第7回 JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム インサイドレポート
井上さん、龍太郎、から「太くなった?」とオブラートに包まれた質問が飛んでくる。
筋肉なの贅肉なのか。「お前、デブったな」というと角が立つ、上げて下す高度な心理戦。
自転車男子は美しボディを競っており、ライバルたちのチェックに余念がない。
そのさまはまるでおしゃれチェックをしている女性たちの様である。
さらに言えばJPTの選手などは肌だけでなく、体の手入れに余念がない。
アロママッサージにヨガ(ストレッチ)、岩盤浴(サウナ)でデトックス、スキンケア(無駄毛処理・日焼け止め)
そんな自転車男子をターゲットにしてWAKO'S もスキンケア部門に参入する模様。
若い選手はこういったケアが足りないから多くが体の痛みを抱えているし、痛みを直すアドバイスをしてもすぐに取り込まないものは悪い怪我をして成績が落ちる。
話はそれた。つまりは私はデブっているのだ。(昨年より+3kg)
意識の高いデブはヒルクライムだって登る。
そう私のことだ。
【土曜日】
伊吹山の週は忙しく、午前様や人に会いに行き11時帰宅が続いた。
土曜日朝は起きられなかったので江戸川に立ち込める春の匂いを堪能する。
昼から日本最速のお坊さんと日本橋でカレーを食べる
1時間の駐車料金が2500円で目ん玉飛び出る。
お坊さん東京駅へ見送る。
次の約束はタイ合宿で友達になったGOさん(元ボンジャンス)が日本へ凱旋帰国!伊吹山ヒルクライムへ電撃参戦!
ということで羽田国際線へ、(30分なら駐車無料と知り、到着時間ぎりぎりを目指す!)
無事合流して、新イナーメ入りした佐野さん・アキさんらを迎えにいき自宅へ招待。
はりきった食事でもてなし楽しい夜は過ぎていくのであった…。
【日曜日】
朝4時に起きて出発
新東名延長のおかげですんなり伊吹山へ到着。
早く着いたので56さんらイナーメメイトらとアップ走45分。
自分と56さん、佐野さんだけ追い込んで終了
伊吹山周辺は綺麗でいい場所だ。
お着替えテントも完成し、サポート体制が充実。
緊急車両が入るためレーススタートは遅れるがAACAで知り合った小山Jr君や名古屋の若者たちと談笑している間にスタート前。
【レース】
並ぶと既にスタート5分前。スキンスーツのみだとちと肌寒い
出だしそんなに早くない。
アタック、吸収広がるような展開。
しかし勾配がきついところは普通につらい、だんだん後ろの方に下がっていき2kmくらいで千切れる。
昨年みたいにオールアウトしてではなく、自分でセーブをして遅れる。
あとは自分との闘い。
前からニールプライドの水野と西選手らが落ちてくる(ぬかれたっけ?記憶曖昧)
ターゲットにさせてもらいデットヒートを繰り広げる。
中盤で2人を引き離したところでチェーン落ち。
メカトラのウォークライド兼松さんが止まっていた。直している間にニールプライドの二人に抜かれる。
「がんばれー!」と兼松選手に応援されながら再スタート。
10kmくらいでE1トップ10人に抜かれる。
その集団大学時代よく練習した中村シュンスケ氏!意気は荒いがこちらに声をかけてくるくらいの余裕。自分も頑張れ~!仕掛けろ!と声をかけて集団につかないようにする。
12kmくらい(残り5km)で水野に追いつき最後までここでは書けないような激しい戦いの末、勝利!
いつでも(低レベルの)戦いはむなしいものだ・・・。
104位 北野 普識 54:39 12:34 16.46 40
今回パワーメーターを持って行っていなかったが様々な計測サイトを自分の完走データから出してみる試み。
・「ヒルクライム計算」
http://www.electricsheep.co.jp/hc/
・「自転車動力 計算器」
上からワット/パワーが適格なんでね?と思う順である。 「自転車トレーニングおたすけ計算機」が手軽で正確かな。
ご参考までに。
話は机上の空論から会場に戻る。
ゴール後上ですぐに着替え、中村シュンスケ氏の優勝を祝い。
満身創痍で登ってくるアキさんを介抱して、最後まで頑張ったケイトを応援し見届け監督カーにイナーメフェアリー二人を収容(なぜか56さんも)
最後まで待っていてくれた、GOさん・佐野さんらとダウンヒル!
ウラブチのような気持ちいい山並みを眺めながら風景を独り占め。
最後に下さると集団を気にしないで楽しめてよかった。カメラがないのが悔やまれる。
残念ながら今回はイナーメから入賞者がいなかったので56さんから定型のお叱りをいただきしめやかに撤収。
だが最後になるイナーメ、流石である。
悔し涙と汗で少しは痩せたかな。
次回、昨年度チャンスがあった平坦レース。白浜の砂となれ!
4/16(土) JBCF白浜チームタイムトライアル(既に終了済み)
デブの本領を発揮するとき(伏線)