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とっぷり自転車とりっぷ

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

第51回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-2 P1クラスインサイドレポート

皆が忘れたころに上げる
ブログアップまでイナーメタイムが侵食してきた

『第51回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-2』

8:00起床
E2の岡君は朝一でレースに出発。群馬CSC会場の麓なので自走アップヒルクライム。
P1は11時からなので悪いが寝せてもらう。
朝食はおにぎり2つ、足りないので昨日買った助六を佐野さんと譲り合う。
それでも足りずコンビニに寄ってから会場へ。

・朝食
助六半分
おにぎり4つ
バナナ2本
ポカリスエット750ml

昨日の脚攣り反省から多めに水分を蓄えておく。
会場着くとIGAスポーツ整骨院伊賀先生が診断に来てくれる。
イナーメ各員体を見てもらう。
やはり2days、皆体に痛みを抱えている。
落車したもの、腰が痛いもの、攣ったもの…
指圧・按摩などで処置をしてくれる先生。
先生が来てくれるだけでパフォーマンスが上がる。
本当にありがとうございました!

初めての方へ - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院

攣った脹脛を触られると激痛、昨日オイルマッサージでほぐしたが筋肉の固まりはそんなに取れていない。
しかし自分のオイルマッサージは所詮素人、玄人にほぐしてもらって立つと別世界!8割方回復したように脚が動く、痛くない!(施術中は痛い)
エクセレント伊賀先生!

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他のイナーメ戦士達も暫しの休息

・コース
6km x 22周=132km
昨日から2周12km増えただけ。

 ・チームメイト
岩月さん、ポールさん、遠藤さん、大東さん、佐野さん、イノーさん、龍太郎、北野と同じメンバー。
昨日の感じで各位の走れる走れないは分かっている。

・作戦
2周昨日より多い、たかが2周されど2周。
昨日の展開・疲れを加味しても集団スプリントが濃厚だし、終盤の動きに乗れるかが全て。
出来たこと昨日のDay1で龍太郎の近くで走るは問題なく出来ている。これはクリア。
逆に反省的には、前に居過ぎて無駄に脚を使っていること。
最後の展開に備え脚を溜め続けることが今日の最大の課題。
また補給も水分を忘れないため水にする。薄いCCDは手が伸びなくなるため。
私は脚痙りの疲れがある。それを加味して集団スプリントになると想定して脚を貯める走りを組み立てる。

・準備・アップ
レース自体長く、逃げに乗るつもりはないのでウォーミングアップは深谷産業様供給のMINOURA FG220で軽めに。
攣った翌日なのでほぐす意識に重点を置く。

気温は昨日より低く10℃以下なので、インナー冬用半袖、アームカーバー・レッグカバーで対応
イナーメアップオイルは以下の通り。
脚はAll Season
更に上からRain GEL
こうすると脚も冷えないらしい!へー!
今日はKakoさんに塗り込んでもらう。ありがとうございます。
自分は膝が冷えやすいからしっかり塗らないとね!とやってくださる。
コンディションに関して新しい気づきを与えてくれるのでKakoさんに揉んでもらうと勉強になる。
揉んで貰いたい人はこちら

dissetare.com

 
・使用機材
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:GOKISO GD2 ロード
タイヤ :CONTINENTAL Grand Prix 4000s2 23C/ 使用気圧7bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
昨日も調子が良かったので仕様はそのままで。
 
・レースレポート
昨日と同様、最後尾よりスタート。
群馬の下りは栗が良く落ちているので気を付けてくださいね!と審判の娘から警告を受けていた。
S字に入る前の下りで早速、岩月さんが止まるのを目撃!
パンクおじさんである。
流石にスタートアタックがかかるこの段階では待つことも出来ず、厳しい…。
S字コーナーも真ん中で路面が割れているのだがそこを毎回乗り越える。
少し跳ねるがタイヤを打ち付けるほどではないし、22周するがこの程度なら特に問題はない。
2周目には先頭付近へ、しかしアタック合戦で集団は安定しない。
動く気はないので静観。
7人の逃げ集団が形成されていたが、3周目までに吸収。
その後しばらくの間はアタック合戦が続く。心を鬼にして静観静観。

すると5周目に入ったホーム登りで、中切れが起き20人ほどが先行した。
龍太郎が入っていたのがは見えたが他にイナーメがいない。
やばい!と思って3人でブリッジ成功。これが最終便じゃい!と思っていたが追いついた途端、先頭集団は人数が多すぎて瓦解。
ペースがガクッと落ちて皆後ろを振り向いている。
こっちみんな!
1周しているうちに後続大集団に追いつかれ、集団はひとつにまってしまう。
脚を使ってはジャンプしてきたのに無駄足…残念。

