俺の夏休み2017+シマノ鈴鹿 インサイドレポート
(Photo by Mitui Itaru)
俺の夏休み in 2017 Summer
オルトレライドからイナーメ合宿、シマノ鈴鹿へ連結するスタイル
目的は基礎体力強化とヒルクライム力強化
目指せ月間走行距離1500kmオーバー!
まずは連休初日から。
8/12(曇) 鹿野山ヒルクライム3本 50km
朝雨だったのでソロで夕方よりヒルクライム3本
8/13(雨) Team Oltre練習会 100km
山口湖スタートでミルクランド~籠坂峠と周遊するコース
今年度メンバー:倉本さん、玉仙さん、雨宮、武井
山口湖まで断続渋滞で辛い、現地に近づくにつれ雨でなお辛い。
色々あったが無事全員集まり、今年初チーム練習(祝)
(Photo by GYOKUSEN-san)
倉本さん一本牽きで富士の樹海を進む。倉本さんの引きにいつ千切れようかと心が弱ってくる。
我々探検隊は大雨に見舞われながらも山奥へ進んだ…。
すると、ここからフリー走行!と倉本さんより号令、謎峠をローテションで進んでいく。 一巡したところでゴールらしく、最後に雨宮君ともがいて終了。
倉本さんのSTRAVAではKOMまでもう数秒だったらしい。
雨の中だったし仕方ないね ビショビショになりながらも、標高が下がると降り止む雨。途中カフェにより、のんびりケーキを頂くもやはり濡れると寒い。
少休止を終えると、ミルクランドへ向かい登っていく。
武井くんが良い引きで登りスタート、その後ローテションを進める。
下りで自分が先頭になったのでペースを落とさぬよう、パワーを落とさず下る。
すると雨宮君がアタックと思ったのか、登り返しでカウンター。え!?と思ったが、反応する。
二人で掛け合いの様になり、雨宮君先行、北野追走となり。
雨宮君に追いつくと燃え尽きたのか踏みやめていった。
1人先行していくも、後ろからペースで来た武井君に抜かれ、ついていくも仕掛けすぎたツケで死亡。
倉本さんにも抜かれ、玉仙さんに引いて貰いながら頂上を迎えた。
(Photo by GYOKUSEN-san)
その後、山口湖へ降りる為に籠坂峠へ向かうが、大雨で更に死体にムチ打つ所業。
あまりの視界の悪さ・低体温症になりかねないため足湯へ避難した。
少し休むが降り止む気配もなく、再度出発。
足湯は意外と効いて、低体温症は避けられた。
雨宮君が飛び出していき、玉仙さん・武井君と登りきり山口湖へ脱出成功! 登る度に雨に降られた練習会だった。
紅富士の湯へ直行して温まって帰路へ。 倉本さん企画ありがとうございました!
8/14(曇) ダム湖アタック合戦 120km
ダム湖10㎞周回3周×2セット+昼休み+開田高原監督妄想10㎞コース2周
朝、5時始発で開田高原に移動し、毎年恒例になりつつあるイナーメお盆合宿開始。
木曽福島まで電車で行き、岩月さんに拾ってもらう。 ペース走で2周、3周目レース走。
1セット目は電話があり第2集団へ落ち、そちらで引けるだけ引いて最後に発射台となり終了。
2セット目は第1集団で走り、アタックし続けるも最後タカユキ・平林さん・自分となり最後の坂で力尽きた。
練習後、木曽福島駅で昼食して買い出し後、宿のぷちびらMTおんたけへ そこで宿前の特設コースで練習、1周目からカーペースで辛く、2周目はおっぺいがしらっと逃げ出す。
それを追って中盤、森本さんがアタック!2人をタカユキ、櫻井さん、私で追うも力尽き3人とも後退して私は道を間違え終了~。
夜は監督のワインと共に、皆で語り明かした。
8/15(雨) 雨の久藏峠インターバル 70km
九蔵峠周回を×3+長峰峠のセットを二本
久藏峠2周目中盤にナチュラルに千切れ、レオモ森崎と前を追う。
途中インタープロタカユキを拾い登りでペースを作る。
長峰峠に入ると落ちてきた櫻井さん、おっぺいをパス。
おっぺいが最後の力で牽いてくれるもおさらば。
タカユキに先行され、あとは淡々とゴール。最後の第2グループの香川さんらにも抜かれた。
二本目は雨が降り続いているので自由参加。
減った中7人ほどで開始、久藏峠2本目にナチュラルに千切れる。
もう心折れてるわ。
皆も折れたようで、2周で練習はお開きとなった。
午後は雨のなかマウンテンマフィンなどでゆっくり時間を過ごした。
コース:木曽福島~木祖村(鳥居峠?)~野麦峠~長峰峠~開田高原
朝から大雨、合同練習は取り止め。
昼に皆で木曽福島駅のラーメン55で昼食。うまい、大盛りと評判良し。
その後、おっぺいと松工中村君と練習開始、木曽福島では雨は降らなかったが、登るとすぐに雨が降り降り出した。
峠を3つもこえられるドン! おっぺいL2~L3ペースに引きずり回される練習となった。 鳥居峠?は全部引き、野麦峠~長峰峠はおっぺいペースで引いて貰い宿へ帰宅。
まだ80㎞だったのであと2周ほど監督妄想コースを走り、100㎞にしようとするが雨脚が強まり、疲れで走れず1周でやめた。
8/17(晴) 御嶽周遊ライド 195km
久々に晴れたよ!
