ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

第15回 JBCF 石川サイクルロードレース P1 インサイドレポート

7/17 第15回 JBCF 石川サイクルロードレース

昨年はスタートアタックに反応し、逃げにのった石川ロード
最終周にUKYOプジョル選手においていかれてしまったが今年も乗りたい。
 
朝4時起床で福島県石川町へ
宇都宮~栃木間は濃霧+雨
 
コースプロフィール:スタートから4kmの登りで、その後下り3つほど丘を越えるが基本下り基調のコース
4kmの登りと3つの丘が勝負どころとなる。先頭集団から5分で足きりとなるため集団から遅れると厳しいコース
距離:13.6km/1周×7周= 102.2Km
 
パレードで右端より先頭へ
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スタート共にアタック合戦開始、シエルヴォ奈良の 山本雅道選手が鋭く先行しているが単独では…
追うようにゴールまで残り3km看板が見えるあたりでアタック、後続がついてきているので先頭交代。
去年はこれであっさり逃げが決まったが、今回はそうはいかず集団棒状で追ってきている。
集団に呑み込まれたあたりでマトリックスのアイランがアタックしていく。
そのまま先頭のほうに居座る。
龍太郎のいるあたりに下がったので「ダメだった」と伝える。
残り1kmの勾配が緩い地点で集団が緩む。これは前がいってしまうと焦りもう一発アタック!
ブリッツエンやシマノなど数人引き連れたがマトリックスが先頭交代拒否、アイランが前にいるからか。
ペースが落ち補給地点前の勾配がきつくなる所で吸収される。
集団に戻ると手段ペースがつらい…、先頭から後方へと落ちていく。
Goalを過ぎ、右折してピークに至るカーブで飯野選手らが落車
かわして登りのピーク地点で集団の小尾からもじわじわ離れてしまい千切れる…オールアウトしてしまった。
2回も登りでアタックするなど調子に乗りすぎた。
下りでメイン集団は見えるが、踏めず少しづつ離されていく
苦しんでいると後ろからUKYOの選手とブリッツエンの飯野選手登場、Fitsの狂犬となった青柳さんも合流し前を追う動き…になると思った。
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そこからなんと、飯野選手が1周全引き
ついては行けるが、自分がヤレと言われても出来ない芸当、リスペクトしかない。
二周目に入り、右折して登りのピークで先頭交代を促され、ローテション開始。
その後、先頭集団から千切れた人たちを吸収しながら進んでいく。
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毎周回4km坂で吸収した人らが落ちていき、3つの丘で新入が入っていく。
凄まじいブラックグルペット
30人くらい抜いて入れ替わって落ちていった。
変わらないのは、私と飯野選手のみ。
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2人のみで4周目は走る。飯野選手の引きは相変わらずすさまじい。
補給地点でブリッツエン広瀬GMが「練習だとおもって走れ!」と叫ぶ。
自分も最高にいい練習になっています。
下りでまた前から落ちてきた人らを吸収
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5周目の4km登りの入りを引いてみると疲れがにじみ出てくる、これ以上はひけねぇと死期を悟る。
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そこから補給地点前の勾配がきつくなるところまで飯野選手全引き、交代したが自分の引きは短い。
エルドラの岩野さんらも交代するが、補給地点で飯野選手の引きに私以外千切れる。
登りピークで千切れた皆がうらやましくなり(おぃ!)心折れ、私もちぎれる。
まだついていけたが引く脚がなくなってきていたのでこのまま金魚の糞と考え、自ら千切れてしまった。
その周回で足きりとなった。
飯野選手も同じく。
次に走るときは礼を言いたい。
 
・反省:過信アタック
広島で自信なく後ろにいすぎて中切れ痔・エンド反省から自信を持って前にいたが、いかんせん動きすぎた。
2発目のアタックをせず、見送っていれば集団には残れていだろうから完全に自分の実力を測り間違えた。
ただ筋肉の使い分けによって、確実に昨年より登れるようになってきている。
飯野選手は圧倒的だったがオールアウトしたあとにその走りに着いていけたのは少し自信になった。
 
次の目標は今回クリアできなかったアタックして、吸収されてなお集団に残ることだ。
それがクリアできればアタックして、逃げにのることが見えてくる。
昨年の運ではなく実力でコントロール出来るようになりたい。
登りのこのコースで動けたし、登れたので平坦クリテリウムならどれだけ動けるか確かめたい。
 
レース後、観戦
E2はイナーメ6人出走
香川さん、佐々さん、もやっしーさん、生田目さん、柴田さん、と熱い。
結果をいうと生田目さんが鎖骨を骨折していながら5位!ばけもの。
最終回、最終コーナーで応援するとニコッと笑ってからスプリントしだす。

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(Photo by Izu)
元モーターバイクレーサーは皆頭のネジがぬけていておかしい。
3位に新潟選手権で相まみえたチーム麒麟山の高橋さんが3位!流石である。
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(Photo by Izu)
観戦中、日頃のご愛顧に感謝してイナーメフェアリー達にうどんをプレゼント。
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これで200円きゅうり付きだし、焼きソバも美味しいし石川町のホスピタリティーは高いなー。
 
応援も終え、待望の温泉へ移動。
『お食事・温泉処・いやさか』
湯:アルカリ
臭:弱い硫黄臭
温:42℃
評価:8/10
入湯料:300円
昨年温泉部長が太鼓判押したという食事どころ兼温泉へ
源泉掛け流し
シャワーも源泉
風呂もシャワーもひたすらに熱い。
硫黄の臭いは微かにするが優しい臭い。
露天風呂もあり、シャンプー類はないが温泉部に抜かりなし。
一時間あっというまのいい湯でした。
温泉部長太鼓判なのも納得だ。
そして温泉にはいると食事が三割引!すばらしい。
体を清め、腹を満たし帰路へ
あぶくま高原道路にも近いのも嬉しい。
仮眠しながら23時頃帰宅
 
来週末は、健康診断で再検査項目を測りにいってトレーニングレース群馬!
動き捲る予定。

第3回 ニセコ クラシック 140km UCIグランフォンドワールドシリーズ インサイトレポート

ニセコ

日本一売れる週刊誌で連載されているもののことではない。

ニセコに来い(命令)

来ればわかるさ。

 

【第3回 ニセコクラシック140km レースレポート】 

朝4時起床、お坊さんと荻野さんの朝は尚早い。
ここ数日の罪深い寝不足を続けていたが、6時間睡眠の割には心身共にすっきりしている。
前日の倦怠感が酷かった反動で少し良くなっただけで相対的によく感じるのかもしれない。
 
身長171cm
前日体重64.2kg
 
・食事
朝食はいなり寿司6個、バナナ2本、ヨーグルト250ml、水500ml、2RUN一袋
食べ過ぎず、消化の悪いものは避ける。
2年前のツール・ド・沖縄210kmで朝食に鳥そぼろ飯を食べ、レース中に消化不良で腹痛&おならが止まらなくなった。
その教訓で前日までの食事が9割5分。朝は軽めに炭水化物のみ。
 
・イナーメオイル
荻野さんが10回近くチェックしてくれていた天気予報。
雨予報は変わらず、「Rain GEL」は必須。
ただ雨が止めば熱くなるため「All Season」「Winter」と活用を悩む。
20℃も下回るようなので7月だが「Winter」を選択。
 
Winter→脚全体・腕回り
Rain GEL→お腹・膝
Breath→首周り・胸・鼻回り
 
帯同の皆にもレインジェルをばらまいておく。
 

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宿を出る前にちゃちゃっと作っておいた140kmコース図を貼り付ける。
医学生達は一人を除き全員70km参加らしい。こちらも準備しておいたコース図を幹事の鈴木君に渡しておく。抜かりはない。
ツールみたいと!と盛り上がってくれるとうれしい。
コース図にしっかりチェックポイント(足きりタイム)を書いたおいたので、苦しみ楽しんで来て欲しい。
 
宿から会場までは自走で向かう。
もう少し降り出している。
寒いのでサンボルトさんから頂いているアーム・レッグウォーマーを着ていく。まったくずり落ちず、締め付けもなく素晴らしい品。
レース中、暑ければ脱げるし。ただ濡れたまま走ると逆に体温を奪われ続けるんじゃろうか?ここは検証の必要がある。
検証は何時しよう?今でしょ!
 
レース前にエクストリーム筑波の伊藤さん、こーたーろーさん達と挨拶挨拶。
300人一斉スタートなのだが、年団別の最後尾からスタート。
紅い車のボンネット上からオーガナイザーが赤旗を振る。ツールっぽい。
道幅も広く集団もすぐ伸びて1kmくらいで先頭に上がれる。走りやすい。

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リアルスタートが切られるが動きは少ない。初めが結構なアップダウンだからか。
雨も降りだし、しとしと濡れだす。井上君、加藤君も上がってくる。
20km地点当たりから少数の逃げがおこるが、前の人たちが回しているとおいつく。
オーベスト西谷選手がゆるゆる逃げて行った時は、静かに自分もローテに加わる。そこそこメインのペースが上がり、特定の人しか回らなくなる。
Hamster Spinのマサヒフさんも上がってきて「こんなに追わなくても追いつけるよ!」と自分もそれで下がる。
逃げ集団は少しずつ離れていった。
32kmスプリントポイントが近ずくと集団が活性化、3人ほどアタックしていったので自分も動く。
2kmほど7割ぐらいの力で追って、逃げ追走のシエルボ2人に追い付きローテを回す。
4人の先頭集団に追いつく間際に先頭がスプリントポイント通過。取れず残念。
スプリントポイントはAdam選手がとった模様、人数も8人近くの逃げとなったので回していく。
しかし、1~2kmアップダウンを走っているとメイン集団に追いつかれた。
 
その後、12kmで600m近く登る本日1つ目のパノラマラインKOMへ左折して入っていく。
KOMを取りたいといっていたお坊さん、同じ思いの選手らが上がっていく。
井上君や西谷選手が上がっていった。
自分は前が見える20番目くらいの位置で登っていく。
本格的ヒルクライム、段々と雲の中へ入っていき集団の前が見えなくなっていく。
ただ序盤のため、ペースは緩い。
集団の中は楽でずっと談笑しながら登っていく。でも昨年よりは2分以上早いらしい。
昔一緒に練習した杉本君が挨拶しに来てくれたり、フリーダムの佐藤さんとも。
「KOMとらないの?」
「頑張ってる人がとるべきだからチョイ差しはしません」
「大人だな~」
エッヘン、大人げなくSPはブリッジしていきましたが。
KOM前で少しペースが上がり、数人が飛び出していった。ずっと前で頑張っていたお坊さんや西谷選手が下がってくる。
KOM後、外国人選手が喜んでいる。
「アーユーゲティングKOM?」
「Yeaaaahhhhhh!!!」
「コングラックレーション!」
取ったばかりでアドレナリン出まくり、話しかけたは良いがこれ以降、聞き取れず。
雲の中のKOMを通過、雲の中へ飛び込んでいく下りへ。
視界も悪いし路面はウェット、皆慎重に下るので特に問題なく大丈夫だろうと思っていると…。
まわりとの速度差がある勢いでイン切りしていく青いジャージの選手。
何故か前輪を滑らせ(ブレーキしたかのようにも見えた)アウトを走っていた選手にぶつかり二人とも大きくはじけ飛んだ!
道幅が広く前後に自分しかいなかったため二人は広がっただけで、両方ともこけなかった。このレース中一番ヒヤッとした。
岩島選手のチーム、MIVROジャージの人だったが何が起こったのだろう…(結果、誰もこけずよかった…)
避けるように前にいく、下りきると雨が激しくなる。もう滝行である。
 