その後、集団の中程で脚を休めていると吉田隼人選手が横に。
今日はまだマトリックスも隊列も組んでいない。
この機会しかないとプルプルしながら昨日の件を謝る。
逃げてもいない、追ってもいないのに前に位置どり、逃げてるチーム・追ってるチームの隊列に入るのはやはりフェアではない。
「昨日は邪魔をしてすみませんでした」
「いや、こちらも怒ってしまいすみませんでした」
紳士!圧倒的紳士!
昨日終わった後もKAKOさんへ謝りに来てくれたらしく、逆に申し訳ない。
レースリーダーの責務など私の考えの及ばぬプレッシャーだろう。

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(Photo by Sakai-san/FABtroni+camera - 写真 | Facebook)

7周目、入部選手(シマノ)、椿選手(キナン)の2人が抜け出す。
メイン集団に残ったキナンのメンバーが集団にフタをして2人を見送ったため、差は一気に2分まで開く。
2人だし逃げ切るものではないな~と様子見
8周目、2人の逃げに8人が飛び出し追走していく。
アベタカさんブリッツエン、安原選手マトリックス、西村・秋田選手シマノ、原田選手愛三、吉岡選手ブラーゼン、野中・阿曽選手キナン
逃げ集団とメイン集団との差は最大で4分近くまで開く。
シマノ、キナンが3人づつ入れインタープロを除く全てのコンチネンタルチームが逃げに入った。しかも、エース級の入部選手・吉岡選手・野中選手がいる。
逆にブリッツエンとマトリックは他のチームのエースが入ってしまったため、本命ではない。

抑えだ。
この展開を見て乗れる位置にはいなかったので展開に身を任せるしかない不安にかられる。
すぐ近くには龍太郎、上がってきた大東さんのみ。先頭はマトリックス、ブラーゼン、ブリッツエンあたりが隊列を組み押さえている。
タイム差が4分に広がると、インタープロとヴェントスが先頭に選手を送る。
インタープロを指揮しているおっぺいが横にきた。
「ヴェントスにも頼んだ。イナーメから一人、追走出してくれね?」
昨日のday1で吉田選手の言葉が頭に蘇る。

「「「何がしたいんや!お前は」」」

勝負したいならチームで勝負に値する走りをなければならない。
今集団先頭で位置取りできているのは自分、龍太郎、大東さんの3名しかいない。
ここで着れる可能性のある自分や、龍太郎の脚を使うのは避けたい…。
頼れるのは…大東さんしかいない!
「大東さん脚残っていますか?ポイントに絡めそうですか?
もし絡めそうでなければ、ただ完走するより先頭に出て追走に加わって欲しいです。見せ場を作って欲しいです」と依頼。
我々イナーメ社会人チーム、一人一人お金を出してレースへ参加している。
チームメイトの意思を無視してチーム指令は出せない。2択を選択してもらう。完走を狙うか、前を追うか。
大東さんより「行けたら行ってみます!」と答えを貰う。
大東さんありがとう。
しかし、このタイミングでVentosの必死の追走が始まり、なかなか前に出られなくなる。
誰が引いているんだ!?
しゅんき!
え?誰だって?
しゅんき!しゅんき!
登り早くね?
しゅんき!しゅんき!しゅんき!
どうやら、宇都宮でベントス大前選手をラスト2周で先頭に牽き上げた伊藤舜紀がまた先頭を引いているようだ。
やるなぁ。牽いては下がり、回復しては牽いている。涙ぐむしいアシストが胸を打つ。
しゅんきを筆頭に3人ぐらいが先頭を回してメイン集団を牽引。
4分差が2分差につまり、その後泳がせる程度のタイム差で硬直する。
13周目に先頭2人に追走集団8人が合流するのが見える。しかしアベタカさんが脱落し、逃げ集団は9人となったようだ。
その先頭集団と1分40秒まで詰まったところでマトリックスが先頭に出てコントロールを始める。
メイン集団との差は1分30秒まで詰まるものの、早いタイミングでの吸収を嫌ってかその後ペースダウン。
逃げを生かさず殺さずでレースは進む。

この合間に補給を頂く。

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(Photo by Sakai-san/FABtroni+camera - 写真 | Facebook)
16周目には再び2分以上まで開いて、レースは終盤へ突入していく。
18周目、マトリックスパワータグが本気追走を開始する。
残り4周の心臓破りの坂でペースアップがあり、牽引を果たし仕事を終えたベントス舜紀ら数名が千切れていく。
大東さんも下がってしまう。
残るは龍太郎、昨日の落車はなんのその、今日は調子がよさそうだ。自分も脚を残していたので対応出来ている。
攣る予兆もなく快調、昨日より全体ペースが遅く感じるくらいに調子はいい。
するとチームメイトの遠藤さんがスッと横に上がってくる!
「遠藤さん!待ってた!」
「応!」
やだ、かっこいい。
イナーメは3人残している。3人ともスプリントはある。
19周目、既に逃げはパラパラらしく、一人一人吸収されていく。

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(Photo by Sakai-san/FABtroni+camera - 写真 | Facebook)
逃げ続けている集団との差はみるみると縮まりはじめる。集団は一列とまではいかないがベースが速い巡航を続けている。
20周目ラスト二周、先頭集団は40人に絞られた。
ホームの下り登り返しで逃げは全て吸収され、集団はひとつにまとまる。
吸収しきったホームストレートの登りで勝負のかかったアタックが始まる!

