ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

勝手に3days stages DAY1 第15回もてぎ7時間エンデューロ 秋 7時間ソロ インサイドレポート

去る11/23-25の三連休、人に誘われるままエントリーしていたら3日のステージレースになってしまった。

 

 

あるぇー?

まあ何はともあれ、初日の茂木が一番長い!

日本でも最長レースのひとつだ。

長距離レースは何より準備が大事!
内臓が剛健ではないので繊細に。

 

・長距離エンデューロの走り方 準備編

①3日前からの水分・塩分・炭水化物を気持ち多めにとる

②前日も水はたらふく2Lペットボトルを飲み切る、梅干しや味噌汁なども多くとり塩も摂取する

③当日補給食は以下通り

当日は5時起きで4時間EDに出るフリーダムレーシングの谷脇さんともてぎへGO!

 

・もてぎ七時間エンデューロソロ レースレポート

準備を済ませて、スタート5分前にサーキットへピットイン

もう7時間止まることはないのですべての荷物を背中につめる。

スタート待つと後ろからゲンゲンがくる。

SBCの紺野ゲンタ、数年前のチームメイトにして今年の沖縄覇者が横に来る。

皆から祝福されるが適度にプレッシャーである模様、いいぞもってやれ

ライバルはSBCのゲンゲン、鳥倉君、Innocent荒瀧選手、フリーダムの佐藤さん、イナーメのチームメイトにして3日間旅の仲間の生田目さんあたりか。

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(Photo by 第15回 もてぎ7時間エンデューロ 秋 2018|ツインリンクもてぎギャラりー)

 

スタートから招待選手の引きは優しい、2年前に出たGW7時間EDとは比べ物にならないくらい。

 

これがシーズンオフか。

 

序盤はひたすら足を使わず前にいる程度に留める。

足の回転数や踏み方を変え、疲れないように疲れないように省エネ走。

時々予期せぬ中切れが起こるが適当に埋めているうちに3時間が終わる。

補給食を貪り、脚を回すだけのマシーンと化して段々悟りを得られそうになる。

4時間が終わるころ、声をかけ4時間組を前に出す。

でも結構人数は減っていて、ゴールへ向け小数が先行して行く感じになった。

その逃げに7時間組が逃げているらしいとかどうとか情報が錯綜している。

でも、7時間ソロで強そうな人はいなくなっていない・・・。

 

4時間ゴール間際に先頭の情報を待っているとユキヤさんが降誕

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(Photo by 第15回 もてぎ7時間エンデューロ 秋 2018|ツインリンクもてぎギャラリー)

「2人ほど7時間にげているぞ」

「いえぇーい!ユキヤさんが来てくれたぞ~皆!」

「前が逃げているから俺は引けないよ笑」

流石ユキヤさんわかってらっしゃる!!

「前を追わないとラップされちゃうぞ!」

しかもニコニコ煽る煽る

ぐぬぬぬ、まだこちとら3時間以上あるんですけどー

「ほれ追っかけないと!おわっちゃうZO☆」

そんなこと言ってハンドルを並べて並走してくる。

うっ!!タイ合宿のトラウマ(PTSD)が発症して今日一番嫌な汗が出る(下記参照)

タイ合宿2017 一日目 - とっぷり自転車とりっぷ

タイ合宿2017 五日目 涙のウロプチ - とっぷり自転車とりっぷ

「ユキヤさんに並ばれるとタイ合宿のトラウマが発症するので並ばないでください(マジ)」

「なんだそれ笑、まだ踏んでないし笑」

トラウマ汁がとまらないので集団に声を掛け前を追うことになった。

 

30分ほど追走劇が開始!

ゲンゲン、鳥倉君、荒瀧選手、佐藤、生田目さんなど目論見どおりのメンバーで追っかける。

めっちゃ追ってるけど中々追いつかない。しかしこの追走で脚の差が見えてくる。

佐藤さん、荒瀧選手が引きが長い。

自分的にはこの追走ペースは悪くない。ちょうどいいくらいだ。

4時間半が過ぎて、4時間組みもいなくなりサーキットがガランドウだ。

少しづつ前2人が見えてきてゲンゲンが喜ぶ

逃げは7時間チームだったらしい、どうりで追いつかないわけだ。

アーティファクトレーシングチームとS .E.A Racing Teamが交代してフレッシュな選手らに変わっていたのだ。

 

追いつきざまに坂で今日始めて攻撃を仕掛けてみる。

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(Photo by 第15回 もてぎ7時間エンデューロ 秋 2018|ツインリンクもてぎギャラリー)

大した坂じゃないのに何回も何回も登っていると苦しくなってくる名物坂

何名か千切れたがその前の追走ハイペースで疲れが皆隠せず平坦でタレる、その間に千切れた人らも追いついてきて元の木阿弥。

 

ここら辺で先頭交代時のもう前に出れなくて譲り合いが起こるようになる。

そんな中、生田目さんが「年寄りだから無理~~~!!!」と悲痛な叫びで先頭交代拒否したのが今日一番笑った。

自分もいつか使いたい名言が生まれた。

しかし、全員の脚の残りを確認する事が出来た。

その後、7時間チームの2人を主に引く

もう5時間走りっぱなしの我々にはチームの引きは強すぎる・・・

 

5時間経過したところでまた再度坂で仕掛ける

ソロの紺野、チームではアーティファクトリーとS.E.A Raceing がついてくる。

そのまま平坦もがん引きする。後ろとは決定的に離れたし、こちらの4人は踏める四人

決定的な逃げを作った!

