ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

第47回JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ インサイドレポート

 

第47回JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ

cyclist.sanspo.com

朝4時起きでケイトを迎えにいく。第47回JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ

修善寺朝入りのルーティンで松屋で朝食。

7:40くらいに東京オリンピック会場、Izu Velodrome入り。

みんなと挨拶、軽く試走したとは10時近くまで就寝。

 

【団抜き】4km(250mx16周)

説明:4人で4kmを走り、3人目がゴールしたタイムを競う。

メンバ:武田おやびん、北野、岩月、篠原(並び順もこれに倣う)

ギア比:52X14

作戦:Challenge The Izu Velodromeで合わせたものの、龍太郎発熱欠場につき急遽おやびん代打!

親びん鬼スタートダッシュを皆でスルーして私が追い付き1周半頑張る。他の皆は1周頑張るスタイル。

タイム目標は1周17秒(維持できれば4分30秒でゴール)を全員で死守

16秒(維持できれば4分15秒)は後半持たず崩壊するので死刑、

18秒(維持できれば4分48秒)はタイムが出ないので死刑。

 

・スタート

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(Photo by YUKIMARU)

出だしは巧く行き、親びんが滑らかに1周使い加速。

私が先頭に代わる、「2走は速度に伸せるのが肝心」と親びんにアドバイスを頂いていたので本気で踏み出す。

17秒、16秒まで上げてしまい岩月さんへ交代。

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その後は17秒台を維持できる。作戦通り。

残り7周~5周で18秒台になってしまい、やばいと焦り自分の番4周目17秒に戻し交代。

残り3周でまた18秒。「半周で交代!半周で交代!」と前に叫ぶ。

親びんが半周で上がってくれてラスト2周は自分固定で17秒に戻してゴール。

 

結果:4:51.008 av49.48km/h 3位

www.youtube.com

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反省:

①根本的に合わせ不足、社会人で住む場所も異なり改善は難しい。

②18秒に一度下がった時点で交代を半周にする判断・作戦が必要だった。

③全員ついてこれていたのでもっと7周目以降出し切れると思う。

全員17秒前半で走り4分40秒切りを目指したい。まだまだ伸び代しかなく次回が楽しみ。

 

レース後、ケイトからお土産に梨羊羹を頂く。

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It tastes good!

 

 

【スクラッチ】10km

説明:トラック版ロードレース、10km走り最後の周回に一番早くゴールしたものが勝ち。

ギア:52X14

作戦:おやびんにギアを訊ねると「51X14やね」と勧められた。

しかしラスト一発、重いギアを回せば勝てるじゃん。と団抜きで使うような重めのギアで挑む。

断じてめんどくさいからではない。

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スタート前に前輪がパンク!親びんの練習用ホイールに急遽お借りして事なきを得る。

このパンクで前輪は全て練習用で走らねばならないハンディががががが・・・・

 

参加者全員に少し待ってもらいスタート。お騒がせしました…、ありがとうございます。

ただ最後尾からスタートして、出だしが速くおいていかれる。5周(250mX5周=1.25km)くらいして先頭にでる。

そこからアタックや仕掛けあいが続く、高いアベレージに数人先行追走が繰り返される。少しギアが重い…。

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(Photo by YUKIMARU)

中盤に小清水LEOMO Bellmare(以下コシミー)・愛三平塚・小森選手、FIETS高橋選手、静岡ガス金井選手が先行。

半周くらい差がつきそうなのでブリッジを駆ける。ギアを重くしていた恩恵で一気に追いついた。

しかし、逃げようと集団は追いついた後もペースが速い。脚を使って追いついた分誰よりも苦しむ。

苦しんでいる間にコシミーを見失う。ペースに耐えられず落ちたのか…。

そしてそのハイペースローテで進む、回復できず苦しい。小森選手が平塚選手のためアシスト引き。

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(Photo by YUKIMARU)

実質引いているのは小森選手、次いで高橋選手。平塚選手も小森選手のアシストを完遂すべく終盤は脚を溜めている。

その流れで最終周が近づくと小森選手鬼引きから平塚選手がアタック、そのまま逃げ切り2位。

3位争いは金井選手と自分。金井選手先行、自分が捲りかける!…が脚パンパンで重いギアが踏めず。

重いギアにしたリスク、回せず疲れてタレてしまう…。捲れず3位…。

ゴール後、表彰台は確保したと最低限は確保と思ったら真逆のコシミーが逃げ切り優勝していた。

えーーーーーー?!逃げていたの?誰よりも驚く自分、レースを俯瞰できていなかった。

愚かである。

 結果:4位

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・反省:

①スピード上げ下げの多いスクラッチの中でギアが重かった。

ブリッジの時は恩恵もあったが1発を使い切ってしまい逃げ集団で苦しんだ。あれを最後に残せず、こしみーを逃した時点で作戦負けしていた。

②ブリッジしなくてはならない場所に取り残された。

Challenge The Izu Velodromeのポイントレースで「無駄引きをしない」を教訓にしていたので、ローテはささっと抜けていたのだがこれがまだ隙間入る技術に劣る自分は集団最後尾に入りがち。

結果的に取り残され足を使って追いつかねばならなくなった。

③位置取り、集団への入り方に改善が必要

 

【ドーピングチェック】

試合後、すぐに任意同行され人生3回目のドーピングチェックへ。

馴れたものだがトラックレース後はなかなか必要量尿が取れずポカリスエット1㍑、水1㍑頂く。

なんとかポイントレース10分前くらいに終えることが出来た。

 

【ポイントレース】30km

説明:10周毎に3位までポイントが付与され、その寡占量を競う。

出走:14人

ギア:50X14

作戦:無駄引きしない、取る周は確実に全力をもって。

 

 10分前に戻ったことで前輪は練習ホイールのまま走ることに。トホホ

クラッチでギアが重かった、速度の上げ下げが激しいポイントレースということで篠原さんにお願いしてフロントギアを50Tにしてもらう。ありがとうございました。

ケイトにゼッケンもポイントレース用にしてもらう。Thank you! Kate。

 

・レーススタート。

ペースはそんなに早くない。

1~2回目ポイントは様子を見る。

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(Photo by YUKIMARU)

3回目(残90周)に取りにいくと決め、1周半から仕掛けてそのまま捲らせず1位獲得。

お、本気で踏めば1位取れるなと4~5回目も誰かが仕掛ける前に早掛けする。4周目(残80周)は愛三小森選手、5回目(残70周)辻本選手に捲られ2位。

早掛けで400mくらいスプリントしている。しすぎでゴールまで持たず。

しかしここで暫定首位。

この後ラバネロの選手の落車があり、選手らが自主的にペースを落とし自然ニュートラルになる。

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(Photo by YUKIMARU)

特に審判団からニュートラル指示もなく、落車選手らが復帰して再スタート。

7周目(残50周)、ここのポイントを一位通過したと思ったのだがリザルトをみると取れていない。

むしろ自分がポイントを取った後、アタックした高橋さんがとっている???やはりゴールラインを私は間違えていた?

その後、8~10回目ポイントは今回レースで一番のヘマをやらかしてしまう。

アタックした高橋さんと複数名が先頭集団となり、小森選手・ラバネロ・北野集団で追走集団に分かれてしまう。

20周にわたり追走して追いつく。2回スプリントに参加できず。

11回目ポイント(残10周)も一位通過したと思うのだが3位になっている???自分が逃げを認識していなかっただけ?

とったあと高橋さんがアタック、集団が追う。なんとか岩月さんの後ろに入り込む。自分はポイント取ったばかりで脚が限界。

涎を垂らしながら追う。残り5周、高橋さんが吸収されラバネロの選手と小森選手がカウンター!

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(Photo by YUKIMARU)

これは間髪入れず合わせたい。「岩月さん詰めて!」が前の岩月さんが中切れしてバンク上へあがる。(今まで散々つめてもらったりしたのだが!)

25mくらい離れた距離を詰めなくてはならない。さっきのポイントから少し回復した脚を使い切り前に追いついた。

しかしそれで足が終了。

最後のポイントには絡めずゴール。

 結果:5位

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リザルトを見た後は頭に???しか浮かばず。

自分では最低でも3回先頭をとったと自負していたのだが、1回しか取れていなかった。

自分の認識しているゴールの位置が違うのか???それとも認知外で逃げられていたりしたのか?

このモヤモヤを晴らすためもしあるならば写真判定が見たい。

 

・反省

①ロングスプリントに頼りすぎて脚を使い過ぎた。慢心

②逃げ集団をペースで追うのはポイントレースにおいて愚策。回復し次第、ブリッジですぐに復帰しなくてはポイントを失う。

③ゴールの位置はよく理解しておく。

④周りを俯瞰できる余裕(FTP)が必要。

 

終わったあと椅子につっぷし終了。

表彰を終え、残った皆でパシャり

ありがとうございました。

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一人になると悔しさや反省など反芻思考に陥りそうになるので吹き飛ばすためケイトを連れ、武井さんとシースーに。

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あぶく銭(賞金)はこういうのに使わないとね!

百笑の湯に久しぶりに浸かりケイトを送り届けて帰宅。

 

全日本トラック選手権の出場資格は得たが、勝てない悔しさに苛まれた。

今はいい。

鬱屈した感情をマグマの中にため込み、いつか大一番で噴き出すためには必要なプロセスだ。

今、蜷局巻く感情エネルギーは陰陽入り混じるカオスだ。そこに指向性を持たせうまくコントロールしなくてはならない。

次に勝つためのこのもどかしさを心のマグマに溜め込み、大事なところで爆発させるまで育んでいこう。

 

次週は第9回 JBCF 輪島ロードレース (第50回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ)!