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下りきり、ここから昨日試走しなかったエリア入る。雨のせいでコースはもうよくわからない。
平坦に出て雨はスコール状態、痛い。
曇ったサングラスでもしていないと目も開けられない。
先頭のほうを走っていると雨で後ろが中切れ。
前にいた井上くんら4人くらいと大雨の中、わけもわからず少し先行するがほどなくして吸収。
水しぶきを上げながら走る我々は鮭ではないのだ。
補給地点前後でシルベストの方と話しながら走っていると、フリーダムの佐藤さんがするする抜け出していった。
後半の坂で追いついたら引いてもらおうと特に追わずいって貰う。
平坦も終わりに近づき、加藤君の肩を借りて後ろ確認。
集団は100人未満50人以上いるだろうか。

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100km地点に近づきアップダウンが始まる、2回くらいジャブのアタックをするが…動きたい人は少数で吸収される。
常に先頭で走っていると、チームSHIDO中尾選手が上げだす。
まったく知らない登りだがピークが見えない。後半のアップダウンに入ったか。
(ここでアップダウンと思っていたのが前日の試走しなかった無知さゆえである。)
さあ勝負だと!中尾選手に追いつきそのまままくり、後ろを見ずアタック!!
1km~2kmほど先頭で踏み続ける。
後ろから青いジャージの選手が先頭交代してくれる、MIVRO岩島選手だ。
ここで初めて後ろを確認する。
私のアタックについてこれたのは6人。
ライドファクトリー松田選手、オーベスト西谷選手、MIVRO岩島選手、星野選手、菅原選手
勝負が決まった。
これが勝ち逃げとなった。
 
岩島選手と先頭交代したが、少しして回復していきたのででまた私が前にでる。
他の選手はまったく前に出ない。辛いのだろう。
 
3kmまで登ってきて思う。。。この坂いつまで続くんだ?
アタックしたものの、試走できなかったせいで100km地点からゴールまでの知識は皆無。こんなに長いとは思わなかった。
3~4km前後で交代すると後は岩島選手一本引き、周りは今にも千切れそうだ。
なんたってアタックして、この集団を作った自分が辛い。
 
なんだこれは(登りの長さ・岩島選手の引き)
 
あのカーブが空けたら頂上…あのカーブが空けたら頂上…あのカーブが空けたら頂上…と思い聞かせ、自分をだましながらピークをクリア。
頂上まで、自分と岩島選手に引きだけ(後半は岩島選手一本引き)で5kmにわたる坂を登り切った。
ベスト58kgの自分にとって+6㎏の体重でこの坂、この負荷は本当にきつかった。
試走していればここでアタックすることもなかっただろう。
そう今の自分の体重ではアタックするのが速すぎたのだ…。
 
後ろはこの坂でバラバラになった模様。
この'ヒルクライム'の後のアップダウンは全員が先頭交代をした。
それでも相変わらず岩島選手の引きが強く、次に西谷選手の引きが力強く長い、リスペクトしかない。
2つ目のKOMは引きまくりの岩島選手に松田選手がとるよう促すが岩島選手「前に逃げがいるよ」答える。
私もハッと気づく、フリーダム佐藤さんを「あのカーブが空けたら頂上…あのカーブが空けたら頂上…」で埋め尽くしていて、あまりの辛さに忘れていた!
 
123km地点、最後の補給地点も補給はとれず。天の恵みで喉は乾いていないが限定ボトルを取れなかったのは残念でならない。
とりま、5人に「追いましょう!」と周りに声をかけ引きを強める、雨の下りはずっと先頭で下る。
何回先頭交代を促しても誰も前に出てこない、走っている最中皆慎重だな…と思っていたが考えてみれば自分はGOKISO+コンチネンタル Super Sonic Tireだった。(+一番デブ)
易々と抜けるわけがない。
 
下りで回復してきたので、このヒルクライマー集団の中で自分が一番太い(デブ)
スプリントになれば自分が圧倒的有利じゃん、ついていこ!と頭がおかしくなっていたので考えだす(試走していなかった私はこの後の登りをまだ知らない)
下り平坦区間を抜けると登り口で先導車と佐藤さんが見えた!引いた甲斐あり。
逃げの5人からも「先頭だ!」と誰か声をあげる。
追いつくというところで西谷さんが坂でじわじわ上げる。引いてきた反動で少しづつ辛くなってくる。。。この坂も1km以上ある…長い、じわじわ離される。
坂が短ければ耐えられるが…今の自分にはこの登りは致命症となった。
ここで優勝集団から一人ドロップ…、100km地点でアタックしてからずっと尾を引いていたが疲労が回復力が上回った。
これ以上、今の自分に64kgの体重を引き上げる力が出せない…。
体重が軽ければ繰返しインターバルも余裕が生まれるわけだが…。
 
先頭集団から1台審モトバイクが下がってきて、自分についてきてくれる。
「まだがんばれるか!?」
「がんばります!」
「タイム差15秒!」
その後10kmくらいずっと一緒に走ってくれて励ましてくれるし、タイム差を伝えてくれる。
単独のためペースで走るが段々登りの失速が顕著になってくる。
 
139km地点まで、単独走る。ゴールが迫るとモトバイクも行ってしまった。
最後にニセコ町に入る坂を上っていると後ろから車の光。
メイン?集団だ!9人ほどいる。
ラスト200mのカーブ前、ステファノ選手が引く集団に呑み込まれる。
ハシケンさん、根本選手、ステファノ選手、早瀬選手、澤野選手、アンディ選手、伊藤選手、中尾選手らがいる。
おぉぉ神よ、慈悲をください。
 
デブに慈悲はない、そのまま集団最後尾でゴール。
 
総合16位/年代別9位
 
ゴール後、悔しさと情けなさ、仕上がってないのに以外と走れたなといった満足感と様々な感情を雨に打たれ流しながら旅の仲間たちのゴールを待った。
優勝は松田選手。最後まで残って勝負がしたかった。
 
・敗因
①コース試走:100kmからの坂のきつさを知っていれば5kmの坂でアタックなどしなかった。
他の誰かアタックしたかも知れないが、初めの1kmで6人に絞るようなアタックをする人はいなかっただろう(自分はこんなに登るとは思っていなかったため加減がなかった)
それだと後ろから合流してきた9人くらいはついてこれたかもしれないので、全然違う展開になっていただろうからレースというのは不確定要素の塊だ。
そして自分はスプリントに持ち込めば良かった。
②ウェア:アーム・レッグウォーマーを付けたまま走ったが濡れて走ったのは失敗だったかどうか。
水を吸って重くなる(デットウェイト)し、ずっと濡れているのは体温を奪い続けられたのだろうか?千切れた一要因か判断に迷う。
③補給:レース後500gしか体重は上下していなかったため、補給はほぼ問題なし。
④体重:減量必須である、慈悲はない。
 
 
この後、宿に戻りシャワーをびしょびしょの自転車を詰める。
さあ気を取り直してニセコ観光だ!
 
スープカレーつばらつばら】
140km走り、帰支度。昨日からマトモに北海道らしいものを食べておらず、空腹の極み
鈴木さんから「スープカレーはお腹のなかで喧嘩しますよ」と言われてどういうこっちゃっと。
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上手い…が確かに胃が荒れそう…スープの油と辛さのせいかな?ラッシーが絶品であった。
罪深い食べ物だ。
 
 
食後会場へ戻りリザルト確認
ちとうまく走れなかったため憂鬱だったけど…
加藤くんも井上くんと共にオーストラリア、パースで行われる国際大会出場権をゲット!
喜ぶ二人に私もホッコリ。
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オーストラリアいくぞ!と3人盛り上がり。
常に前で展開し、良い走りをしていた井上くんも競技引退が延びたようだ。
走った選手、みな様々な物語がある。
 
【まっかり温泉】
気持ち新たに、観光へ
シャワーだけでは癒されないほど雨で体が冷えたので温泉部活動
加藤くんがよい温泉を発見伝
羊蹄山を眺望する露天温泉が売り。
入湯料:500
評価:6/10
天気が悪く雲のかかった羊蹄山は相も変わらずよく見えず。鉱質に特長はなし。
ただボコボコ涌いてきている。

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ここで一旦別れて帰路へ
皆様ありがとうございました。

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ツール・ド・沖縄がさんぴん茶なら、ニセコクラシック(北海道)はこれ!
 
新千歳空港 三階 ラーメン街道】
結構余裕を、もって到着
荷物預け後、北海道ラーメン
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ラードの味が更に罪深い
 
Jetstarの飛行機が30分遅れてどたばたしたが、24時に帰宅し爆睡
 
ツール・ド・沖縄よりも後半が厳しいコース。140kmなのも納得だ。
そしてツール・ド・沖縄に類する大会になるホスピタリティー、環境がある。
ニセコもよい観光地で外国人の方が多いし、英語が飛び交う面白い街だ。
また来年も来て最後まで優勝争いを演じたい。
 
皆もニセコい!
 
来週はJPT石川ロード
昨年度は逃げたが今年も逃げられるか?

