シマノ鈴鹿 チームタイムトライアル、エリートロード、国際ロード インサイドレポート
イナーメお盆合宿を終え、そのままシマノ鈴鹿へ
初めて出るシマノ鈴鹿。
イナーメチーム幹部より5stagesは出禁を言い渡されているため、TTTとエリートロード、国際を選択
8/20(土)
朝、岩月さん宅を発ち、井津ちゃんと優雅にモーニング。中部の素晴らしい文化よ。
しかし、朝から愛知・岐阜の平野暑さはきつい。開田高原にいて20℃前後で快適に暮らしていた私には大ダメージ。
ぐだぐだ話しながら渋滞を抜け鈴鹿着。
鈴鹿といえば、モラトリアムのころにスーバーカブで日本横断をした。その折に通った場所なのでなにか懐かしい。
龍太郎を駅で広い会場in。
56さん、岩月さんと合流してチームタイムトライアルの準備にとりかかる。
スタート前のアップで鈴鹿内をさまようがよい場所がない。
アップ不足のまま、皆と集まりスタート地点へ向かう。
今回はみんなで示し合わせてVelo Toze
プロモーションぽいでしょ
マコさん井津ちゃんがサポートしてくるので準備万端。
海外招待選手はノーマルバイクだが、プロだしTTバイクというアドバンテージで勝ちたいもの。
・シマノ鈴鹿 チームタイムトライアル
鈴鹿のコース5.8kmx4周=23.2kmのチームタイムトライアル
4人で出走 3人のゴールタイム
今回の並び順は、龍太郎、北野、岩月、56
強く長く引ける人が並べば後ろはそれだけ休める=(千切れないくらいで苦しめる)のでそれを念願に構成。
さすがシマノ鈴鹿、TTT参加者が多い!
並んでから15分以上待ってスタート順番が来る。
ホームからスタートしていきなり坂、龍太郎のペースが早く早速きつい。というか自分もきついし後ろが離れている。
「龍太郎!」1回目の叫びをあげる。なんていったて暑さがきつい。
ペースを抑えて追いつき、並び直す。少し回復してきたところ交代を促され、前に出る。熱風がぶつかってくる。熱いやばいオーバーヒートしそう。
長く引けず、岩月さんに交代。あれペースが上がったぞ?
3人の後ろは風がすくなくペースが上がる。火照る体、汗が油の様に纏わりつく、焼きつく太陽、中華鍋のような路面。
私は長野高原栽培の緑黄色野菜、ただただイタメられたのであった(オールアウト)
岩月さんが交代後、離れる。暑さでみた蜃気楼だったのかもしれないと自分を誤魔化す。
56さんが叫んでくれる。蜃気楼じゃなかった…。ここで本日2度目の「龍太郎!」を叫んだ気がする。
遅れられなくなる。まじか。
龍太郎が引いて2周目ホーム登りへ。このペースはオーバーヒートな自分は死ぬ、死ねない。
3度目の「龍太郎!」を叫びペースを落としてもらう。
ここで一度前に出た後、56さんの後ろで付き位置にしてもらう。
半周ほど前に出ないで、脚を回し水を体にかけオーバーヒートを冷却する、効果は覿面で少しづつ回復してきた。
56さんにも喝を入れられる。
3周目に入り先頭交代に復帰。
前に出てチームUKYOを追い抜いた気がする、蜃気楼じゃなければ。
4周目、56さんは自分の穴を埋めてくれたダメージと千切れてはならないため付き位置に。
途中UKYOと56さんがやりあっていたがそれは56cycleでご確認ください。
最後、苦しみ抜いて横並び三人でゴール。
1位 マトリックスパワータグ 28m45s58 48.4km/h
2位 宇都宮ブリッツェン +30s57
3位 シマノレーシングチーム +34s68
4位 イナーメ信濃山形 +01m24s26
5位 BMC Development +01m30s74
6位 Giant Alpecin +01m57s30
7位 Team UKYO +01m58s38
8位 SEG Racing +02m02s20
9位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +02m35s31
10位 Tcars cycling team +05m16s31
ゴール後、水浴びへ直行。打ち水しながら反省会。
ほんま暑さに弱い。
自分がオーバーヒートしなければ、「龍太郎!」叫びも3回以下に減らせ、シマノを抜けないまでも、もう少し近づけていただろう。
レース後は嬉しい岩月フルーツパーラー開園
監督から開田合宿でもらったスイカが複線
瑞々しさ詰まった果肉、大変美味でした!
シマノが主催者オープン枠だと思っていたので我々が入賞だ!と盛り上がっていた。
56さんもリラッくまで正装し、スタッフに促されるまま龍太郎と飲み物もいただいて表彰控えでワイワイ待つも入賞ならず。
がっくり肩を落として解散。
KANASHIMIを背負って鈴鹿サーキットすぐの温泉に
『天然温泉クア・ガーデン』
イナーメ合宿で会った森崎君(5stages総合リーダー)や大東さんらと会う。
レース後温泉とは、粋な者たちだ。きっと総合優勝するに違いない。
今晩の宿へ向かう途中、三重県津市周辺名物は鰻らしいので、有名店へ食べにいく。
『新玉亭』
大盛りが有名らしいが、その当時知識がなく季節のうなぎそーめんセットに
大変美味でありました。
食後は皿屋さんちにご実家にお邪魔する。
競輪学校から仮出所した身、その体は痩せこけて…細マッチョになっていた!
