2023年 第57回東日本ロードクラシックDAY1 JPT150km インサイドレポート
ツール・ド・かつらお総合優勝してから月末になった。
管理関係の仕事をしているので、どうしても締め業務が月末月初は忙しい。
思えば、鹿屋・肝付ロード、袋井・掛川ロードも月末で忙しかった。
鹿屋で5位に入れたのは金曜日入りしてストレスなく過ごせたからだ。
逆にストレスが高すぎた袋井1日目は力が出ず今期最低成績だった。
仕事のストレス、家のストレス、友人間のストレス
食事のストレス、睡眠のストレス、練習のストレス
集団のストレス、路面のストレス、機材のストレス
ストレス、ストレス、ストレス
考えてみると、我々はあらゆるストレスに晒されている。
それらは累積して許容値を超えると脱落する。
人間関係も、仕事も、人生も、レースからも。
如何にストレスを減らすか?レース前に大事なことだと思う。
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36
タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧4.5bar
ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテイン:ACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)
ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院
[コース]
今回のコースは共に左周り?右回り?正回り?逆回り?
どっちがホームストレート、バックストレート?
どちらも登りスタートなので混乱する。
心臓破りは1つしかないので、心臓破り下りか登りかが一番わかりやすい。
今回2日間とも心臓破り下りだ。
[ウェア]
SUNVOLT新作シームレスレーシングセパレートワンピース
よりエアロ、メッシュ生地になったワンピース
前面や肩・パンツ部分のバタつきが更になくなり早くなった。
初めは同じMサイズなのでキツいと思ったが(太った?いやいや育ったと思いたい)、一度選択したらキツさはなくなった。
柔軟性が高まりフィット感がよい状態になりスピードレースには最強の武器になる。
こいつは凄いぞ
[準備]
羊羹x2個
黒糖わらびx2個
ジェルフラスコx1(ジェル3個入り)
グランフォンドウォーターx2個
スピードウォーターx2個
午後スタートで150km長丁場、更に明日は午前中に60km走るのでそこまで考えて補給しないとならない。
[天気]
平均17.5 晴れ
走りやすい自転車日和
・第57回JBCF東日本ロードクラシックDay1 JPT 6㎞×25周回
[イナーメ参加メンバー]
101塩澤 魁
102北野 普識
103高杉 知彰
104加藤 辰之介
105比護 任
106松井 大悟
107島野 翔太
108吉田 壮良
小出と吉田入れ替わり。
一人一人話を聞くと、松井・高杉・島野・加藤4人も逃げたいとのこと。
逃げてくれないと後手になるので、うれしいやる気。10人以上いたら自分もブリッジすると伝えレースに臨んだ。
[Photo by 三井至Facebook]
総合10位で呼ばれて前へ
スタートラインの幅が狭いので、純粋に前はありがたい。
半周以上パレードで進み、駐車場横の登りよりリアルスタート
初めは前の利を生かして反応していく。
作戦通り高杉、島野両名がアタック合戦に参加
しかし、残念ながらイナーメ入れず7名の逃げが形成
[Photo by 三井至Facebook]
まだ序盤、これはあかん!と吉田を引き連れ先頭に出る。
危機を察知したシエルブルー鹿屋2名が先頭を引いている、その後ろはブリヂストンが5人以上固めて逃げを確定させたい感じ。
「イナーメも先頭交代入る」
そう伝え吉田とコントロールに参加する。弱虫ペダルも1人入ってくれた。
監督からタイム差37秒を教わる。まだ振り出しに戻せる距離だ。
5人で回し、吉田に多く引いて貰う。
まだJPT初年度の20歳だ、西日本クラシックからスポンジのように水をえた魚だった(意味不明)
走り方、スキル、などすぐに吸収し実践していく素直さ。本当に武器だと思う。これが若さか…。
JPTで「後方にしかいられないくて面白くない」、「引きずられるだけでレースに参加できない」と言って辞めていった人を多く見送ってきた。
それは一部事実であるが、一方で己でそこを居場所にしているだけだなのだ。
新規参入者にはそんな固定観念に陥って走ってほしくない。
いま間違いなく吉田は誰のレポートにも書かれないかもしれないがレースを作っている!
しかし、逃げ7対追走5で詰められるとは思っていない。
詰められそうなタイム差を開かせないことで、ブリッジの動きの呼び水になればよい。
他のチームメイトも上がってきて欲しいが、やれるメンバーでやらねば間に合わなくなる。
すると、半周ほどコントロールして駐車場坂へ入ってく。
吉田が先頭の時に入部選手(シマノ)がアタック
「追わなくていい!ペースで引けばいい」と伝える。
単騎では厳しいし、入部選手なら追い付きかねないが脚は間違いなく使うだろう。
しかし、シエルブルー鹿屋の選手は我慢できずブリッジへ行ってしまう…これも若さか。
それを追って複数チームがブリッジが掛けたので、流石にこれにはついていく。
吉田は引いてたぶん苦しんだが何とか耐えてくれた。
この後、このブリッジは失敗したが集団は活性化
比護も追走アタックを仕掛け、その動きを誘発した。
その流れの中で加藤が動きにのり、6名の追走集団を形成。それを見届けて自分は下がった。
この動きは功を奏し、10周目に加藤が逃げに合流を果たした。
[Photo by 三井至Facebook]
11名の先頭集団に再構築される。
ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、細川健太(弱虫ペダルサイクリングチーム)、渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)、香山飛龍(シマノレーシング)、松田祥位、兒島直樹(以上TEAM BRIDGESTONE Cycling)、畑中勇介(KINAN Racing Team)。
内田宇海(弱虫ペダル)、佐藤健(愛三工業レーシングチーム)、入部正太朗(シマノレーシング)、山本元喜(KINAN Racing Team)、小山貴大(群馬グリフィンレーシングチーム)、加藤辰之介(イナーメ信濃山形)。
集団はここで落ち着き、中盤から終盤まで比護が前に入って守ってくれる安心感
イナーメチームで固まり、愛三、キナン、BS、シマノ、マト、イナーメの位置をとる。
今回比護が自分の捨て身のアシストで下りで前にいく、駐車場の登りもバチバチ前に行ってくれてる。
さながら肉弾列車で誰も弾けない、なんと心強いことか。
比護、自分で前を固定し松井、高杉、島野、吉田で後を固めた。
[Photo by Facebook 高杉 知彰]
そんなか終盤を見据え、愛三がコツコツとタイム差を詰めていく、
18周目にタイム1分となり宙ぶらりんしていた追走を吸収、調整に入り少し緩む。
逃げ集団からポロポロ選手が落ちてくるようになり、タイム差は分かるが状況は分からず。
加藤が落ちてこないので、奮戦しているのはわかる。
20周で残り5周になると、BSコントロールに移り9分台から8分台のラップタイムに縮まりペースが上がる。
集団がずっと一列棒状となり、遂に最終周に入った心臓破り下り前に疲労困憊が見て取れる加藤が吸収された。
「加藤!よくやった!」思わず叫ぶ
「あとはお願いしますっ!!」を振り絞った声に「応!」と答える。
振り絞る走りと声に鼓舞される。
[Photo by Facebook 高杉 知彰]
翔太に守ってもらいつつ、最後は高杉さんと坂かち上げに耐えスプリント
最後の勝負は駐車場坂の3分登り、しかしそれに至る前の下りで位置取りが悪かった。
先頭でトマ・ルバ・孫崎大樹選手(キナン)、フランシスコ・マンセボ・ペレス(マト)選手のアタックしているのが見えるが、追うには大量の千切れ選手を捌かねばならず出遅れた!
なんとか愛三やBS、シマノ誰もあきらめていたないお陰で数珠つなぎで繋がり頂上まで持った。
3名先行、6人ほど数秒差で追っている、連なるように第三集団の先頭付近に高杉さんが先行している、自分が集団最後尾
下り中に前がけん制して合流、トレインもなく入り乱れてカオス
そんな中、追い付き様に500mからスプリント開始!そしたらちょうど高杉さんのスプリントで左に出たラインと絡んでしまい大失敗。
声かけあう余裕がある場面じゃなかったのあって、やらかした。
お互いコケはしなかったが微妙なスプリントになってしまい北野13位でした、高杉24位でした。
序盤逃げられず、先頭交代に入ららねばならず無駄足
最後の高杉さんとのスプリント連携が出来ず、お互い絡んで順位を下げてしまった反省点
チームメイトが効果的に動いてくれたのに、最後に自分のコミュニケーション不足で失敗してしまい高杉さんに皆にも申し訳なかった。
この場でも謝らないといけない。
しかし、終わってみるとブリッジして最後まで逃げた加藤が敢闘賞!
[Photo by Facebook 高杉 知彰]
あれだけ仕事した吉田もこの長丁場を完走し、生まれたての小鹿だがすばらしかった。
イナーメは全員も完走し、本当にチームの質が上がっているように思う。
イナーメ総出でケアになった😂 pic.twitter.com/xHbSJu0tlq
— Yukinori Kitano (北野普識) (@YukinoriKitano) 2023年4月29日
塩澤に至っては、変速トラブル・パンクして尚完走したのだから化け物である。
シクロクロスの経験がここで活きた笑
— Kai Shiozawa (@Vo1vic) 2023年5月1日
JBCF、チームの献身的なサポートが無ければ走り切れなかった🙇♂️
📸photo by Zeb san pic.twitter.com/RtOa3b9dbP
自分は今日の結果で総合14位へ陥落、総合を守るのはなんと難しいことか。
総合一桁の選手は常にシングルリザルトを残し、チーム力・個人の能力すべてが高い。
いままで見上げるだけだったが、今となってその実力・完成度を実感する。
しっかりアクティバイクリカバリーで回復させ、翌Day2でシングルを取りたい。
第57回JBCF西日本ロードクラシックDAY-2 JPT インサイドレポート
第57回JBCF西日本ロードクラシックDAY-2 JPT インサイドレポート
播磨中央公園特設コース 7㎞×21周回=147km
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:ROVAL RAPIDE CLX I
タイヤ :MICHELIN POWER CUP CL, 700x25mm/ 使用気圧5.6bar
ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテイン:ACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)
ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院
[気候]
晴れのちスコール晴れ
平均気温17.3 ℃/最低11.0 ℃/最高26.0 ℃
[ウェア]
S-RIDE TEAM 半袖ワンピース
ダイナミックメッシュインナー
アールエルソックス(R×L SOCKS)) バイクソックスTBK-300Rイナーメ信濃山形モデル
今年のサンボルトウェアをおろす、端の処理がエアロになった、フィット感も上がり間違いなく最大の抵抗である上半身の抵抗を減らしてくれている。
[食事]
朝食パスタ
間食おにぎり4個、あんぱん2個、サンドイッチ1切れ
アクティバイクリカバリープロテインをスタート1時間前に一杯(エネルギー追加)
間食おにぎりいれるボリューム・時間に反省あり
3時間前までが食事ボリュームゾーン、あとは調整的な食べ方に徹するべし
[イナーメメンバー]
塩澤 魁
北野 普識
比護 任
牧野 郁斗
吉田 壮良
島野 翔太
加藤 辰之介
小出 樹
[作戦]
掛川に続きこのコースは逃げ有利、後ろは地獄で人権なし
つまり、逃げに一人でも送り込むことが肝要
1人1人にその話をして、必ず逃げに乗る。
逃げに誰も入れなければ、全員で追走をかけ振り出しに戻すことを伝えた。
[レースレポ]
[Photo by 三井 至]
まだ総合10位で前に呼ばれる。
この位置はやる気のある血走ったメンバーがすぐ寄せてくるのでプレッシャーを感じる。
[Photo by 三井 至]
今回は初めてクリートがハマり、ローリングでも位置を落とさずリアルスタートともに前の方で打ち合いに参加できた。
動きは複数あるが決まらず、2周目に入るところでマンセボ選手が単独抜け出す。
先頭はお見合いで誰も追わず泳がされてる感じ、小出樹が上がってきてくれて、私は一旦下がる。だんだんペースが上がり3周目前にマンセボ選手を吸収する。
3周目のコーナー連続あたりで6人逃げが発生、小出が入ってるのを見て見送る。
逃げはマンセボ(マト)、トマルパ(キナン)、キアニ(FIETS)と小出らが回し他は抑えだったらしい。小出は空力良く逃げて周りを休ませぬ鬼。だいぶいい流れ。
[Photo by 三井 至]
この逃げはあっさり決まり、マトなどが主体で道塞ぎが始まりサイクリングへ移行、2分ぐらいすぐに開いた。
サイクリング中に小出樹が逃げてくれているので、チームメイトに上がってこいと指示
塩澤、牧野、島野、加藤、比護が上がってくる。
トレインを組みシマノ、愛三、マト、キナン、BSの後ろを取る。
「樹の逃げを無駄にしちゃいけないぞ」
そう伝え、逃げてもない追走するわけでもない選手は断固として入れない。
塩澤が理解し弾いてくれるし、比護が蓋をすれば無駄な小競り合いはすぐに落ち着いた。このお陰でだいぶ楽に周回を重ねることが出来た。
[Photo by 三井 至]
すると群馬グリフィンや弱虫ペダル、Bellmareから1人づつ追走の選手が選出され前に上がっていった。逃げに送り込めなかったチームだ。
しかし流石に多勢に無勢で段々コントロールは愛三、シマノが主体だ。
8周目60kmぐらいからシマノ、愛三が前に固まりだしペースも上がり不穏な雰囲気
これは坂突撃からの高速発射があるやつ!
「次の展開があるから、動けるように」と塩澤や牧野に伝えておく。
実際ペースアップが始まり、緩やかさは終わり。
9〜12周目と41km/hで進行、雲行きが突然悪くなり展開と相まって風雲急を告げる。
スコールと共にハイペースが敢行される!
