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とっぷり自転車とりっぷ

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

2016新潟県自転車競技選手県ロード・レース大会 インサイドレポート

クリテリウム タイムトライアル ヒルクライム 大会 温泉 練習 試合レポート 遠征 飲み会

今週、健康診断があり昨年度比+4.8kg/腹囲5cmアップが言い渡されたました。
看護師さん「あら、太りましたね」の言葉が耳から離れず、バリウムがお腹に残り体調を崩す。
そんな週末にひょんなことから新潟へ向かうことに。

 

【土曜日】レース前日
24時前後帰宅
6時起床(睡眠時間5時間)、7時発
久々に手賀沼連。今回は途中参加離脱もあり9人集まり往年の盛り上がりを見せる。
50kmほぼノンストップでインターバルを挟み2回100km走り込み。
疲れと光化学スモッグなのか体が思ったように動けず、小林さんなどを筆頭にみんな辛そう。
自分も体と自転車がバラバラで思うように走れずいらいら。
残り10kmまで踏ん張ったが、心がしぼんで離脱。申し訳ありませんでした

ハンガーノックなどではなく集団から離脱するのは初めて、こんな調子もはじめて(そこそこ踏めているにも関わらず)
練習後、爆風の時のみ出現する江戸川峠を越えて帰宅。
豆腐だけ食べて回復…するわけもなく、調子も悪く、睡眠不足で疲れがピークに。

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ダイエット始めました。

Dst170km

体調やばいやばいが後輩がホイールを貸してくださいというので、メンテを依頼したホイールを取りにサイクルフリーダムへ。
せっかくなのでレース前の洗車もやってしまおう。
さらにさらに、肉体的にも精神的にも疲れ果てているのでマッサージで癒す心持。
洗車し、ホイールを預かり待望のマッサージへ。
マッサージを受け初めてすぐ、先生に「寝不足の人の筋肉ですね」と喝破されぐぅの音も出ない。
確かに今週は4時間睡眠を2日連続で続けてしまった。
「ほぐすことも大事ですが、よく寝ること」と指摘をもらう。
ぐぅと寝たい。

フリーダムに戻り、さささんに夕飯を誘っていただいたので豆腐だけで満たされた体に更なるご褒美をあげる決意。
フリーダムメンバーとイナーメメンバーでロス・アンゼルスという千葉で有名な?洋食店へ。

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ぼりゅーみーでおいしいとのこと。さらにきのこスープがおすすめなそうな、大鳥さんからタダ券を頂きぱくつく。

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パンナコッタのような食感のパンに守られたシチューは濃厚で、キノコの優しさが共存している。
当店一押しで数が出るそうなのもうなずけるおいしさであった。さささんに奢っていただきお腹が満たされる。
大鳥さん、さささん、フリーダムの皆さんありがとうございました。
23時半頃帰宅し新潟選手権への準備する。
ここまで来ると貫徹のほうがいいじゃなかろうか。

【日曜日】
3時起床(睡眠時間3時間)、疲れで体が重い、顔を洗って目を覚ます。
3:30出発。
4:30に学生たちを迎えに行き出発。
今回の遠征目的は彼らの成長と課題を見ること。
2年、永田・佐藤新・小嶋
1年、岡田(初レース)

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関東平野を覆う梅雨入り雲から逃げるよう、3時間ほど塩尻石打SAから新潟県津南へ向かう。
「マウンテンパーク津南」という潰れてしまったスキーリゾートが会場。

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今回の新潟選手権は大学の先輩、日本最速のお坊さんこと石川さんのお誘いで参戦。
実業団・学連レースがない週末開催でなおかつ、
一日で4kmヒルクライム・2kmタイムトライアル・予選16km/決勝30kmクリテリムが走れるという4race/1dayというとんでもない大会なのだ。
(登録者・ビギナー・女子・ジュニアなどクラス分けもあり)
県外も参加できるので来年はこのブログを読んだ人皆さんご参加ください(宣伝)惜しむらくはホームページ等ないので口コミでしか要綱など読めないところ。
なにはともあれレース準備、お坊さんも応援に来てくれてレースを主催者である権瓶さんに挨拶。
新潟の自転車文化発展にご尽力されているパッションを強く感じ、感銘をうける。

その後、学生4人をイナーメオイルサマーでマッサージしてヒルクライムを準備する。

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(Photo by Ishikawa)