今回のレース明け月曜日から節制生活始めました(遅い)

第1回 JBCF まえばしクリテリウム&赤城山ヒルクライム P1インサイドレポート

『第1回 JBCF まえばしクリテリウム
9/24 前橋クリテリウム P1クラス

今回は輪行で前橋まで。
東京から高崎線快速アロー号で2時間半2000円くらいでいける…。
意外と近い前橋。
駅から立ち、自転車を組立、会場へ自走へ向かう。
群馬警察が総動員で県庁前道路を封鎖している。大型バスで道を横ふさぎ。。。
まるで事件の香り

警察車両を横通りして会場入り。
すぐ近くに県庁がある。
駅からの人通り、駅・町の規模に対して県庁が馬鹿でかくてびっくり、空き部屋多いんちゃう…。

すぐ着替えて試走がてら交通安全パレードへ
そこで愛想をふりまく岩月さん、なんか配ってるー!

twitter.com

2014年の大分クリテリウムのパレードでののりへいさんのパフォーマンスも語り草だがそれを越える。
流石イナーメ一のロマンスグレー

さあ試走だと先導車両に導かれ走り出す
スタート・ゴール地点のストレートを往復し、そのまま先導車両はチームピットへ
えええええ~、終わり?コースの1/5くらいしか確認できなかった。
選手全員困惑の渦、コース試走できず。
会社の後輩が応援に来てくれて、お昼を頂く。

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鳥の風味2種の味わい、タレがおいしゅうございました。

スタートまで時間があるので出店などで遊んでいるとE1の選手が並んでいる。
E1スタートまで時間があるので並ぶの早いなと知り合いの写真を撮っていると試走のため並んでいるとのこと。

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え?!試走あるの!?ピットに駆け戻り準備も疎かにフラペで試走。
濡れてるせいでゴムソールとペダルが鳴いて既に観客が詰めかけている中すごく恥ずかしい。
幼児向けの音が鳴る靴はピッピ靴というらしい。まさにアレの音であった。

コースの完走は走り易そうだが、アウト側のマンホール怖いといった程度か。
戻って軽くアップしてスタート時間。
E1を走り終えた後輩らに状況を聞くがP1だと全然違う展開になりそう。
聞いている間にP1も並びだす、チームメイトも全員前の方。
自分はというと出走サインを忘れかけて最後尾スタート。トホホ
まあUKYOプジョルも隣にいるから大丈夫でしょう。

P1決勝 3.5kmX10周=35km
スタート
出だしから結構きつい。2周目ホームストレートでUKYOプジョルが上がっていこうとしたのでついていくとコーナー渋滞ではぐれる。
その後、6周目にはフプジョルシマノ入部さんと先頭手段から逃げていた。どうゆうこと!?
こちらは最後尾からコツコツ上がっていこうとするが、中切れ嵐・コーナー渋滞立ち上がり地獄の対応でどんどん脚を削られていくが確実に前に上がる。
上がっていく自分と力尽きて落ちていくチームメイトもパス、すまぬすまぬ…。
5周ぐらいのところで、先頭に出たと思ったら中切れ集団の先頭だった。
プジョルについていってストレート毎に無理しても上がっていくのが正しかったのだった。

先頭2名、メイン集団、第3集団、グルペットの構図。
私は第3集団、イマココ!!
そこからはメインに追いつくため主体的積極的に先頭交代に入る。

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VC福岡フリーダムの桐P選手が1/3くらい一度いい勢いで引いてくるが出し切った模様…。
シマノ小山選手、グリフィン倉林選手らが積極的に回ってくれる。
自分もストレートはアウタートップに入れて引き切る。
少し前に近づく、前と30秒差くらいなのだが遠い。

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(Photo by 小坊主の精進記 - Yahoo!ブログ)

Uターンで前と距離が測れるのでモチベーションは高いが引ける選手と引けない選手の差が激しく、頑張って引っ張っても交代後緩んでしまう。
どんどん引く量を増やすが、追いつけない。
そのまま最終周に入り前から落ちてくる選手をかき分けるためペースが落ち更にタイム差が広がり、追いつけないとわかると集団のモチベも落ちペースが落ちる。

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(Photo by 小坊主の精進記 - Yahoo!ブログ)

最後軽くスプリントしてゴール。
44位/109出走

不完全燃焼、得意なクリテでやらかしてしまった。失敗した。早い段階で前に上がらなかった判断、中切れから追いつけなかった脚不足。
反省しかないレースだった。

 

『第1回 JBCF まえばし赤城山ヒルクライム

9/25 朝5:00起床
軽く食べて会場へ連れていって貰う。
お世話になりました。
会場はホビーレース並催のため、車の出し入れの融通が効かない。
見事に監督カーが餌食にあい預けた自転車を探しに行く朝焼け。
見つけてアップをするとローラーからこける。
これはあかんやつ。
足を引きずりスタートへ向かう。
ホビーレーサーに見守られながスタート。

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初めはパレードなのでスルスル前へ。
パレード終了とともにアタックがかかり集団が伸びる。
グリフィンが地元アタック、それに乗じてエルドラ、ブラーゼンが動いた。
思いのほか集団は早くならないので、ブリッジをかけたエルドラさんに連れていってもらいブリッジ成功。

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グリフィン二人、エルドラ二人、ブラーゼン二人。
5分~10分くらい回して逃げたがけっこう踏んでるのに集団は離れない。どころか先頭にMATRIX佐野選手が引き出すと一気に詰められ逃げ集団は御陀仏。

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逃げ全員集団についていけずポロポロ離れていく。
自分も例に漏れずというか、ファーストアタックメンバーでは誰よりも堪え性がなく早く千切れた。
そこからは中腹までなるしま田中選手と共に登り。
中腹で追い付いてきたエルドラ梶木選手にいろいろ指導をいただきつつ赤城山を楽しんだ。

109位/118人出走
競技を始めた頃はクライマーだったのだが、今ではこの体たらくである。
来年は一発奮起をかけたい。

いろいろな人と話しつつ無事下山。
岡くに三郷まで送ってもらい楽々帰宅。ありがとうございます。

岡君はイナーメのエリートチームメイトにしてトレーナー個人事業主代表(詳しく下記リンク)

cosmos-tsukuba.com

 

岡くんアドバイスに従いポジション変更

before

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after

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 違いを当てた人にはプレゼントが!

 

来週末10/2は実業団トラックチャンピオンシップ!
ポイントレース勝ちたい。

 

9/19 Okinawa 55(沖縄対策連)

9/19 Okinawa 55(沖縄対策連)

シルバーウィーク 3stages

 

千葉で根付く沖縄対策連 、通称Okinawa 55

今年もお誘いいただき参加。

 

5時起床、AACAから帰って2時間ちょい睡眠では疲れはとれない。
しかし前回のお誘いは、寝坊で参加できなかったため自戒を込めて出発
人の善意を無碍にする人は無下にされる人になってしまう。

・朝食
蜂蜜かけプレーンシリアル山盛り×一杯
メロンパン×1
コーヒー×1

集合場所近くの有料駐車場に車を止め、準備。
昨日(今日?)乾かしていたインソールを忘れた!
我慢して、6:30にスタート地点へ
組み分けで3組に分かれる。5分差くらいで出発。
自分の組は最終班、メンバー高岡さん、まこっちさん、もやっしーさん、竹芝ヤスさん、LINK東北半澤さん

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ここまでの2daysと昨日の疲労・寝不足でもたないです宣言はしておく。
まこっちさんに100kmまではついておいでといわれるのでそれを目標に頑張る。

14号沿いの海岸線平坦50kmを走り、鹿野山を越えて内陸のアップダウンを帰ってくる距離140km、獲得標高2000mのコース
初めの50kmはひたすら無心で走る。曇っているのに汗ばむ暑さ。脚を回していると幾分か調子が上がってくる。
昨日のaacaの平坦の速さに比べれば逃げもなく一定のペースは休めるのでありがたい。
内陸に入り鹿野山へ。高岡さんがダンシングでペースを作る、今日一番つらかった。
登り途中2/3くらいで前に出発した集団を吸収。
だましだまし先頭集団についていくがピーク手前、勾配が上がるとことでおさらばして15分30秒。
頂上で流していた集団に再合流して下り、房総スカイラインへ。
さっき合流した黒澤さん、まこっちさ、自分の順で入りペースを作って交代。
亀山湖でトイレ・補水休憩、信号・一時停止以外で今日唯一のストップ。5分で済まして出発。
465号沿いに平坦基調の軽いアップダウンが始まる。
少し回復して先頭交代に入る。
ここから登りは半澤さんやもやっしーさん、高岡さんがちょいちょい上げだす。
養老渓谷駅へ右折する前あたりでまこっちさんがアタック、高岡さん、半澤さんが追っていく。
すぐ反応はせずもやっしーさん、こけし神らと協調してゆるゆる追走。吸収時にカウンターすると高岡さんがついてくる。
右折し下り区間で集団に追いつかれ振出しに戻る。
そこから均等にローテして20kmほど進む。
ゴルフ場横5分登りでもやっしーさん・自分でペースを作る。
疲れの割に走れているなと思って引き出すとまこっちさんアタック!
ぐぇぇぇ、引いていたので辛い。じわじわ離され戦略的撤退、身体的後退。100km地点ここで踏めなくなる。
まこっちさん、高岡さん、もやっしーさん、ヤスさん、半澤さん、こけし神が離れながらもついていき終了。
単独になってしまい、信号で同じとこで千切れたKUDOUさんら3人と合流。
皆満身創痍なのでショートカットしてゴール地点へ。まだ余裕があったので5割方引いて合流地点へ到着。

140km 獲得標高2000m でした。
インソールない、睡眠ないでないないでしたが、素晴らしい練習なので次回は万全の状態で挑みたい。
企画してくれたKUDOUさん、一緒に走った皆様、ありがとうございます。
帰って椅子に座った瞬間爆睡

 

次週は前橋クリテリウム赤城山ヒルクライム

COUPE DE AACA 第9戦 1-1クラス インサイドレポート 

シルバーウィーク 2stages

折り返しのaaca 第9戦 5km x22周=120km

 

朝起きるとすぐに岩月さんとaaca個人TTへ向け出発。
自分は個人TTは出ず、時間はあるのでクリームパスタを食す。
スタート見送って自分は屋根の端で仮眠、Lay Bagで快眠。
雨じゃなければ1-2、1-1連戦して150km走ろうと考えたけど雨が酷く断念、二度不貞寝。
スタート1時間前くらいに龍太郎に起こされ準備開始。
止めればよいのにスタート前にそぼろ飯を食す。でもこれのお蔭で腹が持った。

 

・チームメイト:岩月、トヨカツ、龍太郎

・作戦:今回は特になく。

 

スタートが迫りトヨカツがコースインしたのでついていくと、最前列に並べた。

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(Photo by 第9戦 1-1 レポート - KINAN COUPE DE AACA)
雨の中レーススタート。走り出すと所々が水溜り沼。突撃するとタイヤへの抵抗がでかい。
スタートアタックでエカーズ浜田選手と岩月さんが飛び出す。
やる気満々だ。自分は様子見。せっかく前なのでポジションを維持する。
2人逃げは半周くらいで捕まりそうなので、カウンターを立案、自己承認、アタック!
数人連れて逃げるが三人ほどで、集団も活性化し半周持たず吸収。いいアップになった。
その後はアタック合戦。決定的なものはなく4周ほど消化する。

4~5周目/22周 
いつの間にか逃げが出来る。今日は120km over 長すぎるので70kmぐらい消化してから動けばよいと考えていたためである。
龍太郎・トヨカツがいないので彼ら2人が乗ったことはすぐわかった。
レース後に把握するが逃げメンバーは6人。
龍太郎・トヨカツ・京産中井(元U23全日本チャンプ)・KINAN伊丹選手、愛産大工高森崎、エカーズ浜田選手。

あれ良いメンバーだぞ?イナーメかキナン、京産くらいしかチームで人数揃えていない。両チーム逃げに良いメンバーを入れている。
これはレース終了になりかねなくない?まだ30km消化したぐらいだぞ?と考えを巡らす。
結論:ここで終わると練習ならん。
タイム差30秒。集団の先頭にでて引き出す。

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(Photo by Chie Matsumoto san)