皿屋さんかくかたりき
?!
一人息子のカケル君の成長とともに楽しい夜はあっという間にすぎていった。
8/21(日)
夜は龍太郎に布団を侵略されながら過ごす。
朝食は大量のおにぎりとおいしいトン汁を頂き、
かける君とお別れして出発
皿屋さんお世話になりました!この文章を書いているとき、あなたは読める場所にいないでしょう....
会場入りすると、久々ゲンゲンと会う。P1復帰は何時頃かな?
イナーメ裏切り者イノーさんも何かかわいいジャージできている。
ミズタニさんでは今年卒業した後輩が働いいる、口車に乗せられるままグエルチョッティを試走しまくる。
お気に入りは…コイツ!
いろいろ遊んでいると時間が迫る。今日一発目はシマノ鈴鹿エリートロードレース。
・シマノ鈴鹿 エリートロードレース
5.8km×7周=40.6km
メンバー:北野、岩月、龍太郎
後輩で富家や、お世話になっている露木さんもいる。
特にイナーメに作戦はなく自由走。
私はアップがてら。
スタートと共に前に出る。龍太郎が引き出すので私も岩月さんも先頭交代に加わりガンガンあげていく。
勝手にチームタイムトライアルみたいになる。
数周すると前の組を抜き去る。これは異例なことだったらしい。
富家も積極的に先頭交代ぬ加わってくる。
段々調子が上がってきたの2周目、龍太郎が先頭、自分が番手の時にクリートが外れる。
えっ!?上り坂でそこそこ踏んでいたので、片足ペダリングで後ろが詰まらぬよう調整。
後続に謝ってはめ直す。駐車場が砂利だったのでそこで結構削れてしまったか。
引き足を使うとはずれるので、落車などおこしちゃあかんとスプリントなどは不参加を決める。
外れないように中止ながら先頭交代。
周回賞は龍太郎が飛んでいくのを見送り、ペースで引いて周回賞で先行した人たちを回収していく。
4~5周目
中盤の周回賞後、富家が飛び出したので泳がしていると数名が飛び出した。順天OBの加藤さんなどいいメンバー
岩月さんが集団を引いていると後ろが中切れして、岩月さんが単独で前を追う形に。
いいパティーンだと思い集団からアタック、岩月さんに追いつき逃げましょう!と誘う。
富家・加藤さんに追いつきペースを作ると富家「もう無理です!」
単独で決まらぬアタックをしすぎ(自戒)目立ちたいのはわかるけどね(自戒)
書いていて動悸が激しい、自分のことを書いているかのようだ。
富家千切れ、岩月さん、自分、加藤さんなど5人で逃げる。
いいペースだし、集団は離れる。おおこれは逃げ切るんじゃね?と思ったらあっさり半周ぐらいで集団に追いつかれる。
後日談としては龍太郎がガチで追走をかけてきたらしい。
こやつめ…
6周目
そんなイナーメコントロールでラストラップ前に周回賞ありで岩月さんと龍太郎がトレイン組んで奪取。
集団は岩さん引きで中切れブツ切れ、そのまま龍太郎は逃げ出す。
自分も二人がチームプレーしているのを崩すのも粋じゃないし、クリート危ないしで追わない。
するとコントロールチームなくなりし
集団はぐだぐだ。
加藤さんが引く以外あまり前に出たがらない。自分は集団を抑えてる訳ではないが集団は統制なくゴールへ。
龍太郎が逃げ切り優勝。
自分は流してゴール。
すぐにシマノサービスへ
クリートを購入して直す。
流石シマノ鈴鹿、シマノさんに抜かりはない。
直して戻ると本チャン。国際ロード!
・シマノ鈴鹿 国際ロード
5.8km×10周=50.8km
招待海外選手vsJPT
スタートから速い。
トヨカツと龍太郎がアタックしていく。
自分も二人が乗っていない逃げには反応していく。
やはりエリートとは世界が違う。速い!
何度か動いたがなかなか逃げも決まらない。三回くらい逃げに乗った。
本逃げには乗れず。
しかし、逃げも小数。吸収は規定事項。
集団スプリントだ!
チームメイトを探す。
近くにいたのはイノーさん。
後ろにつく。「イノーさんうしろいるぞ!」首肯く。これだけで全てを察知してくれる。
そこからイノーさんは位置を段々とあげていく、最終ゴールに向けアウタートップに入るようなスピードの中だ。
千切れないようにするのが精一杯。
AACAから長野合宿、そしてこのシマノ鈴鹿の総決算だぞ!?と脚に喝入れる。
下り区間で龍太郎が後ろに着いた気がするか離れてしまう。
最終コーナーを抜けスプリント開始!
http://cyclist.sanspo.com/279457/sim01_01
しかし、もうすかすかでここまで引いてくれたイノーさんを抜かせずゴール。
36位でした。
イナーメ最上位はイノーさん、強し。AACAで二人して大東さんアシストした時も強かった。アシストで出し切れば良い無私の極致で強いのかもしれない。
これでAACA、リトルワールド、開田合宿、シマノ鈴鹿の一週間が終わった。
関わった皆さんありがとうございました。
やっと書きおえた~。