とっぷり自転車とりっぷ

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

ツール・ド・宮古島2018 136kmクラス インサイドレボート

『ツール・ド・宮古島 2018 インサイドレボート』
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【準備編】
6/9 土曜日
羽田でフリーダム佐藤さんと合流、ANA宮古島直行便へ乗る。
二時間半ほどで宮古島へ上陸!
メッチャクッチャ暑い、蒸す。
気温35℃湿度80%な感じ
汗が止まらない…そして突然のスコール
フッ( ´,_ゝ`)
嵐を呼ぶ男を歓迎しているようだぜ
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今回の旅は沖縄移住者のSHIDO中尾店長オーガナイズのもと同じくSHIDOのボケモンマスター根津っちさんらに同行させて貰う。

既に自転車だけではなく、旅を楽しむ中尾店長の方針に同調し宮古島へ繰り出す。

先ずは自走でホテルピースアイランド宮古島
平和島宮古島という島のダブルネームはどうなん?
手早くチェックインを済ませて、スタート地点で前日受付を済ます。
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スタートゴール地点で売られているものがジャンキー過ぎて流石沖縄
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宇治金時かき氷があったので買うも10分足らずで氷が溶けおしるこジュースになる流石宮古島

一昨年優勝者の中尾店長と同年二位の佐藤さんから直々にレクチャーを受ける豪華仕様軽自動車で明日のレースコース試走を行う。
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平坦が多く、暑さ以外の難易度は低そうだなっといった感想
すると中尾店長がここから勝負ところだよ!と示すそこにはどどどどどドイツ村!
おかしい俺は千葉から宮古島に来たはずなのに千葉に留まっていた?!
(筆者注:千葉には東京ドイツ村があります)
宮古島も沖縄ドイツ村とかいう矛盾を抱えているのだろうか?
数キロのアップダウンだが、ドイツ坂と勝手に命名
後は登りで足に来そうなのは宮古島市街地に入る坂くらい、こたらは市街地坂と勝手に命名。そこらでアタックを仕掛けようと構想を練っておく。
スコールと晴れ間が続くなか、宮古島に虹がかかる。
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明日のレースを祝福しているようだ!

コース試走後はドイツ村近くの屋台村
でソーキそばと島豆腐麻婆でしっかり炭水化物イン
ホテルに戻り明日の準備を整える。
新たに卸したLake CX332チェレステがデビューウィンを心待にしている…
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準備後、宮古島市役所方面に夜の散歩をしてから、夜は23時頃就寝
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6/10 日曜日
朝5:00起床まだ眠い。
でもすぐに朝食もぐもぐ
メニューはギリシャヨーグルト×1、BIGおいなりさん×1、紅イモあんパン×1、宮古島コーヒー×1
けっこう腹一杯になる。
動物性たんぱく質ショートニングは捕らぬよう注意
長いレースだと消化不良でパフォーマンスが下がるからね。

ホテルより会場は数キロなので6時になったら自走で向かう。
晴朗なれど日射し強し。

会場では位置取り争いが始まっているが最後尾に粛々と並ぶ
後ろから一緒に走る人らを見渡して挨拶するのが好きなんだ。

【レース本編】
ツール・ド・宮古島 2018
距離136km
気温29~35℃、晴天
参加者200名

定刻通り7:00にスタート、200人がゴールを競う!
パレード中に最後尾よりひょこひょこ先頭へ、道幅広く争うわけでもなく先頭へ出られる。
数キロのローリングのちにリアルスタート
スタートカミカゼアタックを決める。
飛び出すが、常時道路閉鎖ではないせいか警察が先導して道をクリアにしていくのが間に合わず、先導車に追い付いてしまいブレーキ、ペースを落とさせられる。
そのせいで追ってきた人らに捕まる。

5km地点らそこら
私の捕まったカウンターでフリーダム佐藤さん、オーベスト西谷さん、チームオキナワ中鶴さんが抜け出し逃げ出す。
あれよあれよと二分ほどタイム差がつき、危ないから追走に入る。
内房レーシングの根元さんは協力してくれる、他の有力勢は皆さん集団ステイ、まだ130kmあるしね。
でも他人任せは自分をリスペクト出来ないので俺はやるぜ俺はやるぜと先頭交代に入る。アプリコの伊達男ロシさんも協力してくれるのが心強い。

