ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

第50回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-2 P1 インサイドレポート

7/3(日) 広島2days
6時起床でホテルバイキング
バイキング内容が意外と盛り沢山でうれしいが我慢して炭水化物だけ軽めに。
7:30くらいに会場入り、既にみんな準備出来ている。
最後に会場を出て最後に会場入りする88年生まれたち。お察しください。
今日は長いからとアップもせずのんびり準備する。まずは一杯。
イナーメブースは昨年の熊野で熱中症が多く出て(私や紺野)依頼、監督提案で常に経口補水液が準備されるようになった。
これが大変効果的で、脚吊りや脱水防止に一役買っている。
ありがとうございます。
岩月さんは水素水水素水いってぐびぐびビーr・・・だけではなく、経口補水液を飲んでいる。
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(Photo by Maki)
スタートと共に左コーナーで落車
噂によるとお爺ちゃん混走があったらしい。マコトか。
その後、1周目は特に問題もなく2周目に入り3段坂後の下り区間で前が落車。
扇状に広がる落車で道が完全に塞がれる。
自分は余裕をもって止まりきった。しかし後ろから後続が波のように突っ込んでくる。ただ止まって祈るのみ。
なんとか後ろから突っ込まれることもなく済んだ。
落車で呻く人たちの横を抜け前を追い出す、しかし巻き込まれなかった先頭はもう見えない。
20人くらいの集団になるが何人か焦って無駄引きをしだす。
同じく落車に巻き込まれ遅れた佐野さんが同じ集団にいたので、「引きすぎないで大丈夫ですよ!おいつきます」と声をかける。
シマノが2人おり(一人は入部さん)引っ張り出す。自分もローテに入りだした頃合いで前に先頭集団に追いつく。
先頭集団はペースダウンしており、前にいた自分は逆に「合流!ブレーキ!」と叫ぶ
宮澤さんが「やだよー!」とニヤニヤしながら私を抜いて、前と合流していったが案の定詰まっていた(笑)
無事合流しサイクリングペースへ、続々後続が合流していく。イナーメの安否も確認、こけたりはしていても全員無事ではあった。
その後、重大な落車につきニュートラルとなり、ブラーゼン高木やウォークライド米谷らと談笑しながら逆走してチームピットに戻る。
初めての逆回りは登りが緩く長く辛そうだ。

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(Photo by Maki)
再スタートまで暇、脚に血がたまっているので少しでも心臓より高い位置に脚を置く。
止まって1時間後くらいに再開
5周と短縮されたので、スピード勝負になるとふんでアップを行うが思ったより脚が重い。すぐやめる。
そのぶん早く並ぶと2列目。
逃げていた3人が50秒差でスタートし、集団が後を追う。
アップの疲れで、今日は調子悪そうと少し意気消沈し、集団後方でいく。
すると3周目の三段坂でペースアップが始まる。きつくない引きで前が中切れを始めたので内心驚く。
集団最後尾から急いで前へブリッジ、1段坂から飛び出し、2段坂で前に追いつくもここも中切れ。
そこから更にジャンプする。3段坂でメイン集団に追いついたが下からいった負荷でここのペースアップに対応できずオールアウト
メイン集団より離れる。。。いかんせん後ろにいすぎたことが悔やまれる。
ペースで登ってきた抜いた人らに抜き返され3段坂をクリア、ぱらぱらだったが下りでまとまり追走集団になる。
まだ前の集団が見えるのでそれには追いつこうと頑張って引くがローテが回らず…

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残り2周、下りはまた一緒になった愛三福田さんが長く早く引いてくれる。
登りだと奈良さんが元気、ニールプライドのValade Jaysoが先頭に立つとローテが切れるような上げ方をする。
自分も前に追いつきたいがため長めに引くがどうも集団の速度とあってない模様でグルペットを分解気味にさせてしまう。
岩月さんからも「登りも下りも早いよ!」と言われる。大丈夫、水素水が足りていないだけです。

最終週の三段坂で奈良さんが重いギアをぐいぐい踏んでペースアップ
ウォークライド兼松さんと緩やかに追っていき、2段坂で前集団と奈良さんに追いつきそこからまだまだ前に行くため先頭に出て踏み続ける。
3段坂前でもう一つの集団に追いつき、奈良さんにGood Job!的ハンドサインをもらい、気を良くしてそのまま休まず3段坂を駆けあがる。
頂上手前ですこし垂れる、Valade Jaysoが追い付いてきて奈良さんも合流し下りへ。
Valade Jaysoが「up!!up!!」と先頭交代をせず入れ入れいうので、奈良さんが先頭の時に自分も「up!!iUP!!」とやってValade Jaysoを先頭に出してみる。
そうこうしているとローテも崩れペースが上がらない。
そのうちに下りで兼松さん、河賀雄大選手、横塚浩平選手ら数人が合流してきた。
最終カーブで奈良さん、兼松さんらがウォークライドトレインを組む。
自分の後ろにはValade Jaysoがぴったり。
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何故か二人で盛り上がり、引きちぎろうと500mからスプリント開始
ペースを上げて下げて繰り返し、ギアを上げ続けるが200mくらいでいかれて負ける…。
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12.3×2周 中断 5周=86.7km 56位
ゴール後、最終周のかち上げでオーバーヒート気味だったのでピットに戻り次第水ボトルを貰いかぶる。
熱した体に甘い香りが目に沁みいる・・・・これスポーツドリンクや!
皆の笑いを取りながら普通の水を浴び直すも帰り道中すっと甘い香りが鼻の中を漂っていた。
その後、仮眠をとったり、他のレースを観戦・応援。
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(Photo by Maki)
空港まで車を香川さんがだしてくれるというので、熱中初気味の龍太郎、佐野さんを車に乗せ広島空港へ撤収
島風ラーメン(しょうゆとんこつのあっさり細麺)を食し(油が少なく優しい塩っけがレース後には嬉しい)、おしゃれなカフェで恋バナをしているうちに出発時間。

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東京駅に岸の車を渡しに行き電車で25時頃帰宅。お風呂でスポーツドリンクを流し爆睡。

段々調子が上がってきているのに、自信がなく集団後方にいたことで先頭集団に残れる局面で残れなかった。
ゆるゆるながらパワーや登坂力が上がってきているので、このまま続けてちゃんと登りレースでも先頭集団で勝負できるようにしたい。

来週は、UCIグランフォンド ニセコクラシック 140km
【ホビーレーサーの国際大会は、2016よりUCIグラン・フォンド・ワールドシリーズ(UGFWS)と呼称し、14の予選大会の一つ。
UGFWSファイナルはチームリレー、タイムトライアル、ロードレースの各部門で競われます。
各部門の優勝者には世界チャンピオンの称号ならびに5大陸を意味する5色をあしらったレインボージャージが授与されます。
本大会出場者にはオーストラリア・パースで開催される2016 UCIグラン・フォンド・ワールドチャンピオンシップの出場権を得るチャンスが与えられます】
とのこと。

勝ったらオーストラリア・パースで行われる国際大会UGFWSへ招待らしい。
試される大地に自分を試しに行ってきます!