コース 三岳の道の駅を突っ切り、右岸道路を抜けて国道19号に出て下呂を目指し、開田に戻ってくるコース。
メニュー的には一人が一定ペースで牽けるだけ牽くスタイル、日本版タイ合宿練習 序盤は自分が多めに10分以上引く、下り基調なのですいすい。
70㎞地点で一度休憩。
140KM地点、下呂温泉を前に疲れが滲み中切れを埋められなくなってくる。
ここまでAV35KM/H 下呂温泉で飛騨ラーメンを頂き、残り50㎞ほど。
残り170㎞程地点でおっぺい引きに耐えられずドロップ。
L2~L4を一日中維持できるおっぺおは化け物です。 パリブレストとか耐久系レース・エンデューロ出たら日本敵なしじゃない!?
そこが弱い僕は単独で宿を目指した。
あと5KMで200㎞だがその5㎞を走る気力なく。
合宿最終日なので残っている5人でBBQ~締め!
8/18(雨) 休息日 当初、御岳ヒルクライム回復走予定だったが、大雨雷で中止。
朝にぷちびらMTおんたけを発つ。
毎晩フルコース料理で、最高の合宿にしてくれる宿でした。
ありがとうございます。
おっぺいともお別れ!ありがとう。 岩月さん自宅、名古屋へ移動日。
8/19(晴) 鈴鹿スカイライン~シマノ鈴鹿TTT~自走帰路 100km 電車で鈴鹿入りし、出店ブースを冷やかす。
朝は岩月さんに連れられ念願のBUTYO COFFEEへ!
またサンボルトブースを居城にしてリラックスさせてもらう。
橋本さん、みなさんありがとうございました。
またミズタニさんやボマさん、レックマウントさんやレイクさんをひさかし挨拶
挨拶回りも一段落したら鈴鹿峠へトレーニングしに出発。
道端の温度計は38℃を指している。
こんな中運動しては死ぬのでは?
身体に水をぶっかけながら、帰ってきてチームタイムトライアル。
(Photo by Mitui Itaru)
龍太郎の到着がスタート30分前?でTTバイクを受け取る。タイヤに空気を急ぎいれる。
なんとかTTTの列に並ぶ。
並び順は、龍太郎・56さん・北野・佐野さん。 出だしから龍太郎が坂をカチアゲする。緩い勾配なのにTTポジションでの登坂はとてもつらい。
ポジションがあっていないのだろうか? その後はどんどん回していく、気持ち龍太郎の次ぐらいに長めに牽く。
1周回目7分10秒 全チーム、3番手。
良いペースだが登りでペースがきつく、その後緩むので登りは抑えて下り平地をがんばった方がタイムでたかもしれれない。
2周回目7分30秒 段々、佐野さんが引く量が増えてくる。
3周回目に入る登りで佐野さんがコーンにはすり遅れる。
ここで佐野さんを置いてブリッジするのは得策ではないと「龍太郎!」と大きく叫んでペースを落とさせ合流。
ここの登り切りで頭がふらふらしてくる。水をかけるが既に黒いTTボトルに入った水は白湯☆
くらくらしながら佐野さんの後輪に3度ほどハスりそうになり、これ以上は落車の危険がある!やばい!と頭がブレーキ。
3周目中盤の登りで引き切った後、千切れた。
その後、ピットに戻るもくらくらして立っていられず、日陰と水で頭を冷やした。
私が抜け、3人になって走り切ったイナーメは昨年度より8秒遅い6位だった。
(Photo by Mitui Itaru)
・反省
暑さ対策の準備不足だった。
レース前に炎天下の元、アップがてらヒルクライムするのもよくなかった。
レース中もTTボトルなど外して、ボトルは保冷2本にして氷入れて、ガンガン冷やせば頭くらくらせず最後まで役に立手かもしれない。
レース終了後、龍太郎カーもいっぱいなので自走で桑名駅の宿へ向かった。
夜はビール片手にGONZO PARKで開催されるCRIFFORDを観戦して、豊かな夜を過ごした。
8/20(晴) 菰野ヒルクライム~シマノ鈴鹿エリートクラス2 110km
朝、6時半には起きてレースまでロングライドLSDするぞいと心に決める。
起床7時半、あれおかしいぞ?
朝食付き宿泊プランだし、朝食とろうか? 「北野君、寝坊だよ」
今日のスケジュールが破たんした!
結局、朝食後佐野さんと一緒に走ることになった。
空気入れがないとか昨日飲み会の龍太郎が食堂でまっていたとかいろいろあったがなんとか出発。
5bar程度しかタイヤに空気が入っていなので慎重に。
20kmほど信号だらけの道を進み、湯の山、菰野へ向かう。
菰野ヒルクライムチャレンジ 峠攻め、しかし開田合宿の6日間連続トレーニングのダメージは大きく 2kmほど先頭を引いて、佐野さんが前に出た後はマイペース走行へ移行した。
それでもこの峠辛いよ!?