第3回 ニセコ クラシック 140km UCIグランフォンドワールドシリーズ(予選)前日

第3回 ニセコ クラシック 140km UCIグランフォンドワールドシリーズ(予選)前日
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今回は四月くらい予定していたニセコクラシックへ参戦
UCIグランフォンドシリーズは世界予選12戦あり、年代別上位25%が決勝にいけるホビーレースの頂点でありアルカンシェル(世界王者ジャージ)も貰えるとか。
出場制限はUCIポイントを持っていなければOK
そんなレースへ参加前の旅情編

【金曜日】
会社帰りに最寄駅で先輩後輩の2人と合流
日本最速のお坊さんことSEKIYA石川さん
学生選手権で使ったTTバイクを返しに来た駒澤大学渡邉

家まで送る車を待つ間に期日前投票をすませ心置きなく遠征へ。
家に帰ると父が気を良くして2人を飲ませまくる。
私は北海道へいく準備があったため泣く泣く辞退(逃げられた)

【レース準備編】
広島以来べとべとだったバイクを洗車し、オイルを塗る。
雨予報なので全天候対応のイナーメチェーンオイルを使う。
塗布後、10分放置してから輪行袋へ詰め、荷物の準備。

今回のレースは140kmなので補給食を吟味する。
・補給食
ボトル×2(水/CCD)
CCD ワンセコンド×2
2RUN×1
ATHLETUNE黒×2
ワッフル×1
チョコレート羊羹×2

140kmなので20km毎に何かしら食べていく計算
ボトルは途中でニセコクラシック限定ボトルが取れるので何個とれるか楽しみである。

準備を終え、渡部を帰し、お坊さんを父母から解放させ26時頃就寝

【土曜日】
4時起床で出発、二時間睡眠未満、眠い。
思えば木曜日も26時寝だった。疲労感に苛まれつつ成田へ

今回の移動は成田空港から新千歳空港へいくLCC Jetstar
4月末の予約で、預かり荷物20kg指定で往復20000円也
Jetstarは自転車は預かり荷物扱いで、重量が収まっていれば別途料金とられず使い勝手がいい。
積極的に活用したい。
ただLCCは成田ターミナル3に集まられ徒歩だと10分近くかかるのどうにかして欲しいものだ。
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今回、一緒に活動するのはラバネロの加藤君。
そして70kmに参加する医学生たまごの藤谷君、青木さん
始発できてくれたものの6:05発の便だと到着はぎりぎりになってしまう。
ドタバタして何とか全員乗り込み完了
いざ試される大地へ

新千歳空港は外に出ると20℃。さらっとして過ごしやすい!てか寒い…
飛行機時間違いの旅の仲間を待ってる間に散策
新千歳空港内2階は食の宝庫、広すぎて迷う
しかし、良い臭いは逃さない。
Calbeeのポテトチップス揚げたて
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( ゚Д゚)ウマ~
罪深いものをレース前に食べてしまった(一回目)

今回はレンタカーは日産キャラバン ディーゼル、オラわくわくすっぞ。 
空港駐車場の構造がわかりずらく、また載せる人たちの位置がよくわからず空港道路を3周くらいクリテリウム
一緒に行動する、Avail荻野さん、加藤お兄ちゃんらも合流しキャラバン ディーゼル2台で遠征開始!
その前に、イオンで食糧調達。これが土曜日の食糧難に繋がるとは知る由もなかった…。
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10時頃、新千歳のイオンより尻別国道276号を西進しニセコへ向かう。
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北海道らしい風景に圧倒される。
高校時代にやった『風雨来記』というゲームでも北海道バイクツーリングで憧れたものだ。
しかし、代わり映えがなく2時間睡眠と相まって眠くなってきたので運転交代。残り20km程度寝る。
12時頃、「ひらふ広場」という会場に着。
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寝たのも会場の近くだったので全然眠れず。
ささっと受け付けを済まそうとするが、ライセンスコントロールがありびっくり
Japan Cup Trackへ帯同しているイナーメ中畑監督に連絡を取り写真を送ってもらう、助かりました。。。
検車があるという情報があったのでバイクを準備するが検車はなし。
その後、昼食を食べようと会場を回るが700円の普通の焼きそばか、焼き鳥しかなく見送る。
いろいろあって、試走への出発は15時くらいになってしまう。更にいろいろあって加藤君は車一台貸し上げで別行動。
コースをスタートから確認しながら車で下見。
7km600m近く登る47km地点のKOMは登りは車試走、お坊さんの希望で下りは自転車に乗って確認する。
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登りも長いが勾配もゆるい、下りも楽しく硫黄臭いが危ないところもなく道もきれい。
下り切った後、合流地点を間違えて待ちぼうけ。日が陰りだし、宿でのBBQ時間が迫ってきた。
そのため100kmから始まる勝負どころのアップダウンを見ることが出来ず宿へ向かうことに。
これが自分的には翌日のレースに大きく影を落とすことになろうとは知る由もr(以下略

本日の宿は「ニセコ ペンショングランパパ
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内装・外装は古い欧州の家のようで、なかなかの雰囲気
今回は加藤君の縁で、医学生だけの自転車イベントとして宿が借りられており、50人近く医学生が一堂に会している。
そのグループに混ざって一緒にBBQへ参加させてもらうこと。
BBQだけあって肉しかなく、予期して準備していたお稲荷さんも席を外している間に食べられてしまい(許すまじ)お腹は膨れず…
その代り、医学生達との話は理知的でウェーイ感のない、会食的で大変たのしかった。
誘ってくれた加藤君、幹事の鈴木さん、迎え入れてくれた皆様ありがとうございました。
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ただ、朝からまともなものを何もとれていないので明日140km走るエネルギーが全然満たされていない。
宴もたけなわなタイミングでコンビニにいきチャーハンを購入してお腹を満たす。
罪深いものをレース前に食べてしまった。(二回目)

その帰りに花火が空を彩った。
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北海道ももう夏なのだ。
あとは宿から徒歩1分の「温泉ゆころ」に行き、今日の疲れを洗い流す
甘い味がする鉱質で色は硫黄色だが匂いはほぼない。ふしぎな温泉。
露店もあり、源泉かけ流しのようで熱い源泉が噴出してきている。
ストレッチ・オイルマッサージを終え22時就寝
目を閉じた瞬間、疲れから意識は闇に包まれた。
明日は勝ちたいな…

第50回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-2 P1 インサイドレポート

7/3(日) 広島2days
6時起床でホテルバイキング
バイキング内容が意外と盛り沢山でうれしいが我慢して炭水化物だけ軽めに。
7:30くらいに会場入り、既にみんな準備出来ている。
最後に会場を出て最後に会場入りする88年生まれたち。お察しください。
今日は長いからとアップもせずのんびり準備する。まずは一杯。
イナーメブースは昨年の熊野で熱中症が多く出て(私や紺野)依頼、監督提案で常に経口補水液が準備されるようになった。
これが大変効果的で、脚吊りや脱水防止に一役買っている。
ありがとうございます。
岩月さんは水素水水素水いってぐびぐびビーr・・・だけではなく、経口補水液を飲んでいる。
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(Photo by Maki)
スタートと共に左コーナーで落車
噂によるとお爺ちゃん混走があったらしい。マコトか。
その後、1周目は特に問題もなく2周目に入り3段坂後の下り区間で前が落車。
扇状に広がる落車で道が完全に塞がれる。
自分は余裕をもって止まりきった。しかし後ろから後続が波のように突っ込んでくる。ただ止まって祈るのみ。
なんとか後ろから突っ込まれることもなく済んだ。
落車で呻く人たちの横を抜け前を追い出す、しかし巻き込まれなかった先頭はもう見えない。
20人くらいの集団になるが何人か焦って無駄引きをしだす。
同じく落車に巻き込まれ遅れた佐野さんが同じ集団にいたので、「引きすぎないで大丈夫ですよ!おいつきます」と声をかける。
シマノが2人おり(一人は入部さん)引っ張り出す。自分もローテに入りだした頃合いで前に先頭集団に追いつく。
先頭集団はペースダウンしており、前にいた自分は逆に「合流!ブレーキ!」と叫ぶ
宮澤さんが「やだよー!」とニヤニヤしながら私を抜いて、前と合流していったが案の定詰まっていた(笑)
無事合流しサイクリングペースへ、続々後続が合流していく。イナーメの安否も確認、こけたりはしていても全員無事ではあった。
その後、重大な落車につきニュートラルとなり、ブラーゼン高木やウォークライド米谷らと談笑しながら逆走してチームピットに戻る。
初めての逆回りは登りが緩く長く辛そうだ。

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(Photo by Maki)
再スタートまで暇、脚に血がたまっているので少しでも心臓より高い位置に脚を置く。
止まって1時間後くらいに再開
5周と短縮されたので、スピード勝負になるとふんでアップを行うが思ったより脚が重い。すぐやめる。
そのぶん早く並ぶと2列目。
逃げていた3人が50秒差でスタートし、集団が後を追う。
アップの疲れで、今日は調子悪そうと少し意気消沈し、集団後方でいく。
すると3周目の三段坂でペースアップが始まる。きつくない引きで前が中切れを始めたので内心驚く。
集団最後尾から急いで前へブリッジ、1段坂から飛び出し、2段坂で前に追いつくもここも中切れ。
そこから更にジャンプする。3段坂でメイン集団に追いついたが下からいった負荷でここのペースアップに対応できずオールアウト
メイン集団より離れる。。。いかんせん後ろにいすぎたことが悔やまれる。
ペースで登ってきた抜いた人らに抜き返され3段坂をクリア、ぱらぱらだったが下りでまとまり追走集団になる。
まだ前の集団が見えるのでそれには追いつこうと頑張って引くがローテが回らず…

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残り2周、下りはまた一緒になった愛三福田さんが長く早く引いてくれる。
登りだと奈良さんが元気、ニールプライドのValade Jaysoが先頭に立つとローテが切れるような上げ方をする。
自分も前に追いつきたいがため長めに引くがどうも集団の速度とあってない模様でグルペットを分解気味にさせてしまう。
岩月さんからも「登りも下りも早いよ!」と言われる。大丈夫、水素水が足りていないだけです。

最終週の三段坂で奈良さんが重いギアをぐいぐい踏んでペースアップ
ウォークライド兼松さんと緩やかに追っていき、2段坂で前集団と奈良さんに追いつきそこからまだまだ前に行くため先頭に出て踏み続ける。
3段坂前でもう一つの集団に追いつき、奈良さんにGood Job!的ハンドサインをもらい、気を良くしてそのまま休まず3段坂を駆けあがる。
頂上手前ですこし垂れる、Valade Jaysoが追い付いてきて奈良さんも合流し下りへ。
Valade Jaysoが「up!!up!!」と先頭交代をせず入れ入れいうので、奈良さんが先頭の時に自分も「up!!iUP!!」とやってValade Jaysoを先頭に出してみる。
そうこうしているとローテも崩れペースが上がらない。
そのうちに下りで兼松さん、河賀雄大選手、横塚浩平選手ら数人が合流してきた。
最終カーブで奈良さん、兼松さんらがウォークライドトレインを組む。
自分の後ろにはValade Jaysoがぴったり。
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何故か二人で盛り上がり、引きちぎろうと500mからスプリント開始
ペースを上げて下げて繰り返し、ギアを上げ続けるが200mくらいでいかれて負ける…。
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12.3×2周 中断 5周=86.7km 56位
ゴール後、最終周のかち上げでオーバーヒート気味だったのでピットに戻り次第水ボトルを貰いかぶる。
熱した体に甘い香りが目に沁みいる・・・・これスポーツドリンクや!
皆の笑いを取りながら普通の水を浴び直すも帰り道中すっと甘い香りが鼻の中を漂っていた。
その後、仮眠をとったり、他のレースを観戦・応援。
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(Photo by Maki)
空港まで車を香川さんがだしてくれるというので、熱中初気味の龍太郎、佐野さんを車に乗せ広島空港へ撤収
島風ラーメン(しょうゆとんこつのあっさり細麺)を食し(油が少なく優しい塩っけがレース後には嬉しい)、おしゃれなカフェで恋バナをしているうちに出発時間。