なにか作業していないとひたすら眠い。

[ヒルクライム]距離4km/平均勾配7.4%/標高差270m
アップ中に、チーム麒麟山の大野さんからブログ読んでいますよと声をかけられる。
嬉しくて話し込んでいくと、学生のころから自分を知っているとのこと。
大学生1年のときに、競技を始めて初めて参戦したヒルクライム弥彦山ヒルクライムだった。
その年代別優勝石川さん、そのアシストをして2位を自分が取ったときに一緒に走っていたとのこと。
この時期新潟はアスパラガスがおいしいよ!と教えて頂き、最高にホットな話で心が温まったのでアップを終える。

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(↑2009弥彦山ヒルクライムの写真)

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(Photo by Ishikawa)

しかし脚は温まっていなかったようで、ヒルクライム撃沈。
手賀沼ででた、きついが追い込みきれない症状が続き、苦しいマジ苦しい本当に苦しい・・ねむい・・。
であまり踏めず、全てシッティングでゴール。
24位 11分54秒
調子が悪い時が本当の実力

優勝は新潟の雄、田崎友康選手。9分58秒37 平均時速24.07km/h
国体7位、乗鞍も森本さんと接戦のすえ準優勝している猛者。

総合争いから1raceで脱落。
大学一年生のころのほうが登れていた気がする。まあ今はただの+昨年度比+4.8km.腹囲5cmのデブである。

[タイムトライアル]2㎞
学生らもゴール後、ぶっ倒れようとするのでヒルクライムと同じ時間流してこいと走らせる。
自分は眠気と倦怠感で動けず。
タイムトライアルまであまり時間なく寝るにねれず座って動かず体力回復に努める。
タイムトライアルコースはアップダウンとくねった細い道のみで難易度のそこ高いもの、ただ踏めばよいコースではない。
コース幅・距離を縮めた修善寺CSCといった感じ。
下り・カーブでいかにブレーキを使わず、最短最速ラインを攻められるか、そして登り返しの急こう配で落とさず、その後アップダウンでのペース配分が勝負を分ける。
走りだしは良かったが、試走をしっかりしなかった落ち度でペース配分をミスり登りで踏めず平地で踏めずヒルクライム同様撃沈。

15位 2分43秒
優勝はここも田崎友康選手 2分31秒52 はや~ぃ。
まだ前半戦が終わっただけだが疲れ果て、半径50mから動かず(動けず)。
そして新潟選手権なので、新潟県民の皆さんの仕上がりようが素晴らしいことに気づく。
あまり誰も仕上げてこないどっかの都選手権とは大違いだ。

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 [クリテリウム予選]距離16km(2km×8周) 最終ゴール上位10名決勝進出
1時間ごとぐらいに次のレースへ
クリテリウムは自分2組、1組の小嶋が決勝へ進出。
自分の組は新、東工林。チーム麒麟山(大野さんもこの組)とチームフィンズさんがいっぱいエントリー。この2チームはいいライバル関係である模様。
自分は単騎だし、もつ肉体的に限界なので予選だけ動けるだけ動いて目立とう作戦。
1kmくらいニュートラル走でスタート、登り返しで前にするすると上がる。
麒麟山とフィンズさんらがチーム的にやりあっている模様。自分も交じってアタック合戦参加。

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(ゼッケンNo.56さん ありがとうございます)
全然逃げは決まらず、8周ちゅう6回くらいアタックしたが潰され最終回。
自分のアタックのあとカウンターで飛び出したチーム鹿野山の大野さん、チームフィンズ安立選手2人がアタックして抜け出す。
2人が見えるか見えないかでメイン集団、ホームへ向かう最後の坂で集団牽制。
ここまで動いて集団ゴールはおもんないのでブリッジを駆ける!集団3番手からギアをいれアタック。
ラスト1kmを切っているが追いつくか?ゴール前100m最終コーナーで追いついた!追いつき間際に大野さんが横滑り、え?
最終右コーナーに突っ込み過ぎて曲がりきれずブレーキしたらタイヤがGでパンクした模様。コケはしないがホイールが地面をずりしてリムを削っている。
後ろいた安立選手もブレーキ、自分はイン側を攻めていたので逃げ2人をパスして予選優勝。
劇的?な幕切れとなった。

