チャレンジサイクルロードレース大会 – CHALLENGE CYCLE ROAD RACE A-Eクラス インサイドレポート
毎年春の訪れを告げるチャレンジロード
春の嵐と重なり酷いレースになりがちだが
JBCF宇都宮よりもシーズンインといえばコレ。
このレースまでの一週間、日々の生活で乗れなかった。
良くないと思い、木曜日は湾岸連へ。
調子は悪くなくどころか良い。
その調子の良い感覚というのは本当に危ない。
調子がよくて調子にのると魔がさしてしまうものだ。
映画「ミスト」の世界
何事もなく1時間チョイ前に会場いり。しかしそこで雨雲が攻め込んでくる。
急いで車の中に避難、30分前になっても降りやまない。
仕方なくMINOURAハイブリッドローラーを背負ってホームへ急ぐ。
岩月さん・大東さんと合流し屋根下でアップ開始。
本当にMINOURAハイブリッドローラーは雨の時も持ち運びやすく、素晴らしい。
しかし、今日の全日本資格取りたいエースの大東さん、イナーメオイルを忘れるという大失態!
しゃーないと持ってきたイナーメオイルを塗りたくってあげる。
「ベリーホット」「レインジェル」を腕・脚・お腹まわりに塗りたくる。
「ブレス」を鼻下・胸など気管周りにぬってあげる。
これで完璧!全日本資格も取れるでしょう(フラグ)
そうこうしていると自分の時間はあまりなく、アップは5分ほど足を回す程度しかできなかった。(慢心)
皆が移動しだしたので、自分もスタートラインへ向かう。
・『チャレンジサイクルロードレース』
クラス:A-E
距離 :3.5km+(5km x 13周)=68.5km
出走 :70人ほど
仲間 :大東さん・生田目さん(全日本資格得たい勢)岩月さん、佐野さん
作戦 :大東さん・生田目さんを全日本資格へ連れて行く。
(Photo by Mitui Itaru / 写真館(仮) - 写真 | Facebook)
スタート前に三井君が撮りに来てくれる、スポンサーアピールに余念はない。
ありがとう!
先週の白井滋杯より緊張感が幾分か強い、それに影響されてか雨脚が強まる。
お天道様がんばってくだせぇ
雨音と実況の声が混じるなかスタートの砲が響く。
勢いよく1号橋へ下っていく、雨で濡れたリムはブレーキの効きが悪く順位を落とす。
1号橋を過ぎ、登り返しとなり東京ベントスが引き出すがペースはぬるい。
最下位からすいすいと上がっていく、頂上付近で前から20人くらい。
登ってみて調子は悪くない、まだ高強度域に入っていない。
秀峰亭でも同じ、頂上前で先頭まで出た。
そのタイミングで勾配が上がる、ペースが落ちたのでアタック!
流石に許されず吸収され、下りへ。
ブラーゼンが前にお送おり、一人が逃げている。
誰か追うかな?5番手くらいでみていると、頂上前の登りでペースを落ちる。
様子を見るべくアタックして頂上まで。
チェックしてきたのもブラーゼンの選手、息は荒くも後ろは一列棒状で着いてきている。
先頭交代を促し下りへ。
軽い中切れを見つけ、先頭から6番手くらいに入れてもらいホームストレートへ下っていく。
1号橋を登り返し、ペースが落ちた。
するとチームメイトの生田目さんが先頭に出てしまい、引くかたちに。
いや、あかん。
今日全日本資格を取りたい人がこんな序盤から集団を引いたりしたら持たん!
とすぐ先頭に上がり「タメさん!引かんでいいです!」と叫び静止。
変わりに自分が先頭に出て引き出す。
すると大東さん・岩月さんらチームメイトが前に出てくる。
無茶しやがって…。
大東さんも全日本狙い。
「脚をためてください!」と下がらせ、今日はアシストと言っていた岩月さんと引く。
1号橋からの登り頂上前でクイッと勾配が上がるのだが、岩月さんの引き辛いぞ?