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東京駅に岸の車を渡しに行き電車で25時頃帰宅。お風呂でスポーツドリンクを流し爆睡。

段々調子が上がってきているのに、自信がなく集団後方にいたことで先頭集団に残れる局面で残れなかった。
ゆるゆるながらパワーや登坂力が上がってきているので、このまま続けてちゃんと登りレースでも先頭集団で勝負できるようにしたい。

来週は、UCIグランフォンド ニセコクラシック 140km
【ホビーレーサーの国際大会は、2016よりUCIグラン・フォンド・ワールドシリーズ(UGFWS)と呼称し、14の予選大会の一つ。
UGFWSファイナルはチームリレー、タイムトライアル、ロードレースの各部門で競われます。
各部門の優勝者には世界チャンピオンの称号ならびに5大陸を意味する5色をあしらったレインボージャージが授与されます。
本大会出場者にはオーストラリア・パースで開催される2016 UCIグラン・フォンド・ワールドチャンピオンシップの出場権を得るチャンスが与えられます】
とのこと。

勝ったらオーストラリア・パースで行われる国際大会UGFWSへ招待らしい。
試される大地に自分を試しに行ってきます!

第50回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-1 P1 インサイドレポート

全日本から帰ったあと、蕁麻疹と喉風邪にやられ水曜日まで苦しみながら仕事をこなす。
木曜日に快方に向かってきたので体調は良くないが湾岸連へ参加
全スプリント奪取して体の調子は悪いけど脚の調子は悪くなし

シエルボ奈良の岸を泊める。
我が家に泊める時はカレーと決まっているんだ!
しかし、岸は遅い夕食だからと夕飯もビールも軽め。
今まで泊めた自転車選手の中で誰よりもストイック!偉い。
自分は軽く洗車してから輪行袋にいれ1時頃就寝

 

7/2(土) 広島1days 71位
4時起床で成田へGO!

今回使うのは『春秋航空』 成田→広島往復便
4月末にスプリングプランで予約すると往復13000円
自転車積込往復8000円(ここだけ痛い…)
総額21000円也
いろいろあってLCCの怖さを身をもって味わう(知りたい人は直接聞いてください)
岸ごめんよ…。性差は超えられなかった。

無事着くことは出来たので、9時に会場入り。

イナーメウェアスポンサーのサンボルトさんも常にブースを出している。

オーダーサイクルジャージ サンボルト

今年のトレンドはこれ!

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圧倒的かわいさ。後続を癒すクマ♡

そして学連のニューヒロイン、すでに知っている人は知っている福田ちゃん。

Fitsレディースで実業団で結果を残しつつある。応援してくださいね♡

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いろんな人と話しているとスタート時間

12.3km×6周=73.8km
短いので動きの激しいレースになると予想されたので自分としては珍しくアップしてから並ぶと最後尾
チームメイトの福留さんが「娘に行ってらっしゃい~」と見送られている。

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(Photo by Maki san)
 和やかな雰囲気のせいか、気温のせいかホクホクしてスタートの号令
序盤無理せず後ろ待機
一周目から耐えられるギリギリの速度、辛ぇ暑ぃ
無風の3段坂が特に暑い。
タイ合宿で幸也さんに水は被るとずっと被らないといけないから(体温の上下が繰り返されると消耗する)最後まで被らないほうがいいよと進められて以来、封じていたがここでは耐えられず被る。

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(Photo by Maki san)

2周目のアップダウン区間でイノーさん、岩月さんがおさらば。
「イノツキサン~!」と叫ぼうか悩むが、叫ぶ余裕はなかった。
今年からチームメイトの遠藤さんが「中切れの雰囲気を感じとる嗅覚」というマンガチックな特殊能力持ちなので、するする上がっていく。
ついていければいいのでが、その後の三段坂で暑さとキツさに根をあげ自分も先頭からおさらば。

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千切れてから後ろから追い付いてきた人らと回し出す。
初めは6人くらいだったが後ろや前から合流して、集団は20人ほどに膨れ上がる。


愛三工業の福田さんの下りが安定していて早く安全で長く引いてくれる。
最終周は自分やVC福岡フリーダムの佐藤さんら同じようなメンバーしか回らなくなるが引けるだけ引いてグルペット最後尾。

佐藤さんに「エンドキャップ癒される~」と走りながらコメント

効果はてきめんだ。

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グルペットなので完走狙いで協調する集団なのに、辛くて先頭交代飛ばし続けるのはわかるけど
一度も前に出ず完走ポイントだって同ポイントしかつかないのに最後だけスプリントするのなんなんと佐藤さんへ話ながら流してゴール。

 

終わると、遠藤さんがイナーメ最上位。龍太郎は自分の前でおこった落車で遅れた模様。
撤収準備が大変早く(イナーメにしては)終わり、本日の宿に移動…しようとするが、車が動き出したのは何故か広島森林公園閉館ぎりぎり前
「ホテル東広島ヒルズ 西条店」へ

http://breezbay-group.com/higashihiroshima-hills/

シャワーを浴びて、ホテルマンさんに夜の街で良いお店をリサーチ
イノーさん、トヨカツ、私と自転車界最強世代(笑)3人で広島の夜へダイブ

 

目指す夜のお店は「おこのみたまたま」
広島名物、広島焼r…おっと広島風お好み焼の有名店だ(そこの君、なにを想像したんだ?いってごらん)
しかし、たまたま大人気。「3人はいれますか?」言葉もなく頭を振られる。
他をあたるも、広島風お好み焼屋を3件連続お断りされ、諦めずもう一軒
島風お好み焼き屋「楽」へ
http://www.omisejiman.net/raku/


元気な若おかみさんと笑顔のよい店員さん二人に心のオアシス
人気店に3名は入れますか?と聞くと「ダメ」「ムリ」と無碍もなく断られて心荒んでいたなか、忙しそうだけど「はいれますよっ!」と明るく受け入れてくれたので嬉しさも一入
駐車場の場所まで頑張って説明してくれる。ありがとうございます。

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たらふく食べて満足満足、また来年
帰ってイノー・トヨカツとぐだぐだ話しつつ就寝
明日は難易度AAAランク、同じコースで倍の150km。
調子も上がってきたし、寝れば回復する。
いい夢をみたい。

JBCF 奈良クリテリウム インサイドレポート 夜行バス 輪行レビュー

【金曜日】
飲み会幹事で2次会までエスコート、もうレモンハイはいりません。
25:00 帰宅
佐野さんが泊まりに来ていたが、父母と楽しく飲み明かしていた模様
私も準備をして26時前に就寝

【土曜日】
朝5:00起床で佐野さんと千葉県の保田へ
メンバーは言わずと知れた主催者イナーメまこっちさん、まこっちさん現役時代のバイク仲間 タケさん 
高石杯Winner佐野さん
湾岸ユナイテッドから 工藤さん
まこっちさん別荘前集合でしいたけ村練習スタート!

■しいたけ村周回:1周13.7km、高低差210m
全行程 7周(5周メニュー後、2周レース走予定)
・メニュー1
しいたけ坂(1分半の激坂)プログレッシオーネ
1周目→5周目=4.5→5.0→5.5→6.0→6.0倍とあげていくもの。

まこっちさんパワーメーターが指標、まこっちさんの前にでず離れずついていく。
1周目完了後の下りでパンク、まこっちさんからパンクの神様が移ってきたようだ(練習前にまこっちさんもパンクしていた模様)2周目は修理につきパス。
3周目復帰、3~5周とだんだん苦しくなるが耐えきる。
人の後ろについて抜いてはならないメニューはモチベーション的に辛い。

・メニュー2
白石峠頂上スプリント
5倍前後でローテションを行い、最終自販機より自由にスプリント

1周目は自販機が見える前から上げて、皆さんの発射台。
まこっちさんに早くあげすぎと窘められる。
2周目パンクで不在。
3周~5周は全勝ち。
4周目にハムスタースピンの福田さんと生徒さん?も合流して白石峠だけを一緒に登って、スプリントで大変うまいリードアウトを披露してくれた。
最近房総にいけば野生の福田さんとよく出会う、次はモンスターボールをもっていこう。

メニューなれど、逃げ集団のように淡々と回し続けるので楽しいけど休みどころがない。
疲れは蓄積され、昨日アルコール・寝不足で弱ったメンタルに追い打ちをかける。
スプリントは調子いいし、明日は奈良クリテあるし、もう千切れてもよいよね?
5周目白石峠スプリントを勝ったあと、流れで佐野さんと先行するかたちになりながら、6周目レース走に入る。
佐野さんが下りでゆるゆる上げていくので自分は後ろを待って4人で佐野さん追走。
しいたけ坂へ向かうアプローチで、ゆるゆる追いつこうとするうちにまこっちさんと2人ローテになる。
段々自分の引く量が多くなってきて、つらい。
ここでゆるゆる追いついちゃうと出し切るまでやりあうスイッチ入って明日に響くと冷静に判断(弱気)
しいたけ坂前までにちゃちゃっと佐野さんを吸収して千切れようと画策。
後ろがついてこれるぐらいの感じブリッジ敢行、佐野さん吸収した力でカウンター気味に前を出るが誰もついてこなかったので冷静になり、千切れる。
回復走ペースで走っていると、4人が白石峠を下ってきて「みんな疲れてぐだりそうなので今日は終了、飯いこう飯!」とのこと。
予定とは予定通りいかないものである、助かった。

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昼を食すべく「道の駅三芳村鄙の里」へ向かう。
その道中は平坦のため結構飛ばして佐野さんと二人ローテになり楽しんだ。
ビックサイズの「ビンゴバーガー」を食す。

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たいへんボリュームがあり、和牛の肉質の良さを堪能できる一品。
あとはゆるゆるまこっちさん別荘へ帰宅。
波打ち際の別荘で、流れ込む風を楽しみながら充実な週末を過ごしている感が最高―(いや過ごしているのだが)
明日の奈良クリテ行くよりこのまま寝たいな…とゆるふわタイムで幸福感につかる。

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奮起して帰宅!奈良へ行く移動手段も確保していないのだ。
帰り際にサイクルフリーダムへ寄って、洗車と佐野さんの忘れ物を預け、店長にハロハロを奢り肥えさせ帰宅。

電話で取れたのは夜行バス、夜行バスは輪行お断りが多いですが…
なんと輪行できる夜行バスがあるのです!