13周回は43km/h、10分11秒NP5.2倍まで上がりきってから「はりちゅう登り」でガツンとかかった。
中切れを捌きながら390m43秒8.1倍で登りきると、集団は細切れ。
[Photo by 三井 至]
ただまだ崩壊はしていないので、無理に追わず下がりながら息を整える。
再合流をしたときには集団30名ほどになっており、イナーメも塩澤、加藤に絞られた。しかし、集団はプロチームばがりで層が厚い。
愛三さんさっきまであんなに引いてましたよね?ビックリスペクトですよ、こいつは。
ペースが落ち着くとスコールのような雨も落ち着いてきて晴れる。雨は痛かったが今度は晴れて水しぶきと逆光。ほんとオールウェザースポーツの辛さを身に沁みて味わう。
[Photo by 豊田 華奈]
ほどなくして小出ら逃げ6人を吸収した。
小出に労いの言葉をかけようと思ったが先頭交代に入り、ペースアップを企てだしそれどころではない!マグロか。
一旦休まった先頭集団からペースアップやアタック合戦が始まる。
ここからは自分も主体的にブリッジしていく。
コーナーの多いコース前半は踏みどころ少なく、あまり動きないので回復ポイント。
と思いきや、逃げの動きが起こったので塩澤に埋めてもらう。
後半の道が開けてスタートラインと交差する区間はアタックが頻発する。2~3度アタックに反応し、少し抜け出すが後ろも追ってきてすぐ吸収される。
18周目まで小出は前でずっとペースを作り、はりちゅう坂も皆嫌がる登りだしを先頭で入っていく一騎当千の活躍。逃げていた選手の走りではない。
ここまで走りを見せられて、自分が応えなくてはと心を鼓舞される。
本当のアシストは一緒に走るチームメイトに覚悟を与える。
残り2周、小出が力尽きイナーメは塩澤と私の二人。
坂で岩田聖矢(弱虫ペダル)選手がペースアップしたり、道が広がったところで小山貴大(群馬グリフィン)がアタックなどしておりチームメイトはほぼいないのに動けている。
強い。
これらの動きは全て封じられ集団は最終的に28人になった。
ここからはマンセボ選手が先頭固定となり最速ではないが遅くもない一定ペースとなる。この逃げていて選手たちの仕事量おかしくない?
[Photo by 三井 至]
そのまま大きな動きはなく、最後の坂へ向かっていく。
既にこの天気とコース、展開で皆疲弊しきり集団スプリントの雰囲気
最後の坂はチームトレインで愛三、シマノ、マト、キナンが飛び込んでいく!!
しかし、皆脚が限界で頂上に向けて抜きんでる者なし
牽制のようにクリアして、その後の下り基調で前に出…られない!
ぐあ、坂をクリアした順でゴールへ流れ込んだ。
スプリントえぐい!!!! pic.twitter.com/4YPj34QTdg
— 雅@早く自転車組みたい人 (@masato__007) April 16, 2023
スプリント出来ていたのでは先頭3人ぐらいだったか…
優勝岡本勝哉(BS)選手
アシストもなく、同じような単騎で同じ位置ぐらいで坂を上りだした筈なのに。
強すぎる。
才能の差を感じる、あの苦しい登坂をして無酸素で踏める力、カンも何もかも。
届かず誰も抜けなかった自分は11位に沈んだ。
樹のMVPの活躍に答えねばならなかったのに…。
前半皆に守ってもらって、終盤は塩澤を使い、そして小出の活躍献身に答えねばならなかった。
この先頭を取れば優勝の戦いの中で、坂の頂上を取りに行かなかったことが今も慚愧に堪えない。
チームとしては終盤アシストしてくれた塩澤20位
逃げて引いての破竹の活躍の小出30位。
現在チームランキング7位、個人総合10位を薄氷の上で守っている。
自分こそがブレイクスルーしないといけない。
すぐには出来ないのは分かっているけど、まだやれることはあるはずだ。
後半戦までにそれをつかみ取ろう。
まあ、レースは終わった後は温泉部いって全てを流した♨
・滝野温泉 ぽかぽ
評価3.8/5 カルシウム・ナトリウム・塩化物泉
いわいる海水系、肌攻撃性が高い。でも泥で汚れた消毒にはもってこい。
レース後流すならここね。
前田製菓のみなさんと
第1回 JBCF袋井・掛川ロードレース Day1&Day2 インサイドレポート
月末月初業務x雨・タイヤ殺し路面の跡片付けやら交換で全然ブログ書けず
まだ総合10位に留まっているらしい…
ホビーレーサーとしては望外のJPT総合10位堅守、なんとか守っていきたい。
上を見ると錚々たるメンバーしかいないが
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:SHIMANO DURA-ACE R9270 C36
タイヤ :MICHELIN POWER CUP TLR, 700x28mm/ 使用気圧3.8bar
ウェア :オーダーサイクルジャージ サンボルト
ソックス:R×L(アールエル)公式サイト | 靴下の製造と販売はR×L(アールエル)
シューズ:LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
インソール:レーブ(Rêve Inc.)〜株式会社レーブ〜
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ ~ アスリートをサポート
回復食 :WAY TO GO 〜ORANGE ROAD〜 ハイ・プロテインクッキー | 前田製菓
ドリンク・プロテイン:ACTIVIKEリカバリープロテイン | ACTIVIKE(アクティバイク)
ボディケア:習志野駅 徒歩2分 - 習志野駅 IGAスポーツ整骨院
【3/25 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay1 JPT60km】
・移動の苦労
掛川が千葉から思いのほか遠いいため、金曜日仕事後にすぐ移動した。結果運悪く大雨で湾岸線・首都高・東名と通る高速全て大渋滞してホテル到着は24時となった…。
神経質な運転はストレスフル、神経が毛羽立ったまま25時頃就寝
翌朝5時半起床で会場へ出発
会場到着後仮眠したが、頭も体もどんよりしてコンディションは悪い。
今までも無茶な移動はよくやってきたが、ここまではなかなかない。
・悪い路面・天候、難コース
平均気温=11.0 °C
レースは雨、雨脚は強まったり弱まったりだが基本的に強い。
クレーチングやマンホールの出っ張りが危ないとE2組から事前情報を頂く。
イナーメ新加入のゼブと一緒に試走して確認
ゼブは英語教師をしていて日本語も通じる、髭は濃ゆいが常に淡い笑顔をたずさえたナイスガイなので皆様是非応援してください。
・装備
イナーメオイル=Very Hot!! & Rain Gel 腹・腰・足によく塗りこむ
レインウェア=Rapha pro team race cape 絶版品
インナー=ダイナミックメッシュインナー
ジャージ=サンボルト S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース
水の浸水・張り付きを防止して寒さに備えた。
・day1レースレポ―ト
スタートで総合10位にまだ残っているらしく呼ばれる
ありがたいがクリートハマらず最前列スタートの利を失う、とほほ
出だしからスピード早く、コーナーの度に人が減っていく。
開始15分ほどでイナーメは松井・高杉・北野・塩澤になる。
30分くらいに落車が続き、塩澤と2人になる。
後ろを見るともう先頭集団は20人を切っていて最後尾
「この位置はよくない、前行こう!」と塩澤に伝えるが既に私も虫の息
前のS字でハスり落車が起こり中切れ→埋める、次のS字で前の選手が生け垣に突っ込んで中切れ→埋める。
2連続落車中切れに小林海選手が「やばすぎるだろ…」と呟くのに全力で肯定しつつ、「最後尾は地獄だぜHAHAHA!!!」とノルスタルUSAオジサンの声が頭に響いていた。
そんな展開に体は限界、40分ほどでオールアウトし先頭集団から脱落した。
後ろから来た第2集団にもつけず、第3集団の高杉さん・小出のいるグルペットになんとかしがみつき引いて貰って37位で完走した。
チームからは塩澤魁が先頭集団に残り自身最高位の13位!残ってくれて良かった!
自分の反省点
防水でも水を吸って重くなるレインウェアは、重くバタつき不利と気付いた。
エコパコースは高速コースなので、バタつかない&撥水性は早く走るには必要不可欠
結局レインウェアは脱いで監督に渡した。
やはり古いウェアは不利なので最新レインウェアをそろえていこう。
また、ここまで心体休まらずレースだと走れないという経験が出来た。今後は睡眠時間・食事だけは何とか確保する教訓としたい。
レース後、食事と睡眠をしっかりとり翌日の英気を養った。
富士クリテリウムで頂いて美味しさを知った。
このお菓子は最高です!
【3/26 第1回 JBCF袋井・掛川ロードレースDay2 JPT130km】
朝、しっかり8時間寝て朝食もとって完璧
アヴニールサイクリング山梨の皆さんと同じ宿だったので、横矢君に逃げ有利だからスタートから前前に行っほうがよいと唆(そそのか)しておく。
そして宿を出発時にチームメイトの加藤とも同じ宿だと気づく、スモールワールドね
・変わらず悪い路面・天候
平均気温12.0 °C、今日の方が雨脚強い
会場到着して行われたのはタイヤのガラス片除去
自分のパワーカップはチューブレスで、穴はなくシーラントで埋めてくれるだろうという安心感がある。
念のためイナーメのスーパーメカニック比護ちゃんがすべて取り除いてくれて、準備は整った。
・装備
イナーメオイル=Very Hot!! & Rain Gel 腹・腰・足によく塗りこむ
レインウェア=サンボルト S-RIDE スリムウインドブレーカー
インナー=ダイナミックメッシュインナー
ジャージ=サンボルト S-RIDE PRO パフォーマンス セパレートワンピース
反省からウインドブレーカーをセパレートワンピースの内側に着てバタつきを抑える作戦。結果これは功を奏した。
・day2レースレポ―ト
今日とてスタートラインに並びに行く
昨日で総合順位が落ちただろうと思い、また昨日不調不安があったため早めに後ろに並ぶ。
安心する後方スタート、雨が酷いのとディレイがありTOP10が呼ばれることもなくスタート
1周目終わりからリアルスタート
2周目バンバン動きがあり、3周目の桜並木登りで逃げが決まった。
入れる位置ではあったが昨日の不安を引きづっておりレースの長さも考慮してステイを選択
横矢君がしっかり入っていて唆した甲斐があった?これが勝ち逃げとなる9人。
ほぼ全チームが入ったので、チームトレイン固定制へ移行
シマノ、BS、マトリックス、弱虫ペダル、イナーメ、シエルブルー、アヴニール、Bellmare、京都産業、群馬グリフィンといった並び
一定ペースのトレインであるのだが、別に楽でない。
むしろ地獄が顕現した。
雨の酷さと後方の立ち上がりの辛さが常にある、そんな中でチームライン対決的小競り合いがあり、トレイン後方は地獄絵図
今回のレースは「人権がない」のが脳内流行ワード
カーブの度に集中力を求めれ、立ち上がりからの引き摺られ、トレイン位置取り、小さなミスや安全マージンを埋めるのに苦労する。
それを1周中に何度も何度も繰り返させるのでバイクコントロールや立ち上がりインターバル力、FTPなど総合力を問われるレースになった。
イナーメは松井、高杉、塩澤4人で組むも、段々と減り9周終了段階で塩澤と2人になる
一列棒状の後方はマジ人権がない。
トレイン前と後ろで苦しさが違いすぎる。。。皆餌食に。
淡々と消化される中でシエルブルーや弱虫ペダルの2チームは逃げに乗っているが後方地獄に晒され、メカトラ等で一人一人と居なくなっていった。
人が減ったので塩澤から「マトリックスの後ろとりましょう!」と言われ、マトのエドガー選手の後ろを定位置に納まった。
13周ぐらいで横矢君が逃げからドロップして落ちてきた、いやJPT挑戦初年度から天晴な逃げだと労う。
14周終了時、キナンの新城雄大(だいゆー)がメカトラで逃げから脱落、キナンが引く事になるが多勢に無勢
新人賞ジャージを着る津田くんが自ら集団後方に降りてきて「先頭交代入って回ってくれませんか」と交渉しにくる。
後方で逃げに入れず残っていたのは、Bellmare (1人)、京都産業(1人)、アヴニールサイクリング山梨(2人)、群馬グリフィン(3人!)
もうイナーメは私一人だが交代に入る、逃げ切られても勝負に絡めないのは何のためにレースに出ているんだ?という気になる。
ここで参加したのは、Bellmare関口選手、アヴニール横矢(!)、イナーメ北野の三人。
正直3人残している群馬グリフィンは1人サクリファイスを出してほしかったところ。
そして逃げてなお、まだメイン集団に残っているチームメイトのErik選手のため追走に入った横矢君は凄い貢献力は皆記憶しておいてほしい。
キナンは畑中、白川選手、更にパンクから復帰した新城選手の3名で懸命の追走を試みている。
この人数でも仕事をし続けるのがプロのすごい所である、必死の引きに尊敬の念しかない。
そこに我々3人も入る、これで6人力だ!と思ったが。。。残念ながら、頼れる仲間は転倒、逃げ疲れなどで1~2巡でおさらばしてしまった…。
交代に入るのは私のみとなり、キナンの皆さんと15-17周ほど先頭交代に入るが段々回れなくなりバットコンディションに疲弊して崩壊。
誰も前に出られなくなり、今村選手が逃げているBSがコントロールになるとタイム差は更に拡大に転じた。
結果的に骨折り損のくたびれ儲け、しかしやらねばならないときもある。監督からジェルボトルの補給をえて最終盤に備える。
イージーペースに落ちて迎えた残り2周で桜並木の登りでアタック合戦が始まる。
ここでふるい落としになるが、最後休めていたこともありなんとか耐えられる。駐車場でも複数のアタックがかかるが、長い距離走ってきたせいか皆持続力はない。
下りで落ち着き、最終周はまとまって進行する。
6位争いとなったこのメイン集団は、最後の駐車場からアタックが続き、下りが激早!