 毎周回、Zコーナー立ち上がりから引いて往路を1/2,2/3くらいアウタートップで引き倒し速度に乗せたあと交代。
交代したあとすぐ折り返しコーナーがくる。
そこから復路はローテを促すため先頭交代にどんどん入り、声を出し巧い選手は「いいね!」と誉め、遅い選手はきついなら下がっていいから!と早いローテを促す。
ペースを作れない選手は最悪ローテからはじく(前に入りださせない)。
Zコーナーは集団先頭の方に入り、タイムギャップと集団走行の総評を毎回行う。
「前と20秒!5秒縮まったぞ!いいペースだ!」
「前と25秒!5秒開いた!このペースじゃだめだぞ!」
一度、間違えて「前20人!5秒r,,,,間違えた!」失笑を買いチョー恥ずかしい。
自分も積極体に先頭交代に入っているので文句も言われず、先頭交代に積極的メンバーで追う(実質7人いないくらい)
順調に前とのタイムギャップを縮めていく。
途中、KINANの野中選手か、阿曽選手にZコーナー前で「コーナー後、引いていいですよ」と譲られる。
毎回引いてた努力が認められた?ういっすと前に出てZコーナー後、また半分くらい往路を引くと「もっと加速して!」みたいなことを言われる。
後ろを千切って前にブリッジしましょうというお誘いだったのだろうか。
集団を疲れさせないため優しく上げていたからまあもったいないことをした。
2人で前の4人に追いついていたら逃げ切れていただろうから。

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10周目。周回賞で前がばらける予想があったので集団にも伝える。
11周目/22周、するとタイムギャップが広がる。え、まじか?緩め過ぎやろう。これはダメだとまた引きを強める。
森崎が落ちて集団に吸収していたので「もうすぐ吸収するからカウンターしな」と伝えておく。

途中雨脚が強まり逃げ集団が見える見えないを繰り返す。タイム差は20秒で推移、5秒ずつ詰めれば4周で吸収できる計算。
集団を指揮していると「逃げは何人ですか?!」と後ろから聞かれる。
俺は先生じゃねぇんだ、そこまで知るか。龍太郎とトヨカツがいない以外、何人か正確にわかっていない。
わからんと答えようと後ろを見ると。折り返して坂を上がっていく逃げ集団が見えた。
「右見ろ右!」と叫び、そうとうタイム差以上に近づいていることに気付く。ちょっと吸収するには早くない?

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12/22周目、20秒差
あっさり捕まる。毎周5秒詰めていく計画が…。
しかし主体的に引いてきた努力が実った&雨の合体技でテンションMAX
「さらばーーーーーーー!!!」

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(Photo by Chie Matsumoto san)
吸収時、即カウンター!龍谷の柴田君や同志社中西君と3人~5人くらいで逃げるが集団活性化で追ってこられる。
でも緩ませるのももったいないので、Zコーナー後もあげつづける。
しかし、きまらず緩む。
トヨカツと二人でZコーナー後に上げたり、ちょくちょく仕掛けるが良い逃げ決まらず。
京産中井・曽我部選手、同志社中西、KINAN中西選手らが抜け出すが、勢いなくあまり差を広げられないので泳がす。
1~2周か自分やトヨカツなどいつも前にいるメンバーで吸収。
イナーメで残っている龍太郎・トヨカツ・自分。
「トヨカツ脚は?」
「ハハハハ、ない!いないもんと考えてくれ!」さわやか
「りゅたろう、足ためな!」
「逃げで疲れてる!」
自分は逃げを吸収するために動き続けている。あれ、イナーメ全滅フラグあるで?

そんな会話をしていると、そこで阿曽選手がするする抜け出す。
一応乗っとこうかと動くとパンク音、振り返ると真逆のトヨカツ!
「とよかつ~~~~!!!!」
イナーメ残り2人。

パンクで追うタイミング逃し、引く選手もいなくなりペースが緩む。
自分も追走で中盤、アタックで終盤動き続けたので最後に向け回復させたい。
今日一番Zコーナーの往路を引いた自信がある。
20/22周。残り2周、45秒差。
まあ1人だし、すぐ追いつくやろと思っていると龍太郎が上がってきてKINANに確認。
野中さんも逃げていてて阿曽選手と2人逃げになっていると。え、まじ?
「終わった、おいつけねー!」龍太郎が集団に聞けるようになのか、叫ぶ。

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さっきの確認で龍太郎も自分も動きすぎて脚がない。集団も引く選手、チームはいない。
2人で特に示し合わせたわけではないは「練習しよう」「追う練習しよう」となぜか意思が統一される。
そこからは早かった。
イナーメ2人で声をあげてメイン集団全員ローテーションを促す。
「優勝はないだ、あげるぞぉ!」「練習だ!練習!追うぞ!」 「全員回れえええええ!!」「キナンは抜かして!」「いける!いける!全員で追いつくぞ!」
もう限界で回す。追風区間、自分が上げた後5人くらいしかついてこず後ろは中切れするので中切れしたところに入り上げる上げる。
脚はパンパンだが最終周回に相応しい本日最高速。タイム差は勢いよく詰まっていく。
最後の平坦、この高速ローテを乱してアタックする者は何人たりて許さない。集団から怒号が飛び交う、龍太郎が口汚く罵る。
集団心理は恐ろしい、すさまじい雰囲気と一体感で我々は突き進み千切れ分裂していき先頭が見え、届きそうなところまでいって龍太郎も自分も力尽きる。

結局、ぎりぎりで集団先頭は野中さんに追いつかず・・・。無念…。
でもサイコーに酷く楽しいレースだった。

終わった後、どろどろで皆笑いながら水浴び。

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(Photo by KYOTO SANGYO UV)
龍谷柴田くんに聞くと3時間av42km/h NP270wだったらしい。疲れるわけだ。
それだけでは心の疲れがとれないので温泉へ

くつろぎ天然温泉 湯楽

www.tyuraku.com
今回は大当たり。
天然温泉で源泉かけ流しは33度とぬるいが回復にはちょうどよく、打水など勢いよく温水マッサージができる。
食事も3連休で混んでるせいか出てくるのが遅かったがリーズナブルでおいしく満足。

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癒された~。人これを至福と言う。

20時くらいに現地を出発
大学後輩がピストを貸してというので、帰り道途中ICで待ち合わせをして無事渡す。
25時帰宅
雨でドロドロジャージを漬け洗いし、シューズのソールを抜いて新聞紙で乾かす。
諸々のメッセージに返信し、長時間運転でなまった体をストレッチして就寝
28時頃就寝

 

翌日?は千葉に根付く沖縄対策連「9/19 Td55♪vol.3」に招待されたのでなんとか起きたい。

2016 第三回 Challenge The Izu Velodrome インサイドレポート

2016 9/17(土)

第三回Challenge The Izu Velodrome
龍太郎誘われエントリー。

シルバーウィーク1stages

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レースは以下の4戦
①団抜き
②個抜き
③チームスプリント
④ポイントレース

5:30 龍太郎に迎えに来てもらい修善寺
今日は新たな旅の仲間と共に。
しかし、三連休初日で東名渋滞、予定が大幅に狂い到着はスタート20分前の9時
おやびんにエントリーして頂き(ありがとうございました!)事なきを得る。
が、自転車は組めていないのでスタート1分前でガチャガチャして組みあがる。
当然ノーアップ。

・団抜き
説明;1周250m×16周=4kmで3人目のタイムで競う。一人は千切れてよい。
面子:龍太郎・北野・岩月・篠原(並びもこの順)
作戦:全日本実業団トラックの予行練習、今回遅刻したせいで合わせられなかったので4人で出来る限り引っ張る走りをしよう。
52X14

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出だしは龍太郎にしては優しい出だし。17秒台。

1周半で自分が引継ぎペースを維持、17秒台。

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岩月さん・篠原さんで少し落ち18秒台。
ここで龍太郎へ戻り16秒台。篠原さん千切れる。
16秒~17秒で自分が引継ぎ、岩月さん18秒台。
また龍太郎が17秒台に戻しゴールへ。

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結果:1位 4分49秒395/av49.76km/h

まあノーアップ、ノー合わせだし多少はね?

 

・個抜き
説明;1周250m×16周=4kmを1人で挑む。休む場所はない。
作戦:50x14重めのギア
結果:5分14秒059 /av45.85km/h
ほんと独走力がない。自分は前のめりのポジションだと大腿四頭筋以外使えずすぐ使い尽くしてしまう。

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もっと楽なポジション、股関節の可動域を限定させない場所を目指すべきなのでちょっとアップポジションにしていく予定。

 

小休止~lay bag大活躍の巻~

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・チームスプリント
説明:3周750mを3人で一人1周ずつ引いて3周目のタイムを計る。
作戦:おやびん、龍太郎、北野の順。初の3走目で緊張が走る。
52x14
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結果:戦犯となる。

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かすんでるのが自分…。

出だしで出遅れて前二人に離され追いつけず数車親差では走り続ける。
大学卒業後トラック競技を始めたがスタート練習はましたことがなかった。

練習よりレースでトラックを走ったことのほうが多い自分にはスタートダッシュはまだ勉強不足過ぎた。
街道練習などでゼロスタートの練習をしよう。
53秒982 av50.02km/h

おやびん、りゅたろうごめんよ

 

・ポイントレース
説明:250mX80周=20kmのレースで、10周毎にポイント周回が付与されその寡占度合いを競う。
作戦:がんがんいこうぜ
52×15
結果:出だしからファーストアタックをきめペースを作る。

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最初のポイント周回前に上げると早すぎて龍太郎らに行かれてしまう。
基本的にペースを作る。40周のポイントではや掛けするも龍太郎に刺される。

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龍太郎らにラップされた気がするがマイナス得点なし。
2度ほど自分が引いてるタイミングで龍太郎にアタックされる。蠣崎兄弟にあいつ追わねーぞ!と言われるが、君ら半周も引かず上がるやん。ここまで2周引いてんのは俺だろうが追えんわ!と4位で立場もスキルも弱い自分としてはどうしようもなく。

この段階で4人。

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龍太郎、蠣崎兄弟、自分で回っていくが、何周かしてアタックした龍太郎にラップされた気がするがマイナスなし。???
そのままなだれ込んで4位。

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走り方下手だな~。

ラップを目指す龍太郎を除けば自分がペースを刻めていたけど大して効果的でもなく、蠣崎兄弟の休憩にしかならなかったんだろうな。
もっと積極的にアタックのタイミング、そして休み方を覚えないとレベルの高い大会で勝負できない。
引くだけ引いて満足なんてただの自己満なので。

 

結構いい汗かいたので、筐の湯でイナーメメンバー汗を流す。
岩月さんカーに乗り換えて愛知へ向かうのであった。

 

