第5回 JBCF チームタイムトライアル 南紀白浜 インサイドレポート
【金曜日】
今年になって初めて有給消化で午後休を頂き白浜へGO
しかし、自分の帰宅が遅くなったり、不慮のもろもろが重なり出発は14:20
黒熊さん、井津ちゃん、ケイトすんまへん。
そこから8時間の長旅、いろいろあったが刈谷ハイウェイオアシスで龍太郎と先頭交代
SNSでの生存報告に励ましてくれた皆さんありがとうございます。
ポールさんを関空に迎えに行った去年とあまりかわらぬ22時過ぎに南紀白浜へ到着
翌朝・翌々朝が自炊なので24時間営業スーパー「オークワ白浜堅田店」で買い込む
その後、長距離移動で疲労困憊なのでそそくさ温泉へ
「十河」
施設は綺麗、24時までやっているのがうれしい。温泉自体は半地下で見るものはないが優しい泉質で万人受けする。
コーヒー牛乳はない※白浜温泉自体あまりないのかもしれない
採点 4/10
宿は昨年もお世話になったエキゾチック空間「ブッダハウス」
自炊ができるゲストハウスなので夜のうちにママがお米を炊いてくれたので、2回目はパパが炊いておく
最後におにぎりにして就寝
【土曜日】
朝食は伊津ママンが作ってくれた生姜焼きと味ごはん、うまい。
2杯をたらふくたいらげてカメラマンらを捨てて、ポールさんを拾いに白浜空港へ
10時時間以上かけて、オーストラリアよりエクストリーム参戦のポールさんを回復させるべく「崎の湯」へ
海に面した温泉。朝は穏やかな太平洋を眺めながら、夕は太平洋に沈む夕陽を見ながら入ることが出来る。
鉱質は海水のように塩辛いが、鉱泉は青く見え美しい。
源泉は熱いが、海に入って冷やすことが出来るので自転車選手向き。
肌もつるつるになる。洗剤など持ち込み禁止なのでかけ湯で洗ってはいるにがマナー。
備考;420円/7:00~18:00まで(最終付け17:30)
採点8/10
温泉アップ後、ゆったり会場入り
今回はイナーメエリート入りのイナーメ技術班森下さん、IT技術者の藤田さんなど新たな仲間と挨拶をすます。
昨年度TTTは一周で龍太郎・ポールさん・北野の3名になってしまったのでその反省は生かしたい。
会場に入り時間はたっぷりあるのでTTバイクを調整して11時より試走開始。
(Photo by Sakai)
初めて一緒に走るメンバーと3回くらい合わせる。
風が強くホーム側は向かい風、対岸は追い風の塩梅。
試走段階で出たことメモ
・向かい風人員を割いて回そう
・龍太郎は向かい風区間、交代後も隊列の間に入り回復したら引く
・先頭交代は頭ふりふり
・ナパチャット豊勝氏のみノーマルバイクにアタッチメントだから向かい風からの立ち上がり頑張ってもらおう
・一番ビックギア持ちは私、55T
・追風区間、立ちあがりナパチャット豊勝氏にやってもらい私がトップスピード(60km/h over)で引ききる。
・追風からの立ち上がりは龍太郎に頑張ってもらう
みたいな感じ。大東さんことやっしーさんが高すぎるリムハイトと相まって立ち上がりと追風で辛そう。
本番周回は14km、7回ナパチャット豊勝氏から引き継いだら追風を全引きしないといけない。
今日も一日頑張るぞい。
その後、ハンモックで寝てたらイナーメフェアリー達に襲われる夢を見た(語弊なし)
遊んだりしているうちに出走1時間前になる。
合間に、大東さんことやっしーさんのバイクが前検査で通らず、森下さんのバイクを借りるというイナーメ戦士的なゆるさが発揮される。
などいろいろあったが割愛
豊勝はなぜかナパチャットという名を冠していた。
【レースレポート】
スタート前のアップは全員で近くの坂TTT
強度的に悪くなかったけど短い。ギアもインナー使うことを想定しておらずチェーンから変な鳴き声をあげる。こわこわ。
ちょいと先に切り上げてローラーアップにチェンジ。
スタート15分前、TTバイク前検査終わらせた?と龍太郎にいわれる。(フラグ)
していない。でも昨年からサドル高以外いじってないし大丈夫でしょうと安心していた。まずい。
一応早めに行ってみると問題なし。ふー。
しかし、新たなパワーメーターStagesを導入したのだがいつの間にか電池カバーが落ちてる!