ブリヂストンとシマノトレインの対決になり、最後にメイン集団先頭で飛び込んだのはシマノのように見えたがBS岡本選手が先着した。
後方地獄と先頭交代で誰も抜く足は残っておらず、後方から京都産業大学の田村一暉選手に高ケイデンスでぶち抜かれ自分は12位でゴール。集団6番手だった。
田村選手は130km後方引き摺られてこのスプリントを発揮できるとはすばらしい。
そんな早速今年最大の地獄だった。
レース後、すぐに洗い場で比護ちゃんに洗浄してもらう。
3時間半近い雨風に晒され穴という穴、肌という肌から泥がとれない。香川さんから目薬をいただき砂を洗いながした。
感染症も心配だから、雨レース後はしっかり皆さんうがいをしましょう。
単騎でやれることはした、やはり逃げなくては後手に回り勝負に絡めない。
やはりチームでもう少し動けるようになりたい。
次回、播磨は昨年も逃げたがパンクで終わったレース。
タイヤもケチらず新品にした、今度こそ。
第19回JBCF石川サイクルロードレース JPTインサイドレポート
朝から雨、石川の雨は生ぬるい。
過去2回逃げたことがある石川、しかし完走はない。
チーム右京の独壇場 石川ロードでオスカル・プジョルが逃げ切り - Jプロツアー第12戦 石川サイクルロードレース 2015 | cyclowired
雨澤毅明が単独逃げ切りでJプロツアー初優勝、男子ジュニアは角田光が優勝 - 第16回JBCF石川サイクルロードレース | cyclowired
今年は10年来苦しんでいる慢性的な皮膚炎が回復傾向なのでパフォーマンスが安定してきている。
この期にしっかり動いて完走したい。
[当日朝]
朝食はすきやでまぜのっけごはん大盛り
水分もスタート前に1Lは摂っておく
ドリンクはACTIVIKEの新作
「グランフォンドウォーター」
パラチノース入りのスポーツドリンクだ、甘すぎず理想的な配分。
夏のレースで甘ったるいと初めはよいが喉が渇き口が遠のく、結果脚吊りや水分不足に陥り酷いと熱中症になる。
今回早速試してみよう。
会場りしてまずは作戦会議
【作戦】
松井、高杉、北野、内野は完走は固いのでメイン逃げにのること
比護は下りで上記4名を前に連れて行く
荒瀧は遊軍
佐川、神村は集団待機して脚温存し最後勝負にかける。
我々イナーメはクラブチームで住み場所も職業も様々、チーム練習などは限られる。
しかし、その中で各々が脚を磨き、JPTを走りに来ているいかれたメンバーだ。
2021年シーズン前半戦も、段々とチームの完走率もあがってきた。
それどころかレース中盤で追走したり動けるようにもなってきている。
ただ惜しむらくは序盤逃げに乗れず、常々後手を踏んでいること。
逃げが決まるチームで追うといったレベルまでは達していない。(だからやらないのかと思うが)
そのせいで後追いで動かざる終えず、時すでに遅しの展開を繰り返していた。
強いクラブチームなら逃げに乗せるし、よしんばダメでもトレインを組んで追う、追えなくても集団内のいい位置を守っている。イナーメはこれが出来ていない。
後手ゴテの展開を解消すべく、今回の石川ロードは逃げに乗ることを強く前面に推していくことにした。
【レースレポート】
スタートはJPTでは初めてのスタート/ゴールライン。
いつもは坂の麓までパレード走行なのよ
スタートのペースはそこまで早くない、下りに入る前の坂でペースがあが。
私も先頭に上がる。
下り中に先頭にでてアタックに便乗!
[Photo by 第19回JBCF石川サイクルロードレース | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト]
前2回の逃げのように、ササッと決めたいと思うが今回はそういかない模様。
コーナー後のアップダウンも先頭で突入するが追いつかれて、後ろからカウンター
ついていくと、行かせて蓋をしたい選手と行きたい選手で先頭ワチャワチャ
下りに入ると一列棒状の後続に全員吸収される、ここで一度集団中ほどに下がる。
私の動きでは決まらなかった。
すると比護ちゃんが作戦通り下りで飛ばして逃げてくれた。
イナーメ逃げメンバーついていきなさいよ~
【石川ロード】
— 【Jプロツアー公式】J PROTOUR (@J_PROTOUR) July 11, 2021
1周目から、イナーメ信濃山形の選手が単独アタック!!#Jプロツアー#石川ロード pic.twitter.com/5Ol4XBeD41
比護ちゃんは作戦通り動ける、出来る男だ。
登り途中で吸収、石川の勝負所の坂は丁度10分で登る。
動いた後で蒸した気温と相まって体が熱い、雨が降って欲しいくらいだ。
坂ではアタックはかかるが、集団が追うから逃げれない。そのまま集団でゴールラインまでいってしまう。
ポイント周回が次周あるらしく鐘が鳴る。
そうか、これは2周目まで逃げは出来ないぞと、1周目19分台で回る。
アタックが散発しつつもそこまで暴力的なペースでない。
しかし、先ほどのスタートアタックから、すぐ登りの引きずられて回復に努めたい。
「逃げ対応お願いします。」と松井さんやうっちーに伝える。
2周目完了に向かう坂でホセが麓からアタック!これには全員反応する。
踏まされた時間は短いが4分NP5.6倍くらいで踏まされた。
その登りの中腹で中切れが起きる。
神村が横に来て「いっていいですか?」と聞くので、首肯きで答える。
分裂しかけた前集団が逃げになりそうだ。様子を見つつブリッジするか迷う。
うっちーと神村が入る、しかしこのちょい分断はゴール前の平坦区間で追い付き大集団にもどる。
おいついて集団一つになるとペースダウン、登り入りのペースが速かったためだろう。
大集団とはいえ人数はリストラされ2/3くらいになっている。
ホセ先頭で周回ポイントを跨ぎ、落ち着いたペースで頂上へ向かう。
皆疲弊していた、そしてペースは落ちて周回賞もおわった。
そう逃げが出来そうなタイミングだった。
登りきったら下りに入る坂で、青いジャージがチラチラ逃げている。それに向かって道路右端の狭いスペースを勢いよく入部選手がアタックしていった。
針の穴を通すとはこのことか。
この逃げは決まる!直観で感じたが集団中ほどで回復に徹しており前は蓋されている中、抜け出しようようがなかった。
これが分水嶺。
5人逃げ成立、また出遅れてしまった…。
1~2周は19分30秒で回っていたのに、逃げ容認で3周目は23分のサイクリングに変わった。うっちーも感じ取っていたようで私同様行ける場所におらず悔しがっていた。
無念。
チームメイトを確認すると松井、高杉、北野、内野、高杉の5名残存。
いや下り中に荒瀧さんが追い付いてきて6名。
以外といるぞ?クラブチームでは圧倒的に多い、これは有利か。
しかし、そうはならないのがロードレースのむずかしいとことろ。
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
雨も降りだし、様々な思惑が流されていく。
レインジェルを塗り込んでいたおかげで寒さは全くない、初めのオーバーヒートは雨対策し過ぎたせいであった。
逃げに乗せていないチームはクラブチームのみ、本来なら数を揃えるイナーメなどが引かないといけないのだが情けないながら集団を引く経験も知識もない。
せめて前に出ようと手をあげチームメイトに集まるよう伝えるが、集まらない集まれない。。。
これは集団で走る練習や知識経験を共有してないから出来ないのだ。
何度か声をかけ集団の前にチームメイトを引き上げようとするが、様々な状況で上手く行かない。
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
そのまま何も出来なまま残り2周まで進んでしまい、レースが活性化
10分の登り坂の下からペースが上がり、集団後方のイナーメはより脚を使い前に喰いつかないといけない。
後ろから仕事を終えた選手や中切れ選手を掻き分けて掛かっている集団にジョイン。
集団で位置取っていないと最後方から脚を使って詰めなくてはならない。これは悪手だ。
神村と松井さんをなんとか前の集団に繋いで、私もずるりと千切れ第3集団にぶらさがる。
初めのアタックの動きから1~2周のハイペース、暑さ寒さは平等に。そして中盤前に連れて行こうとした動きで少ない脚がさらに無くなっていた。
なんとかこのペースアップに耐えて先頭集団には松井さんと神村が残ってくれた。
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
逃げの5人の第一集団、追走の第二集団20人に松井さんと神村
第三集団10人に荒瀧、内野、北野といった状況。
諦め悪く私は先頭交代に加わるが、仕事を終えたり、完走したい人と前に行きたい人で混ざってペースは速くない。
最終周の坂ではグリフィンの古田君がやる気満々でペースを上げる。
練習だと思って私も反応して、坂で3発ぐらいアタックし抜け出しを図るが吸収
6人のスプリントとなった。
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
うっちーが残り400mから俺が引くとサインして漢引き、荒瀧さんもいる。
自分はここまでで足がもう厳しい、カーブ前にまだスプリント開始していない荒瀧さんへ「いけ!踏め!」と叫ぶ!
そしたらこちらを振りかえった荒瀧さん、「ゴールで振り返るなぁ!」と叫びそうだった笑
私はシエルブルーの白川君差して31位、昨日はスプリント差されたからお返しの1勝1敗だ。
結果:神村11位、松井22位、荒瀧29位、北野31位、内野33位、高杉42位
神村君は作戦通り、松井さんは逃げれなければ最後勝負でをといのを完遂してくれた。イナーメ的には石川は全滅もある苦手コース、過去最高の結果となった。
ただチームで走る課題は多しといった感じ。
ACTIVIKE「グランフォンドウォーター」の効果はこのタフなイナーメの完走率を見れば一目瞭然。最後まで皆もがけたのはこのドリンクのお陰。
【反省】
チームで揃っているのに個人任せで他チーム任せで何もできなかった。
イナーメはプライベーターの集まりだから仕方ないことはある。
だがレースにはセオリーがあり、王道があり、いい結果を出すためのチームでの走り方がある。
各々の目標を果たすのにしても、チームで動くことこそ目標を果たすのに効果的だ。
それが出来るレベルに近づきつつあるし、するべき立場になっている。
つまりチーム動く段階に来ていると思う。
勝負するためいい位置をチームで守り、後手となったら引くのも出来るようになろう。
後半の課題を見つけられたよきレースだった。
後半戦では戦術的に躍動するチームをお見せしたい。出来たら。May be。
次回からは夏休みを挟んで後半戦
秩父宮杯から開始かな?
夏休みの自由研究でよい結果を持ち寄ろう!
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo, 700x26mm/ 使用気圧5.2bar
SPECIALIZEDコンセプトストアSBC厚木店 | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車専門店
サイコン:LEOMO TYPE-S
ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース
オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)
ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル
LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
アップオイル:Igname Aroma All Seasen
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
サイクルジャンボリー袖ヶ浦 スリーヒートレース インサイドレポート
全日本もなくなったので、イナーメOBのたぶちん、ハシケンさんや篠さんらインフルエンサの皆さまが企画する「サイクルジャンボリー袖ヶ浦」に参加を決意
初開催なのに500人近く集まった模様、当然全日本に調子を上げて来ていた選手も複数おりレベルの高い大会になった。
[事前準備]
しっかり準備から語ろう。
2週間前は結節性紅斑になり、回復にあててた。
先週土曜日は群馬でJBCF P1完走、日曜日手賀沼でボロボロ
月曜日に重たい体を引きずり伊賀先生のところに癒されに行く
そしたらまだ浮腫みは残っているらしい、早く治ってもっと力を出せるようになって欲しいぞ私の脚よ
まあアトピー皮膚炎や結節性紅斑も10年近い付き合いだからままならないのはよくわかっている。
皮膚科での治療は徹底的に、しかし結果には一喜一憂せずTake it easyが心を疲れさせないためには肝要である。
しっかり頭までマッサージしてもらい大回復
伊賀先生ありがとうございました!
自転車乗りよ習志野の「IGAスポーツ整骨院」に行って見るのじゃ
[食事・補給]
3レースあると食事・補給の準備も大事である。
水分はレース前に1Lぐらいとる、コーヒー→炭酸水→アイソニック飲料少々
朝食はパスタ100g、昼はぶっかけうどん、間食に前田製菓の「WAY TO GO」
TT後にACTIVIKEリカバリープロテインほうじ茶味
クリテリウム後にACTIVIKEリカバリープロテイン抹茶味
エンデューロ後にACTIVIKEリカバリープロテインココア味
完璧だ…!
[レース当日]
スリーヒートレースとは、1日3レースでステージと総合を競う
タイムトライアル2.4㎞
クリテリウム15周36km
3時間エンデューロ
3つもステージあると朝が早い、会場へ行く間も雨も止まず憂鬱ではあるが寒すぎないのが救いか。
会場に着くとタイムトライアル巧者のザイコーさんに会ったので色々アドバイスをもらう。
他にも雑賀さんや半澤さんから情報収集すると相当滑るらしい。
なんならスタートの坂やカーブでもトラクションかけると滑るらしい・・・。
いくらなんでもふかし過ぎやろと思ったら彼らには共通点があったのだった。
そんなことをしていたら試走できなかった。
まあ慣れ親しんだ袖ヶ浦、目を閉じても走れるやろう(フラグ
・タイムトライアル 19位
前走者とは30秒差でスタートしていく。
同じコースで行われたタイムトライアルジャパン袖ヶ浦大会のリザルトタイムを見て、3分20秒が中央値かなと予測。
自分は試走出来なかったので外周に出て一本登りで上げる。
ディスクに慣れた自分にはブレーキが効かなすぎてアップから怖い、こんなところで弊害がおこるとは。
スタートに並ぶ、その間にもTTヘルメットのゴーグルを2回は拭くぐらい雨は降っている。
スタートから500wオーバーで踏んでいく、第一コーナーも滑ると聞いていたのでインへ切り込まず、アウトへ大回り。
その後の下りからのヘアピンカーブは、雨でツルツル路面にヒビってソロソロと走り、登りはまた上げる、頂上カーブはソロソロ、ストレート全開、S字コーナーもソロソロ、ホームストレートは全開走でゴール
タイムトライアルバイクで安全走行するぐらいならノーマルバイクがよいね
結果: 3分23秒382w 19位
400wは行くだろうと思っていただけに休みすぎた。
パワー分布図、グリーンは踏んでいないところ。
一位のGROVE鎌倉の宇佐美颯基君、圧倒的な3分6秒!
私とは19秒差
クリテリウムはポイントレースで3周ごとに1位3秒マイナス、最終周6秒マイナス。
全部とっても18秒しか埋められず無理やんと総合あきらめ、ステージ優勝にシフト。
・クリテリウム2位
一時間後に始まるので忙しい。
レース先頭の全容は神村君の車載動画で!
車載動画です。優柔不断なのがバレちゃう😅
— かみたい (@kamitaaaaaaaai) June 22, 2021
サイクルジャンボリー スリーヒート クリテリウム https://t.co/qDDy1ia3GE pic.twitter.com/Taydur9KqY
初めは雨だし逃げ有利だよなと漠然と考える。
スプリントしても逃げてもいいしなるようになる。
なので、スタートともにファーストアタックを駆ける。
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
この動きは1周ほどで半澤さんなどを先頭にきたメイン集団に吸収される。
カウンターで宇佐美選手が逃げ出した。
これはアカンと「TTチャンプが逃げてるぞ!追おう!」と前を引きながら先頭集団に伝える。
3周目のスプリントポイントが近づくと半澤さん、神村君がポイントに色気を出して飛び出した。
宇佐美君は逃げ切り1位、色気を出した2人が2位、3位
メイン集団から3人を追う選手もいない、ポイントゲッターたちもペースダウンしている。
つまり、みんな余裕がないのだ。これは潮合!