翌日の第2stagesはaaca第9戦!120km!調子は悪くないけど天気は悪い模様。

シマノ鈴鹿 チームタイムトライアル、エリートロード、国際ロード インサイドレポート

シマノ鈴鹿 チ―ムタイムトライアル、エリートロード、国際

イナーメお盆合宿を終え、そのままシマノ鈴鹿
初めて出るシマノ鈴鹿
イナーメチーム幹部より5stagesは出禁を言い渡されているため、TTTとエリートロード、国際を選択

8/20(土)
朝、岩月さん宅を発ち、井津ちゃんと優雅にモーニング。中部の素晴らしい文化よ。
しかし、朝から愛知・岐阜の平野暑さはきつい。開田高原にいて20℃前後で快適に暮らしていた私には大ダメージ。
ぐだぐだ話しながら渋滞を抜け鈴鹿着。

鈴鹿といえば、モラトリアムのころにスーバーカブで日本横断をした。その折に通った場所なのでなにか懐かしい。

龍太郎を駅で広い会場in。
56さん、岩月さんと合流してチームタイムトライアルの準備にとりかかる。
スタート前のアップで鈴鹿内をさまようがよい場所がない。
アップ不足のまま、皆と集まりスタート地点へ向かう。

今回はみんなで示し合わせてVelo Toze
プロモーションぽいでしょ

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マコさん井津ちゃんがサポートしてくるので準備万端。
海外招待選手はノーマルバイクだが、プロだしTTバイクというアドバンテージで勝ちたいもの。

シマノ鈴鹿 チームタイムトライアル
鈴鹿のコース5.8kmx4周=23.2kmのチームタイムトライアル
4人で出走 3人のゴールタイム

今回の並び順は、龍太郎、北野、岩月、56
強く長く引ける人が並べば後ろはそれだけ休める=(千切れないくらいで苦しめる)のでそれを念願に構成。
さすがシマノ鈴鹿、TTT参加者が多い!
並んでから15分以上待ってスタート順番が来る。

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ホームからスタートしていきなり坂、龍太郎のペースが早く早速きつい。というか自分もきついし後ろが離れている。
「龍太郎!」1回目の叫びをあげる。なんていったて暑さがきつい。
ペースを抑えて追いつき、並び直す。少し回復してきたところ交代を促され、前に出る。熱風がぶつかってくる。熱いやばいオーバーヒートしそう。
長く引けず、岩月さんに交代。あれペースが上がったぞ?
3人の後ろは風がすくなくペースが上がる。火照る体、汗が油の様に纏わりつく、焼きつく太陽、中華鍋のような路面。
私は長野高原栽培の緑黄色野菜、ただただイタメられたのであった(オールアウト)
岩月さんが交代後、離れる。暑さでみた蜃気楼だったのかもしれないと自分を誤魔化す。
56さんが叫んでくれる。蜃気楼じゃなかった…。ここで本日2度目の「龍太郎!」を叫んだ気がする。
遅れられなくなる。まじか。
龍太郎が引いて2周目ホーム登りへ。このペースはオーバーヒートな自分は死ぬ、死ねない。
3度目の「龍太郎!」を叫びペースを落としてもらう。
ここで一度前に出た後、56さんの後ろで付き位置にしてもらう。
半周ほど前に出ないで、脚を回し水を体にかけオーバーヒートを冷却する、効果は覿面で少しづつ回復してきた。
56さんにも喝を入れられる。
3周目に入り先頭交代に復帰。

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前に出てチームUKYOを追い抜いた気がする、蜃気楼じゃなければ。
4周目、56さんは自分の穴を埋めてくれたダメージと千切れてはならないため付き位置に。
途中UKYOと56さんがやりあっていたがそれは56cycleでご確認ください。
最後、苦しみ抜いて横並び三人でゴール。

1位 マトリックスパワータグ 28m45s58 48.4km/h

2位 宇都宮ブリッツェン +30s57

3位 シマノレーシングチーム +34s68

4位 イナーメ信濃山形 +01m24s26

5位 BMC Development +01m30s74

6位 Giant Alpecin +01m57s30

7位 Team UKYO +01m58s38

8位 SEG Racing +02m02s20

9位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +02m35s31

10位 Tcars cycling team +05m16s31

ゴール後、水浴びへ直行。打ち水しながら反省会。

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ほんま暑さに弱い。
自分がオーバーヒートしなければ、「龍太郎!」叫びも3回以下に減らせ、シマノを抜けないまでも、もう少し近づけていただろう。

レース後は嬉しい岩月フルーツパーラー開園

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監督から開田合宿でもらったスイカが複線

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瑞々しさ詰まった果肉、大変美味でした!

シマノが主催者オープン枠だと思っていたので我々が入賞だ!と盛り上がっていた。

56さんもリラッくまで正装し、スタッフに促されるまま龍太郎と飲み物もいただいて表彰控えでワイワイ待つも入賞ならず。
がっくり肩を落として解散。

KANASHIMIを背負って鈴鹿サーキットすぐの温泉に
『天然温泉クア・ガーデン
イナーメ合宿で会った森崎君(5stages総合リーダー)や大東さんらと会う。
レース後温泉とは、粋な者たちだ。きっと総合優勝するに違いない。

今晩の宿へ向かう途中、三重県津市周辺名物は鰻らしいので、有名店へ食べにいく。
『新玉亭』
大盛りが有名らしいが、その当時知識がなく季節のうなぎそーめんセットに

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大変美味でありました。

食後は皿屋さんちにご実家にお邪魔する。
競輪学校から仮出所した身、その体は痩せこけて…細マッチョになっていた!

皿屋さんかくかたりき


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?!

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一人息子のカケル君の成長とともに楽しい夜はあっという間にすぎていった。

8/21(日)
夜は龍太郎に布団を侵略されながら過ごす。
朝食は大量のおにぎりとおいしいトン汁を頂き、
かける君とお別れして出発

皿屋さんお世話になりました!この文章を書いているとき、あなたは読める場所にいないでしょう....

会場入りすると、久々ゲンゲンと会う。P1復帰は何時頃かな?

イナーメ裏切り者イノーさんも何かかわいいジャージできている。

ミズタニさんでは今年卒業した後輩が働いいる、口車に乗せられるままグエルチョッティを試走しまくる。

お気に入りは…コイツ!

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いろいろ遊んでいると時間が迫る。今日一発目はシマノ鈴鹿エリートロードレース。

シマノ鈴鹿 エリートロードレース
5.8km×7周=40.6km
メンバー:北野、岩月、龍太郎
後輩で富家や、お世話になっている露木さんもいる。

特にイナーメに作戦はなく自由走。
私はアップがてら。

スタートと共に前に出る。龍太郎が引き出すので私も岩月さんも先頭交代に加わりガンガンあげていく。
勝手にチームタイムトライアルみたいになる。

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数周すると前の組を抜き去る。これは異例なことだったらしい。
富家も積極的に先頭交代ぬ加わってくる。
段々調子が上がってきたの2周目、龍太郎が先頭、自分が番手の時にクリートが外れる。
えっ!?上り坂でそこそこ踏んでいたので、片足ペダリングで後ろが詰まらぬよう調整。
後続に謝ってはめ直す。駐車場が砂利だったのでそこで結構削れてしまったか。
引き足を使うとはずれるので、落車などおこしちゃあかんとスプリントなどは不参加を決める。
外れないように中止ながら先頭交代。
周回賞は龍太郎が飛んでいくのを見送り、ペースで引いて周回賞で先行した人たちを回収していく。
4~5周目
中盤の周回賞後、富家が飛び出したので泳がしていると数名が飛び出した。順天OBの加藤さんなどいいメンバー
岩月さんが集団を引いていると後ろが中切れして、岩月さんが単独で前を追う形に。
いいパティーンだと思い集団からアタック、岩月さんに追いつき逃げましょう!と誘う。
富家・加藤さんに追いつきペースを作ると富家「もう無理です!」
単独で決まらぬアタックをしすぎ(自戒)目立ちたいのはわかるけどね(自戒)
書いていて動悸が激しい、自分のことを書いているかのようだ。
富家千切れ、岩月さん、自分、加藤さんなど5人で逃げる。
いいペースだし、集団は離れる。おおこれは逃げ切るんじゃね?と思ったらあっさり半周ぐらいで集団に追いつかれる。
後日談としては龍太郎がガチで追走をかけてきたらしい。
こやつめ…
6周目
そんなイナーメコントロールでラストラップ前に周回賞ありで岩月さんと龍太郎がトレイン組んで奪取。
集団は岩さん引きで中切れブツ切れ、そのまま龍太郎は逃げ出す。
自分も二人がチームプレーしているのを崩すのも粋じゃないし、クリート危ないしで追わない。
するとコントロールチームなくなりし
集団はぐだぐだ。
加藤さんが引く以外あまり前に出たがらない。自分は集団を抑えてる訳ではないが集団は統制なくゴールへ。
龍太郎が逃げ切り優勝。
自分は流してゴール。

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すぐにシマノサービスへ
クリートを購入して直す。
流石シマノ鈴鹿シマノさんに抜かりはない。

直して戻ると本チャン。国際ロード!
シマノ鈴鹿 国際ロード
5.8km×10周=50.8km
招待海外選手vsJPT
スタートから速い。
トヨカツと龍太郎がアタックしていく。
自分も二人が乗っていない逃げには反応していく。
やはりエリートとは世界が違う。速い!
何度か動いたがなかなか逃げも決まらない。三回くらい逃げに乗った。
本逃げには乗れず。
しかし、逃げも小数。吸収は規定事項。
集団スプリントだ!
チームメイトを探す。
近くにいたのはイノーさん。
後ろにつく。「イノーさんうしろいるぞ!」首肯く。これだけで全てを察知してくれる。
そこからイノーさんは位置を段々とあげていく、最終ゴールに向けアウタートップに入るようなスピードの中だ。
千切れないようにするのが精一杯。

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AACAから長野合宿、そしてこのシマノ鈴鹿の総決算だぞ!?と脚に喝入れる。
下り区間で龍太郎が後ろに着いた気がするか離れてしまう。
最終コーナーを抜けスプリント開始!

http://cyclist.sanspo.com/279457/sim01_01

しかし、もうすかすかでここまで引いてくれたイノーさんを抜かせずゴール。

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36位でした。

イナーメ最上位はイノーさん、強し。AACAで二人して大東さんアシストした時も強かった。アシストで出し切れば良い無私の極致で強いのかもしれない。

これでAACA、リトルワールド、開田合宿、シマノ鈴鹿の一週間が終わった。
関わった皆さんありがとうございました。

やっと書きおえた~。

UCI Gran Fond World Championships 2016 age19-35 インサイドレポート

UCI Gran Fond World Championships

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(Photo by HASHIMOTO)

UCI(世界自転車競技連盟)主催するアマチュア世界選手権、多くの人にチャンスがあるよう年代が細分化されている。

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(Photo by GFWC Perth

今回の出場者の予選大会比率、Nisekoからの参加者は全体の3%

世界選手権のキップを得た大会レポートはこちら↓

http://assalitore.hatenablog.com/entries/2016/07/13

 