ビニールテープで緊急補修して事なきを得る。
そしたらポールさんが引っ掛かった!そっちか。(フラグ回収)
スタート2分くらい前に通過してなんとか全員揃う。よかった。
右から龍太郎、岩月さん、ナパチャット豊勝、北野、やっしー、ポールさんの順
前のKINANは3人なので追いつこう!と話す。
10秒前、しゃっす!と各々が吠え、スタートがきられる。
スタートから1周目、バイクが横に並び映像を撮っている、それを見る余裕がある。
向かい風区間を終えて1回目の追風区間へ入る。ナパチャット豊勝氏より流れるように交代、先頭に出てギアを段々と上げていく。
真ん中ぐらいでトップギアに入れ回す。
(Photo by ANNA IZU)
ラスト100mぐらいで龍太郎に交代する。
2周目は綺麗にローテーションが回る。追風で自分の出番、トップギアに入れて踏む繰り返し。
(Photo by Kouji Okamoto)
2~3周目に5人になる。
向かい風区間に入るカーブで「5人5人!臨機応変に!」と叫びが聞こえる、誰が言ったかヘルメットと風、追風引き切った自分の荒い息でわからない。
そして先頭に出てまたトップギアに入れるとナパチャット豊勝氏から言葉にならぬ叫びが。
ポールさんのチェーンが落ちて離れたらしい。
先頭だと何かが起こっているか分からず、いったんペースを落とし、カーブ前で合流できた。
5周目くらいに向かい風区間に入ったあと、右に寄った龍太郎に影響受けたやっしーさんがぶれて?ポールさんがあわやコーンにぶつかりそうになる。
一番後ろで見ていて一番ヒヤッとした。
追風区間引き切ると6周目は4人になる。ナパチャット豊勝氏はまだ余裕がありそうなので自分が4人目だ。
最終周の鐘が鳴る。向かい風を龍太郎・ポールさんが引き終えた後、ナパチャット豊勝氏から引継ぎ追風で出し切る。
最後の200mくらいで龍太郎に「出し切れ!」と後ろから叫ばれる。
カーブ前まで引き切りナパチャット豊勝氏に「並べ!」と叫んで少し千切れてゴール。
7回追風区間を引き切った。
(Photo by ANNA IZU)
ゴール後、暫定一位。この場だけのものだが、良かった。
・TTT反省点
「平均速度の遅さ」
7回自分が引くことで少しセーブしていた。自分がいなくなると回りきってしまう。
持つか持たぬかのぎりぎりを攻めきれば追風区間更に1秒短縮できたはず。
「カーブの処理」
綺麗な隊列ブレーキを出来る限り抑えて、大回りで速度を殺さずカーブする。これが出来れば更にタイムが伸びるはず。
「1周目の遅さ」
6人なので一人を犠牲にしてでも1周目からおもっいきり行くべきだった。
「6周目の遅さ」
チェーン落ちの影響か、やる前のメンテナンス
などなどか。次のTTTに役立てたい。
(Photo by ANNA IZU)
その後、風の弱まりと共に後続に順位を更新されていく会場を後にする。
我々は行かねばならぬ場所がある。
そう、それは閉まるのが早い「崎の湯」へいかねばならないからだ。
終業間際ぎりぎりになんとか到着、めちゃくちゃ混んでいる。
イナーメ一家12人のお入りだい。
海に入り脚を冷やし、温泉に入り温める翌日のクリテリウムへ向け回復を図る。
大きな波に掬われてポールさんが一回転して流されていくのもまた風流であった。
その後、毎年いく「我流」でどんぶりをたらふく食べ、宿に戻り遅くまで語り合うのであった。
【日曜日】
今日は白浜クリテリウム、昨年度はゲンゲンが大集団と逃げて、逃げ切り。
後続集団に残った自分と井上さんで最後に皿さんを発射して集団の2番目を取った。
相性も良くいい結果を出せそうなレース。
そんなレース元気に行こう!と思ったら横殴りの雨音で目が覚める。
福留さんはそんな中でしっかりジャージを着て準備万端。
監督会議で9時結論が出るというので9人で自炊朝食
井津ままんが肉じゃが作ってくれたよ~、楽しいイナーメ一家。
(Photo by Kensaku Sakai)
おかわりいただけるだろうか
ぐだぐだしていると9時にレース中止報告があり。
いったん会場に行き、商談とT.M.Revolutionごっこをする。
(Photo by Kensaku Sakai)
その後、会場を後にし、とれとれ市場で昼食。
ダブルアンナ氏パワー炸裂、これが若さか…。
(Photo by Anna itou)
ポールさんを白浜空港へ送る。加地さんの機転で早め予約が出来た模様。
写真間違えた。
(Photo by Kensaku Sakai)
月曜出社のためオーストラリアへ帰って行った。
また来月会いませう。
一路陸路組の我々は8時間の帰路へ。
帰りの天気は晴天!残念無念。
龍太郎の鬼引きで足柄までいきそこからちょいっと引いて帰宅。
せっかくのデブ活で肥えた体のパフォーマンスを発揮する前に終わってしまったのは残念だが仕方あるまい。
来週はJBCF群馬2days!
私は猿ヶ京温泉街に春を見に行くのが楽しみです。