15km地点くらいで、一回だけ落車があった模様。
先頭より少し後ろだったので音だけ聞こえてくる、後ろを走るリスクだ仕方ない。

20km地点で前に人影、あららステルスエスケーパー佐藤さん吸収。
暑さにやられたのか珍しい。辛そうなのでお尻を押して集団復帰を手伝い労う。
その後、段々と詰めていき昨日試走したアップダウン区間へ入っていく。
そして50km地点、ドイツ村坂でSHIDO中尾店長とアイコンタクトして下から全引きでペースアップ
今日はじめてのリストラを開始する。
暑さにへばってる人をふるい分け、主役たちを釣り上げる。
10人ほど、本日の主役たちが全員反応してくる。
頂上前で逃げていた西谷さん、中鶴さんを全員吸収し中尾店長と先頭交代
集団もバラけこのまま主役たちで消耗戦に持ち込みたい心持ち
しかし、皆辛いのか私の気が早いのかローテーションが回らない。
私や中尾店長ら三人くらいこのペースで行きたいので積極的に引くのだが…
逃げてた西谷店長が「もうあげる必要ないよ!」みたいな?言葉を叫ぶ。
逃げ十人、辛い人らが賛同してペースダウン
う~ん、レジェンドの言葉でレースをコントロールされてしまう。西谷さんは老練な技だ。発言力は力となる。
私と中尾店長で作った逃げはサイクリングになり離れていたメイン集団に吸収される。
その後サイクリングが続きステルス佐藤さんが逃げたので(本当にタイミングが巧い!逃げ屋はこの人を見よ)、少し待ってから単独追走を駆ける。
後から1人ついてきてくれたので、引き連れて追う。佐藤さんに追い付き3人で回し出す!
すると後続も全員追ってきた…( ;∀;)
吸収されるとまたサイクリング、しかし試走で勝負所と思った次の地点、市街地坂へと突入する。

60km地点から始まる市街地坂、おもむろに踏み出すと単独逃げとなる。
後ろを見ると西谷さんが追おうとしていたが気にせず踏むと1人逃げに。
坦々とペースを刻みエアロポジションで逃げる。街頭の応援が全て自分に向けられるのはロードレースの逃げの醍醐味だ。
集団が見えなくなると間に審判車が入る、手をあげ水を車から貰い、身体に浴びせ飲みまくり進む。オーバヒートだけは避けたい。
アップダウンを20kmほど逃げて、審判カーからタイムボードで最大30秒差を見せられる。その差をつけつつ80km地点まで単独先頭。
向かい風区間で速度が伸びなくなってくると集団が迫って来て審判カーが抜いて行く。

ここが年貢の納め時か…

すると集団からカウンターでSHIDO期待の若手サカイシュン選手が飛び出して来るのが見える。
抜かれ際に後ろにつくが、流石に足パンでフレッシュな彼に付いていけずリスクを考え集団へ戻る。
しかしというかやはり集団はサイクリング、回復には打ってつけだった。

アスリチューンなどパクモグ回復したので、90km地点の登りで本日4回目のアタック!
また単独先行していると、追い付いてきたのは…なんと雑賀さん!遂にディフェンディングチャンピオが動いた!
二人で本気で踏み出す。
すると、後から飛田さんともう一方(どなたか判らず、すみません😣)の2名が合流、素晴らしいレース感をしている。逃げは4名になった!
しかし、ここまでステルスしていて、はじめて動いた雑賀さんの引きが長く強い。
追い風を味方に快速列車は進む。

カウンターで飛び出し逃げていたサカイシュンを吸収、こちらもお尻を押して逃げに取り込む。これで5人や!
と思いきや、二つくらい坂をこなすとシュン君おさらば…単独逃げは苦しいよね😅
更に10km~20kmと過ぎるにつれだんだんと後から追い付いてきた二人が引けなくなってくる。
「付き位置で大丈夫ですよ!」「あと残り何kmの我慢やから!」と雑賀さんと二人で励ましまくる。
かくいう私も一緒に逃げていて雑賀さんにどんどん追い詰められていく感覚、序盤からの動きと35℃の暑さも相まって確実に足が削れている。
それでも追い風を心の追い風にして逃げる。
逃げ続けていると先導カーが来て後続差を伝えてくれる。
初めは10人50秒差、20kmほど経つと5人30秒と後ろの追走も死力を尽くして追ってきている模様。
2周目のアップダウン区間に入ると、もう引いてるのは雑賀さんと私の二人になる。
それも向かい風区間に入ると雑賀さんと自分の足すら止まる。
後続五人がちらちら見え出して、ドイツ坂前で吸収される…