「カウンターいくぞ!」と先頭数名に聞こえるよう叫び仕掛ける!
ペースの落ちた3人を追い抜くときに宇佐美くんが「きたぞ!」と叫んでいたが速度差をつけて引き離す。
後ろを確認するとシャンバリ氏のみがぴったり付いてきてくれている。流石だ。[Photo by ぽよ@ (@PoyoBora) | Twitter様]
下りのち第2コーナーはシャンバリ氏が先頭でいくとタイヤがツルツル滑ってる。
自分はそれを見ながら怖ーと、安全に曲がりコーナー後の登りに入ると神村君が追いついて来ていた!結構離れていたのに…
と思って彼の動画を見たら下りが早い!(かみたい動画12分から確認されたし)
そして長い3人旅が始まった。[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
しゃんばり氏の4周目の引きが強く、それに合わせる。
3人逃げは順調に先頭集団を引き離していく。
コーナーと下りは上村君が早い!何故かとゆうと彼のタイヤ滑らないからだ。
私としゃんばり氏はコーナーと下りツルツル滑っているのが分かるし見える。(かみたい動画13分40秒からとか)
毎回離され埋めるインターバルはいる。それでホームストレートは私が一本引きする。
ここが一番滑らずタイム差を広げられるポイントになるから。
途中しゃんばり氏が引く量が減ってくる、きつそうにも見えるし足を貯めているのか。
私もコーナーで毎回離され辛いが逃げきるため引く。
5-6周くらうでしゃんばり氏ローテも飛ばし、きついのだろう。
神村君と二人で引く。[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
そして2回目スプリントポイントは神村君が「総合欲しいのでいきます」とか言ってホーム先行、自分は総合諦めていたので「いいよ、しゃんばりさんと争って!」と伝えたがローテパスした懺悔かしゃんばりさんは取りにいかない。紳士的だ。
これぞロードレ―スの不文律!
神村君1位、北野2位、しゃんばり氏3位で通過。
その後、少し離れた神村君を吸収して逃げを継続した。[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
また9周目のスプリントポイントは神村君がホームで先行する。
前回同様、神村君1位、北野2位、しゃんばり氏3位で通過。
ただ違ったのが神村君が我々が離れたのを良いことに単独逃げを始めた!
ポイント譲っているのに、逃げるなんて紳士協定違反やぞ~!笑
まあ純粋にしゃんばり氏と私2人は消耗して追い付けきれなかっただけなんだけど。
それもそのはず毎周回下りとカーブで引き離され、滑るタイヤにメンタルと脚を削られて、二人はインターバル地獄に入っていたのた。タイヤの差あるとおもいます!
10周~11周にかけても、カーブで引き離されストレートと坂で縮めるを永遠と繰り返す展開となった。
届きそうな距離を詰められない。
そして12周目に後続集団に追いつかれた!
逃げは崩壊したら追い付かれるまでだ。神村君はスプリントポイントまでは逃げ切り1位通過、2位は半澤さん、3位しゃんばり氏!ぬ、脚を残していたな!と思った。
70人近く出走したはずだが、追い付いてきた集団は既に10人に絞り込まれていた。
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
神村君吸収のタイミングで2人ほどカウンターが行く。
ちょっと離れたのを見計らって、第2コーナー後の坂でブリッジをかける。(かみたい動画43分25秒から)
しかし、吸収されペースダウン
最終周の鐘を聞きながら、ホーム登りで再度アタックを仕掛ける(かみたい動画49分15秒から)
これで神村君は脚を攣り、引き離すことに成功!
坂を登り切ったとき、状況確認すると勝負に残ったのは8人
一位の神村君は離れた、タイム差がつく。これは諦めていた総合大逆転を手繰り寄せたのでは?!
モチベーションが高まる、勝利の道筋が見えた!
ここから最終周スプリントは動画をみてくれ
タブチン渾身のツールドフランスのシャンゼリデのようなスプリント映像!
【今日のチラ見せ】
— 田渕 君幸@Cycle Media 輪 (@tabuchinch) June 20, 2021
今回、サイクルメディア輪は@dansuzuki さんのモトバイクでレースのダイジェスト撮影しました。
ほんのちょっとだけ、今日のトップクラスの方々をお見せします!!
ゴールスプリントを制したのはイナーメ信濃山形の北野さん!
市民イベントでここまでの映像は中々ないでしょう! pic.twitter.com/umRTWe6NF0
たぶちんが当日にやってくれました。
けん制しながらスプリントへ向かう
自分の後ろは取り合いの雰囲気
フリーダムの赤峰さんが常に前で動いている
最終コーナー前から赤峰さんが先行!それをYAMANAKAKOの岡崎選手が追うが詰まらない。誰も動かないので流し先行で自分が詰めていく。
残り200mで岡崎選手をパスし、150mからギアを2つあげ最終スプリント開始!
[Photo by ぽよ@ (@PoyoBora) | Twitter様]
そのまま先頭でゴールラインに飛び込み渾身のガッツポーズ
結構早駆けだったけど、差されなくてよかった。
20秒平均850w、最大1100wでそんなに高くなかったが消耗戦らしいスプリントだった。
ウマ娘で鍛えた効果だな。
最終スプリントも取ったし、中間2位2回取ったし、神村君にはタイム差つけたし良い内容で勝ったね!
[Photo by ぽよ@ (@PoyoBora) | Twitter様]
終わった後、強すぎた神村君と称えあう。応援に来てくれたくみんもありがとう。
そして表彰式
[Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様]
そう、2位である。
クリテリウムはボーナスタイム以外タイム差反映なしだったのだ。
つまり何分遅れても1位と同タイム扱い…ウソダドンドコドーン!
競技規則に書いてないので、普通ポイントレースでもタイム差つくやろと勝手に思っていた。
オツムの弱さが敗因である。
結果やらかしガッツポーズとなってしまった笑
総合争いは神村君が一つ頭ぬけて、3時間エンデューロ編へ続く
・3時間エンデューロ3位昼食後1時間ぐらいでエンデューロが始まる。
逃げた疲労は確実にあるのでどう走ろうか。
スリーヒート組が並んだ後方には、エンデューロのみ参加グループもある。
彼らは15秒差スタートとのことですぐ追いつくだろう。
スタート前に、仕掛人でレース運営の横溝さんから落車多ければレースストップの上、コース短縮もあるとお達し
午前とは打って変わって蒸し暑く、路面は乾きだした。TTやクリテのようなアイススケートではなくなり、タイヤ性能差がなくなりそう。
つまり高速レースになるという事だ。
ローリングが終わりレース開始ともにすぐにアタック![Photo by ぽよ@ (@PoyoBora) | Twitter様]
RXの山健さんとチャンピオンシステムの選手も来てくれて3人逃げ
しかし、第4コーナーでチャンピオンシステムの方が落車〜
あちゃ〜ショートコースに変更はされずレースは続いたり
その後のアタックは散発的に起こる。
数周の早い段階でしゃんばり氏と宇佐美選手らが入る5人?前後こ逃げが決まる。
タイミング悪く集団内、まだまだ序盤だったので追うの皆に任せて集団待機を選択した。
[Photo by ぽよ@ (@PoyoBora) | Twitter様]
それでもWCUの雑賀さんが集団に声をかけて追走を指揮している。
タイム差10秒ぐらいなら詰められると静観、1時間ぐらいで交代にはいり、ホームストレートを全引きするお手伝いを開始。これを始めると3周くらい吸収した。
次の動きはRXの銀山さんが飛び出す、MIRVOの選手と2人か?
まこっちさんも数人で追いかけて行ったが、二人逃げが強く宙ぶらりんで戻ってきた。
また30分ほど逃げてもらいタイム差が開く前にホームストレート全引きで集団に連れ戻す。
やはり逃げるとホームストレートが辛いのだ。向かい風・緩斜面でペースが落ちる。ここで集団に踏まれると追い付かれてしまうのだ。
TT優勝のウサミ氏とシャンバリ氏の逃げを潰し、銀山さんの逃げも潰した。
さあ自分の番だと残り1時間から攻撃開始!
坂は上げる、ホームは踏む、坂は上げるを繰り返しインターバル走を行う。
またその中から逃げが出来れば、距離を置いてからブリッジを繰り返した。[Photo by ぽよ@ (@PoyoBora) | Twitter様]
しかし、なかなか逃げれない。
3時間EDのみ組、チームエンデューロ組、スリーヒートチーム戦組などなど
三者三様の選手たちが入り乱れているのだ。
av42㎞/h超の大集団はなかなか逃げを許してくれない。
逃げてもら一列棒状の集団が延々と追ってくる様は絶望的ですらあった。
しかし、ラスト3周RXの銀山さん、チャンシスのStinger氏、ACTIVICEのにっしーさん、MILVO伊藤選手などが逃げた!
銀山さんは逃げる地脚があり諦めない根性があり、逆転を狙いに来ている。エンデューロ巧者で一番の驚異としてマークしていたのだ。
これは決まるかもしれない。
第2コーナー後の登りで私も動く
メイン集団は誰もつけないよう最大加速でブリッジを駆ける。
第4コーナー前に単独で追い付くことが出来た!すぐにローテに加わった。
この集団は早く、仕掛けた銀山さんも付きなおすのに失敗したのか離れてしまうような勢いで進む。
結果5人で逃げとなった、みんなフルガスだ!
ギリギリでみんな踏むが…まさか真逆の最終周に捕まってしまう、ここで逃げ脚を使ってしまう。
終わった…と思ったが、集団も追う人引く人がいなくなったのか緩む
そのタイミングで神村君とチーム参加の鈴木君が第3コーナーの登りで発進!
まだ脚が回復していない!
誰か追ってくれ~~~~!しかし、人に頼るときは周りも人に頼りたい時なのだ。
誰も追えずレースが決まった。
少しづつ離れていく2人を眺めるり。ちょっと遅れて唯一数を残せていたWCUの雑賀さん、石塚さん、石橋さんの順でトレインが出来る。
私は石橋さんの後ろに飛び乗るのにスプリント脚を使ってしまう。
しかし、既に遅くホームストレート前では二人に数秒以上の差がついていた。
雑賀さんが引き切りはけたタイミングで石橋さんの後ろから出ようとするが、、後輪に前輪を並べるのが精いっぱいのスプリントとなり3位だった。
神村くん1位、2位石橋さん、3位北野
こちらのスプリントは20秒750wでやはり回復が間に合わなかった感じ
この結果、私の総合4位が確定した。
総合1位:神村君
自力もあり、タイミングの読み思いっきりの良さも折り紙つき。これでイナーメは安泰だ。
総合2位:宇佐美君
スピートぴか一、逃げると怖いけど力有り余って使い切っちゃうタイプかも。TTではどれだけ突っ込んだのか見てみたい。
総合3位:しゃんばり氏
TT、逃げ、スプリント全て上位のオールラウンダー。唯一何も失敗なくこの順位を守ったので失敗だらけの私は嫉妬しそう…
雨から晴れの袖ヶ浦フォレストレースウェイを堪能した。
カメラや映像にも凝っていて、運営も柔軟で素早い一回目とは思えないよき大会でした。これは東のシマノスズカに出来る可能性があるかもしれない。
色々な方々と健闘を讃え合えて、またステージレースは面白いのでまた出たい!
【反省点】
タイムトライアル、クリテリウムでも真剣度が足りなかったのが最大の反省か。
試走を繰り返し、最適バイク・最適空気圧・最適ラインを探せば10秒近く縮められただろう。
クリテリウムでは中間譲らず取りに行けばよかったし、最終ゴールのタイム差反映されないか確認しておけばよかった。
エンデューロでは残り1周までの逃げを完遂出来ず、カウンターで上村君に敗北の反省は難しい。
逃げなければ集団待機して、逃げを見逃さず万全のスプリントをして勝てる確率を上げていただろう。
タイミングと力不足だった。
[次回大会への提案]
①逆回りもいいのでは?
②クリテリウムの最終ゴールのタイム差も反映してほしい
③エンデューロにも中間ボーナスタイム差あるといいかも中弛みが減る
④スリーヒートチーム戦だとシマノ鈴鹿みたく盛り上がるかも
⑤チームタイムトライアルもあるといいかも
エンデューロのゴール時間が同じだと速度差のある集団がゴール前にいたりしてそれに突っ込んでいくことになった。
危ないのでスリーヒートと3時間はプラス一周とか、コースクリアにしたほうが安全かな。
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo, 700x26mm/ 使用気圧5.5bar転けなかったのはこのタイヤのお陰
きっと二番目に滑らないタイヤだった。
SPECIALIZEDコンセプトストアSBC厚木店 | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車専門店
サイコン:LEOMO TYPE-S
ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース
オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデルLAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
アップオイル:Igname Aroma All Seasen
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
今日EDで大活躍のにっしーさんが開発者!
走れる開発者、紅茶の新味出たYO!