・VIPライナー グランシア

千葉⇔なんば | グランシア|高速バス・夜行バス・深夜バスの予約はVIPライナー

区間:東京~京都間
価格:5000~7000円

これで東京駅→京都駅へいき、近鉄橿原線(きんてつかしはらせん)でJBCF奈良クリテリウム会場のファミリー公園前いく作戦。
グランシアの夜行バス乗り場は東京駅八重洲北口より徒歩5分ほどの東京ラウンジ。
輪行袋をもって、東京駅の一番深いところから歩くと結構疲れた。バス呼び出し前にレッドブル1缶サービス。
寝るなということか。東京ラウンジからも3分くらい歩かされ満身創痍、預けて就寝。
2列シートはリクライニングで良かったが、隣とは腕がぶつかるくらい近い、カーテン仕切りあり。
疲れ果てているのだが出入り口に一番近い席でかつ、リクライニングとはいえ姿勢がだんだん辛くなり中途半端に眠れず。
耳栓を片方紛失しながら5時に京都駅着。
悪いところばかり書いたが、この価格でかつ睡眠時間を移動に使えるのは効率的。
眠りはアイテム等で改善できるので、関西レース単騎参戦時はまた夜行バスを活用したい。

他にも輪行可能夜行バス会社がある模様。
•アミー号(新潟便・関東便) 輪行+1500円

夜行バス(高速路線バス・高速乗合バス)の予約ならアミー号

•ブルーライナー

夜行バス予約サイト【バスのる.jp】

輪行しよう│夜行バス予約サイト【バスのる.jp】

 

【日曜日】
近鉄橿原線急行でのんびり電車の旅、部活動の学生や一人旅の小学生などと触れ合いながらファミリー公園駅に7:30頃着。

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さとうさんがテントを設置済み、ありがとうございます。
岩月さんと3周試走、けっこうカーブがタイトだが、前に上がりどころは多く自分的には好きなコース。

予選は2組
レーススタートと共にイン側から先頭へあがる。
特に何事もなく前10人から落ちることなくキープ

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 河横を抜けて、左コーナー、右コーナー空けで、先頭がごちゃり自分の前のシマノの選手が軽くブレーキ。
アウト側にかぶせていいただので軽くブレーキをした。
この瞬間、フロントロック。一回転して地面に叩きつけられた。
外側だったため誰も巻き込まず、突っ込まれることもなく済んだ。
2周目だったためニュートラルも使えずレースエンド。

とぼとぼイナーメテントへ帰り擦過傷を洗浄し、救護室へ。

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 先生に怪我の対処に慣れ過ぎていて、家族に医療関係者がいるのですか?と聞かれる。
自分が怪我するよりイナーメや後輩達、知り合いを治療してきたお蔭で相当知識がついた。
湿潤療法の話となり、感染症リスクなどが高いため、従来の方法に戻るのではとの話を聞いてどうなっていくのだろうねという感じ。

治療してもらった後、TOYOフレームのアイドルプロデューサーこと多田さんにバイクを見てもらう。
ブレーキシューとカーボンリム面にリム樹脂の溶けたカスが貼り付いていることを発見。f:id:Assalitore:20160615230436j:image

この溶けた樹脂が、ブレーキの急な効きになりフロントロックに繋がったのではと突き止めた。
マイナスドライバーやリム研磨石で擦るととれるわとれるわ。
誰も巻き込まず、熊野前にリスクを見つけることが出来て良かった。
皆さんもカーボンリム面はご注意ください。

クリテリウム決勝にはナパチャット氏だけが突破。

決勝見たかったけど、怪我の治療を優先したくチームメイトには申し訳ないが泣く泣く岩月さんカーで名古屋へ。
途中、おいしい甘味所で奈良にきた想い出を作ってねぇと思いたち、法隆寺横にある「松鼓堂・堀本」へ

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名古屋御当時アイドルが駅前で踊っている横で輪行をして、18時に帰宅。

岩月さんありがとうございました。
シャワーで傷口に歯ブラシをあて絶叫

ひどくて、月曜日には首ムチ打ち・歩行も難しかった。
火曜の夜には軽く自転車に乗ることは出来たが、ダンシングすると一番深いえぐれ傷+打ち身の左膝が痛い。
水曜日、左膝以外痛みが引いてきた!これはいける。

これから飲み会でしっかり水分補給していこう。

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次回は…、明日から始まる6/16~6/26までUCI2.2 Tour de 熊野!
去年の印象は…。
開幕!センターライン以外カーブは砂だらけタイムトライアルプロローグ
さらば仲間よ!ペガサス流星拳(中切れ)は避けられない第1ステージ
熱戦!グルペットはまだ出来ないのかクイーン第2ステージ
北野死す!疲れが隠せず引きずり回される魔の第3ステージ

走りながら怪我を直し、私は生き残ることが出来るか?

 

(仕事も有給を頂いたので、生き残る限り毎日レースレポートアップ予定)

2016新潟県自転車競技選手県ロード・レース大会 インサイドレポート

今週、健康診断があり昨年度比+4.8kg/腹囲5cmアップが言い渡されたました。
看護師さん「あら、太りましたね」の言葉が耳から離れず、バリウムがお腹に残り体調を崩す。
そんな週末にひょんなことから新潟へ向かうことに。

 

【土曜日】レース前日
24時前後帰宅
6時起床(睡眠時間5時間)、7時発
久々に手賀沼連。今回は途中参加離脱もあり9人集まり往年の盛り上がりを見せる。
50kmほぼノンストップでインターバルを挟み2回100km走り込み。
疲れと光化学スモッグなのか体が思ったように動けず、小林さんなどを筆頭にみんな辛そう。
自分も体と自転車がバラバラで思うように走れずいらいら。
残り10kmまで踏ん張ったが、心がしぼんで離脱。申し訳ありませんでした

ハンガーノックなどではなく集団から離脱するのは初めて、こんな調子もはじめて(そこそこ踏めているにも関わらず)
練習後、爆風の時のみ出現する江戸川峠を越えて帰宅。
豆腐だけ食べて回復…するわけもなく、調子も悪く、睡眠不足で疲れがピークに。

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ダイエット始めました。

Dst170km

体調やばいやばいが後輩がホイールを貸してくださいというので、メンテを依頼したホイールを取りにサイクルフリーダムへ。
せっかくなのでレース前の洗車もやってしまおう。
さらにさらに、肉体的にも精神的にも疲れ果てているのでマッサージで癒す心持。
洗車し、ホイールを預かり待望のマッサージへ。
マッサージを受け初めてすぐ、先生に「寝不足の人の筋肉ですね」と喝破されぐぅの音も出ない。
確かに今週は4時間睡眠を2日連続で続けてしまった。
「ほぐすことも大事ですが、よく寝ること」と指摘をもらう。
ぐぅと寝たい。

フリーダムに戻り、さささんに夕飯を誘っていただいたので豆腐だけで満たされた体に更なるご褒美をあげる決意。
フリーダムメンバーとイナーメメンバーでロス・アンゼルスという千葉で有名な?洋食店へ。

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ぼりゅーみーでおいしいとのこと。さらにきのこスープがおすすめなそうな、大鳥さんからタダ券を頂きぱくつく。

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パンナコッタのような食感のパンに守られたシチューは濃厚で、キノコの優しさが共存している。
当店一押しで数が出るそうなのもうなずけるおいしさであった。さささんに奢っていただきお腹が満たされる。
大鳥さん、さささん、フリーダムの皆さんありがとうございました。
23時半頃帰宅し新潟選手権への準備する。
ここまで来ると貫徹のほうがいいじゃなかろうか。

【日曜日】
3時起床(睡眠時間3時間)、疲れで体が重い、顔を洗って目を覚ます。
3:30出発。
4:30に学生たちを迎えに行き出発。
今回の遠征目的は彼らの成長と課題を見ること。
2年、永田・佐藤新・小嶋
1年、岡田(初レース)

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関東平野を覆う梅雨入り雲から逃げるよう、3時間ほど塩尻石打SAから新潟県津南へ向かう。
「マウンテンパーク津南」という潰れてしまったスキーリゾートが会場。

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今回の新潟選手権は大学の先輩、日本最速のお坊さんこと石川さんのお誘いで参戦。
実業団・学連レースがない週末開催でなおかつ、
一日で4kmヒルクライム・2kmタイムトライアル・予選16km/決勝30kmクリテリムが走れるという4race/1dayというとんでもない大会なのだ。
(登録者・ビギナー・女子・ジュニアなどクラス分けもあり)
県外も参加できるので来年はこのブログを読んだ人皆さんご参加ください(宣伝)惜しむらくはホームページ等ないので口コミでしか要綱など読めないところ。
なにはともあれレース準備、お坊さんも応援に来てくれてレースを主催者である権瓶さんに挨拶。
新潟の自転車文化発展にご尽力されているパッションを強く感じ、感銘をうける。

その後、学生4人をイナーメオイルサマーでマッサージしてヒルクライムを準備する。

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(Photo by Ishikawa)

なにか作業していないとひたすら眠い。

[ヒルクライム]距離4km/平均勾配7.4%/標高差270m
アップ中に、チーム麒麟山の大野さんからブログ読んでいますよと声をかけられる。
嬉しくて話し込んでいくと、学生のころから自分を知っているとのこと。
大学生1年のときに、競技を始めて初めて参戦したヒルクライム弥彦山ヒルクライムだった。
その年代別優勝石川さん、そのアシストをして2位を自分が取ったときに一緒に走っていたとのこと。
この時期新潟はアスパラガスがおいしいよ!と教えて頂き、最高にホットな話で心が温まったのでアップを終える。

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(↑2009弥彦山ヒルクライムの写真)

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(Photo by Ishikawa)

しかし脚は温まっていなかったようで、ヒルクライム撃沈。
手賀沼ででた、きついが追い込みきれない症状が続き、苦しいマジ苦しい本当に苦しい・・ねむい・・。
であまり踏めず、全てシッティングでゴール。
24位 11分54秒
調子が悪い時が本当の実力

