ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

第1回 JBCF志布志クリテリウム インサイドレポート

第1回 JBCF志布志クリテリウム

鹿児島二連戦2日目

昨日の疲労で膝をつく吉田(愛称そらまめ⇒まめ)
19歳でJPTロード完走出来て将来性抜群、私は20台前半は全然完走できなかったぞ
元気出せ

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[コース]

志布志しおかぜ公園横の2.9㎞のL字コース

基本2車線で広いのだがホームストレート半分のみ1車線と狭くなる。
狭まるところか集団が詰まり、横風区間でもあり一列棒状になり危険が危ないでんじゃーゾーン
そして風、しお風というには強烈すぎた。

[機材/サポート]

フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36
タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧4.2bar

ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテインACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)

ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院

 

[レース予想]
第1回 JBCF志布志クリテリウム

作戦は私がスプリントで、若手は動いて目立てで最後はスプリントトレインを組んで残り1kmの連携は詳しく試走で話した。
そして愛三エクスプレスが最速最強に間違いはない。

メンバーは変わらず8名 
自分はスプリント集中
加藤、島野、比護が主軸
大塚、吉田はサポート
小出、高杉はクリテリウム弱気
 
[レースレポート]

(Photo by 三井至)

嬉しい嬉しい前からスタート、以外と憧れていたかもしれない。
年甲斐もなくドヤってしまう。
そんなことしているからスタートクリートキャッチミスって出遅れたのはここだけの秘密だ。

気を取り直して集団内から様子見、序盤は島野が動いてくれてレースの様子を観察する。
風のせいでなかなか逃げはできそうにない。
中盤に緩んで行けよ感あるなか加藤が足を使って逃げに入ってくれた。
 
集団後方に下って、チームメイトに前に行くよう指示
島野、小出ははじめから前で位置取りしてくれるので楽に前に入られる。
彼らのおかけで今年は自分の負荷が減って大変走りやすい。こんなに変わるものなのか。

(常に守ってくれた島野翔太、小出樹 photo by 三井至)

 

淡々と逃げる7名
メイン集団はトレイン被せ合いや追走が起こり忙しない。
ワチャワチャしながら終盤戦に入り段々と愛三エクスプレスが形成され連結加速安全運行が始まる。
その後ろはライン対決の様相で愛三、シマノブリヂストンシエルブルー鹿屋、弱虫ペタル、なんと山中湖アヴニールもトレイン組んで突貫してくる。
その中を小出が残り2周まで守ってくれて、風下に自分を入れる為あの体で風上を走ってくれる姿に本当に頼もしかった。
「今日は俺に期待しないでください!」と何度も言っていた1番樹が仕事を果たしてくれた。涙が出てくるような献身と仕事ぶり、プロトンの中でも稀有なものだ。

(小出樹の心身とものアシスト Photo by 三井至)

樹の自己犠牲をみて奮起しないやつは居ない。
アシストとは本当に闘う心までアシストするのだ。
 
樹が力尽きて残り2周
一人で位置取り始めるが辛さが一気に上がる。
なぜなら他チームのトレインは3〜4人規模で被せてきて一気に位置を下げられてしまうからだ、このジレンマ
それでもキナン、ブリヂストンの後ろを取り最終周に入るストレートへ突入
 
ペースは上がりきり一列棒状の中でコーン接触で二人前が落車!
一人前はギリ避けるも左端へ退避「Fa○k!!」と残して消えていく
私の方へぶつかったコーンがスローモーションで飛んできて、何とか避けきり私も釣られて同じ口汚い言葉を発してしまった。
そしたら前は誰もいなくなり数車身離れてしまっている。
これこそファッキンな事態でスプリントして埋めなくてはならなくなったのは自分
 
ジャンがなる中踏み込んでコーナー前に追いつくもだいぶ息が上がり、足を使ってしまった。
一気に旗色が悪くなる。

(Photo by 三井至)

ストレートで息を整えていると、加藤ら逃げを飲み込まれてきた。

最高の仕事を褒めたかった余裕なし

むしろ前に入ってくれと言いたいぐらいの状況だった。

(Photo by 三井至)

 

広い道に出ると前では加速とトレイン取り合いが始まり最終戦争が始まる。
終わったアシストたちを捌き前に前に。
仕事を終えた選手らを抜くのが精一杯
スプリントするも足もなくなだれ込み先頭集団の最後尾で10位に沈んだ。
 
上位はほぼチームトレイン作れた順
自分の脚力×単騎だと常に10位くらいなんだ。
昨日はチームの協調が運良く噛み合って、上手く出来すぎだったなと少し意気消沈したクリテリウムとなった。

チームトレインで勝負する場所を確保できない⇒トレイン後方からスプリントになる
トレインの後ろ・隊列の綻びにしかいられない⇒集団後方からスプリントになる
落車の危険、リスクが高く回避しても勝負に絡めない⇒集団後方からのスプリントになる
つまり勝負に絡めないし危険なのだ。

道幅広いクリテリウムはチーム戦
いかにトレインで勝負できるか、チーム力が問われる。

チームとして勝負に関係ない集団後方の小競り合いで消耗してないで、集団前方勝負の小競り合いをしたい、して欲しい。
イナーメトレインはまだまだ未完成、伸びしろだから改善していきたい。

 
そして再現性がなければ運なんだ、運にならぬよう分析して詰めていくことをしないといけない。
それが実力になり評価される実績を紡いでいく。
 
開幕戦、鹿屋肝付ロードレース5位、志布志クリテリウム10位で総合7位
正直出来すぎである。
また問題点を詰めてクリアにしてこの順位もチームランクも上げていきたい。
 
早速来週は富士市クリテリウム
この反省を活かし、チームで上を目指そう。