【次回】
次はJBCF広島、西日本クラシックか石川ロードを走り夏休み
好きだけど体に良くない季節がやってきた。
横須賀ロードレース Aクラス インサイドレポート
金曜日はプレミアムフライデーというらしい。
もう覚えているのかも怪しいがそうなものだ。
私ぐらい覚えておいてやろう。
プレミアムに自分を癒すため伊賀先生の経営するIGAスポーツ整骨院で筋肉をほぐしてもらう。
ブログ読者から怪我があるんですか?と聞かれるときがあるけどそうではない。
日々のデスクワーク疲れ(目・肩)の疲れから、練習で張った筋肉をほぐしてもらうことでまた質の高い練習が出来る。
このブログを読む諸兄諸姉も自分の体を見てもらえる先生を見つける方がよい。
酸素カプセル1回30分1000円、60分1800円。
酸素カプセル入った後は成績よし、よく「調子が悪い」で結果が出せない人がいる。
御多分に洩れず、私もアレルギー体質が悪さをして調子を整えられない側の人間である。
その時々によって様々であろう、アレルギー、脱水、睡眠不足、筋疲労回復不足、それぞれ絡み合って、時には1つの残り香りで好不調となる。
色々試してネガをつぶしていくがよし、その1つのソリューションとして酸素カプセルは試してみるべし。
土曜日は軽くイナーメ千葉勢ノンストップライド160㎞
いや、軽くはなかった。
160kmの締めは湊口10分50秒で自己ベストから20秒落ち
リカバリープロテイン抹茶味で回復を促そう。
溶けやすさと飲みやすさ、エネルギー補給にはこれがよい。
日曜日の朝を迎えた。
朝の目覚めは水の下に溜まった溶け切らない粉のように重たい。
どんよりと沈殿した足が波打つばかり。
手でかき混ぜ体を起こす。
今日は横須賀ロードレ―スがあるのか。
朝、買い込んでおいてきつねうどんを温め、出発の準備を始める。
思いのほか量とコシがあることに霹靂しつつ啜る。
嗚呼、そう思うということは内臓も疲れてるのだ。
湾岸線を抜け、横須賀へ入る。
会場はセブンイレブン前とあったが、十字路である。左右後ろの道は2車線の大通り。しかし、セブン正面はバリケードが見える一車線の細道がある。
バリケードもあり木が茂り、どうも普通は通れなさそうな道に踏み入ってみると人がたっている。立哨の人々であった。
安心する自分に気付き、あの道で正しいのか不安だったのだ。
こういう場所には看板があったほうが良いのかもしれない。
入ってしまえば手慣れた誘導でスムースにことは進む、流石コロナ毎月大会を開催しているウォークライドであると感服する。
1.7kmは短い。クリテリウムかと思うがアップダウンがあればロードレースなのであろう。
なるほど確かにロードレースだ。
ゴール前は5mほど急坂、左折して緩斜面の森を抜けると下りになり4回のS字コーナーが続くのだ。
そして下りきればまた緩斜面でゴールへ向かっていくストレートがある。
エントリーを見ると初夏のさいたまディレーブ祭りである。これはどう動いても潰される。
ついでSBC、GOCHI、ラバネロが複数いる。
ここで勝つのは針の糸を通すようなもの。
初めてのコースだし、走ってみて組み立てていくしかあるまい。
開始前にコミッセールの有り難いお話が始まる。皆よく聞いていて素晴らしい。
「小周回につき1分半離れた下ろす」「逃げがラップも考えられる」「ないとは思うけど」
そのような言葉が出ると私を知る人がこちらを見る。今日はそんなに足は軽くない、むしろ重たいので安心してほしい。
レース開始1分前まで話は続き緊張もなくスタートに移れた。
(Photo by yuki asato on Twitters様)
スタートから1周はパレード走行、バイクも早すぎず遅すぎでいいペースだ。
一周完了時のゴールストレートでレース開始
序盤からやはり、さいたまディレーブやSBCが交互に入る感じで逃げは出来るが1~2周、最大でも3周も保たず戻ってくる。
脚の調子を確かめるため何度かブリッジしたり、下りで踏んでみる。
試してみてすべて成功、踏めばすぐ追いつくコースなのだ。
しかし、下りからホームストレートにかけては向かい風と傾斜面でスピード落ちる。
緩斜面の森が狭く2列程度になり、テクニカルな下りで1列棒状、広く開ける下りに出ると向かい風
(Photo by yuki asato on Twitters様)
ホームへ向かう緩斜面も向かい風でゴール後は短い急坂で森に戻る。今回は向かい風が集団有利な展開を生み出していた。
(Photo by yuki asato on Twitters様)
しかし、なんといってもレースを作るのはさいたまディレーブの7人だ。
これぞ数の暴力、5回ほどブリッジして捕まえるが、集団が小康状態に落ち着くたびディレーブの誰かが逃げている状態
無数の飛び出し吸収を繰り返した中盤
SBCの鳥倉くんの引きが凄く強かったが2周は続かないようなので、2周攻撃を続けたらどうなるのか確かめようと決める。
(Photo by yuki asato on Twitters様)
残り10周GOUCH山下選手が逃げる。単独でディレーブもいないとあって誰も追わない。
クラブチームではゲリラ豪雨の酒井選手が常に集団の前でいてなかなか力強い。
私も含め、逃げでも集団でも急坂のチョイ上げは得意だがその後の緩斜面平坦が踏めていない。ここも終盤の攻撃で試してみよう。
ただこのコース、風向きは逃げ不利に思われた。
数周逃げた山下選手を吸収したあと小康状態となる。
残り4周(残6.8km)から攻撃を開始する、自分が独走しても保つ距離だ。
2分364wで踏み抜け出す、すぐ下りが来てしまいまいそれ以上踏める場所がない。
下りも緩めず、踏むとメインは引き離していた。ディレーブもついてこれたのは1人でチームプレーはしにくくちょうどよい。
(Photo by yuki asato on Twitters様)
しかしゴール前に交代を促すと遅くなり、後続にも追いつかれた。
諦めず、ゴールラインで更にアタックしてペース上げる。攻撃したのなら緩めてはならない。
この勢いで2周攻撃し続けたものの、許されず下り中に吸収された。
だが集団は完全に沈黙、誰もが疲労していた。
そんな中、残り2周ディレーブの藤田涼平選手が飛び立つ。
今動いたツケ、集団の疲労、決断のとき。
これは決まる可能性が高かった、ハイアベレージのあとのカウンター。誰も追えない。
私も決断しなくてはならない。
脚を使ったタイミングで更に死の追走か、入賞のため足を回復させスプリントか。
何も持ち帰れないのは嫌だと功名心が先に立った。
追いはせず脚の回復を選択し、優勝を捨てた瞬間だった。
(Photo by yuki asato on Twitters様)
人任せで残り一周に入る。
前は見えるが遠い、最終ストレートで緩斜面から早駆けが始まる。向かい風緩斜面で持つはずがないと冷静な自分がいる。
早駆けした選手の後ろにディレーブトレインが張り付く、早めに阿部選手が踏み出しスプリント開始
5番手から右端を確保し情熱の自分にシフトして踏んだ。
ミッチー、永塩くんがこちらを見るが私は阿部選手を目指している!その心の差で差し切り3位に滑り込めた。
【速報2】横須賀ロードレース2021。1位藤田選手に続きメイン集団のスプリントで阿部選手が2位でゴール👍永塩選手が4位となりました✨#横須賀ロードレース2021#WALKRIDE#さいたまディレーブ#Bianchi #IRC#scope #KASK pic.twitter.com/BdosZIDXQm
— さいたまディレーブ - SAITAMA DReVe公式 🔥🐲 (@SaitamaDReVe) May 30, 2021
30秒11倍のスプリントだった。
逃げ切り藤田選手1位、集団先頭阿部選手2位、3位自分となった。
なんとか初夏のディレーブ祭りに私も躍り出ることが出来たようだ。
(Photo by 高木三千成(みっちー) (@TMsworks) | Twitter)
無い足のなかどう走るのか頭を使い、脚を使い入賞を手繰り寄せるのは楽しい。
アタック&エスケープの楽しいレースであった。
また次回があれば参加したい。
(Photo by 鈴木 和浩様)
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo, 700x26mm/ 使用気圧6.0bar
SPECIALIZEDコンセプトストアSBC厚木店 | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車専門店
サイコン:LEOMO TYPE-S
ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース
オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)
ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル
LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
アップオイル:Igname Aroma All Seasen
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
3位賞品もアクティバイク、これで回復しなさいということか。
次回はJBCF群馬ロードレース
逆周り、走ったのはいつぶりか。
JBCF群馬CSCロードレース 5月P1E1交流戦 インサイドレポート
今年2回目の群馬は交流戦
1回目は序盤の撃ち合いで無駄玉打ち過ぎて後半辛くなり終盤リタイア
今回はどうか
[前日まで]
ゴールデンウィークから大会まで、久しぶりにハードトレーニングが行えた。
それに伴い回復も大事なので伊賀先生のところに、週初めと終わりにチェックインする。
ハムストリング裏のいい感じの張りを治療してもらい、酸素カプセルにも入り仕上げる
伊賀先生に診てもらっているので、しっかり回復出来るからギリギリまで調整出来る!
酸素カプセル1回30分1000円、60分1800円。調整・回復・不調時に是非!
伊賀先生ありがとうございます。
お礼に仕事猫おいときました。
[当日]
早めに会場入りしたので、昼食は群馬CSC最寄りの上毛高原駅にある「天丸」へ
レース前なので消化に良いうどんを食す。
手打ちのコシと甘辛いダシで準備万端
今回132kmと短いので補給食はあたり前田のクラッカー、way to goとジェル2個くらいでよいかと。
会場入りすると曇り時々雨☔
少し肌寒い気温
雨上がりの路面
山の天気
しっかりスタート前にイナーメオイルの「ウィンター」と「レインジェル」を監督に塗ってもらう。
これで群馬の寒さや雨は大抵どうにかなる。
[出走]JPT
松井大悟さん(日本一はやい先生)
佐野千尋さん(おなじみエース)
佐川もじゃさん(わがチームの誇る後姿美人)
森崎英登さん(期待の若手だけど経験豊富)
荒瀧隆公さん(山もロードも走れるFTPおばけ)
エリート
牧野 郁⽃
奈良 祥吾
⼩野寺 望
[作戦]
交流戦だしP1は安全に完走、エリートは挑戦しなさいと監督
昨年の群馬day1で私が落車に巻き込まれ、交流戦群馬では突っ込まれ機材破損を気にしてくれているのだろう。
私としても群馬のコース一周8分台前半なら大きな逃げは決まらない。
その速度域で動くとダメージでかいから、動かないようチームメイトにも注意しえおいた。
前回の群馬で8分台周回の中何度となく反応してたら後半持たなかったため自分を戒める。
[簡易レポ]
私から見たレースの展開を簡単に纏める。
1周目3名の逃げに私が入る
4周目6名の逃げ
7周目マンセボ、大町選手がこれを追走
その間にメインではホセの攻撃、私も加わる
マンセボ選手合流後シマノ・愛三牽引開始
16周目マンセボ選手単独逃げ
19周目、残り3周マンセボ選手吸収
カウンター攻撃開始
冨尾選手や山田拓海らと私もアタック、このレース自己最速ラップを出すも心臓破りで脱落
残り2周走り完走
【レースレポート】
マスドスタートということで、サインチェック後に整列場所に早めに行って並んでおこう。
そしたら既に自転車で場所取りされていて交流戦感高まる。
整列関係なくゲートインされ、置かれたままの自転車に塞がれまさかの最後尾(笑)
まあええねんけど。
社会人なりたてヨネヨネとウマの話でスタートを待つ。
ピストル音と共にスタート
下りでササッと前に上がりリスク回避
心臓破りで一気に先頭付近までポジションを上げることが出来た。
すると一周目完了のホームストレートでシエルブルーの舜紀とiRC小村選手がペースアップ、番手だったしラップ8分台後半だったので付いていく。
ホームを登りきり後ろを見ると誰もついてこない!
(Great Photo by はしもととおる (@spacevision) | Twitter様)
真逆まさかの3人逃げに…
今年初逃げ!みんな様子見
クラブチームしかいない逃げだから「お前のチーム追えよ」感で決まったんだよろうなぁ〜。だが逃げは逃げ、いくならいかねば。
(Great Photo by Itaru Mitsui (@alljapan1990) | Twitter様)
リフト坂あたりまで快調に踏み、逃げバイクも着いてくる。
30秒差のボード
(Great Photo by ゆういち (@yuichi_photos) | Twitter様)
次の展開に備えられるペースで行こうかとシュンキ、小村選手も同意、私も依存なし
2周目のホームでは45秒差に広がった。
3周目はスプリントポイントがあるので、周回賞の鐘がなる
リフト坂付近で、スプリントポイント分け合おうと話す。
「私はオジサンだから若者二人に譲るよ」と行って協調維持に努める。
(Great Photo by 𓉔𓂋𓍯 ヒロ ⊂(๑ ๑)⊃ (@hiiro803) | Twitter様)
だが、嘘である。
こうやって騙して頂くのがロードレースの怖いとこを教えてやr
とか妄想してたら3周目の心臓破りで、エカーズやマトが凄い勢いで追ってきて我々を吸収😭
3人でえぇぇええ!となる
さっきのホームで築いた45秒差はどこいった?!
しかも、カウンターがかかる!
踏み直して逃げの恩恵で集団前目にいられたけど、相当のペースで詰めて来たらしくメイン集団は一列棒状所により中切れ天気模様
そのまま数周アタック合戦となりたった2周とはいえ逃げていたため引きずられる。
(Great Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様)
そして結果として6名の逃げが出来て少し落ち着きを取り戻し、私も回復にあてた。
マンセボ選手と大町選手が追走していったがまだ着いていく余裕はなかった。
(Great Photo by Sei Ruote è FotografieFacebook様)
回復してきたら前目を位置どる。
今回減量を成功させてきた森サッキーに、ダイゴさんもいて心強い。
マンセボ選手と大町選手が追走していったがまだ着いていく余裕はなかった。
(Great Photo by ざっきー/The Key<アクロバティックな巫女> (@Photo_The_Key) | Twitter様)
やっと回復してきた中盤
ホセ選手が心臓破りで動いたので、反応して集団よりアタック
ホセと数名が着いてきたけど、マンセボ選手が逃げているから本気で追う感じではなく私が交代促したらカウンターアタックされる。
(Great Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様)
着いてきた方々が反応してくれたのでついて行けたが、動きの激しさにペースが乱れ追走にならず宙ぶらりん
メインに吸収された。
今思えば様子見と消耗を狙った動きだったんだな、まんまと釣られる私
その後、逃げに送り込めていない愛三、シマノが先頭を固め追走を作ってくれて大変助かる。
ついていけるけど消耗もする早いペースで追いかけてくれる。
(Great Photo by Sei Ruote è Fotografie Facebook様)
いつの間にか逃げは減り、マンセボ選手が独走を始めた。本当に凄いなこの人は!それを追う愛三、シマノのブルートレイン
頑張って詰め切るのを祈るしかない。
二チームの努力が実りついにマンセボ選手を吸収!
終盤19周目、また混沌となる
心臓破りからペースが上がり、一列棒状
前8人ぐらいでクリアしたものの、下り中に後続が合流してくるのでホームへ向かう左コーナーでシエルブルー冨尾選手や山田拓海らとアタック!