今回の世界選手権で私のクラス19-35歳
・メンバー
日本人はラバネロ加藤君、早稲田OB井上君、ハシケンさんの4名。
・コース図

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50km平坦、50kmの周回コースを2周する155km。
平坦は高速道路を完全閉鎖。
周回コースは「ZIGZAGヒル」というZ字のつづらおり坂を越えてゴールの「Kalamunda(カルマンダ)」につく。
その後25kmで2個の長め登りと、25kmアップダウンが続きZigzagに戻る。
獲得標高2400m
コーナーは少なく流れるのでパワーがいるコース。

・作戦
50kmまでハイウェイを完全閉鎖した平坦路だ。7人以上の逃げが出来たら平坦とはいえ逃げ切る可能性が出てくるジャパンも誰か乗って欲しい。
50km以降は周回コース。ゴール地点 Kalamunda(カルマンダ)へ続く激坂Zigzag hillが勝負どころ。スイッチバック的な狭いジグザグの登りだ。
カーブで集団が詰まりほぼストップ&ゴーを求められる、計4回。
最終周回、このZIGZAGヒルがゴール前4km。勝負所はこことなる。
ここまで耐える走りで爆発したい。
その逆算すれば、平坦で7人以上逃げは許さず、周回1周目も同様、最終周回ZIGZAGまでは決して無駄足を使わず迎えたい。
数を揃えるオーストラリア&イギリス以外チームプレイは難しい人数構成で、実力を選手たちが把握していなので小さい動きは無視する。

・体調
渡豪前は蕁麻疹でインカレを見に行くことも出来ないほど悪化。
ドーピングを気にして「ザイザル」というい薬しか飲めず。
またオーストラリアにきて、乾燥と寒さに肌の状態が悪化する。
お世辞にも肌状態は良いとは言えず、状況は悪いがやるっきゃない。
会社もありがたいことに壮行会をして送り出して貰えたのだから。

・レースレポート
スタート7時なので4時半起床で消灯
起きたら5時、うーんこの・・・・。
急いでチェックアウト準備を進める。

・朝食
山もりシリアル2杯
バナナ2本
水500ml

・補給食
Savas ピットインエネルギージェル×3
井村屋 スポーツ羊羹×3
明治 パーフェクトプラス 即効元気 ×1
20km毎に定点的に食べる。前半羊羹、中盤速攻元気、終盤ジェルという計画。

準備を終え、会場のELIZABETH QUAYへ。10分もかからずつくのがありがたい。
着き次第、TTで使ってゼッケンを1枚失ってしまったので、主催者に相談。
カメラ判定右側だから、そちらにつければよいよとのことで付け直す。
そうこうするとすぐにスタート時間。オーストラリアの英雄マキュアンが目の前を通り過ぎていった。
スタートが切られる。一番早いクラスなのでスタートも一番早い。人数はそんなに多くないのだが。(45ageクラスとか人数倍!)
スタートしてすぐ完全閉鎖されたハイウェイに入る。早速、スタートアタックが断続的に続く、数を揃えるオーストラリア・イギリスが人を替えアタックを繰り返す。
アップダウンもないに等しい4車線の高速道路、集団が圧倒的有利

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(Photo by GFWC Perth
無駄足を使わないようするのみ。車線にあるキャットアイのみ注意(日本のより小さい)
集団の中は楽チンだが周りの選手が大きすぎて前が見えない。平均身長180cm overのプロトンである。
ただ集団の中だと体が冷えるので一回軽くアタックに乗ってみようと前に上がる、道幅もあって上がりやすい。
陸橋の軽い登りでアタックに反応、軽く集団を離すが少しして吸収。そのタイミングで大柄なフランス人を筆頭に3名ほど頑張って再度逃げる。
吸収されたがまだ集団の先頭付近、イギリス人が追走しようとしているのでその人の後ろにつく。
集団先頭2番手なのでローテを促されたら回ろうと待っていると、イギリス人全引きで3人吸収。流石紳士。
頑張って逃げていたフランス人がイギリス人に何か怒鳴っている。イギリス人聞いているように首を傾けるが完全に無視。
100年戦争勃発か?
道路閉鎖されたハイウェイを抜け、逃げは決まらず州道へ
直角コーナーが繰り返されるが立ち上がりは異様に早く、フルもがき。そこそこきつい。大柄な選手たちがガンガンあげていく。
ゴール地点 Kalamunda(カルマンダ)に至る初めの登りへ。集団が活性化し登り前のロータリーで順路でないショートカット続出。
オランダ人がショートカットするな!とならず者たちに怒る。
自分も紳士的に順路で回ると登り口で手段後方、これはよくないとポジションをあげる。
アタックがかかるが集団のペースは早い、その勢いでZigzagヒルに入る。先頭でベルギー人を筆頭に3人がアタックしているのが見える。
入ると道幅が狭くなり渋滞、カーブ、ふるもがき、渋滞、カーブ、ふるもがき、渋滞、カーブ、ふるもがき、渋滞、カーブ、ふるもがき
上記の回数もがいた。中切れの嵐一人ブリッジして先頭集団に追いつくと既に50人ほどに絞られていた。
平坦で前が見えないほどいた大柄な選手たちがほぼ全滅、細身の高身長だけ残っている。日本チームはハシケンさん、井上君。
そしてゴールのKalamunda(カルマンダ)を通りまたアップダウン区間へ突入。

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(Photo by GFWC Perth
まず洗礼を受けたのは・・・・下りが速い!踏まないと離される。GOKISOなのだが。
下りで南アフリカの選手が中切れする、さっき怒ったオランダ人がまた怒る。怒れるオランダ人と自分の中で命名。
そのまま登り返しに。さあどんなペースだと身構え追いつきざまに前に上がる。
登りはむしろペースが抑えられ勾配がきつくなればなるほど快適なペースである、気を抜くと前に出過ぎるのでそこは最後に向け温存する。
むしろきついのは緩斜面、ペースも静かに上がっていき、最終的に異様に踏まされる。
登りは余裕あるねとハシケンさんと話して井上君「きついです!」
たしかに楽観視出来るほどではなく地味に踏まされ続け辛い。アマチュアとはいえ、世界の難易度の高いグランフォンドで上位に入ってきた人らしかいないのだからレベル高い(ペースも早い)。
80km地点のアップダウン区間クリテリウム的な直角コーナー区間にはいる。何回かのカーブで集団後方接触落車発生。ハシケンさんが巻き込まれる。
当たりそうなのを回避して少し遅れた、心配だが止まるわけにもいかずふるもがきで前に追いつく。今日最初で最後に見た落車だった。
残るは井上君と自分のみ。
100km地点、2周目に入ったところでZigzagヒルへ続く登りで辛そうにしていた井上君脱落。
ZIGZAGに入ると今度はアタックもなく一列棒状の高速ペース。怒れるオランダ人、小柄なスウェーデン人に挟まれ登り切る。
集団は30人ほどに絞られた。地味辛さは変わらないがまだ余裕があり、最終周の勝負が楽しみになってくる。
ゴールのKalamunda(カルマンダ)は盛りあっている。

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(Photo by GFWC Perth
下りに入るとage50以上か?ピンクのゼッケン集団に追いついてしまう。(我々は白ゼッケン)フランス人かの選手が下りだけ集団に混ざり、ついてくるのが怖い。
登りでいなくなって淡々と走っていく。
2回目の登りに入る。勾配がきついところはきつくない。
130km地点、左折し緩斜面に入ると地味にきついが、本当にきついに替わってくる。少数の選手が長く引いているがそれですら辛く感じる。緩斜面でいっきに足が重くなってくる。
なんだこれは、ペースは安定して早いが今まで余裕を持ててついていけてたじゃないか。
残っていた補給食を急いで流し込む、20kmごとの補給はミスなくこなしている。水はダブルボトルにまだ残っている、気温10℃前後だしそこまで汗はかいていない。
しかし脚が重たい。
心肺はあまり上がってないことに気付く。オーストラリアまできたのだぞ!と思いながらもずるずる後退し集団から千切れる。
踏めなくなり、後ろから数人に抜かれていく。
最後の補給で公式サプライヤーであるエティクス(オメガファルマ社のスポーツ用のサプリメントブランド)からボトルを貰いこの順位は維持しようと走るが力が入らずどんどん抜かれていく。
最後のzigzagヒルを登るがもうほんと止まりそうな速度でしか登れず、苦しみながらゴール。
観客たちに盛大な拍手を浴びながらゴール。実況も日本人が帰ってきたことを大げさにまくし立てている。

日本人では一番早く出発し、一番早く帰ってきたので他の人らをまつまでぶっ倒れていた。

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(Photo by NAGATSUMA)
続々とゴールしてきた日本人全員が集まり記念撮影

来年はナショナルジャージ揃えて出たいね。

そしてカルマンダより自走で帰路へ。
ZIGZAGヒルを下るが美しい!走っている最中はこんなきれいな場所を走っているとは思わなんだ。

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(Photo by INOUE)
帰路途中、現地のオーストラリアンライダーに捕まり一緒に帰ることに。
この方、古いクロモリに乗られヘッドキャップの老紳士、教授といった風貌でパースまでサイクリングロードをつないで気持ちよく連れて帰ってくれた。Thank you!

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(Photo by INOUE)
しかし、帰り途中へとへとで眠い。井上君からパワージェルを奪い取り何とか帰れた。

そして着替えて夜はイタリアン!仲良くなった皆さんとおいしいイタリアンとレースやオーストラリアの総括をして大円満。ありがとうございました。

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(Photo by NAGATSUMA)
21時ごろパース空港に降り立ち、無事レンタカーも返しおえる。
Holden Commodore Estate いい車だったよ!(自転車3台大型輪行バック3つはいる内装)
パース空港は無料シャワールームがあるのも嬉しい。
飛行機ディレイで24時発が3時発になり日本につくのが22時ごろとなった。
25時間の空港・飛行機内高速はめちゃくちゃきつかったけどいい旅だった。
ありがとう、加藤君、井上君。そしてかかわった皆々様。
オーストラリアパースは美しくて人の優しい素晴らしい町でした。
さぁ、来年の世界選手権はフランスだ!