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(Photo by Okada)
予選後、椅子に座ってぐったりしているとチーム麒麟山の田崎選手らがあいさつしに来てくれる。
新潟県の方々の温かさに触れる少し回復。
不眠症の対策に「横になって目を閉じておとなしくしているだけでいい、体は回復するから」という対応があるのだがほんとうにそのとおりである。

[クリテリウム決勝]30km(2km×15周)
敗者復活で駒澤全員昇格、永田などはアタックまでしていた。成長を感じる。
新入生の岡田も初レースで出しきりゾーンに入る経験を出来た模様。そのゾーンを使えるようになるのがアスリートには必要だ。
そしてクリートが減りすぎて靴がはまらなくなっていたので自分の靴を貸し出していたので、ゴール後出し切っていたが無慈悲に靴を奪い取る。
レース前に、駒澤の三人をしっかりイナーメサマーアップオイルを塗ってあげる。

そして今日の〆である、クリテリウム決勝へ。
予選前はヒルクライムとTTの結果+疲れで弱気になってもういいかな思っていたが、椅子で一日中ぐったりしていたお蔭か休めたうえ、後輩たちの頑張る姿に少し活力が出てきた。
道幅が狭くアップダウンしかないのでカーブ難易度は低いが先頭交代がしづらく逃げ有利なコース。自分も単騎なので逃げ切りたい。

半周のパレードと共にスタートが切られる。チーム鹿野山とチームフィンズのイニシアチブの取り合い。
その攻防に巻き込まれぬよう最後尾から先頭に出てアタックを始める。

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(Photo by ゼッケンNo.56さん ありがとうございます)
毎周回アタックをかけ3周目に3人で抜け出し成功
北野 普識(イナーメ信濃山形)
坂大 恵太(チームフィンズ)
山田 雄典(チームフィンズ)
あとから一人が追走してくる。
高橋 峰樹(チーム麒麟山)選手だ。レースのイニシアチブを握る2大チーム両方入って欲しいので麒麟山さんにも入って欲しい、少しペース落とす。
合流し4人逃げが決まった。高橋さんはブリッジに力を使ったようでそうとう息が荒い。少し引くペースを落とす。
そしてローテが一巡したあと10秒差だったものが、15秒前後で推移し、まだ追いつかれそうなのでペースを主体的に上げていく。
逃げ集団とメインの攻防。こちらの4人は抑える選手もおらず快調にローテーションを行なっていく。

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(Photo by Okada)

フィンズのお二人は時々ローテーションを入れ替えて疲労を分散している。
6~10周くらいで20秒~30秒差とタイムが広がってきたので引くペースを緩め、「きつくないペースでいきましょう!」と逃げ切りにシフト。

