2016 チャレンジロードA-E インサイドレポート
『2016 チャレンジロードA-E』
昨年は風邪を引いていてダメ、一昨年は雹に降られ途中中止。
今回の目的は30位圏内に入り全日本資格を手に入れること。
(Photo by MITUI)
左から大東さん、北野、岩月さん、ちらうつり黄色いウィンドブレーカーがCOSMOS performance consulting代表の岡 泰誠君(今年からイナーメ入りの大型新人)
だがしかし、さいきん自分は普遍的に登れない。
しっかりのぼりの反復練習とかいつしたっけ?と思い出せないくらい皆無に近い。
社会人になってから2年間は出来ていない。
昨年度はローラーでの5分走を定常的に出来ていたので、踏み足でなんとか修善寺や群馬CSC程度なら走れた。
今年は週末以外走れておらず、弱体化している。
30位ならあわよくば…と思ったが、世の中そうはうまくいかなものである。
【日曜朝】
再来週の南紀白浜TTTメンバーに選ばれたのでMy TT bikeを整備する。
BMC Time Machine 02
チェーンリングも55Tをつけた。パワーメーターStagesもつけた。
見た目だけで速く走れる気がする。
14時からレースのため、ゆっくり修善寺を観光
修善寺を賑わす春の美しさに、争いなど止めて花を愛でようという気分になる。
現地につき、井津ちゃんにゼッケンをつけてもらい、出走準備。
今日はしっかりアップを行う。
5min UP
2min LT120%
5min rest
5min プログレッシオーネ
スタート15分前に出走サインしてくれと案内に書かれていたのでしっかり15分前に行くと「もう受付もっていっちゃったよ!」
「スタート地点にいる白いジャケット着た人に聞いて!」とのこと。
そりゃないぜとっつぁ~んとスタートラインでサイン。
「じゃあもう並んで並んで!」と促されお陰様で先頭真ん中に。遅れていくことには福がある。
岩月さん・大東さんも集まってきてみんなでパシャり
(Photo by YUKIMARU)
定刻スタート
特に大きな動きはないがJPTが前に塊まってくる。
自分もその流れで先頭に上がり、秀峰亭へ。
秀峰亭に入ると愛三がアタック開始!前でも中切れが出来る。
後ろからブリッツエンに「埋めろっ!」と叫ばれブリッジ、登れない自分にはつらい。
ハイペースでチームが引いて減らす展開というよりアタックに集団が反応、追いつき広がるような展開が続く。
初めのブリッジから回復せず2周目でオールアウト…。弱い…。
(Photo by IZU)
もう今日はこれにて閉店かと苦しんでいると深刻な落車でニュートラル。
全レースいったん中断。ホームで再集合した。怪我された方の回復を祈るばかり。
イレギュラーで先頭復帰しちゃうのか?と思ったら集団ごとにタイムを計っており(後ろの方はどんぶり勘定だが)
タイム差ありでリスタート(ですよね~)。
(Photo by Maki)
待ち時間は花粉に苦しむブラーゼンキャプテンと近況を話し合う。
リスタートは逃げていた一人がスタートして数秒後、先頭集団30人ほどが追っていくのは弱虫ペダルのインターハイスタート方式ぽくておもしろかった。
意外と自分の最終集団は多く、自分も少し回復したので先頭交代に入っていき前を少しずつ呑み込んでいく。
(Photo by IZU)
岩月さんらを最終盤に吸収していくが、自分は最終周の鐘をきいてドロップ…。
弱いのに無理して引いちゃダメですね。。。
KINAN AACAの近藤良亮こと近ちゃんに「最後!最後!」と励まされるが、もう疲れたよパトラッシュ状態。
近ちゃんには序盤のオールアウトでも励ましてもらったが、たいていが死の宣告になってしまった。
チェーン落ちしたエルドラの木村豊さんに引っ張ってもらってそこからもついていけず命からがら完走ゴール…。
弱くて意気消沈。
リスタートから再計測で四周弱だが先頭手段はなんとAV43.64k/h!すさまじい速さ。
チームメイトの大東さんも20位圏内で全日本を手に入れた模様。やったぜ!(何もしていない)
成果が出ていないなら全てを見直さなければならない。
生活サイクル・練習法・食事。
仕事中心の今の生活サイクルで週末以外うまく自転車を回せていない。
仕事を優先しながらうまく自転車を差し込んでいく。
同じことをして違う結果を求めるのは馬鹿である。
踏み足ではない回すペダリングで負荷を分散し、踏み足は最後まで取っておかなくては。
そのために回す高負荷の練習を日常的にしていきたい。
とぼとぼ帰ろうとしていると後輩の渡邉がU-23で5位入賞と報告があり、一気に蘇える。
駒澤大学自転車部 渡邉雄太
チャレンジロードレース U-23 5位
平坦・アップダウン・スプリント・TTもお酒もいける長野出身のオールラウンダー
自転車界に数いる渡邉の中で一番強い渡邉になりつつある。
全日本で輝くのはお前やで(広告)
終わった後は、いつもの昇龍で晩を頂きいつものハコ湯へ
ちょろっと夜桜をみながら修善寺温泉街を散歩して帰る。
癒されて23時帰宅
え、登れないくせになにやっているんだって?
やれることをやって次につなげればよかろうなのだ。