あれ?やばくない?と思いながら頂上をクリアして下りへ。
この1号橋登りで思いのほか脚が重い。下りで冷えてしまって筋肉が固まっている。
おかしい、アタックして引いて動き続けているのに。
秀峰亭で脚がピキピキしてくる。うげ辛い。
秀峰亭はなんとか位置を上げながらクリアしたが、その後のピークまで生田目さんの後ろでしがみつくがで脚が動かずオールアウトしてしまう。
(Photo by Mitui Itaru / 写真館(仮) - 写真 | Facebook)
もう後輪を見る以外余裕はない。
その後無理してでも前を追おうとするが、脚がパンパンになってしまい動かない。
後ろから千切れた人も来ないので、今の局面で千切れた人は少ない。
初めから動くにしてはアップ不足だった…
(Photo by KOUJI OKAMOTO-san /https://www.facebook.com/kouji.okamoto.315/media_set?set=a.714761752037878.1073742224.100005121793440&type=3&pnref=story)
前後に千切れたUNO Racing鈴木選手、なるしまフレンド近藤さんがいたので次の周までに合流していく。
前の集団は見える距離、追つきたいが一度オールアウトした脚はなかなか回復しない。
3~4周目苦しみ段々集団は離れていった…2人にも何とかついていく感じ。
(Photo by KOUJI OKAMOTO-san /https://www.facebook.com/kouji.okamoto.315/media_set?set=a.714761752037878.1073742224.100005121793440&type=3&pnref=story)
私が苦しみあえぐ間もUNO Racing鈴木選手の引きは強いし、近藤さんの下りは早い。
耐え忍んでいると5~6周目に雨も乾き、それに伴い体も温まってきた。
冷えて動かなかった体は現金なもので、温まると動き出す。
ここから余裕が生まれてきて6周目に入る。
(Photo by Mitui Itaru / 写真館(仮) - 写真 | Facebook)
秀峰亭で「脚きりぎりぎりもう一周頑張れ!」と審判団に言われる。
7周目はほぼ全引きで1周引いたが、ここにて赤旗。
・反省
不完全燃焼だ。もう少し動けると感覚的な予測と現実のギャップが大きい。
こういうときはもやもやするものだ。
毎回もやもやする人は予測が甘すぎるのだろう。
寒さ・雨への準備不足が大きな反省点だ。
今後雨予報の時は時間に余裕を持っていこう。
また調子に乗って動きすぎてしまった。それに尽きる。
動かなければもう少し全日本出場のためのアシストが出来たろうが…。
逆に言えば、1周のうちにアタック2回して先頭引くぐらい動くなら念入りのアップが必要だった。
控えめにスタートして、レースに身体が慣れてきたから動いた方がいつも良い結果出る。
ファーストアタッカーは封印しようかしら。
JBCF群馬ではトチらないように軌道修正する良い機会を得た。
過度な落ち込みは無駄だが、反省は有益だ。
・次回予告
次週、参加レースのご報告です。
「TeamOlter」で週末2連戦はします!
4/15(土)
大会名 :THE KAIMAKU 2017 powered by ツール・ド・ニッポン ~キタゼッ!自転車シーズン!~
参加クラス:160kmセンチュリーチャレンジ/ソロクラス
大会HP :ブース情報 | THE KAIMAKU 2017 powered by ツール・ド・ニッポン ~キタゼッ!自転車シーズン!~
THE KAIMAKU にはビアンキブースが出展されます!
7:00から会場にいるので、皆様遊びに来て下さいね!
4/16(日)
大会名 :第31回ツール・ド・八ヶ岳
参加クラス:男子チャンピオンクラス
大会HP :TOUR DE YATUGATAKE | 第31回ツール・ド・八ヶ岳
体重63.5kgとベストまで4kg近く体重は重たいので、トップ集団にどこまでついていけるか確かめます。