(Great Photo by yuki asato (@yuki_asato) | Twitter様)
8分16秒でS/F通過、自分的に最速周回だった。(マンセボ先生は逃げを追ったときかな?8分06秒で最速ラップをだしている…)
タラればだけど、これを最終周に出来ればよかった。
そう、この攻撃も許されず下り中に回収
ここで序盤、中盤、終盤と動きすぎたツケがきた。
心臓破りまで回復間に合わず、ボトンと脱落
単独で残り2周ラインを超えた。
後は後続のグルペットに拾ってもらい完走
(Great Photo by はしもととおる (@spacevision) | Twitter様)
終わった後も疲労感で動けなった。。。
[結果]
イナーメのリザルトとしては下記の通り。
松井 大悟さん20位 第2集団
荒瀧 隆公さん30位
佐野 千尋 41位 心臓破りでタイヤにテープ巻き込み遅れるw
牧野 郁斗 42位(エリート)
北野普識52位
※オープン参加者含む順位
逃げて中盤、終盤動いて完走
次回までは更に絞ってリザルトに集中しよう。
そう、次の群馬まで修正改善期間!
スピードを上げて最速ラップを目指すか、賢さを上げてもっと効果的に動けるようにするべきか。。。
両方だね!
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
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ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル
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アップオイル:Igname Aroma For CX
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
今回は抹茶味でレース後に頂き回復!
なんとか帰れるくらいまでに回復した。
次の群馬は6/12、更に調子と走り方を修正してもっといいレースにしよう。
チームで出来ること、誰が何が出来るか見えてきたし次回群馬はもっと面白くする。
[次回]
来週は木祖村!
といいたいところだが、残念ながら中止のため勝手に俺たちの木祖村をするしかない!
あ、レースは6/30の横須賀ロードレースに参加します。
袖ヶ浦チャレンジ2021 ソロ200㎞ インサイドレポート
[袖ヶ浦チャレンジ2021 ソロ200㎞ インサイドレポート]
[前日譚]
袖ヶ浦に来ると記憶が蘇る
この1周2,436mコース
2018年の袖ヶ浦セオフェス、石原悠希(現UKYO)君にラップされたのだ。
しかし、彼はラップで力を使い切り、終盤ラップされ返されていたけど(笑)
それ以来、このコースでラップして勝ちたいと心の片隅にくすぶっていた。
チャレンジしたのが2年前の袖ヶ浦チャレンジ春
スタートから内房レーシングの古谷朋一さんと男2人、ラップを目指し破滅的逃げに打って出たのだ。
しかし80㎞ほどで心折れ二人で集団に吸収され、高岡さんや相原さん小林さんらに終盤逃げられ、スプリントもまこっちさんに差され5位に沈む
そんなほろ苦い失敗もある。
今回はどういこうか
[調整]
レースは土曜日、レースが練習だった頃は調整皆無でった。
最近はレース週は練習を減らして回復に充てている。
とはいえ社会人、昼夜逆の国とのやりとりで遅くなったり思ったようには眠れない。
疲れが抜けきらぬが調整せねばといつもお世話になってる「IGAスポーツ整骨院」で調整してもらう。
すると施術前に酸素カプセル入ってと進められ、しっかり1時間高酸素状態で過ごす。
更に脚を重点的に解してもらい、疲労回復!やはりこういう回復調整がパフォーマンスを高める。
1回30分1000円、60分1800円
基本的に60分がおすすめとのこと、30分だと気圧が上がり切ってすぐに減圧してしまうので
レース前後だけでなくロングライド前後、いやいや普通に疲労感倦怠感があるときにも受けてみてはいかがだろうか
伊賀先生ありがとうございます。行ってきます!
[整備]
開幕戦の播磨で帰りに飛行機輪行して以来、変速が調子悪かった。
TAGサイクルさんに持っていきレース前に見てもらうとディレーラーハンガーが曲がっていたとのこと。
直して貰い無事変速解決!やはり輪行はRD外さないとリスキーだね。
(播磨はフライト時間が迫っていて外す余裕がなかった。)
タグさんありがとうございます!
[補給]
今年初の長丁場レース、遠足前のおやつを決めるようにワクワクする。
チートタイムで高カロリーなもの食べていいし!
港常 あんずボー5本入
3個 x WINZONE ENERGY GEL
3個 x スポーツようかん カカオ
1袋 x 前田製菓 WAY TO GO
1Lボトル xパラチノースボトル
1Lボトル x粉飴(マルトデキストリン)ボトル
WAY TO GOとあんずボーが走っている最中の楽しみ。
[当日]
朝はご機嫌なパスタから始まる。
115gぐらい茹でてスタート三時間前に完食
1時間前くらいに会場へ着こうと出発!
すると…京葉高速道路もアクアラインも大渋滞しているではないか
焦りつつ、渋滞現場状況までは分からないのでgoogleマップを信じてアクアラインルートを選択ぅ!
運営にも連絡して、到着したのはレ―ス15分前、危なかった。
受付したらしいたけ王(Stravaの千葉県しいたけ村坂KOM)が颯爽と現れたので、ゼッケン付けをお願いしてギリギリ並ぶ。
並ぶとめっちゃ寒い、10℃きってる?
装備は夏のメッシュウォーマーと夏インナーのみ、走って温めねば
[スタート]
235㎞/200km/160kmは9:00一斉スタートで左側に並ぶ
100kmは9:02スタートで右側に並ぶ
遅れてきたので100kmを隙間を通してもらい9:00スタート組のラインへ行かせてもらう。
手賀沼練習仲間や100㎞の森君ら皆様と挨拶して、無事スタート
ささっと先頭にあがると今日はサポートライダー沢山、これはお任せいたします感。
オッティモ、湾岸サイクルユナイテッド、六本木エクスプレスなど人数揃えるチームの皆様にも挨拶
イナーメ信濃山形チームメイトの荒瀧さんもInnocentで参加していたので「裏切り者〜笑」と茶化しておくことも忘れない
例年インクレディブルチャレンジ王者だ。
片倉さんや古谷さんなどの個人参加の兵たちとも
スタートから宇都宮ブリッツェンと那須ブラーゼンがコントロールして開始
Smoothなトレインで走りやすい
お任せで進行していく、今日はこのまま終盤まで脚を使わずしっかり待機したい気持ち
しかし、思い出す
雑賀さんがレース前にSNSで「盛り上げてくれるはず!」と発破コメントしてきていた、私は「一緒に逃げて盛り上げましょう」と返しておいたから、どこかで逃なければ
(Photo by しらいし (@kuotasyan) | Twitter 様)
40km/hちょいぐらいで進行していく先頭集団
自分も先頭交代に入りながら様子を見るが、身体が温まらないペースで薄ら寒い。
これは動いて温めたほうが良いな?
そう思っていると、15km地点
緑の自転車と赤いジャージの2人がスルスル抜け出していくのが見える
同じ200kmソロの内房レーシングの古谷朋一さん
インクレディブルチャレンジのVIVA ZAPPEI中島卓二さんらだ
前回古谷さんと二人で討死した記憶が蘇るが、彼はまだ諦めていなかった…!
胸が熱くなる、彼が行くなら俺も行くしかあるまい。
ギアに手をかけ、坂で一気に加速し集団を置き去りにする。
二人にS字コーナー前に追いつく
ちょっと掛かっているかもしれませんね
と思い冷静になる。
あれ?思ったほど早くない
古谷氏からは勢いを感じない、不思議だったが集団は離れつつある「上げすぎず行きましょう!」と声を掛け3人逃げ…
と思ったらCLUBろーたす片倉岳瑠さんもブリッジしてきた!
片倉さんとは様々なED常にやり合ってきた仲、心強い。
4人の健脚が揃い逃げることと相成った。
(Photo by しらいし (@kuotasyan) | Twitter 様)
古谷さん、片倉さんとは何度も逃げた仲
阿吽の呼吸で先頭交代が始まる
中島さんはその雰囲気を読み取ろうとしてくれて調整し合わせてくれた。
即席のチームタイムトライアルだ
逃げの極意は効率化に他ならない
①カーブは外掃け
②向かい風は早め交代
③ローテーション疲せぬよう、交代は多すぎてはいけない
④エアロポジション
⑤補給は多めに
①〜③は伝えて、④⑤は自分に言い聞かせる
効率化が極まると毎回同じ場所を引くことになる、しかしメイン集団は見えなくなり低い労力でいい逃げとなった!
(Photo by しらいし (@kuotasyan) | Twitter 様)
ひたすらペースを落とさずラップを目指す
集団が40km/hで進むなら、我々は41km/hを維持できれば2.5時間後にはラップできる計算だ。
逃げの四人でそのペースを落とさぬよう私は調整する。
50km地点、1時間以上逃げているといつの間にか先頭バイクが居なくなっている‥
しょうがないが大声で「左通ります!!!」「左開けてください!!!」「ありがとうございます!!!」と前いる方々へ声掛けをしていく
脚より喉を消耗させながら何個も集団をパスしていく
80~90㎞が過ぎた。
4人崩れることなく、ついに大きな集団に追いつく!
埼玉ディレーブのサポートライダーも沢山いる。
これは100km集団だ!
ここで集団に我々が凄く詰まってしまう、集団が大きく抜けない。
ペースが落ちる…
ここで緩めては折角稼いできたタイム差が水の泡になってしまう。
4人で声を上げる。
「左通ります!!!」「左開けてください!!!」「逃げです!通らせてください!!」
オレたちはもっと前に行きたいんだ!
(Photo by しみちゃん (@smmtgp) | Twitter様)
しかし、200kmの逃げ集団にラップされるとは露知らず理解に時間がかかる
サポートライダーが気付いて、集団に右によるよう指示してくれる。
助かるありがとう!
そのまま100km集団を抜いて更に前へ前へ
しかし、その動きに100km組が何人か着いてきてしまいさあ大変!始めは交代要員が増えたと喜んだが棒状で皆ついてきているではないか!
先頭交代は我々逃げ四人が主体だが、100km集団を活性化してしまった模様
どうしようかと混沌、100kmのレースは残りも15kmくらいになり終盤
(我々はまだ110km、中島さんに至っては130㎞以上ある(笑))
フリーダムてんちょやサポートライダーから一旦先頭から下がってくれると助かると提案いただく。
荒らしても申し訳ないので4人で集団後方に下がることに。
(Photo by しらいし (@kuotasyan) | Twitter 様)
残りも15kmくらいになり
古谷さんは「このペースでは追いつかれますよ!」と焦る、前回のラップ逃げ失敗も集団で休んでしまっことが敗因だった。
「終盤ですしペース上がりますよ!」と気休めを言っておく
掛かっているかもしれませんね、落ち着けるといいのですが
そしたらやはりサポートライダーが上げだし、100㎞組はレースがスタート!
中切れ嵐
残り5周はサポートライダーが下がり、混沌としてペースの上げ下げも激しい。
逃げていた方が楽だったなとか思いつつ中切れを埋めてスプリントにも危なくなく邪魔にならない位置で流す
ゴールを終えた人達を避けつつ、逃げを再開
すると中島さんと片倉さんしかいない。
はて?後ろから200km集団が追いついてきた。
中島さんに「メイン集団ラップしましたよね?!」と言われて初めて成し遂げた意味を知った。
片倉さん、中島さんと「やったァァァあああ!」と手を叩きあう。
至高の瞬間、やりきった者達の歓天喜地
(Send by shimizu様)
逃げの醍醐味をやりきった!
4人の男が何百人の集団をラップに成功した!
この力、このメンバー、この意思、タイミング、全て揃わなければ達成できなかった。
ひとしきり喜び合う
(Send by shimizu 様)
呆けた顔をするメイン集団の面々
計算尽くされた逃げ!してやったり。
競馬のツインターボがやったようなジャイアントキリング
決まるわけないとたかをくくる集団が気づいたころにはもうッ遅いーーーッ
勝ったッ! 第3部完!
成功しても失敗しても人生は続くように、あと100kmレースは続く
勝って兜の緒を締めよ、気を引き締め後半へ挑む
そろそろ古谷さんがいないことには読者の皆様もお気づきだろう
残念ながら長丁場のレースだと我慢できないこともある…
次の関門は160㎞ゴール
そこまではゆるゆる進む、80km逃げて100kmのスプリントにも参加したあとだと追いついた集団は心地よいペースで進む。
今のうちに補給食をとっておく
(Send by shimizu様)
ここから40㎞ほどはティータイムが続く。
145kmくらいから、160kmゴールに向けてペースが・・・・上がらない
アタックも散発されるが勢いがたりない。
そのためサポートライダーが引いてるペースで集団に引き戻される。
これは混戦スプリントな雰囲気、危ない動きが多く危険回避で中盤前目で位置取り
行きたい人は入れてあげる・
大混戦でスプリントが始まり、手賀沼連でお世話になっている小林さんや安宅氏らが優勝を争っていた。やはり手賀沼連はレベルが高いのを再認識。
さあここからは200㎞!
ゴールスプリント後の上がりきったペースからのままアタック開始!
仕事を終えて流していた埼玉ディレーブのサポートライダーたちがこのアタックに盛り上がってくれる。
「サポートありがとう!お疲れ様!」と一言かけてアタック継続。
集団に待機していたメンバーも以外と疲れているのか、雑賀さんが追いついてきても「もう一杯引いてくれやぁ」とコメント。
キクさんや200㎞チームの人が追いついてくるので回し始める。
集団が一列棒状になっているのを見て、坂立ち上がりで更に上げる。
吸収されると「そういうのいいからぁ!」吉田パパさんに泣き付かれる。
すみません!しかし、このまま行きたい。
すると主催者の先導バイクが復活し「あなただけあと5周でゴール!」「あと何周!」と個別にアナウンスしてくれる。
なかなか光栄な瞬間、ゴールが近づくのが楽しみになる。
180kmで宇都宮ブリッツェンの泣き虫ペダル小嶋が「そろそろサポート下がりましょう!」とホームでサポート勢に声かけてくれてハケル。
一気に10数人の集団になり、ペースが落ちた。
このタイミングで速度差を利用して飛び出してみると6人の逃げが出来た!
