続く photo:Satoru Kato
【オープンレース詳報】弱虫ペダルサイクリングチームが男女制覇 男子は内田、女子は唐見が優勝 | JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE
追い付かれると誰かに「後ろと差を広げるためアタックしないで皆で行きましょう」と言われる。
自分としては吸収されても逃げ切ってもスプリントで適わない可能性があるのは寺崎選手だったので正直どちらでもいいのだが。
寧ろ淡々とこのメンバーでいってどう勝つつもりなのか策があるのか気になった、もう逃げ切るには残り3kmと1㎞の登りしかない。
一旦回復と様子を見ようと集団最後尾につくと「ごめん詰めて!」と寺崎選手中切れ、高岡さんも様子見か牽制しているのか詰めなくて距離があく。
あーあーあーあ、どうするべきか
前5人とちょい離れる、後ろ3人。
アタックして詰めるべきかこのままステイして2人に埋めさせるか、胆力が問われる。
少しづつ開く差、しびれを切らして高岡さんが埋めに行く、寺崎選手は出ない。
う~ん、このまま2人で遅れるのは我慢ならん胆力負け。
田野町の交差点前までに結局自分で詰めてしまった。
セブンを過ぎ、残り3㎞の登りで追い付きざまに高岡さんがアタック、これはきついが皆許さない。
その後、牽制を繰り返すけどアタックというよりはペースアップ程度の差しか生まれず森林公園通りを進む。
青島、島崎、佐藤選手達が前に行きたがるが決定的アタックという感じではなくペースでおいつく。
しかし、意外と疲れを感じる自分、そうなると段々人任せになる。逃げて足がない?それを悟られぬよう潜む。
残り2㎞少し、青島、島崎、佐藤、島野選手が先行、内田選手が詰め合流して牽制的に広がり残り1㎞
決定的に飛び出したのは内田選手
あぁ初めに余裕があれば行こうと思っていた地点、追うだけの脚も心も残っていなかった。
みるみる離れる内田選手、誰も追わない誰か行けよ雰囲気。
敗戦は明確だった。
惰性のように残された6人は進みながらもうゴールが近づくと踏み始める。
島野選手が先行、後ろから寺崎選手が初めて出てきて踏み出したら勢いが違った。
やはり貯めておじゃったか…
高岡さんが番手に入り残り50mくらいで差してゴール。。
オープン男子 2位争いは寺崎武郎(バルバサイクルレーシングチーム) photo:Satoru Kato
[【オープンレース詳報】弱虫ペダルサイクリングチームが男女制覇 男子は内田、女子は唐見が優勝 | JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE]
なんとか3位表彰台確保がやっとだった。
善戦マンな春を過ごし
JBCF西日本160km18位、春群馬108km12位
ニセコで筋挫傷して10位
詰め込みすぎた夏で体を崩し
JBCF修善寺、全日本、福島3戦は調子を落とし暑さに対応出来ず全てDNF
その後7月コロナ罹患、8月急性胃腸炎で棒に振る
また蘇るべく積み上げた秋
復帰の秩父宮杯10位、チーム総合優勝
JBCF秋群馬150㎞20位
ジャパンカップオープン3位
やっと走れるよう戻ってきた。
沖縄までの課題も浮き彫りに出来たので、まだシーズン終了まで自分自身を上げていきたい。
勝ちにこだわることで、課題が見えてくる。だから今回勝負してよかった。
[photo by よこやん]
[パワーデータ]
体感として一番きついのは逃げて、古賀志もハイペースだったとき。
集団で入るとペースは速いが、入る前にセーブできるのでだいぶ楽
古賀志林道1km 、平均斜度8%、最大斜度14%
勾配があがるゲートから頂上までのデータはこんな感じ、GPS計測なので誤差はあるので参考程度に。
1本目3分03秒(P/W6.4倍)/集団
2本名3分20秒(P/W5.8倍)/逃げ1段⇒吸収
3本目3分20秒(P/W5.68倍)/逃げ2段
4本目3分30秒(P/W5.6倍)/逃げ
5本目3分50秒(P/W5.3倍)/逃げ吸収
6本目3分08秒(P/W6.47倍)/集団
7本目3分05秒(P/W6.49倍)/集団
[公式レースレポ]
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo Cotton, 700x26mm/ 使用気圧6.0bar
サイコン:LEOMO TYPE-S
ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース
オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)
ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル
LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:RAVE
アップオイル:Igname Aroma All Seasen
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
給水:ACTIVIKEスピードウォーター