優勝は新潟の雄、田崎友康選手。9分58秒37 平均時速24.07km/h
国体7位、乗鞍も森本さんと接戦のすえ準優勝している猛者。

総合争いから1raceで脱落。
大学一年生のころのほうが登れていた気がする。まあ今はただの+昨年度比+4.8km.腹囲5cmのデブである。

[タイムトライアル]2㎞
学生らもゴール後、ぶっ倒れようとするのでヒルクライムと同じ時間流してこいと走らせる。
自分は眠気と倦怠感で動けず。
タイムトライアルまであまり時間なく寝るにねれず座って動かず体力回復に努める。
タイムトライアルコースはアップダウンとくねった細い道のみで難易度のそこ高いもの、ただ踏めばよいコースではない。
コース幅・距離を縮めた修善寺CSCといった感じ。
下り・カーブでいかにブレーキを使わず、最短最速ラインを攻められるか、そして登り返しの急こう配で落とさず、その後アップダウンでのペース配分が勝負を分ける。
走りだしは良かったが、試走をしっかりしなかった落ち度でペース配分をミスり登りで踏めず平地で踏めずヒルクライム同様撃沈。

15位 2分43秒
優勝はここも田崎友康選手 2分31秒52 はや~ぃ。
まだ前半戦が終わっただけだが疲れ果て、半径50mから動かず(動けず)。
そして新潟選手権なので、新潟県民の皆さんの仕上がりようが素晴らしいことに気づく。
あまり誰も仕上げてこないどっかの都選手権とは大違いだ。

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 [クリテリウム予選]距離16km(2km×8周) 最終ゴール上位10名決勝進出
1時間ごとぐらいに次のレースへ
クリテリウムは自分2組、1組の小嶋が決勝へ進出。
自分の組は新、東工林。チーム麒麟山(大野さんもこの組)とチームフィンズさんがいっぱいエントリー。この2チームはいいライバル関係である模様。
自分は単騎だし、もつ肉体的に限界なので予選だけ動けるだけ動いて目立とう作戦。
1kmくらいニュートラル走でスタート、登り返しで前にするすると上がる。
麒麟山とフィンズさんらがチーム的にやりあっている模様。自分も交じってアタック合戦参加。

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(ゼッケンNo.56さん ありがとうございます)
全然逃げは決まらず、8周ちゅう6回くらいアタックしたが潰され最終回。
自分のアタックのあとカウンターで飛び出したチーム鹿野山の大野さん、チームフィンズ安立選手2人がアタックして抜け出す。
2人が見えるか見えないかでメイン集団、ホームへ向かう最後の坂で集団牽制。
ここまで動いて集団ゴールはおもんないのでブリッジを駆ける!集団3番手からギアをいれアタック。
ラスト1kmを切っているが追いつくか?ゴール前100m最終コーナーで追いついた!追いつき間際に大野さんが横滑り、え?
最終右コーナーに突っ込み過ぎて曲がりきれずブレーキしたらタイヤがGでパンクした模様。コケはしないがホイールが地面をずりしてリムを削っている。
後ろいた安立選手もブレーキ、自分はイン側を攻めていたので逃げ2人をパスして予選優勝。
劇的?な幕切れとなった。

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(Photo by Okada)
予選後、椅子に座ってぐったりしているとチーム麒麟山の田崎選手らがあいさつしに来てくれる。
新潟県の方々の温かさに触れる少し回復。
不眠症の対策に「横になって目を閉じておとなしくしているだけでいい、体は回復するから」という対応があるのだがほんとうにそのとおりである。

[クリテリウム決勝]30km(2km×15周)
敗者復活で駒澤全員昇格、永田などはアタックまでしていた。成長を感じる。
新入生の岡田も初レースで出しきりゾーンに入る経験を出来た模様。そのゾーンを使えるようになるのがアスリートには必要だ。
そしてクリートが減りすぎて靴がはまらなくなっていたので自分の靴を貸し出していたので、ゴール後出し切っていたが無慈悲に靴を奪い取る。
レース前に、駒澤の三人をしっかりイナーメサマーアップオイルを塗ってあげる。

そして今日の〆である、クリテリウム決勝へ。
予選前はヒルクライムとTTの結果+疲れで弱気になってもういいかな思っていたが、椅子で一日中ぐったりしていたお蔭か休めたうえ、後輩たちの頑張る姿に少し活力が出てきた。
道幅が狭くアップダウンしかないのでカーブ難易度は低いが先頭交代がしづらく逃げ有利なコース。自分も単騎なので逃げ切りたい。

半周のパレードと共にスタートが切られる。チーム鹿野山とチームフィンズのイニシアチブの取り合い。
その攻防に巻き込まれぬよう最後尾から先頭に出てアタックを始める。

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(Photo by ゼッケンNo.56さん ありがとうございます)
毎周回アタックをかけ3周目に3人で抜け出し成功
北野 普識(イナーメ信濃山形)
坂大 恵太(チームフィンズ)
山田 雄典(チームフィンズ)
あとから一人が追走してくる。
高橋 峰樹(チーム麒麟山)選手だ。レースのイニシアチブを握る2大チーム両方入って欲しいので麒麟山さんにも入って欲しい、少しペース落とす。
合流し4人逃げが決まった。高橋さんはブリッジに力を使ったようでそうとう息が荒い。少し引くペースを落とす。
そしてローテが一巡したあと10秒差だったものが、15秒前後で推移し、まだ追いつかれそうなのでペースを主体的に上げていく。
逃げ集団とメインの攻防。こちらの4人は抑える選手もおらず快調にローテーションを行なっていく。

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(Photo by Okada)

フィンズのお二人は時々ローテーションを入れ替えて疲労を分散している。
6~10周くらいで20秒~30秒差とタイムが広がってきたので引くペースを緩め、「きつくないペースでいきましょう!」と逃げ切りにシフト。

逃げの極意は長くそこそこ早く引くこと。

すぐに先頭交代しないといけないようなペースではすぐ崩壊してしまう。一人一人が後ろが休めるペースで走ることをコントロールしないといけない。逃げ切るには楽に早く走ることが必須なのだ。だから集団より逃げ集団の方が楽に走っている時こそが巧い逃げなのだ。
そんな逃げ集団を作り20秒、30秒、50秒と差を広げていく。
折り返しでメイン集団との距離が測れてありがたい。集団後方の駒澤に激を飛ばそうか迷うがきつさを悟られないよう我慢する。
ラスト5周、メインは人数を減らしタイム差が広がっているのでどう動こうか考え出す。レースを盛り上がるよう早めに逃げたい。更にアタックしたい。
ラスト2周、1分以上離れたので逃げ切りを確信。
ゴール後の折り返しを過ぎた瞬間逃げの協調は終了、逃げメンバーの残り脚をみるアタックを開始する。
ゴール折り返しからイン側を曲がりついてきにくいタイミングでアタック!
ゆるい登り基調を頂上まで踏み抜くも、山田選手にチェックをうけ後ろ二人は少し離すが、最終的に3人とも合流。
勾配が緩いため後ろにつかれると効果が薄いか。
踏みやめると全員へばって牽制気味。高橋さん「きついな~!!」みたいな?言葉を発し、まだ余裕を感じる、足をみることができた。
カウンターのかからない牽制にメイン集団がふと気になるが、タイム差もあるし、今の緩い登り基調も最速で走っているので追いつかれることはあるまいと考え直し勝負に戻る。
チームフィンズの二人が前に出て緩くペースメイク。コース中腹に三段坂があるのだがそこも並走して登る。
しかし。先ほど脳裏をちらついてメイン集団に追いつかれるのを嫌い、先頭に出てゴールまで引いて最終周。
自分と同じ場所で坂大選手がアタック!
チームフィンズはもう一人山田選手も残っている、自分が先頭に出て曲がっていたのでスピード差が少ない。高橋さんが反応しない。
つまりここで自分が潰さねば危ないと判断しすぐにアタックを潰す。牽制気味に頂上を越え、3段坂への下りに入っていく。
そして3段坂に入った瞬間、本日最大パワーでギアを2つ上げアタックを敢行、高橋さんが反応してきたので一枚ギアを残して、さらにギアをあげ振りきった!
三段坂頂上をクリアし独走にもちこむ。
勝った!と思ったけど、3段坂後のアップダウンで真逆の黄金のタレ…。
そうだ今日は疲れていたのだ・・・
そうして絶望して踏めなくなった最後の坂で高橋さんと少し離れて山田さんが追い付いてきた…終わった…クリテリウムだけとはいえレースを盛り上げたしもういいか…完。
と考えながら追いつかれざまのカウンターで息の根を止め・・・・られない。高橋さんも出し切っていたのかパスされるが後ろにつけた。
そのまま高橋さん先頭で最終コーナー。向かい風の下り基調ゴール。ただ最終コーナーがラスト100mにあるため先行有利。
それを分かってか高橋さんはカーブ空けですぐに踏み出す、こちらも合わせる。
ラスト50m 並ぶ、並ぶが抜けない!なんでさ!
高橋さんが回転数をあげて合わせてきている!
ラスト25m こちらも残していた最後のギアを入れる(伏線回収)
ラスト5m ハンドルを投げる!
勝った!本当にタイヤ差だった。

www.youtube.com

(どなたかゴールで写真ありませんか?)→頂きました!ありがとうございます。

 

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(Photo by 盛永さん ありがとうございます!)

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(Photo by ゼッケンNo.56さん ありがとうございます!)


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(Photo by 山崎さん ありがとうございます!)

ラスト4kmでアタック2回、アタックつぶし1回、スプリントして出しきり草むらに倒れる。(ガッツポーズだけはしっかししておく)
そこには綺麗な新潟の空が広がっていた。その横を最終完走者の小嶋が走っていった。
終わった後、逃げ切った三人で握手し他のメイン集団もゴールしてきて談笑。最高に楽しいひと時だった。

撤収準備をしつつ表彰式が始まる。
1年 岡田ビギナー総合4位で表彰!


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総合成績表彰式後に、クリテリウムだけ男の自分も権瓶さんに呼び出され盛り上げてくれました賞?を頂く。

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石川さんの歓待力の高さは他に類を見ないが、類に漏れず新潟の皆さんの歓待力も総じて高いようで大変楽しく嬉しかったです。(県民性なのかな?)
また来年も後輩たちを連れてきます。

レース後、東工林は新幹線で帰る為、越後湯沢へ向かうべく山を越えていった…。
こちらは例にもれず温泉へ。

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お坊さんの紹介より小嶋が探し出してくれた「ニュー・グリーンピア津南」へ。
ホテル7階に温泉があり露天風呂・サウナ完備・紙パックコーヒー牛乳完備
入湯料:500円
評価:8/10点
入湯料の安さ・ラスボスの基地のような佇まいゆうことなし。
温泉の湯質に特徴がないのが残念。

新とTOJを完走したであろう全日本TTチャンピオンリスペクトでサウナスクワット2セット行う。何かの儀式のようであった。

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さっぱりしたが、朝3時から活動していて、かつレース合間に炭水化物を少しずつしか食べられなかったため全員お腹がすきすぎて限界。

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大名かつ丼で有名な「たからや」で大名かつ丼をがっつく。
文字通り出た瞬間から食べ終わるまで皆無言。無心で食べきる。
最高の幸福感。全員の目に生気が戻ってくる。

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そして後部座席爆睡の中、22時過ぎに大学へ後輩らを下して帰宅。
様々なレースを風光明媚な風景の中、素晴らしいコース、新潟の皆さんの暖かい歓待力の高さ。
何もかも楽しめる良い大会です。
このレポートを読んだ皆さんも是非来年ご参加ください!