200kmソロのRXのまこっちさん、キクさん、WCU雑賀さん、石塚さん、OHチームの後藤さん自分の6名。
1位争いになる片倉さんは含まれていない。
チェックで那須ブラーゼン2人も来てくれるが落とさず引き続けてペースを作り逃げ完成
もう残りの5名はスプリントな雰囲気を漂わせているので、雑賀さんに言われたとおりいっぱい引く
まこっちさんが上げる場面もあったが基本的に落ち着いたペースで進み5周を消化
「2017番のみラスト一周!」とアナウンスされ、先に行くよう雑賀さんに促され一周先にゴール
袖ヶ浦チャレンジ始まって以来、初めて?のラップ逃げ切りゴールを達成した。
これが諦めないっ てことだぁぁぁーーー!!!
— Yukinori Kitano (北野普識) (@YukinoriKitano) April 10, 2021
袖ヶ浦チャレンジ200km
序盤から4匹のツインターボが破滅的逃げに打って出た。
3人になりながら100kmで集団をラップ!
更に残り20km6人で飛び出し単独逃げ切り優勝しました!
2年越し悲願のラップして優勝、やっと出来ました😉 pic.twitter.com/qnPiWE4K5e
終わったあと多くの人にインタビューとご連絡を頂いて嬉しい限り
ありがとうございました。
集団ラップの大逃げ、ジャイアントキリング
次は誰が挑戦してくれるか、楽しみです。
[リザルト]
そして終わってから分かった事実
逃げの起点となった、古谷さんは寒くて身体を温める為に飛び出したみたいで、2年前のリベンジとかそういう気持ちは無かったらしい…
この逃げ切りの思いは私だけだったというオチ
[スペシャルセンクス]
中島さん
袖ヶ浦超インポッシブルチャレンジ | nakaji-takujiのブログ
片倉さん
古谷さん
3人が居なければ成し遂げられなかった。
本当にありがとうございました。飲み明かしたい気持ち。
[機材/サポート]
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ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :SPECIALIZED Turbo, 700x26mm/ 使用気圧6.0bar
SPECIALIZEDコンセプトストアSBC厚木店 | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車専門店
今回はTurboタイヤで参加したけど、路面のよいコースならTurbo Cottonの方がより進むし乗り心地がよい。ここぞというときはCotton使いたいかな。
サイコン:LEOMO TYPE-S
ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース
オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)
ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル
LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
アップオイル:Igname Aroma For CX
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
レース後に必要なエネルギーとプロテインバランスが含まれている。
味は甘めで長距離レース後には最適!溶けやすさも魅力
[次回]
次回は4/24のJBCF東日本クラシック
キャプテンとして頑張るぜよ
Jプロツアー第14戦 第54回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ インサイドレポート
今年はコロナで軒並みレースが中止、今回行われる経産旗が国内で一番大きなレースではないだろうか。
こんな御時世でレース開催や参加も限られる中、JBCFの開催する気概は大変素晴らしくありがたいことでした。この場でも感謝いたします。
さて、そのレースレポートです。長いよ!
[経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップに向けた1週間の過ごし方]
大分ではクリテは不運と踊ったり、ロードは位置取りの消極性からドロップした。
それでも月曜からすぐ仕事である。社会人は非情である。
仕事から帰ってもZWIFT一日一時間だけに練習量を減らす。
でもしっかり短い中でアタックして追い込む。
木曜日に『IGAスポーツ整骨院』に行き伊賀先生にしっかり按摩とオイルマッサージ、電気マッサージ器のフルコースで脚を解して貰った。これで大分の疲れは完全に取れ、試合に臨める脚に仕上がった。
今年初戦の群馬での落車怪我なども伊賀先生に治して貰ったし、毎週のように練習後の異常や痛みハリを診て取ってもらっている。そのお陰で故障はしないし回復も間に合う。
競技で結果を出したい、いやスポーツをもっと楽しみたいなら頼れる先生を一人持つこと、これは本当に重要だ。
習志野駅へ行けば予約なしでもすぐ診てくれるよ!IGAスポーツ整骨院
金曜日は午前に健康診断だったので午後休いただいたった。バリウム飲んで、お腹が重い。。。
経産旗まで腹に入れたバリウム排出できるか一抹の不安がある。
しかし身長が172cm/63kgに。重い、そして10年で2cm伸びてる。30年後には178㎝になるぜ
午後は半休を頂き群馬1戦目、2戦目で壊して修理を頼んでいたROVAL rapide CXをSBC厚木店へ取りに行く(こいつ毎回壊してんな
完璧に直っており言う事なし!
初期不良のDURA-ACE RDもその場で組み直して貰い準備は整った。
あと気を付けたのは遠征・練習疲れを残さぬよう睡眠はしっかりとること。
いつも仕事後に練習しているから、睡眠時間を削って時間を作っている。
だが、大きな大会前は練習量を抑え回復にあてる。
「水分はどんなに摂っても摂りすぎるということはない」という谷口ジロー著の名作登山漫画『神々の山嶺』の名せりふをまねて、「睡眠はどんなに摂っても摂りすぎるということはない」と言い聞かせて眠りについた。
3時に起床し佐野千尋兄さん拾って当日入りで会場イン、台風一過で高速は空いていたので予定より早く着いた。
軽く仮眠して準備開始
[補給食]
7/11羊羹 x 1pc
7/11芋羊羹 x 1pc
ジェル x 4pcs
CCD+粉飴ボトル x 2pcs
結論を言うとこの量で180㎞走りきれた。
芋羊羹が食べやすい柔らかさで美味しい…これは長いレースにおいて心のオアシスとなった。
[アップ]
レース長いので走るアップはなし
アップオイルは20℃に達しない寒さなのでイナーメアロマはfor CXをチョイス
脚、腕、お腹を監督に塗り込んでもらう
これで寒さ対策と刺激OK、秋冬春には「For CX」か「Very Hot!!」オイルは欠かせないアイテム
[メンバー](敬称略)
内野直也 通称うっちー 今年出るレース全完走で安定感抜群のエース
佐野千尋 通称チヒロさん、我慢強さは随一、集団の雰囲気に呑まれない実は反逆者
比護任 通称アタルちゃん、逃げも機材もいけるチーフメカニック
高杉智彰 通称高杉ニキ 元ZWIFT JAPAN Nationalチャンプ、Zwiftすると性格変わる
渡邊聡 通称ナベさん、ムードメーカーにして自撮りおじさん
荒瀧隆公、通称そろりさん チームの秘蔵っ子にして今年初レースのダークホース
岡泰誠 通称カワウソ ハマると強いハマらなくてもグルペットで強い求道者
このメンバーで今年初めて参加枠8人がちゃんと埋まった。
[作戦]
生き残ったメンバーで相談、クラブチームの作戦はこんなもの
[レースレポ―ト]
スタートセレモニー10分前に並びにいくも、既に後方だった…。
スタート前はなんだかんだ暖かくなってきた。アームウォーマーを外して復活の岩月さんへお渡し。
横に並んだ荒瀧さんに展開予想や最近の輪界を説明してたらスタート時刻。
初手クリートキャッチミスるが、緩やかスタートだったので事なきを得る。
特にメイン集団ペースが上がることもなく、あっさり逃げが成立。
風間(シマノ)
西尾(那須ブラーゼン)
永冨(群馬グリフィン)
佐野淳哉(レバンテフジ静岡)
前田(弱虫ペダル)
敬称略!5名が先行、正直この長いレースでは死に逃げだが、それでも行くのがロードレースだし、エスケープがリスペクトされる所以。イナーメは入らず。。。
こういうのにチャレンジと送りこめるのはチームとして素晴らしい、リスペクトだ。
集団はサイクリングペースになり長い弛緩と追いかけっこがはじまる。
(photo by Takasugi wife-sama)
30/180km(5周)地点
逃げもできたのでサイクリングになるが初めはナーバスな可能性もあり、集団の前に上がり危険回避はしておく。
するとホームストレートで集団が広がるタイミングで勢いよく比護ちゃんが逃げに追走のアタック!
アタルちゃんいったぁ! pic.twitter.com/UKPiiXRYH0
— Ryutaro Nakamura (@ryno_nakamura) October 11, 2020
ちょっとざわつく集団、しかし誰もついてはいかなかった…。
だが、ええぞ。昨年E1総合優勝したものの、今年P1に慣れるのに苦労していた比護ちゃんがチャレンジまで出来るようになってきた。大分クリテでもチーム最上位だったし。
イナーメのアピールになるし、この動きはチーム的にはうれしい。
前の方で様子を伺いつつ、追いつければ万々歳だとあとは祈るのみ。
言った後もメイン集団は淡々と進行し、集団で走っていると7周目に前から巨体が近づいてくる。
比護ちゃん集団に吸収
「ナイスチャレンジ!(自分の)後ろ入れ!」と抜きざまに声かける。
メイン集団は広島、ブリヂストン、愛三、レオモなどが前に人を送りコントロール。
とはいうがペースは緩やかで足を使って追っている感じは皆無。
集団内もサイクリング、逃げ5名との差は一時2分以上まで開いたものの、レース中盤にかけて1分30秒前後で推移。途中、トイレアタックが何回かおこるが集団自体はペースダウンもせず淡々と進み続ける。
その中9周目くらい?でマンセボ、トマ両名がいきなり集団から飛び出して集団が多いにザワつく。でも有力チームも追う雰囲気はない。
マジか逃げにジョインしちゃうなこれは…と思っていると、いつの間に集団に帰ってきていた。アレ!?
トレイアタックだった模様(笑)
ここらでイベントは落ち着き、周回確認を止める。
まだ20周以上残っているもの。
いかに自分のガソリン(エネルギー)を使わないで走るかプリウスチャレンジに挑戦したり、群馬のコース道が悪くなってきてるので走りやすいラインを探したり、レオモ小山小畑さんら弱虫村田と駄弁ったり。
最後は考えるもの止めて虚無る。
中盤高杉ニキが上がってきて話しかけられ現実に戻る。
追走を画策しているらしい、なんとも心強い
「追走いっていい?」
「良いと思います!いきたいように行くのがよいかと」
「才田と相談してくる」
結局追走の友にフラれたみたいで企画は水入りの模様、また来年の楽しみに取っておきましょう。
(photo by Takasugi wife-sama)
90/180km(15周目)
段々距離を消化するにつれ辛そうな人たちも出てくる。
辛いからか心臓破り頂上踏み辞めて周りに埋めさせる選手も出てくる。
おじさんがやると、仕方ないおじさんやな(諦観 と思うけど・・・
プロチームがやると印象悪いぞ、これ読んでくれてる人たちは自戒して下しい。
こういうのはスキルだ技とは言わない。
この頃、ボトル一本を飲み切る。
114/180㎞(19周目)
なんてない周回の駐車場横を抜けた左コーナーで集団中ほどで落車があった模様
少し後方から落車音、地面に擦れるようないつでもいやな音だ。
あのコーナーは落ち葉がアウトラインに溜まっていて危ないとはずっと思っていた。
横で落車を避けられたアイランかホセ選手が無線で「アベタカドロップ」と伝えている。
マジか・・・と好調なアベタカさんが抜けて残念だと個人的ファンとしては思う。そして選手としてはレースの展開に影響するだろうなと思う。
それだけ後半戦でのアベタカさんの存在感はでかかった。早い回復を祈るばかりだ。
120/180㎞(20周目)
ドタバタのあと、マトリックスが先頭に集まって牽引を開始、ずっと早いわけではなく心臓破りだけ早い感じ。9分台前半だったラップが8分を切ペースに変わる。
文字通り心臓破りの登りとなり止めて欲しい~とか思いつつ、集団前方でついていく。
132/180km(残り8周)
このペースアップでいつの間にか逃げを吸収していたらしい。
「もうとっくに吸収しましたよ!」
ヨネヨネに教えてもらう。。。トイレ合流だとかアタックで少し前に出たけど引き戻された人たちと勘違いしていた。無線欲しいね
今期で推しが終了し燃え尽きているらしい米谷、でもレオモはチームで纏まり動いていて、中盤集団牽引も出したりして走りはぜんぜん燃え尽きていない。
(photo by Takasugi wife-sama)
序盤の5人逃げ吸収後、新たな逃げは4人。
橋本(ブリヂストン)
中井(シマノ)
佐藤遼(レバンテフジ静岡)
西尾(ブラーゼン)選手らが逃げてまたサイクリングに。
シマノ・レバンテフジは2回も代わる代わる逃げに乗せ素晴らしい、敬服するのみ。
138/180km(残り7周)
ここには書けない理由で距離周回数がわからなくなり、集団中ほどに下がって佐野さんに確認
「あと何周ですか?」「S/Fまで行って残り7周だよ!」「もう!?」
結構虚無ってた時間が長かった模様、そろそろレースが始まる。
(photo by Takasugi wife-sama)
144/180km(残り6周)
終盤に向け、イナーメ集まりだす。
高杉ニキと荒瀧さんすぐ後ろまで来てくれた。
「荒瀧!ユキの前には入れ!」
「大丈夫ですよ、後ろについて」
自分の位置取りの方がチームメイトも走りやすいだろう。
纏まって走るイナーメ、自分の近くに高杉・荒瀧・佐野、集団後方に岡・内野5人も残っている。
折角だからチームで何かしたい。
ホームストレートの登りで荒瀧さんに展開を聞かれる。
「ここまでくれば完走は確実です。荒瀧さんスプリントは出来ます?」
「いやぁ、スプリントはちょっと」
「じゃあ、折角なんで逃げてはどうですか?完走は確実ですしチャレンジ」
ここで今年初レース、初JPTでほぼ完走しそうなうちのダークホースを使わない手はない!反応は悪くなかったので、前に引き上げる。
「ついて来て下さい、アタックできる位置に上げます」
そう言って、先頭に上がる。すると高杉さんがついてきてくれた。荒瀧さんは?あれ?
(photo by Takasugi wife-sama)
「ユキ前すぎる!」と言われたけど、折角位置を上げたのでそまま。
トレイン組んでるチーム、仕事するチームに間に入れば当然邪魔だしどかされる。下手すれば怒鳴られる。それは当然、入れる理由なんてないし危ないわけだ。
そんな中で前に位置どるには同じように単騎で前にいる人たちと疑似チームになること。
即席愚連隊結成である。
またトレイン組んでるチームの人が抜きたがったら気持ちよく譲ることだ。
まあつまりは邪魔者にならず、自分の位置を得られる空気読みスキルと観察眼が肝要である。
こんなこと書いておいて、怒られることはあるけど。
危険走行しているとかでなければ、レースしてるんだし気にしないと事も大事。
そんなスキルで集団前に居座っていると、何かきな臭さを感じる。
キナンが集まってきた。これは追走入る奴だ。
そうすると新城雄大(ダイユー)と中島選手が牽引開始!