 

 

・レースの反省点(長文注意)

長野県開田合宿まではり準備して挑んだ世界選手権、追い込み過ぎて後半蕁麻疹など体を崩したが、社会人でフルタイムワーカーな自分が決して世界に通用しないわけではないとちょっとした自信もついた大会だった。
そおれだけに後半に入り視界が白くかすみ、足に力が入らず、眠気に襲われたもんだいを解決しなくては、もっと上のレベルに到達出来ない。
そこで、その原因を究明してみる。関心ある方だけどーぞ。(再度長文注意)
・可能性として考えられるのは以下の症状。
閃輝暗点→脳の視覚野の血管が収縮したり痙攣
②貧血(低血圧)血圧64-120だと低い→ヘモグロビンの値は、男性で14~18g/dl 数値未満は少ない
10.5~13.5mg/日の摂取が推奨)
•鉄分は食品によって吸収率が異なるので、吸収性のよい動物性食品から補給する。
赤血球の合成を助けるタンパク質、ビタミンB6・B12、葉酸セレンなどを補給する。
赤血球膜の過酸化予防として、ビタミンC・E、ポリフェノールなどの抗酸化剤を補給する。

低血糖→瞳孔散大→回復ブドウ糖を15分置きに10gずつ摂取(レース前に餅やおこわ等もち米を使用した持続性のある炭水化物を摂取)
④過酸素状態→過喚起症候群と同様に、紙袋に息を吐きその吐いた息を吸うことで血中酸素濃度は低下
⑤脳神経関連
こちらは勉強不足。

【対策】

・耐低糖トレーニング
筑波大の鍋倉 賢治先生が更に効率良く、安全なトレーニングとして”全力走+ジョグ”という方法も紹介しています。
これを自転車に当てはめると
寝起きに何も口に入れず、練習を行い最初から全力に近いペースで4kmを走り、グリコーゲンを枯渇に近くします。その後間髪を入れずにペース走に移行し、”低血糖走行”とします。食事後でもある程度の低血糖状態は作り出せるので、より行い易い練習方法です。

注意点としては、走っている途中で急に低血糖でエネルギー切れを起こす危険があるので、補給食(アメ玉一つでも)と小銭を持っておきましょう
ちなみに、「エネルギー切れ」と「ハンガーノック」と「空腹感」は違うもので混同せずに考えなければいけない。
1、エネルギー切れ
  本当にエネルギー(脳が必要とする糖)が切れて血糖値が下がり、頭がボーっとしてきて、                最悪の場合は意識障害をおこす。
2、ハンガーノック
  エネルギーが減ってきてある程度血糖値が下がってくると、脳の防御反応として(これ以上                の糖の消費を抑える為)運動の停止命令が出て、脚の筋肉が固まった様に動かなくなる。
3、空腹感
  a、ある程度エネルギーが減って血糖値が下がり感じる本当の空腹感
  b、筋疲労や呼吸の苦しさなどの不快感から転じて感じるニセ物の空腹感

鍋倉 賢治先生はマラソンの指導者であらせられるが、従来の30~40km走といった”オーバーディスタンス”のトレーニングが時間的制限でできない市民ランナーに対し、最大限のトレーニング効果を期待できる方法として行き着いたのが”低血糖ラン”だったそうです。
方法は、起床後(長時間の欠食後)に水だけ飲んで空腹のまま走ります。20~30km走が40km走に匹敵する程のキツさだそうです。
効果は、体にエネルギーとなる糖質(グリコーゲン)が少なく、脂肪を使って走るしかなく、フルの後半のツラさを疑似体験できると共に脂肪をエネルギーとして使うトレーニングにもなります。脂肪を上手く使えれば、グリコーゲンを節約できて・・枯渇によるペースダウン(30kmの壁の一因)を防ぐことができます。(但し、筋疲労によるモノには対応していない)
この練習をあてはめれば低血糖トレーニングでレース後半を意識した練習ができるか試してみたい。(試してみたことがある方の意見も聞いてみたい。)

イナーメお盆合宿 2016

俺の夏休み、中編

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・8/15(月)開田合宿1day
【メンバー】:イナーメ北野・佐野・大東・樹、SEKIYAシュンスケ、愛工明電森崎・宮田、ブラーゼンおっぺい、山梨学院大ピナーメ、エイカーズ津田
【コース】:乗鞍八の字

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朝から生憎の雨
食事前に美ヶ原を制したイナーメの新生、樹を木曽福島駅まで迎えに行く
連れて帰ってくると朝から集まってくる若者逹、森崎・宮田、津田ら若いねぇ~。
準備していると雨脚が強まる。
しかし、雨でも走るのだ、佐野さん・佐藤さんは帰宅日だから。

気合を入れてどしゃ降りのなか進む、水を吸ってか一昨日のaaca、昨日のリトルワールドのせいか既に体が重たい。
初めの登リから千切れそう…
20km登り続ける野麦峠に入ると佐野さん、シュンスケさん、ピナーメくんらクライマーが飛び出していった。
自分は自分との戦いへシフト、だんだんと高校生ズにおいていかれ単独に…。
頂上付近で樹に追い付き、下りは宮田君を待つ。
合流しスーパー林道

序盤にペースを作るも中盤で踏めなくなり遅れる。頂上付近でおっぺい、森崎くんらに追い付きそうで追い付けずクリア。
下りで雨足が強まり、全会一致で折り返し帰宅を選択。
佐野さんらとはお別れ。
ありがとうございました。

行きはよいよい帰りは怖いでパンク続出、大東さん、津田くんが餌食に。
大東さんは帯同してくれていたサポート車で帰宅。
津田くんは大雨のなかパンク修理、作業時間で体が冷えることを嫌い自分のCo2ボンベを使った。
パンクはすぐ直ったが、Co2ボンベが私の指に凍りつき低体温やけどをしてしまった!F*ck shit**!

シュンスケサン体脂肪低いから震えまくりでかわいそう
スーパー林道を下りきり個人商店へ一時退避。逃げ込んだ個人商店内の方が冷房ガンガンでより寒いというミラクル。

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腹をくくり皆で野麦峠へ進む。
気分は雨の八甲田雪中行軍(おおげさ)
雨は滝のよう。
野麦峠までなぜか若者逹とバトり、千切れ回復走ペースで登る。途中、ハンガーノックで落ちてきたピナーメくんを拾い帰り道へ。
迷子や連絡途絶などいろいろあったが割愛。
車で迎えに来てくれた大東さんに残り30kmで回収され帰宅。
帰るとハレルヤ。

Dst120km/獲得標高2400m

風呂入って洗車して早めに食事を出してもらいなんとか復活。
既に合宿をやりきった感ある一日目が終わった。

 

・8/16(火)開田合宿2day
【メンバー】:イナーメ北野、大東、樹、アンデイ (New)、香川(New)、おっぺい、ピナーメ、シュンスケ、森崎
【コース】:牧尾ダム湖周回

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【メニュー】
一セット四周(試走1、ペース走2、レース走1)
ニセット五周(回復走1、ペース走3、レース走1)

朝、午後雨予報のため念のため車を出す。
おっぺい、ピナーメ、森崎君は自走でダム湖へ。変態だ。

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一セット目、ペース走はおっぺいが上手く力強い。大東さん、ピナーメくんらが張り合いでペースの上げ下げが多く苦しみレース走前に千切れる。
疲労感極まれり。
ニセット目、相変わらずおっぺい強し。ただ自分もリズムを掴めたので長く早く引く。
3周目がいように早く皆オールアウト気味。
レース走ではアンデイさん、香川さん、樹がショートカットするのでそれをその他で追走し追い付こうと言うゲームに。
レース周回になるとアタックしまくる。
回復しきれず登リに入りおっぺいペースに脱落。というか集団崩壊。
単独で追い込みきって終了。

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昼食後、御嶽ヒルクライムを予定していたが誰もが疲労困憊全会一致で車帰宅を選択。
Dst140km/獲得標高1400m

帰りに木曽福島で買い出しを行い夜はBBQ!
岩月さんを迎えに再度、木曽福島へ。
いろいろ話をしながら夜は更けていった。

 

・8/17(水)開田合宿3day
合宿のトリを飾る三日目
メンバー:岩月、アンデイ、樹、おっぺい、香川、北野

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乗鞍八の字リベンジ

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生麦峠が既に辛すぎて、何かおかしいと思い一度降りる。
後輪ブレーキが片効きしていたみたいだ。直して前をおう。
スーパー林道へ行く途中で雨足が近づいてきたので仲良く雨宿りしてからまた登りへ

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林道は岩月さんが飛んでいったあと、ペースを作る。
中盤まで自分先頭固定。調子の悪そうなおっぺいを引き離す。
10分くらい引き続けて勾配が上がったところでアンディさん、樹においていかれる…。
たれだして香川さんを目標に頑張るが視界から消えて頂上通過。

みんな合流後、乗鞍観光センターで一服

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トウモロコシうまー

ちょいと回復させてなんとか湯本の登りへ向かう。

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それにしても高原の空気は真善美!
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温泉登りは、こちらも序盤頑張ると集団崩壊。

着いてきたおっぺいが息を吹き返し先行していく、樹・岩月さんが追っていく。
アンディさんとデットヒートして終盤おいていかれ、香川さんと頂上へ。
もうみな満身創痍でなんとか乗鞍観光センターへ着
下りで冷えた体にあったかいソバが身に沁みる。
ここから来た道を戻るわけだが14~15時段階であと80km近く残っていると思うと心が折れそうになる。
少し雨が降ってきたのでアイスクリーム屋さんに退避

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おにぎりと緊急雨合羽用のビニールを頂く。岩月さん香川さんはポンチョにして出発。

スーパー林道はもう分裂して皆マイペースに進む、先にいったおっぺいを追いかけて単独2位で野麦峠
もうへこへこだが軽いギアを90回転から落とさぬよう回し続け、なんとか2番手で野麦頂上へ到着。

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ここで全員をまって帰路へ向かう。
下りを先行してアップダウンに入るとおっぺい、岩月さんが追い付いてきて二人のバトルに引きずられジエンド。千切れるがあとは淡々ペースで宿まで向かう。
天気雨も降られ、壮絶な一日だったと回顧する。上を見上げると合宿の締めを飾るにふさわしい虹がかかっていた。

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この美しいものを見るために走っていた気がする。
この合宿をしてよかった…。
帰宿後アンディさん、香川さんとはここでお別れ、ありがとうございました。

みんな出しきって動かないしゃべれない。
なんとか見送り風呂に入り食事中に樹が眠りに落ち。
みな疲れ果て眠りに落ちていった。

160km/獲得標高3400m

 

・8/18(木)開田合宿4day
【メンバー】イナーメ北野・岩月・樹・おっぺい
【コース】特になし、回復走
朝寝たいだけ寝てから宿を出る。
プチヴィラマウント御嶽、お世話になりました。
木曽路で使えるクーポン券を買って、「パン屋タビタのパン」や「食事かわい」めぐり回復走を企画。
タビタパンで腹ごなしをして木曽福島
県道が怖かったので謎林道で回復走?

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けっこう疲れながらも楽しんで、走ってかわいin。昼食をしておっぺいとお別れ。
ありがとう!この合宿の結果おっぺいは都道府県対抗で…。
残った岩月さん、樹で温泉につかり樹を送り届けに松本市
樹を届けて中畑監督宅にお邪魔して例の物受け取り(シマノ鈴鹿への布石)
樹、監督ありがとうございました。(樹はこの夜に美鈴バンク連に参加した模様、ようやるわ)
すべて終えて、今日の宿である岩月さん宅へ向かう。
24時頃ついて爆睡。

 

・8/19(金)回復日
井津ちゃんと合流して名古屋観光、完全に体を休めるのであった。

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合宿に参加してくれた皆様

手伝ってくれた監督、アンデぃさんspecial thanksです!