 

木祖村2days~2day インサイドレポート~

【ロードレース 2日目】
九時間睡眠で起床。
仕事がないぶん遠征先の日曜日はよく眠れる。
昨日、足がつったので朝食は梅干しを3つほど頂く。大東さんは6つも食べていた!
その後、高岡さんと自走アップで会場へ向かう。...
中畑監督は先に会場入りしてくれてありがたい限り。
ボトルに宿軒先の湧き水を詰め、素晴らしい木祖村の新緑と青空のコントラストの中、10時頃出発。


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 「こんな日は1日サイクリングしたいな」と嘯く高岡さんにそんな日にはなりませんよ(きっぱり)現実に戻してピットに着。
少し時間があったのでみずちゃさんにマッサージをしてもらい悶絶
人に揉まれていたいところは大抵患部なのでしっかりほぐしましょう。
昨日、今日はGOKISOでゴー!昨日パンクした大東さんへイーストン貸し出し。

夜話した作戦は1~2周はみんな元気で決まらない。そこは足のない私が対応。
3~5周目に高岡さんが動き、井上さん、大東さんがフォローや蓋をするという作戦。

定刻通りレーススタート

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(Photo by Maki)
最後尾からパレード中に先頭へ、先導バイクの後ろにつくと今日のお隣さんはブラーゼン高木。
「今日の作戦は?」
「北野さん徹底マークです!」
高木プロになってもかわらんなぁ。

www.cyclowired.jp

そんな話をしているが、昨日のトンネル落車を気にしてか先導バイクが早い…
「はやくない?ゼエゼエ」
「はやいですね」
今日トンネル何事もなく、昨日と同じくピット登りでスタート!
それと同時に自らファーストアタック!

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高木や多摩ポタ斎藤さん、高木君、遅れてLinkTohoku半澤さん、ウォークライドの小室さん・風間さん・兼松さんなどが反応してくる。
気にせず先頭で登りをクリア、下りで高木君が前に出てくれて橋くらいまで2度先頭交代をこなす。
そこからはペースメイクに務める。一人二人の先行なら躍らせて、三人以上の逃げにはアタックスピードでブリッジする。
これで後ろも前も、私の動きに反応した人々には苦しんでもらう。
HONDA栃木の選手や風間さんにはゆるゆる追ってもらい、追いつき際にカウンター。
2度目の坂でも2人先行していただがアタック!反応した選手らを削る。

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登り切りでメイン集団に吸収されるが、高岡さん井上さんが前に上がってきた。
3周目に入り出来る限りキープして動く、4周目に高岡さんを含む逃げが出来、総合勢がのった逃げだったので集団はペースダウン。
高木や半澤さんなど昨日逃げ、今日自分の動きに反応した総合脅威陣もメイン集団に磔に出来た。
自分も仕事を終えてウォークライド小室さんらと集団からドロップ。
そこからも遅れ単独でとろとろ走っていると監督より「やっしー(大東さん)がメカトラで後ろいるぞ!引き上げて!」と叫ばれる。まじかと。
踏み直すが一向に来ない、一周くらい数人では走っていると二股さんがいるフタペットに吸収された。

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この集団には初めのアタックについてきてくれたたま多摩ポタ with FARs YOKOHAMA斎藤さん、井上さんから噂は常々のMovementリツオさんと出会う。
数周しているとイナーメテントにメカトラ大東さん、パンクまこっちさんが追加されていく。
フタペットのメンバー変わらず淡々と回して1~2分遅れたり縮めたりしつつも最終的には7周目か8周目に赤旗

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(Photo by Maki)
終わった後、椅子で休んでいると高岡さんJrによるDS充電したい攻勢に負けてゴール地点は電気が来ているだろうと充電しに行く。
結局充電させてもらえず遊び倒してレースを観戦。
だんだん攻撃的になってきたので、悪い子はダムに落とすぞ!!と脅し大人の怖さを味あわせる。

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(Photo by Maki)
余計喜んでしまい失敗…。(こんな危ないことしていたなんて高岡さんにはみせられないぞい)

駒澤大学の杉野が逃げに入っていたのでそのまま逃げれば新人賞とれるぞ!と応援。
最後はおっぺい(水野恭平)と高岡さん、下島君との総合バトルとなりおっぺいが征す。
もう少し練習できていればと後悔に苛なまれる。高岡さんJrの腕白天真爛漫ぷりに救われる。
熊野までには間に合わせるぞい。

レース後、高岡さんのステージ2位、杉野の新人賞表彰、高岡さんの総合2位。

シャンパンファイトでたらふくシャンパンを頂く。

 

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(Photo by Maki)

フルーティーな香りを纏ってフリーダム店長に拾ってもらい宿でお風呂へ。
汗を流して、おにぎりもたらふく頂く。ありがたい
八木ワインを新人賞獲るため頑張った駒澤大学メンバーへ贈呈
ご自身も走ったフリーダム店長に運転してもらい、中央道の渋滞に巻き込まれつつ22時くらいに帰宅。
フリーダムも皆さんお世話になりました。店長ありがとうございます。
メルセデスのEクラスにのるとレガシィアウトバックが小さく感じますので極力乗らないようにします。(圧倒的感謝表現)
この日、木祖村では私が監督する駒澤大学自転車部は3年生の杉野元基が木祖村2Daysで新人賞、4年生の渡邊雄太が 全日本学生選手権 個人ロードタイムトライアル8位となった。

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・きつさレベル:5
ファーストアタックから総合勢を数名釣り上げ、序盤中切れを生むような厳しいペースに持ちこみ最低限の役目は果たせたかなと。
昨年と同じ体重なら高岡さんと一緒に逃げるなど最後までサポートできたが今年はまだそのフィジカル状態ではないためやれることをやった。
ドロップした後は回復走ペースでむしろ回復したためきつさレベルは5

次週は新潟県自転車競技選手権へ県外選手らお邪魔します。
駒澤大学自転車部2年生1年生の圧倒的成長を見に行きます。

 

私信:昨日まこっちさんのために買ったアイス宿の冷蔵庫に残っています。(1Dayからの伏線)

木祖村2days~1day インサイドレポート~

5人チームで2日間3レースを争う木祖村2days

1日目TT 8km/ロードレース 72km
2日目ロードレース117km
昨年、高岡さん総合優勝(緑イナーメ:龍太郎、井上さん、ポールさん、ゲンタ)
自分は白イナーメ(56さん、まこっちさん、聖吾さん、香川さん)だった。
今年も高岡さんを勝たせて2連覇を成し遂げたい。
龍太郎がTOJのためメンバーは高岡さん、北野、井上さん、大東さんの4人。、
去年比体重+5kgなので出来ることをやっていく。
 
土曜日4時半集合、3時起きで準備して出発。
今回はサイクルフリーダムに厄介になる。
メルセデスにDe-ROSA、LOOKとかセレブ感。

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ドイツのハーフティンバー洋式を思わせる内装、ラグジュアリーな走行感は他の追従
を許さない。(車雑誌風レビュー)
昨年の木祖村メルセデスいいよいいよとまこっちさんに勧められたけれど、翌年乗
ることになるとは因果なものである。
早く着きすぎたので諏訪SAで休憩して現地入り。
 
【TT】
昨年は一番時計、大雨の中走りだし。12分55秒
今年は打って変わってなぜか最終走者、時間はたっぷりある。
ロードバイクにDHバーとDISCホイールをポン酢け。
自分のTTバイクは学生選手権個人TTを走っているのだ。
監督から頼まれ、たまポタ+YOKOHAMAさん連合の車でレガルシィまこっちさん追走
下りはやぃ
見届けて自分も準備にかかる。準備にかかるというのに高岡さんJrが「Hey Tacx」と
離してくれない。

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(Photo by YUKIMARU)
この2日間で社会の厳しさを教えてやる。
お父さんが帰ってくるのを見届けさせて準備開始
5min UP-10min 80%
レガルシィで走ったさとうこうじさんが中間地点トップタイム更新とアナウンスされイ
ナーメテント激震
盛り上がる中自分もがんばろうと5分前にスタート地点へ
さっきの決意は何のその、走り出すときつさに心は折れ踏む足は鈍っていく。

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ゴール前の登りでもがけず
12:45秒
帰るとさとうさんが傷心していた。最速タイムは誤報だった模様・・・。
高岡さん、井上さん、大東さん、自分の順
これで午後の自分の動きは決まった。
 
・きつさレベル:7
短いので追い込んだ気がしたが、後半垂れたので。
 
【ロードレース 1日目】
高岡さんからのオーダーは「序盤から逃げる、集団を抑さえて。」
自分も省エネ走行なら完走ぐらいは出来るが、チームの目的は私の完走ではない。、
TTが最終走者であったため、1時間も休めずスタート
パレード中に先頭にあがり、おっぺいと談笑。タイ合宿を思い出すバイク後ろにピタづけ。
スタートがピット前の登りのためゆっくり進行。トンネルを抜けるさい後方より破砕音と悲鳴。
トンネル内部は阿鼻叫喚の巷と化した。
トンネル内の反響だけではない、悲鳴に後ろを振り向くことも出来ない。
そのままニュートラルとしてストップ。集団後方の落車復帰をまち再スタートした。
先頭を維持し、高岡さんのいないに逃げにチェックはいる。井上さんや大東さんに対応を叫ぶ。

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1~3周目は自分が前め前めで動きに反応する。
4周目に高岡さんが含まれた少数逃げができる。
このタイミングで先頭を抑える。

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具体的には3人以上のブリッジはチェックし、ブラーゼンなどは単独でいってもチェックに入る。
コース対岸真ん中にある橋あたりで完全にペースをコントロール。
先頭に出てペースを抑え1周で1分差近く着く、これで高岡さん逃げ切りはほぼ確定…!
あとは仕事を完遂するのみ。
その後、数周集団内でチェック潰すも、不安定で集団は上げて下げてを繰り返す。

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(Photo by MAKI)
リーダージャージのブルノを常にマークしていたがラスト3周満を応じてアタックしたが、それには対応しきれず、追走集団となるのを許すがその前に作ったアドバンテージでなんとかなった。
そして、追走もごく少数しか行かなかったので足を使わすことに成功。
あとは明日の脚を休めるため、また総合タイム差を開き、逃げやすくするためにグルペットへ落ちる(足が吊ったなんて言えない)