110km地点前後追い付いてきたのは、オーベスト西谷さん、SHIDO中尾さん、内房レーシング根元さん、チームオキナワ中鶴さんら四人
今日の主役たちは我々6人
追い付き様のドイツ坂で雑賀さん中尾さんがアタック!
根元さんが追うので付いていく、交代を求められるも辛いので自分のペースで追い、追い付く。
しかし根元さんは余裕ありそうなので俺の残り足をめっちゃ観察されてる気がする!
でも暑さは皆平等、余裕は既に誰にもない。
ドイツ坂が終わり、市街地坂まで凄まじい牽制なのか足がないのかサイクリングになる。
自分は暑さと動きすぎで既にグロッキー、サイクリングが辛い。

誰も動かずピリピリした空気になるなは、ピリピリした日射しのせいか。
残り10kmで最後の勝負所市街地坂に入る。
根元さんがアタック!来るなら中尾さんか根元さんか西谷さんと思っていた!雑賀さんがすぐさま反応、遅れて中鶴さんが反応…微妙に離れて中切れ!先頭交代要求…しかし限界かわからぬ感じ
でもこれで見送りは愚策!
足を使い中鶴さんの中切れを埋め二人に追い付く。この動きで熱中症だった(!)西谷さんが遅れ5人となる。
中鶴さん、中尾さんのカウンターを警戒したがそれもなし、皆辛いようだ。
残り軽く雑賀さんがジャブアタックをしたので反応、根元さんは3発くらいアタックするが市街地坂ほどの攻撃力はもう無い模様

そのまま牽制しつつ、残りニキロ
ピリビリが最高潮ななるなか最終コーナーから根元さんがアタック!中鶴さん反応、残り一キロでまた牽制しつつ残り200mで雑賀さんスプリント開始!
待ってた!と反応するが…差が詰められない、むしろ離れる…!!
ぬぁー!!敗けを頭が体が悟っている
でもまだ践め踏め践めろ!回せてくれ!俺の体!!虚しく唱えるも体は重く思ったようなスプリントは出来ず
雑賀さんのガッツポーズを眺めていた…
嗚呼、ここまで動いて動いてやって負けた…。
木島平村といい最近二位多いな、二位じゃ誰も称賛してくれないしな、とか悔しさでぶっ倒れる。
思い返すのはああすれば良かったこうすれば良かったと言った後悔ばかり。
それを全部飲み込んで反省してまた強くなろう。
何はともあれ連覇の雑賀さん強すぎぃ!

ゴール後、熱中症と疲れのせいで脚がふらつき寝かしていた自分の自転車のタイヤを踏んでバーストさせてしまう。
と言うのは偶然で、目の前にいた雑賀さんへの祝砲だぞ(゜∇^d)!!

タイヤ修理して、ホテルでシャワッてから宮古島アフターパーティへBBQしながらの屋外表彰式

盛り上がり回し飲みが始まる沖縄勢、レース後脱水熱中症気味内地勢に振る舞われる大量の肉
宮古島沖縄勢は化物か!?
でも素晴らしい大会で参加者を歓迎してくへて大変嬉しい楽しい大会だった。
また来年はリベンジします!!
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熱中症の佐藤さん介抱して、島観光してステーキ食って最高の宮古島アフターナイトを過ごした!

メッチャクッチャキツかったけど、136km 獲得標高850mとたいしたことないけど35℃サウナの暑さと暴風で数値以上に苦しく辛いレース
でも宮古島海岸沿いを二周も完全道を閉鎖しての本当のロードレース
補給地点も30km毎にあるし、逃げればボトルもタイム差も教えてくれる。
ボランティアや主催者たちもフレンドリーでストレスフルで最高の大会でした!
そして何より宮古島の海の美しさは別格。


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語彙力には自信がある自分も語彙力がなくなるレベル。
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是非このブログを見た人は来年エントリーしてください!
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フリーダム佐藤さん、SHIDO中尾店長、根津っちさん、シュン君、そして戦った皆様、主催者ありがとうございました!


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次の大会は全日本選手権!!
いくぜ益田!