 

次回;開幕、シマノ鈴鹿
やっとここまで書けた。

AACA第8戦+リトルワールド インサイドレポート

お盆休みの過ごし方をつらつらと。

  

・8/11(木・祝日) 手賀沼
中高生とWGU参戦!
4周(1~3周ペースビルドアップ/4周目レース走)×2
WGUからこけし神、伊賀さん、伊賀さん友さん(お名前失念してしまいました、すみません…)
ベルギー遠征より帰ってきた石倉君、宮田のジュニアレースで中学生ながら4位入賞木村くん、水戸からはるばるきてくれるFTPモンスター古谷君

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コース確認後、ペース走は頑張ってからレース走へ。

1セット最終周では木村くんのアタックからレース開始!中盤にWGUのこけし神、伊賀さん、石倉君らのみとなり(○○君は一度ブリッジしてくる!)
終盤に自分とWGUと一対三になり波状攻撃を受ける。
2セット目もWGUのこけし神、伊賀さんと終盤に一対二になり波状攻撃を受ける。
なんとか両方ともしのぎ切り練習完了

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みんな出し切れた模様

今回きてくれた中高生たちは練習付けてくださいと自ら連絡取ってくる。
素晴らしいの一言、強くなるために貧欲なのだ。

・8/12(金)お仕事、貫徹
連休中問題ないよう終わらせる。祝日の合間のため通勤電車の人もまばら。
帰宅後、お盆遠征準備を始めると夜が明けていた…。

・8/13(土)aaca第8戦 1-1 112km、5.1km × 22 周回
貫徹のためあらゆる手段を講じて眠気を祓いながら長良川サービスセンターへ12時頃到着
挨拶周りを済ませ準備
今回のエントリーはマトリックスが8人エントリー、愛三工業レーシングチーム、シエルヴォ奈良 、那須ブラーゼン、ニールプライド南信スバル、ヴィクトワール広島、VC.Fukuoka
などなどたくさん。
しかし負けじと今回のイナーメは豊勝、佐野さん、大東さん、岩月さん、佐藤さん、小嶋さんとイナーメ盛り沢山
(ほんとは56さんも…朝一のTT優勝で気が抜けてしまった模様、おめでとうございます)
作戦はトヨカツ、佐野さん、大東さんが逃げに載る。
北野はスプリント集中。
岩月さん、佐藤さん、小嶋さんは様子見。

スタートしてアタック合戦、トヨカツがするすると抜け出していって5人逃げが成立。
逃げに入ったので集団待機。佐野さんがアウターに入らず集団最後尾にきたので押して回復を待つアシストの鏡。
ニールプライドの西や那須ブラーゼンの下島君に水を浴びせて遊んだりしつつレースを消化。
マトリックスの後ろにつき3人目でZコーナーをぬけると安原監督にええなと褒められる。


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Photo by Akihiro Nakao from AACA HP

その後アタックしたらアイランがチェックしてきて先頭交代を拒否、3kmくらい先頭固定で走らされるといういじめを受ける…。
佐野さんも同様の仕打ちを受けていたので助けに行ったりする。
その後アタックした佐野さん、一人逃げが成立。
今考えれば、トヨカツとブリッジいっても良かったな。
一周ほど泳がされ吸収。
動きはあるが暑さに皆キレや持続力なくマトリックスが頑張って逃げは全て吸収、逃げらしい逃げは決まらずスプリントの気配が高まる。
自分はほぼ動いていなかったので脚は残っている。集団も20人ほどに絞られている。
生き残っているイナーメ戦士は佐野さん、トヨカツ、小嶋さん。
他の選手らも動いて足が削れている、今日は勝てるんじゃね?と自信がわいてくる。
ほくそ笑んでいると残り4周で補給員と選手が接触のため、レースキャンセル。残念だが仕方あるまい。
怪我された方の早い回復をお祈り申しあげまます。

レース後、気を取り直して海津温泉に行き物足りない食事をしてウィークリー翔 鳥羽岐阜へ

宿泊費1900円也
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夜にお疲れ様会して45時間ぶりに就寝、翌朝は5時起き。

 

8/14(日)リトルワールド+TTT練習
5時起床で5:30発
佐野さん佐藤さんらは山神へ挑みに二ノ瀬峠へ
私は誘われた愛知車連主催リトルワールドへ
距離
コース2kmの登りと下り軽いアップダウンコース
準備をしていると時間切れで試走できずスタート
イナーメは岩月さん、大東さん
ニールプライドはタカユキと外人三人
シエルボ若杉君辺りマークか。
スタートして一周は様子見、
坂で以外特に動きは決まらない。
ニールプライドがアタックしていくが落ちてくる。
ペースも早くない。
アップしていなくてのんびりしていると中盤にニールプライド外人二人がアタックしていった。ついていったシエルヴォ若杉くんも落ちてきてニール二人逃げ完成。
途中、2km坂を下から上まで引ききってみると、みんな疲れてしまい下りのペースが落ちる。
早い選手と遅い選手の違いは下りで踏めるか否かなのだが…
そうこうしているうちに、あれよあれよとタイム差が広がり残り6周で45秒差(35秒差だったかも?)
これは本気で追わなくては、残り6周に下から踏み出すと岩月さんに「ユキ踏みすぎ!」とたしなめられ抑える。
追い付けるのだろうか、動きがあるものなのかまつ。
しかしペースは上がらない…。
他人任せでは追い付けないと残り5周本気追走開始!
2km坂を下から上まで引ききる。
集団が一気に減り出す。下りも踏む。
シエルヴォ若杉君が「今日はイナーメのために走ります!」と叫びローテーションにはいってきてくれる。
ここから二人で回し続ける。
残り四周、先頭と30秒。登りを全引き、下りで皆休む。
残り三周、先頭と20秒。登りを全引き
頂上を過ぎ先頭交代すると大東さんがいる。
「大東さん追い付くからブリッジして!」
「もう脚がないっす!」
「死ぬ気で踏めぇぇぇ!」
下りで若杉君がすぐ前に出てくれるのでペースが安定する。
残り二周10秒、前の二人が視認できる。
若杉君が登り引き出すと後ろが千切れるので自分が入る。
登リラスト400mまで若杉君全引き、出し切った若杉君に感謝してそこから先頭二人にブリッジ仕掛ける!この動きにピークまでてついてきたのは大東さんともう一人。
三人で前を追うが下りでペース上がらず、後ろ集団に吸収。
吸収で緩み、前二人とも離れてしまう。
ここで心が切れてしまい最終周回の登りで遅れて最下位ゴール。
ニールプライドの二人が逃げきった。
もう一周早く追走を開始していれば…慚愧に耐えない反省の多いレースとなった。
レース後、リトルワールドから長良川サービスセンターへ移動してTTT練習
道中あまりの睡魔にパーキングへピットインして仮眠をとる。
徹夜後レース、四時間睡眠レースでははやり回復しない模様
遅刻してすみません
長良川TTT練習
56さん、佐藤さん、佐野さん(ノーマルバイク)自分
遅れた申し訳なさにガンガン引く
「北野くん仕上がってるじゃないか北野くん」と56さんに連呼される。
気温は40℃近い。3周して一時休止


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佐藤さん、佐野さんはそのまま走りにいく、変態だ。
その後シャワーを浴びて56さんを家に送り長野へ移動!
17時頃到着し、ブラーゼン水野恭平(以下おっぺい)、山梨学院大学のピナーメ君と合流洗車
近くの高原喫茶KAZUでコーヒーを飲み豊かな時間を過ごす。

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佐藤さん、佐野さんらと合流し就寝
2連戦を終え、明日から開田イナーメ合宿が始まる。

8/15(月)開田合宿1day
8/16(火)開田合宿2day
8/17(水)開田合宿3day
8/18(木)開田合宿4day
8/19(金)回復日
8/20(土)シマノ鈴鹿TTT
8/21(日)シマノ鈴鹿エリート/国際ロードレース

まるてま書き終える気がしない…

LinkTOHOKU群馬トレーニングレース第3戦 インサイドレポート

今回はイナーメのさささん、LinkTOHOKU 側溝大尉(渡邉さん)のお誘いにのり、群馬トレーニングレース第3戦へ
前日土曜日は夜しか時間がなかったのでTTバイクでポケモンを探(r 

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練習して21時帰宅
遠征準備して24時就寝
 
 【日曜日】
朝5時起床で大尉が迎えに来てくれて出発
いつも迎えに行く方なので、迎えに来てもらえるありがたさたるや…!
7:00くらいにSAで朝食、油ものばかりで食べるものがない…。
仕方なく、チャーハンを選択する。4時間耐久走(エンデューロ)を前に不安になる。
同乗車の間でもポケモン大流行、SA内で楽しむ
8:00頃に群馬CSC
 
今回午前中は時間があるので、レジャー新兵器を投入!
『Lay Bag』

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最近はやりのパラシュート用の布袋を使ったエアソファ
使い方:袋を広げると片側に空気穴有、風上へ軽く走って空気を入れる。そして空気穴を絞っていき、空気圧を好みに調節する。

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・メリット
①軽量・コンパクトで安い
一人なら脚を上にして寝れるし、二人ならソファに出来る。
 折りたたむと新聞紙大になる。袋に持ち手もあり、持ち運びもしやすい。
このサイズなら大きなボトルバックなら入れられるし、同乗させてもらうときも邪魔にならない。
②空気圧調整ですわり心地・寝心地調整可能
 空気の入れは2~3回やってみればコツがつかめる。空気穴を丸めて空気が逃げないようにしてくのだがその締め方で柔かさ調整可能。
③耐久性高
 枝や石がある中で飛び乗っても何ら問題なし。流石パワシュート用の布袋だ。

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・デメリット:
①空気の抜け
二人座や、ソロでも2時間ぐらいで座り直すと気づくくらいは静かに抜けていく。一日は持つが少し柔らかくなる。
 空気穴の巻き方次第な気もするので要検討
②虫よけ必要
 群馬CSCなどだと、布をアリなどが這い上がってきてしまうので、虫よけを一緒に持っておくとよい。

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ポケモンに興じつつ、少し仮眠
うとうとしているとたたき起こされ起床
 
【TT】1周=6km
眠気・疲れで出る気はなかったが、個人タイムトライアルの結果で午後の4時間耐久走の組分けをするとのことでスタート10分前くらいに急遽準備
 寝起きだしノーアップだったので、初めから全開だと確実に垂れる。
 コースも濡れてる。
 試走もしてなかったので、コース確認・アップがてらプログレッシオーネ(段々あげる)でペースを上げていくと、4km地点で15秒後にスタートしたお坊さんに追いつかれる。
 「流していんの?」
 「ゼェゼェ個人ゼェゼェTTはゼェゼェこんなもんですよゼェゼェ」
 心臓破りの坂で抜かれて、お坊さんの背中を目標にシフト
 ゴール前スプリントで少し詰めてゴール。
 
5分もかからずタイムトライアルリザルトが掲示されるのがLinkTOUHOKUさんの凄いところ。
10位でした。
全然頑張れてないが、タイムトライアルで勝てるようになりたいんだよな~
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お坊様3位!
 