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5分くらい待って二俣さんのいるグルペットへ合流、フタペットでゆっくり脚を休めようとおもったら思ったよりフタペットが速くてなんでや!?といった感じで引き摺られ、蛇行しながらゴール。
ゴールすると1bステージ2位、総合1位に躍り出た高岡さんの表彰式が始まっていた。
安心感とちょっとした達成感

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・きつさレベル:7
足がつったためつってからきつかった。練習量が低い時につるのでまあこんなもんだ。
グルペットで休めなかったのが痛い。
 
レース後、高岡さんよりおいしい八木ワインを頂き大満足。
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撤収後、いつもお世話になる「山中荘」へ。食事がボリューミーでおいしい。
明日の作戦を雑談を挟みながらゆるゆる詰めていく。
夜はまこっちさん年功序列オーダーでアイスを買いに行く。
美しすぎる木祖村の夜空を楽しみながら、運転手大東さんのディープな話で盛り上がる。
帰るとまこっちさんらも寝静まってしまったようで、氷とアイスを宿で冷やしておいてもらっておく。
井上さんともみ合いっこをして就寝
明日もよい夢を見たい。

第5回 JBCF チームタイムトライアル 南紀白浜 インサイドレポート

白浜チームタイムトライアル

 

【金曜日】

今年になって初めて有給消化で午後休を頂き白浜へGO

しかし、自分の帰宅が遅くなったり、不慮のもろもろが重なり出発は14:20

黒熊さん、井津ちゃん、ケイトすんまへん。

そこから8時間の長旅、いろいろあったが刈谷ハイウェイオアシスで龍太郎と先頭交代

SNSでの生存報告に励ましてくれた皆さんありがとうございます。

ポールさんを関空に迎えに行った去年とあまりかわらぬ22時過ぎに南紀白浜へ到着

翌朝・翌々朝が自炊なので24時間営業スーパー「オークワ白浜堅田店」で買い込む

その後、長距離移動で疲労困憊なのでそそくさ温泉へ

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「十河」

施設は綺麗、24時までやっているのがうれしい。温泉自体は半地下で見るものはないが優しい泉質で万人受けする。

コーヒー牛乳はない※白浜温泉自体あまりないのかもしれない

採点 4/10

宿は昨年もお世話になったエキゾチック空間「ブッダハウス」

自炊ができるゲストハウスなので夜のうちにママがお米を炊いてくれたので、2回目はパパが炊いておく

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最後におにぎりにして就寝

 

【土曜日】

朝食は伊津ママンが作ってくれた生姜焼きと味ごはん、うまい。

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2杯をたらふくたいらげてカメラマンらを捨てて、ポールさんを拾いに白浜空港へ

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10時時間以上かけて、オーストラリアよりエクストリーム参戦のポールさんを回復させるべく「崎の湯」へ

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海に面した温泉。朝は穏やかな太平洋を眺めながら、夕は太平洋に沈む夕陽を見ながら入ることが出来る。

鉱質は海水のように塩辛いが、鉱泉は青く見え美しい。

源泉は熱いが、海に入って冷やすことが出来るので自転車選手向き。

肌もつるつるになる。洗剤など持ち込み禁止なのでかけ湯で洗ってはいるにがマナー。

備考;420円/7:00~18:00まで(最終付け17:30) 

採点8/10

温泉アップ後、ゆったり会場入り

 

今回はイナーメエリート入りのイナーメ技術班森下さん、IT技術者の藤田さんなど新たな仲間と挨拶をすます。

昨年度TTTは一周で龍太郎・ポールさん・北野の3名になってしまったのでその反省は生かしたい。

会場に入り時間はたっぷりあるのでTTバイクを調整して11時より試走開始。

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(Photo by Sakai)

初めて一緒に走るメンバーと3回くらい合わせる。

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風が強くホーム側は向かい風、対岸は追い風の塩梅。

試走段階で出たことメモ

・向かい風人員を割いて回そう

・龍太郎は向かい風区間、交代後も隊列の間に入り回復したら引く

・先頭交代は頭ふりふり

・ナパチャット豊勝氏のみノーマルバイクにアタッチメントだから向かい風からの立ち上がり頑張ってもらおう

・一番ビックギア持ちは私、55T

・追風区間、立ちあがりナパチャット豊勝氏にやってもらい私がトップスピード(60km/h over)で引ききる。

・追風からの立ち上がりは龍太郎に頑張ってもらう

みたいな感じ。大東さんことやっしーさんが高すぎるリムハイトと相まって立ち上がりと追風で辛そう。

本番周回は14km、7回ナパチャット豊勝氏から引き継いだら追風を全引きしないといけない。

今日も一日頑張るぞい。

その後、ハンモックで寝てたらイナーメフェアリー達に襲われる夢を見た(語弊なし)

遊んだりしているうちに出走1時間前になる。

合間に、大東さんことやっしーさんのバイクが前検査で通らず、森下さんのバイクを借りるというイナーメ戦士的なゆるさが発揮される。

などいろいろあったが割愛

豊勝はなぜかナパチャットという名を冠していた。

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「ナパチャット母国に帰る」

 

【レースレポート】

スタート前のアップは全員で近くの坂TTT

強度的に悪くなかったけど短い。ギアもインナー使うことを想定しておらずチェーンから変な鳴き声をあげる。こわこわ。

ちょいと先に切り上げてローラーアップにチェンジ。

スタート15分前、TTバイク前検査終わらせた?と龍太郎にいわれる。(フラグ)

していない。でも昨年からサドル高以外いじってないし大丈夫でしょうと安心していた。まずい。

一応早めに行ってみると問題なし。ふー。

しかし、新たなパワーメーターStagesを導入したのだがいつの間にか電池カバーが落ちてる!

ビニールテープで緊急補修して事なきを得る。

そしたらポールさんが引っ掛かった!そっちか。(フラグ回収)

スタート2分くらい前に通過してなんとか全員揃う。よかった。

右から龍太郎、岩月さん、ナパチャット豊勝、北野、やっしー、ポールさんの順

前のKINANは3人なので追いつこう!と話す。

10秒前、しゃっす!と各々が吠え、スタートがきられる。

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スタートから1周目、バイクが横に並び映像を撮っている、それを見る余裕がある。 

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向かい風区間を終えて1回目の追風区間へ入る。ナパチャット豊勝氏より流れるように交代、先頭に出てギアを段々と上げていく。

真ん中ぐらいでトップギアに入れ回す。

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(Photo by ANNA IZU)

ラスト100mぐらいで龍太郎に交代する。

2周目は綺麗にローテーションが回る。追風で自分の出番、トップギアに入れて踏む繰り返し。

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(Photo by Kouji Okamoto)

2~3周目に5人になる。

向かい風区間に入るカーブで「5人5人!臨機応変に!」と叫びが聞こえる、誰が言ったかヘルメットと風、追風引き切った自分の荒い息でわからない。

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そして先頭に出てまたトップギアに入れるとナパチャット豊勝氏から言葉にならぬ叫びが。

ポールさんのチェーンが落ちて離れたらしい。

先頭だと何かが起こっているか分からず、いったんペースを落とし、カーブ前で合流できた。

5周目くらいに向かい風区間に入ったあと、右に寄った龍太郎に影響受けたやっしーさんがぶれて?ポールさんがあわやコーンにぶつかりそうになる。

一番後ろで見ていて一番ヒヤッとした。

追風区間引き切ると6周目は4人になる。ナパチャット豊勝氏はまだ余裕がありそうなので自分が4人目だ。

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最終周の鐘が鳴る。向かい風を龍太郎・ポールさんが引き終えた後、ナパチャット豊勝氏から引継ぎ追風で出し切る。

最後の200mくらいで龍太郎に「出し切れ!」と後ろから叫ばれる。

カーブ前まで引き切りナパチャット豊勝氏に「並べ!」と叫んで少し千切れてゴール。

7回追風区間を引き切った。

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(Photo by ANNA IZU)

ゴール後、暫定一位。この場だけのものだが、良かった。

 

・TTT反省点

「平均速度の遅さ」

7回自分が引くことで少しセーブしていた。自分がいなくなると回りきってしまう。

持つか持たぬかのぎりぎりを攻めきれば追風区間更に1秒短縮できたはず。

「カーブの処理」

綺麗な隊列ブレーキを出来る限り抑えて、大回りで速度を殺さずカーブする。これが出来れば更にタイムが伸びるはず。

「1周目の遅さ」

6人なので一人を犠牲にしてでも1周目からおもっいきり行くべきだった。

「6周目の遅さ」

チェーン落ちの影響か、やる前のメンテナンス

などなどか。次のTTTに役立てたい。

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(Photo by ANNA IZU)

その後、風の弱まりと共に後続に順位を更新されていく会場を後にする。

我々は行かねばならぬ場所がある。

そう、それは閉まるのが早い「崎の湯」へいかねばならないからだ。

終業間際ぎりぎりになんとか到着、めちゃくちゃ混んでいる。

イナーメ一家12人のお入りだい。

海に入り脚を冷やし、温泉に入り温める翌日のクリテリウムへ向け回復を図る。

大きな波に掬われてポールさんが一回転して流されていくのもまた風流であった。

その後、毎年いく「我流」でどんぶりをたらふく食べ、宿に戻り遅くまで語り合うのであった。

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【日曜日】

今日は白浜クリテリウム、昨年度はゲンゲンが大集団と逃げて、逃げ切り。

後続集団に残った自分と井上さんで最後に皿さんを発射して集団の2番目を取った。

相性も良くいい結果を出せそうなレース。

 

そんなレース元気に行こう!と思ったら横殴りの雨音で目が覚める。

福留さんはそんな中でしっかりジャージを着て準備万端。

監督会議で9時結論が出るというので9人で自炊朝食

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井津ままんが肉じゃが作ってくれたよ~、楽しいイナーメ一家。

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(Photo by Kensaku Sakai)

おかわりいただけるだろうか

ぐだぐだしていると9時にレース中止報告があり。

いったん会場に行き、商談とT.M.Revolutionごっこをする。

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(Photo by Kensaku Sakai)

その後、会場を後にし、とれとれ市場で昼食。

ダブルアンナ氏パワー炸裂、これが若さか…。

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(Photo by Anna itou)

ポールさんを白浜空港へ送る。加地さんの機転で早め予約が出来た模様。
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写真間違えた。

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(Photo by Kensaku Sakai)

月曜出社のためオーストラリアへ帰って行った。

また来月会いませう。

一路陸路組の我々は8時間の帰路へ。

帰りの天気は晴天!残念無念。

龍太郎の鬼引きで足柄までいきそこからちょいっと引いて帰宅。

せっかくのデブ活で肥えた体のパフォーマンスを発揮する前に終わってしまったのは残念だが仕方あるまい。

 

来週はJBCF群馬2days!

私は猿ヶ京温泉街に春を見に行くのが楽しみです。