マトリックス土井・ホセ選手が2人が先行!

シマノ湊選手、ブリッツエン譲選手か?がブリッジしようと飛び出した。

数人パラパラ反応している。

勝敗を分けたラスト2周。(JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2) – プロサイクリスト吉田隼人のオフィシャルブログ

正にこの瞬間。

集団はここまでの高速ペースで脚がなく追う気を見せない、これは決まる!直観にビシビシときてる!

何より牽引力のもっともあるマトリックスが複数動いたのだ。

居なくなった集団は誰が引くのだ!

集団には龍太郎、遠藤さんがいる。例え吸収されようとも2人がいれば大丈夫だ。

誰にも着かれぬよう思いっきり飛び出す!

ホームストレート登り切り手前から今日最大パワーでブリッジを敢行した。

全力で前に見える選手を追走する。

やば、判断遅かったか?少し遠い…。

ブリッジを敢行し続けるが垂れそう…しかし下りで差が広がらない、ここで踏んでいけば追いつけるか…。

と思ったところでS字コーナー、今日最大速度で突っ込んでいく。

このS字コーナーは路面が真ん中で割れていることはレポートの初めて述べた。

ここを跳ねた瞬間、後輪から絶望の音色が流れた!

「プシュー!!!」

ハァ!?このタイミングで!?

後輪リム打ちパンク。

S時の左端にまっすぐ突っ込み止まり、手を上げる。

すぐにマビックがきてくれた。しかしマビックの後ろのにはメイン集団、

ホイールを交換している間に40人に抜かれ、数分後に第2集団の20人にも抜かれた。

ホイール交換まで1-2分、永遠のように感じた。
リスタートするまえにホイールを手で回すと片効き状態、伝えて直してもらう。

数分だった、私のレースが終わったと絶望するには十分な時間だった…。

直して貰ったあと、一人で追走する。マビックカーが少し引いてくれたが勝負のかかった集団に追いつくべくもなく。。。行って貰う。

21周目一人で入り、アキさんやケイトら観衆にも応援される。

「どうしたー?!」と三井君かに叫ばれ「パンク!!!」と叫ぶ。

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(Photo by Mitui Itaru/https://www.facebook.com/photobyim/?fref=ts/後輪で状況を察した貴方はプロの観戦者です)
より情けなかった悔しかった。
胸が詰まる思いで走っていると仕事を終えた群馬グリフィンの狩野さんにと大東さんに追いついた。
そのまま狩野さんに慰められながら、大東さんとゴールへ走った。

ゴールへ戻るとマトリックスのホセ選手が優勝、2位に土井選手、3位はチームメイトのアシストに答えたVentos大前選手が入っていた。
嗚呼、あの優勝争いに加わろうとしていたのに。。。努力が水泡に帰したことが認められず、やるせなさでどうにかなりそうだった。
宇都宮ロードレースでもパンクし、2day目必ずパンクするおんじさんとなりホームテントで頭を抱え続けた。

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(Photo by Sakai-san/FABtroni+camera - 写真 | Facebook)

・結果
26位龍太郎
27位遠藤さん
60位北野
61位大東さん
70位井上さん
71位佐野さん
6人完走はレース前にしっかり伊賀先生に揉んで貰った効果か?
そして順位、並んでゴール率の高さ、仲良しか。

終えた後、龍太郎が秘蔵していたピザポテトをやけ食いしていると監督に止められ、ハッと我に返る。
追いついたらどうなっていたのか。スプリントに残ったらどうなっていたのか。どちらでもよかったがどちらにも絡めないパンクでレースを終えてしまった。
次もこのようなチャンスを見つけて挑戦しよう。

その後、来た人誰もが絶賛する水上温泉郷の「仏岩温泉 鈴森の湯」へ移動
suzumori
久々にイナーメ温泉部部長のポールさんを迎え夕食入湯!

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イナーメ塩振りおじさんず
この温泉、初めて連れてくる佐野さんは「最高かよ!」しか言わないマシーンになってしまう。それくらい、食事も温泉も質が高い。
傷ついた心と体を癒し、ポールさんが別の約束があるので速攻で新幹線乗り場まで送迎して落としてから帰宅。

次の実業団は6/10那須塩原クリテリウム!6/11は富士ヒルクライムへTeam Oltreで参加するため不在です。
私のパンクする姿を探さないでください。