【4時間エンデューロ(4時間耐久走)】24周×6km=144km
 
・補給
水ボトル700ml
CCDボトル700ml
CCDジェル レモン×4
アスリーチェーン×2
自分はアタックばかりするタイプなので、いくら朝食を食べていても急激な低血糖に襲われ途端に走れなくなる。FTP型のアベレージ走行が得意な選手は省エネで朝さえ食べれば大丈夫という選手が多い。
自分の激しいインターバル走には糖の補給は欠かせない。
 
走る前に日本最速のお坊さんもヤル気満々で
「1周10分を刻めばよいよね?」
このお坊さん、集団をきざむ気満々である。
無駄な殺生を辞さない構えがロックなお坊さんだ。
私も持久走だし、のんびり集団待機で後半上げていこうと画策(プラグ)
 
目標:練習レースだし、後半限界まで追い込む。
 
タイムトライアルゴール後、20分かそこらで本レース開始。
スタートから心臓破りまではLinkTOUHOKUの大尉、森田選手がコントロール

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スタートともに景気づけアタック開始
あっさり決まり、1周逃げるも捕まる。
カウンターは大尉や森田さん。
自分が捕まえてまた行きカウンターでまた1周逃げるも捕まる。
集団を引くのはLinkTOUHOKUの二人、お坊さん、エルドラード岩野さん、Honda栃木水間さんら。
アタックするのはLinkTOUHOKUか私だけ。そりゃあまだ3時間以上あるからな仕方ないけど、スルーされるのは寂しい…。
三~四周目はポンシャンス竹内成君(中2!)が心臓破りで切れ味鋭いアタック!

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素晴らしい、嬉しくなって単独ブリッジ。二人逃げになる。
しっかり先頭交代するも、3km地点のアップダウン区間で吸収
 「よう頑張った!」
 「きついです!」
素直でよろしい!その後、竹内君に集団での走り方をレクチャーしつつ進む。未来有望な中学生をみると頑張らないとな思い直す。

 

始めはロードレース的展開、アタックアタックアタックの30kmとなってしまった(反省)
30km過ぎアタックを止め坂でのペースアップに切り替える。大尉に毎回山岳賞を取りに行っているのかというような上げ方だといわれる、練習じゃなきゃこんな上げ方絶対しない。

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下りも先頭のときはS字コーナーもノーブレーキ、ノーライフが基本
一度、後輪が横に流れたが地面に押し付けラインを乱さず下る。ラインと荷重に改善点を見つけられてさらに楽しくなってくる。
continentalのSuperSonicタイヤの吸い付く感じ、いくら倒しても変わらぬ挙動が気持ちいい。
自転車は重心と遠心力でグリップさせるのでスピードと寝かせる角度は比例するのだ。
 
そんな感じで毎周回ホームストレートの登りと心臓破りの頂上を取りに淡々とあげ、下りは攻めていると先頭は6人に絞られた。
エルドラード岩野さん
Honda栃木水間さん
SEKIYA石川さん(お坊さん)
チーム・コバリン堀選手
宮下会松原選手
イナーメ北野

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宮下会さんがチームエンデューロ?なのか交代時いなくなる。
二時間経過、淡々と坂の度に上げ、皆きつそうなのになかなか脱落者がでない。
堀選手は引きは力強いが坂が辛そうなので、辛そうなそぶり見せたところでアタック。
だがアタックだと全員が反応してきて、吸収後にすごく緩む。そこで堀選手にも追いつかれてしまう。
なので吸収されたあともペースを刻み引き離す。残り4人。
まだこの時はペースで走れていた…。

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(Photo by LinkTOHOKU)
二時間半経過で既に皆死に体。
自分がペースアップを毎周しているが追いつかれ緩む~を繰り返し消耗していく。

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(Photo by LinkTOHOKU)
前半の独走、ず~と続けてるペースアップで単独逃げする力は削られていく一方。ペースアップで更に自分を追い込んでいく。
お坊さんが心臓破りでふらつく
「脚が吊った!」
「南無三!成仏してください!」
即、アタック!ホームの下りまで引き切る。
すると今まで追いつくと緩めていた水間さん、岩野さんも協調してペース維持!
皆、修羅と化しお坊さんを解脱へ導く!謎の一体感、3人とも刺激が欲しかったのだ。
しかし。吊ったのにお坊さんは無事ついてくる…どころか前に出てくる。
「さっきの吊りはブラフか!?」
「補給食がなくなったので、次でやめるわ」とのたまう
「えぇぇぇええ!?この生臭坊主!意気地なし!」
普段言えない(今なら許される)考えられるかぎりの罵声を浴びせかけすっきり
お坊さんはニヤリとして踏みやめていった…うらやましい…。皆お坊さんを恨んでいることだろう。
 
三時間経過し、3人。気が付けばJPT選手のみ。
しかし既に3人ともリビングデッド。(先頭集団)アンデットの王は岩野さん。
心臓破り以外で先頭に立つとペースを落としコントロールする。
先頭に立てばペースを上げ練習する自分はじり貧でどんどん消耗していく。まあ練習レースだからよいのだけれど。
同じように前に出ると安定したテンポで引く水間さんが「目がくらくらして平衡感覚が…次でやめます…」と宣言
「えぇぇええ!?練習レースですし、無理をなさらず…」なんとか平静さを保って紳士的言葉を紡ぐ
水間さんハンガーノックで離脱。この苦しみから解脱していった、うらやましい。
 
そして岩野さんと二人きりに…(大尉もずっとレースコメント・時間を伝えてくれる)
昨年優勝した群馬グリフィンエンデューロと同じ展開…
水間さんが抜けたタイミングでホームストレートアタック!
引き離すも、じわじわ2人に追いつかれる。(もうやめて!ライフは0よ!)
でも3人共ゼーハーゼーハーで次の動きはなくなり。静かにローテが始まるさまはさながらゾンビ
2人になっても心臓破りは毎回アタックして2人を引き離すも頂上で足パコパコになり踏めず追いつかれる疲労症状に苦しむ。
心臓破り後、頑張ればもう引き離せるイメージがあるのだがまだ何周かわからないまま一人で行きたくないという心の弱さ
18周以上して、継続的にアタック・ペースアップを繰り返し続け、だんだん心が折れてくる。というか行けばいいのに行かない時点で心折れている。
水はまだあるけどお坊さんがボトル補給を始めてくれたのでありがたくいただく。
 
15:50を過ぎ、段々終わりが見えてきて4時間以上の最後の1周か、4時間以内の最後の一周かが分からず大尉が聞きに行ってくれる。
「4時間でジャンが鳴る!」と教えてくれるが、岩野さんは16時に終わると勘違い。
勘違いからついに先頭のナマケモノジャージ、岩野さんが動きだす!(ナマケモノじゃないんですか?)
アップダウンで岩野さんがアタック、当然チェック、そして心臓破りで私がカウンターアタック!引き離すも頂上でまたも踏めず吸収
ゴールに戻ると鐘も鳴らず、レースは16:40まで続く模様。岩野さん「まじかよ~~”」と怒り心頭、凄く奮闘(ラップ)チェケラ。
既に疲れすぎて私も壊れていてそんなことを考えていた。
 
残り2周心臓破りで2人を引き離し、また追いつかれホーム下りあたりで先頭交代するとまた緩む。
そのタイミングで大尉がするする抜けていった。岩野さんも追わないのでもういいやと追わず(大尉オープン参加だしと言い聞かせて心折れてる)
もう2人で牽制モードとなり大尉と離れていった。
そこから1周してやっとこさ、鐘が鳴ったのでホームストレートでアタック。引き離すもチームエンデューロで参加していたフレーチャの木村君に潰される(絶許非)
吸収後緩む。最終周回も同じ展開で途中岩野さんアタックは反応し、また心臓破りで引き離すが追いつかれスプリントへ
3時間過ぎたあたりで逃げ切る心折れていてスプリントになれば勝てるからもう動かなくてもいいよね?と思っていた(そう思いながら動き続けていたが)
駆け引きも特になく並走して、岩野さんが前に出てくれたので御馳走様スプリントで勝利、優勝!

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(Photo by UNUMA san)
岩野さんや一緒にゴールした木村君らと呻きながら地面に横たわる。
疲れすぎて、アタックし続けて内臓が痛い。20回以上アタックしたのだ。
4時間アタックし続けたのだ。
4時間ペースの上げ下げが終わらない、エンデューロらしからぬ大会にしてしまいめちゃくちゃ消耗した。
ほんと賢くない走りで絞りだした。
最高に練習レース。
二度とやらないと心に強く誓ったのであった。
 
4時間耐久結果:24周×6km=144km 優勝

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表彰式では大尉がしきりに「エントリー費の元が取れるよ!」と宣伝していた白桃・ビールを頂く。
「ビール飲むんですか?」とどなたかに聞かれ、「これは水素水!水素水です!」と岩月さん風に躱すとウケていたので私ご満悦。
辛いこともいっぱいあったけど、いい大会でした。ありがとうございます!

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moshicom.com

(開催日時)

 第4戦 9月10日(土)
 第5戦 10月30日(日)※ツール・ド・おきなわ対策としてエンデューロを可能な限り長く伸ばします。
残り2戦ありますので、皆様ふるってご参加ください。

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(Photo by Watanabe san)
主催者の皆様とパシャり
その後、大尉、さささん。岩野さんやお坊さん、鵜沼さん、井上さんなどなどをイナーメ温泉部仮入部させ戦いの疲れを湯治へ出発
 
【イナーメオイル】
本日は日陰は24℃前後、走れば熱くなりそう
・Summer/ふくらはぎからももまで軽く塗り込む。スタート前に軽く刺激をいれ一度も吊らず
・Breath/鼻先、首、胸元へ塗り込む。大尉やさささんも使ってもらうと最後まで鼻が詰まらなかった!呼吸しやすかったなどいい感想が。
お買い上げありがとうございます~
 
【温泉】仏岩温泉 鈴森の湯
朝にチャーハン、途中焼きそばパン食べた程度で挑んだ耐久4時間、終了後はお腹にブラックホールが出来そうです。
15分ほどでつく、水上ICすぐの温泉へ!

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モツ煮、モチ豚、川魚、きのこなんでもお奨め群馬地産地消の食事処
モツ煮、スタミナ定食大盛りで大満足

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(さささんの躍動感たるや…)
温泉も質が高く、連れてきた皆も喜んでくれた模様でよかったよかった。
大尉の一本引きで家まで送ってもらい23時帰宅、大尉なにからなにまでありがとうございました。
ストレッチして爆睡
 
次週は湾岸サイクルフェスティバル
土曜日:学生レース
日曜日:JPTレース 自分は1組目です。
2日間いますので、気兼ねなく声をかけてくださいね。