逃げの極意は長くそこそこ早く引くこと。

すぐに先頭交代しないといけないようなペースではすぐ崩壊してしまう。一人一人が後ろが休めるペースで走ることをコントロールしないといけない。逃げ切るには楽に早く走ることが必須なのだ。だから集団より逃げ集団の方が楽に走っている時こそが巧い逃げなのだ。
そんな逃げ集団を作り20秒、30秒、50秒と差を広げていく。
折り返しでメイン集団との距離が測れてありがたい。集団後方の駒澤に激を飛ばそうか迷うがきつさを悟られないよう我慢する。
ラスト5周、メインは人数を減らしタイム差が広がっているのでどう動こうか考え出す。レースを盛り上がるよう早めに逃げたい。更にアタックしたい。
ラスト2周、1分以上離れたので逃げ切りを確信。
ゴール後の折り返しを過ぎた瞬間逃げの協調は終了、逃げメンバーの残り脚をみるアタックを開始する。
ゴール折り返しからイン側を曲がりついてきにくいタイミングでアタック!
ゆるい登り基調を頂上まで踏み抜くも、山田選手にチェックをうけ後ろ二人は少し離すが、最終的に3人とも合流。
勾配が緩いため後ろにつかれると効果が薄いか。
踏みやめると全員へばって牽制気味。高橋さん「きついな~!!」みたいな?言葉を発し、まだ余裕を感じる、足をみることができた。
カウンターのかからない牽制にメイン集団がふと気になるが、タイム差もあるし、今の緩い登り基調も最速で走っているので追いつかれることはあるまいと考え直し勝負に戻る。
チームフィンズの二人が前に出て緩くペースメイク。コース中腹に三段坂があるのだがそこも並走して登る。
しかし。先ほど脳裏をちらついてメイン集団に追いつかれるのを嫌い、先頭に出てゴールまで引いて最終周。
自分と同じ場所で坂大選手がアタック!
チームフィンズはもう一人山田選手も残っている、自分が先頭に出て曲がっていたのでスピード差が少ない。高橋さんが反応しない。
つまりここで自分が潰さねば危ないと判断しすぐにアタックを潰す。牽制気味に頂上を越え、3段坂への下りに入っていく。
そして3段坂に入った瞬間、本日最大パワーでギアを2つ上げアタックを敢行、高橋さんが反応してきたので一枚ギアを残して、さらにギアをあげ振りきった!
三段坂頂上をクリアし独走にもちこむ。
勝った!と思ったけど、3段坂後のアップダウンで真逆の黄金のタレ…。
そうだ今日は疲れていたのだ・・・
そうして絶望して踏めなくなった最後の坂で高橋さんと少し離れて山田さんが追い付いてきた…終わった…クリテリウムだけとはいえレースを盛り上げたしもういいか…完。
と考えながら追いつかれざまのカウンターで息の根を止め・・・・られない。高橋さんも出し切っていたのかパスされるが後ろにつけた。
そのまま高橋さん先頭で最終コーナー。向かい風の下り基調ゴール。ただ最終コーナーがラスト100mにあるため先行有利。
それを分かってか高橋さんはカーブ空けですぐに踏み出す、こちらも合わせる。
ラスト50m 並ぶ、並ぶが抜けない!なんでさ!
高橋さんが回転数をあげて合わせてきている!
ラスト25m こちらも残していた最後のギアを入れる(伏線回収)
ラスト5m ハンドルを投げる!
勝った!本当にタイヤ差だった。

www.youtube.com

(どなたかゴールで写真ありませんか?)→頂きました!ありがとうございます。

 

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(Photo by 盛永さん ありがとうございます!)

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(Photo by ゼッケンNo.56さん ありがとうございます!)


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(Photo by 山崎さん ありがとうございます!)

ラスト4kmでアタック2回、アタックつぶし1回、スプリントして出しきり草むらに倒れる。(ガッツポーズだけはしっかししておく)
そこには綺麗な新潟の空が広がっていた。その横を最終完走者の小嶋が走っていった。
終わった後、逃げ切った三人で握手し他のメイン集団もゴールしてきて談笑。最高に楽しいひと時だった。

撤収準備をしつつ表彰式が始まる。
1年 岡田ビギナー総合4位で表彰!


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総合成績表彰式後に、クリテリウムだけ男の自分も権瓶さんに呼び出され盛り上げてくれました賞?を頂く。

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石川さんの歓待力の高さは他に類を見ないが、類に漏れず新潟の皆さんの歓待力も総じて高いようで大変楽しく嬉しかったです。(県民性なのかな?)
また来年も後輩たちを連れてきます。

レース後、東工林は新幹線で帰る為、越後湯沢へ向かうべく山を越えていった…。
こちらは例にもれず温泉へ。

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お坊さんの紹介より小嶋が探し出してくれた「ニュー・グリーンピア津南」へ。
ホテル7階に温泉があり露天風呂・サウナ完備・紙パックコーヒー牛乳完備
入湯料:500円
評価:8/10点
入湯料の安さ・ラスボスの基地のような佇まいゆうことなし。
温泉の湯質に特徴がないのが残念。

新とTOJを完走したであろう全日本TTチャンピオンリスペクトでサウナスクワット2セット行う。何かの儀式のようであった。

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さっぱりしたが、朝3時から活動していて、かつレース合間に炭水化物を少しずつしか食べられなかったため全員お腹がすきすぎて限界。

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大名かつ丼で有名な「たからや」で大名かつ丼をがっつく。
文字通り出た瞬間から食べ終わるまで皆無言。無心で食べきる。
最高の幸福感。全員の目に生気が戻ってくる。

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そして後部座席爆睡の中、22時過ぎに大学へ後輩らを下して帰宅。
様々なレースを風光明媚な風景の中、素晴らしいコース、新潟の皆さんの暖かい歓待力の高さ。
何もかも楽しめる良い大会です。
このレポートを読んだ皆さんも是非来年ご参加ください!