四国道中輪栗毛4日5日目
1/3(金)四国一周四日目
宿毛から松山目指すよ
朝起きて宿毛を出発、もう旅に出てから脹ら脛とアキレス腱の筋肉痛が酷い。
11月以降、走行距離500km未満じゃあしょうがない。
走り初めて少し頑張ると痛みがひくのでいくっきゃない。
ちょっと走るとすぐ美しい海!
正面にある島が咸陽島、干潮だと浜と繋がり徒歩で渡れるらしい。
今日はその時ではなかった。
またいつか来ないとな
そこからは海沿いを走り、県道7号へ
アップダウンと蜜柑畑を抜けると愛媛県~!
まだこの頃は、県道7号の恐ろしさを知る由もなかった。
愛媛県、県道7号
尾根と浜沿いを行き来する最高のワイディングロード、車やバイクで最高に気持ちいぃい
だが…
…地獄…!
自転車では…地獄…!
激坂と傾斜のきついコーナーの…連続…!
20kmで500m近く登るなんて、聞いてないで!
言うといてや!
命からがら国道56号復帰!
謎のBIG WARAJI
サイズ感、おかわりいただけたろうか
やっと松山までの距離が出てきた。
ランチはセルフサービスの讃岐うどん屋へin
セルフサービスのお店なのに、兄ちゃん食えるやろ?と4玉増やされたぞ…
腹も満たされ、西予市を目指し蜜柑畑の峠を登る
蜜柑畑には回収用のトロッコレールがいたるところにある、これを主題にしたのが芥川の小説だったか
そして峠チャレンジ、愛媛県野福峠編
これは寄り道だった、本当はこの峠は行かないほうが早く楽に松山へ行けたのだが、峠センサーが反応したのだ!
そして出逢ってしまった。
人生最高の峠を走った、言葉にならない
つづらのたびに止まってしまうような美しすぎる峠道
蜜柑畑と菜の花に彩られた島波
日暮れ時はもう天国ではないだろうか
是非、読者の皆さんも夕暮れ時に来て見てほしい。
しかし、問題がある
何が問題か
日も暮れたのに今日の宿、松山まで90km近くあるのにまだ愛媛県の山奥にいるということだ!😭
日が暮れた~
松山あと60km~!
らっしゃぉらぁ!!
松山まで残り30km!
最終周のジャンが頭に鳴り響く
愛ある伊予灘線という、海外線を暗闇でなにも見えない
60km近く信号のほとんどない平坦路、楽しい!明るければ海を楽しめたんだろうか夜は真っ暗!
22時頃無事、松山に到着
ハイテンションとtwwiter実況で何とかたどり着けました。応援してくれた方々ありがとうございました。
これだから実況旅は楽しい。
ガーミン、トンネルで途中バグっちゃって距離止まったけど2500up 210kmくらい走ったはず。
よく走りました。
深夜飯はご褒美
食べて即就寝…
1/4(土)四国一周5日目
最終日は松山から高松まで
始まりの地を目指すよ
疲れてるけど早起きして、ぶらきたの
坂ノ上の雲のまち松山(長い…)
松山城の大きさに驚き、中に入らないと城が見えない!ここはまた来よう
そしてなによりイナーメ温泉部としては外せない聖徳太子も入ったという道後温泉!
一部改装中だが、6時から営業しており早朝なら入れるよ
正月祭りを横目に高松へGO
四国中央を抜け
一昔前、よく読まれた「選択の科学」では、少数のジャムと多種多様なジャムを陳列すると多種多様なジャムだと人は迷って選べないで素通りしてしまうとか書かれたはず
だが、俺は選んだぜ!
麺コシ強し、出来立てサクサクうまし!
手打ちうどんまき
今日のルートはあまり見るものもなく、ひたすら練習ペースで高松駅帰還!
四国一周達成!!
期間:四泊五日間
総距離800km、獲得標高8000m
峠冒険してしまい、完全に海沿いなら1000kmいくとのこと
しかし、この四国はまさに弘法大師空海がこの土地を旅して悟ったように素晴らしき旅でした。
四国カルストや四万十川上流などなどまだまだ行きたいところは沢山あるのだ。
(グリーンフラッグが行きたかったところ)
また来なくては
応援、声援、手助けありがとうございました!
その後…東京終電に間に合わずもう一泊したのは秘密である
旅の疲れを癒すため駅から五分の「いとより温泉」へ
温泉つくけど、古い街の銭湯400円
でも旅人にも優しくタオルをサービスしてくれたりお爺さん達憩いの場
高松は港で海風が来たときも着いたときもすごい、その風で冷えた体を存分に暖めた。
温泉歓楽街の道後温泉と下町の銭湯、イナーメ温泉部朝夕楽しみ尽くせた。
締めは当然、うどん
麺屋讃岐つけ麺
パーフェクト!至高のコシ、ササミの天ぷらの肉のあっさりさと天婦羅のバランス
お酒も飲めて乾杯!
店主にも美味しかったと伝えるとどちらから?と聞かれる。結構、会うひとから県外人とすぐわかるらしい。自転車乗る格好していなくても。
そんなこんなで素晴らしき旅はこれにて終了!また来ます。