一番軽いギア~3枚目ぐらいまでしか使えない。 よっこらえっこら登り切り、最後の国道青看板からトンネルまで44分 アップには長いわ!
「急がないと、レースに間に合わないよ」
佐野さんが私以上に焦って、引いてくれる。
もう速くて助かります。(つらい)
なんとかスタート30分前に鈴鹿スピードウェイに到着。
アップ70km!後はレースを走りきれば合宿完遂。 佐野さんが買ってきてくれた氷やボトルに詰め、凍ったアクエリアスを氷嚢代わりに背中に入れていく。
・距離:40km
・周回:8周(ポイント周回3・5・7周)
・気温:38℃
・ライバル 今回エリートは現イナーメチームメイトのWAKOSトヨカツ(以下トヨカツ) 元イナーメチームメイト紺野ゲンタ(以下:ゲンゲン)がいる。
この2人が知ってる危ない選手だ。
後は様子見で判断、強い人は強い走りをするので。
スタート前にシャワーで体を濡らしておく、少しでも気化熱で体を冷やしたい。
露木先輩と談笑しながらスタートを待つ。
(Photo by Mitui Itaru)
1周ほど様子をみる。
1人ゲンゲンらしき人が逃げているような…。まあ単独なのでガンガン追う必要はないけどローテションには入る。
下りに入ればGOKISOが回りだし、勝手に先頭に出てしまう。
トヨカツが引いていて、横に並ぶ。
2回ほど先頭交代してみるも誰も動かず消極的。 アタックして様子を見る。
トヨカツがぴったりマークしてくる。 「にいさんアップ?」ニヤニヤ アップなら70kmほどしてきたわ!
第3スプリント計測前にゲンゲンを吸収する。
特にカウンターもおこらず、ゆったり1周完了。
ホームストレート坂を登っていく。
登り切ったあと左折し緩い下りへ。
ゲンゲンに挨拶する。
「あれー!?エントリーいなかったのに!!」
「当日エントリーなのだ、わるいな」
流石チェックしている。
脚は疲労で息をしていないので、前述の2人にどう着いていけるかだ。
その後、2周目は先頭をモリモリ引いてみる。
(Photo by Mitui Itaru)
トヨカツがアタックして、ゲンゲンがブリッジするので自分もブリッジ。
しかし集団に捕まる。その後も引いていく。
3周目に入りスプリント賞周回、トヨカツが逃げていく。
結構離れる、集団は自分らの作るペースから飛び出せない模様。
1人ブリッジするべく第一スプリントポイントを前にアタック、単独で追う。
あ~、思いのほか脚が疲れていて心が弱り踏みを弱める。 そこにゲンゲンが追ってきて、「**さん!」なんとかいって抜いていく。
やべ、速度差が以外にあり踏み直すが微妙な距離が埋めきれない。また心が折れて我慢が出来ず踏みやめて集団にもどってしまう。
これが分水嶺。
トヨカツ、ゲンゲン2人が合流すると集団を引き離し見えなくなっていたった。
集団で休むことで回復はしたが、集団ペースは絶望的に遅くなにより下りで踏みやめるしローテンションをしない。
声をかけ纏め、走り方を教えようとするけど私が引くと中切れしてうまくいかない。
(Photo by Mitui Itaru)
一緒に協調して追ってくれた人もいた。
「すみません、力不足で…」
「いやいやよく着いてきてくれてありがとうございます」
着いてきてくれるだけでも、レースを捨ててなくありがたいです。
その間に1分、2分と2人と集団に差がつく。
自分は単独で追う脚もなく万事休す。
一緒に追走した人から「スプリントしますか?」 「練習なのでやりますよ!」と答えた。
ラスト1周は諦め、先頭交代を減らしスプリントに備えた。
最後の登りを10番目程度で入る。
だんだん先頭が掃けていき、ゴールストレートでするする上がり5番手
そこから待ってスプリント開始、早掛けした前2人との距離を埋められず集団3番目、5位。
優勝はゲンゲン、スプリント賞はトヨカツがゲットした。
(Photo by Mitui Itaru)
追い付けず心折れた自分が恨めしい…。
しかし、7日間走りきり出し切った。
今のただただ回復させたい。
その後、スタートしたシマノ鈴鹿クラシック(元国際)で岩月さんのアシストをうけ?龍太郎が4位に入った。 エントリーミスしなかったらこっちも出たかったな。
表彰式までの間に、車の準備を行い急ぎ関東への帰路へ着いた。
日を跨ぎなんとか自宅に到着、龍太郎の一本日引きありがとう! お盆合宿参加された皆様、シマノ鈴鹿でお世話になった皆様ありがとうございました。 今回の乗り込みで調子があがったのを実感。
【使用機材】
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:: GOKISO GD2 ロード
ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー
タイヤ :Panaracer RACE A EVO3 23C/ 使用気圧7.5bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19
次回レースは
9/2(土)AACA1-1からJBCF渡良瀬タイムトライアル予定!