シマノの選手とともに直ぐに食らいつくと集団四番手。前を吸収しないと優勝争い出来ないので、アタックに反応できるよう、自分も邪魔にならないよう先頭交代に入る。
150/180km(残り4周)
キナンの2人が引き続けて集団は一列棒状。シマノの選手はホーム登りで隊列から離れた。自分は離れず、なぜか自分のキナンのラインに入って牽引に加わる。(言っても2人の引きが長くて自分は一瞬だったが)
邪魔にならないよう先頭交代。
(photo by Takasugi wife-sama)
別にどかされもしないが、ホーム登り頂上で交代したとき2人のペースを乱してしまい「一気に上げすぎないで!」と中島選手に注意される、すみません…。
次は気をつけようと思ったけど、その後2人の引きは心臓破りまで続き逃げをキャッチ。凄い!
2人の仕事も終わりかと思いきや、半周以上引き続けているのに心臓破りでダンシングして更にペースを上げる中島選手!これがプロかぁ。一番の特等席でファンになった。
ダイユーと中島選手がお膳立てし、上がりきったペースの中、トマルパ選手が私の後ろから飛び出し逃げを追い抜き皆坂もがかされる。自分も最高の位置にいたお陰で先頭のほうで坂を抜けるもその後の平坦で横に広がりペースダウンしてもにょる。
後ろが続々追いついてくる。
折角これだけの仕事を2人がしたのだから攻撃を続けるべきでは?と何故か勝手に別チームの私の心に火がついている。うぉぉん、オレの心はキナンだ。
162/180km(残り3周)にはいる。
アタックはかかるが踏み止めるので集団が伸びては縮むを繰り返す先頭集団。私は集団を減らして前に行きたいのでフラストレーションが溜まるが単騎では流れを見てものにするしかない。
(photo by Takasugi wife-sama)
心臓破りでまたあんなに仕事したダイユーがまたアタックして行きそれに有力チームが続くが…、やはりこの周でも坂が終われば踏み止めて平坦で落ちる。後ろも続々合流。
下り中に後ろを確認すると一列棒状、自分は10番手にはいる。
もっと攻撃して人を減らし厳しい展開にしないとチャンスはない。
このきつい所で行くべき。
28/30
— 【Jプロツアー公式】J PROTOUR (@J_PROTOUR) October 11, 2020
集団はひとつ。55人で、28周目に入りました。 pic.twitter.com/sFbxl5xOMg
ホームストレート前の登り返しで集団が凪いだ。
くだりの勢いを利用してホーム登り右端からアタックを仕掛ける!
(photo by Shizu Furusaka)
頂上まで無心で踏む、岩月さんら監督たちの声援が聞こえる。
しかし、下りには入るところでトマルパ選手の猛追で潰された・・・。
動画で観るとめっちゃ追走されてるやんけ、クラブチームのアタックくらい見逃してや!
ただカウンターも起こったような気もするが、そこまで暴力的な勢いはない。
皆疲労は感じるしスプリントへの備えている。
下りで息を整えつつ、10番手から下がらないように丁寧に下る。
心臓破りでUKYO勢が攻撃するもマトリックスはマンセポ選手がしっかり潰す。
愛三がアシストして埋めてくれるのでその流れに任せて次の周回へ。
168/180km(残り2周)
先ほどの心臓破りのあと、集団が些細ながら分裂しだす。
下りで割れつつある中で、ホームでアタックがかかる。
これは僥倖、分断ありえるならこのチャンスに攻撃すべし。
数年前、ホセ選手が同じこの場所、同じ残り2周でアタックして逃げ切った。その動きを4人ほどで追走したもののS字下りで私だけパンクしてしまい、離したメイン集団全員に抜かれた苦い記憶が蘇った。
ここで決まる可能性はある!
苦しい展開のなか再度アタックをかける。先頭でアタックしていた山本元喜選手に追いつき更に踏むがここでもアタックは潰された。もっと強く長く踏めないとなぁ・・・
吸収後、マトリックスが下りで隊列を組みだし最終局面に向けたコントロールが始まる。
174/180km(残り1周)
完璧なコントロールの中、これはもうスプリントしかない。
自分の脚の残り具合に期待する。
下り区間で位置を上げる。広島の白川が自分と同じように単騎なのにしっかりといや、必死にマトリックスの後ろに位置どっている。その気概や素晴らしく勝手にチームメイトのように後ろの位置について気持ち支える。
その横からおれはいくおれはいくぜオーラを携えてレバンテフジ西村選手が上がってくる。その若き勢いとオーラをもってアタック、素晴らし!
マトリックスが料理するのは分かっているので一緒には行けないがその勇気蛮勇に嫉妬するぐらい迸るものがあった。もしかしてもしかするかもと思えるようなアタックだった。
(photo by Shizu Furusaka)
だが現実は非情である。
心臓破り前か心臓破りで吸収、こちらはマトリックスが三段ロケットのように段階的にペースが上がっていく!
最後の心臓破りに入るアウターのまま重いほうにギアを上げ、下から踏み出す!
ここが際のキワ、限界で踏め!
しかし、離れていくマトリックス勢の背中。この自分の限界で踏んでいるのに離れていく感覚。
ギアを上げる、心が折れるか足が折れるか。
これを踏めなきゃ、回せなきゃ追いつけない・・・・!
しかし、思いだけでは届かず、脚も折れるのだった・・・。
背中を眺めつつ踏めなくなる、折れた心はもろく弱かった。
中腹で踏めなくなり10人近くに抜かれ先行を許す。
頂上付近でUKYO畑中選手、ブラーゼン谷選手、レオモ小山に追い抜かれ平地でついたが自分は燃えカスだった。
もう気持ちで敗戦、負けたダメだったとなっていて、まだ踏める3人にもがかれつけず4人の最後尾でゴール
あの時はただあそこで踏みきれなかった自分が悔しかった。
いや、やっと得た勝負をするチャンスだったのに、自らあきらめてしまった。
勝負したが17位、 何も残っていないひどい表情でゴールしてテントに逃げ込んだ。
うまくやれなかった悔しさで頭がおかしくなりそうだった。
だが疲労は濃厚で、椅子に座って10分は何も出来なかった。
またこんなチャンスは訪れるのだろうか?そんなことが頭のなかを反芻していた。
ただ続々と帰ってくる仲間たちのやりきった表情や、賞賛をくれて少し心は落ち着いていった。確かに自分には望外の結果だったようである。
中盤の比護ちゃん追走、自分の17位、ウッチー24位や高杉さん43位、荒瀧さん、岡君も完走してイナーメとして今期最大の結果だった。
勝ったわけでもないのに気にかけてくれる人たちから走ってる最中や、終わった後に何個もメッセージを頂き大変うれしかったです。ありがとうございます。
[感想]
経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップin群馬180km
ラスト3周からアタックして勝負をしたものの実らず、優勝争いのかかったラスト1kmの心臓破りの坂で力負けし17位
ここ数年、アレルギー体質が悪化し日光や汗だけでも肌が痛み、練習出来ず心身共に弱っていた。
しかし、諦めきれず、皮膚科に通い病院を変え治療を行ってきた。
そのなかで皮膚科の先生に「結節性紅斑」の可能性があるので、 ナローバンドUVB治療をしましょうと提案を受けた。
いわゆる「紫外線照射治療」である。これを春先から始め、半月ほどでやっと効果が出てきて肌の状態が小康状態になった。そして練習平常的に出来るようになった。
そして伊賀先生のサポートもあり、必要な練習と回復のサイクルが良く回り今回に繋がった。
まだ自分にもやりようが、成長の余地があるのだと今回は希望を持てた。
病気の中、コロナの中どうなるか分からないが腐らず続けて来た道が間違ってなかった。
だから、もう少し続けたいと思います。
また来年も走ろうと思うので、よろしくお願いいたします。
応援、練習、サポートをしてくれる皆様のお陰で今回やっとこのレベルで走れるようになりました。ありがとうございます。
[機材/サポート]
フレーム:SPECIALIZED S-WORKS TARMAC SL7 DI2
52サイズ/カーボン/カラーランシルバーグリーン
ホイール:Roval Rapide CLX
タイヤ :Turbo Cotton, 320 TPI, 700x26mm/ 使用気圧6.8bar
SPECIALIZEDコンセプトストアSBC厚木店 | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの自転車専門店
サイコン:LEOMO TYPE-S
ウェア :Sunvolt S-RIDE COMPセパレートワンピース
オーダーサイクルジャージ サンボルト|オーダーウェア
グローヴ:Sunvolt S-RIDE エアログローブ(指切り)
ソックス:アールエル ソックス R×L SOCKS
シューズ:Lake CX402 イナーメ信濃山形モデル
LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア
アップオイル:Igname Aroma For CX
回復食 :スポーツ用クッキーWAY TO GO
流石に180㎞/3000mアップの疲労は色濃く、終わった後Way to GOとコーラを貪り食った。最高に美味しくしっとりしているのに芯があるクッキーはもう美味しくてとまらない。
プロテインも採れるので、補給食やアフターにも最適よ。
[次回]
10/17 第51回 JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ in 境川自転車競技場 ポイント・スクラッチ
10/18 ツール・ド・はなわ2020 クラス1
出場予定です。久しぶりに勝手に2days!
第54回 JBCF 東日本ロードクラシック群馬大会 Day-1 インサイドレポート
どうも、生きてます北野です。
久々のプロトンに心湧くレース再開でした!
そのインサイドレポートをお届けいたします。
東日本クラシックin群馬サイクルスポーツセンター
Day1 120km 6km×20周
スタートからゆっくり前に上がる
すぐ10人ほど逃げが出来る、3周目に心臓破りで逃げにブリッジできる距離に近づくが、ZWIFTばかりして、実そうを疎かにしていて走れなかった葛尾の反省を鑑みて自分は集団待機
15人前後の逃げができるがチームからは誰も乗ってない…
5周目さいたまディレーフとヒンカピーチームに混ざり追走の意思を見せ追うけど、私一人では力不足…任せるしかない集団待機という状況
JPTで完走しなくてもいいから逃げを追える選手、捕まって完走しなくてもよい逃げられる死兵がいる
そこがホビーレースと違う
死兵は強くないといけない、それを放てる層の厚さがチームの強さである
他チーム任せのレースだが、常にマトリックス、UKYO、ブリッツェンの後ろ位置を確保してレースを消化する
佐野さんが私の後ろに来てたので、走りやすい位置を常に確保する
すると、めっちゃ鼓舞&褒めてくる
「ユキめっちゃ助かる!」
「ユキ後ろいるから!」
「ユキ…ゆき…」
10周目にマトリックスの追走が始まり、地味に辛い速さになるが位置は下げるほどではない。
補給地点で落車があり、後輪にぶつかられたが加速して事なきを得る
「あぶねぇなぁ!」
「何かあったんです?」
「ボトル取りながら横へスライドした」
愛三の選手に教えてもらう密集陣形でボトル取るときは、取る意志を周囲に見せてハンドサインなりするべきだ
そのまま、残り3周でマトリックスと時々UKYOの引きは諦めが入ってきて、逃げとは2分差でサイクリングに
10周近くハイペースで引き続けたマトリックスとUKYOにはリスペクトしかない
これが出来るのがプロチームだ。
この引きでレース状況は前もペースをあげ逃げ9人、メインも30人ほどとなった。
その10位争いのメイン集団で動きが活発化したのに便乗して佐野さんとイナーメ波状アタックを開始!
ホームのぼり後の下りで佐野さんがアタックに反応
チームメイトが行ってくれたのでUKYOの選手に付いていくだけ1号橋で吸収
みな脚が止まりながら進む
私は心臓破りでアタック!
集団を一列棒状にしたものの、決定力に欠けた。
集団後尾には付き足を休める
ここは得意のスプリントで締めようと脚を回復する。
私のアタックで再度ペースの上がりきった集団が最終周に向かって下り坂を突き進む
その下り中に集団落車発生!
選手が白樺の木にぶつかり自転車が集団の中からスライドして飛んできた!
ピタゴラスイッチ落車!
私はボーリングのピン、横凪に車輪を取られ50km/h近くで空を舞い地面に叩きつけられた。
VENGEと左半身の皮膚を失う
意識は問題ないが痛みで立ち上がれない。
チームメイトや審判に抱きかかえられコース外へ運んでもらう
助けて頂いた人たちの白い服が血だらけになり申し訳ない…
あと1周走れば完走、レースも佐野さんと自分しか残っていないのでゴールしなくちゃ...
そう周りに伝えるも、君の今の状態で走らせることは出来ないと審判にいわれる。
残り一周を残してリタイアとなった。
その後、レースの医療班の皆様やチームメイトに助けられた。
左足が動かせず脱げない服を切り、アドレナリン出ているうちに擦過傷傷口を治療してもらう
夜戦病棟さながらで、西尾くんや西谷さん、シンヤさんなど運び込まれてきて皆血を溢れさせながらうーあーと呻いており治療を受ける度に悲鳴が上がった。
救出かり付添に岡夫婦やタメさんらの献身的なサポートをしてもらい感謝感謝です。
レース後なのに、佐野さんと佐川さんに運転してもらい沼田脳神経外科循環器科病院へ
こちらはCTがあったので、ヘルメット割れてるし脳を撮って貰いました。
脳内出血等は見つからず経過確認となった。
脳外科の先生がサッカーで肉離れにも詳しく、アキレス腱伸ばしが出来ないが足首を伸ばすことができて触ると痛がることから専門外だけど肉離れと診断してくれた。
48時間のアイシングと心臓より高い位置に足をすることを進められ実践すると翌日から歩けて、3日4日目には痛みはなくなったので大変助かった。
佐野さんと佐川さんに付き添われながら病院を後にした。
夜遅くに宿に付き、食事
料理民宿 三枝へ
今日唯一完走してくれた佐野さんを労い殿様盛り
ドクターストップとよく休むことを言い渡されたが、痛みで眠れぬ夜を過ごした。
day-2へ続く?