そこからは後ろを離すペースで逃げ巡航がはじまる。

元気だったゲンゲンも静かになり、すぐ先頭交代するようになる。

主に引っ張るのはアーティの選手、ついで自分、S.E.A の選手とゲンゲンという感じ

お、これは勝てるのではなかろうか?と引きは緩めない。

 

しかし、そうまだ2時間弱まだレースは残っているのだ。

段々、自分が坂で劣りだす。まだ平坦は引けるが短いもてぎの坂がきつい・・・

沖縄後、5KG増えた体重はカーボロディングにしては重すぎたか・・・

そしてついてにアーティの方が元気すぎてゲンゲンと自分の3人になり

残り一時間で私も坂で脱落・・・

 

ぐぇぇ


ついていくことに専念して省エネ走にしたゲンゲンが正解、自分は余力を失ってしまった。

その段階で総合三位、ソロ二位
後ろからS.E.A さんが追いついてきて二人で永遠と回すことに

6時間過ぎると時刻も16時を回り、日差しが西日になり、寒くなってくる。

そのせいか寒風で瞳孔が開き視野が白ばむ持病が発症

事故ったら悪いのて残り30分でリタイア

OH、ブッタよ!慈悲はないのですか・・・

無念だけど出し切った…・

そのままリタイア脚で救護室に運んでもらって事なきを得る。

車に戻って10℃をきった茂木の寒さにガタガタしながら目の回復を待った。

 

レースのほうはというと、ゲンゲンとアーティの方2人先頭で逃げたものの、残り二時間に始まった二時間エンデューロ集団に載ってドロップした人たちが先頭に追い付いてスプリントになった模様
それでも勝つのだからゲンゲンぱねぇな!

 

リタイアして救護のお医者様に自分の目を見てもらった結果を報告
自分は人より瞳孔が大きいらしく、寒風で目の血流が悪くなって瞳孔障害が起こっているのかもしれないとのこと

対策としては大きなサングラスして寒風を防ぐのと目の疲労によいビタミンA 多く採ることのこと。

同じような症状に悩める子羊たちも参考にされたし、いい情報あれば教えてください。

入賞し生田目さんと4時間終了後サポートしたくれた谷脇さんに介抱されながら温泉へ

やまがたすこやかランド三太の湯 - 三太の湯 ホームページ

 山奥にある温泉、変な像があるは気温はマイナスだは魔境感漂う変な温泉

中身は以外にふつー、露天風呂が工事中なので2/5評価!

食事は美味しかったが20時まで!

温泉で目が回復したので、福島県矢祭まで下道でとことこ1時間ほど。

もてぎから近いツール・ド・はなわ会場へ21時過ぎに到着

すぐに大部屋で眠りについた。

 

本日1日目もてぎ270km 、もうなんもでない…

明日はツール・ド・はなわだ!

続く・・・

FUNRiDE presents 富士チャレンジ200km 2018インサイドレポート

今年も来ました富士チャレンジ200km

昨年はav42km/hの中、何度もアタックして逃げてスプリント距離を見誤って自滅4位
 今年は自滅せぬよう自重して優勝や!
昨年レポートはこちら

http://assalitore.hatenablog.com/entry/2017/09/15/150927

と意気込む

 

・前日
職場に2Lペットボトルを持ち込み、奇異の目で見られるが飲みきり引かれる。

気にせず、食後はIGAスポーツ整骨院
試合前にケアと調整をしてもらう、めっちゃ楽になった!

施術後は伊賀先生と北習志野駅になるカレー食べ放題「ロイヤルキッチン」(※チェーン店に非ず)へ!

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カーボロディングして大満足で帰宅

 

 

・大会当日
千葉は晴天、朝でもまだお腹いっぱいなので軽めに朝食して出発
静岡に入ると荒天、雨が降り出す…

 

雨男ですまない…

 


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スタート30分前についたのでせかせか準備して最後尾からスタート
これが大変だった…
打ち付ける雨、滑って打ち付けられる参加者たち
落車パラダイス!1周のカーブ中に複数人こける、参加者も500人以上いるのでもう地獄絵図

頑張って前に行く中、前走者が転倒して巻き込まれるー!?と身構えるも真逆の並走して流れていく自転車…

 

雨の日滑るのは空気圧入れすぎか、カーブ中にブレーキしているのか、タイヤがダメすぎるのか、油が浮いていて不幸と踊っちまったのかどれか

雨の日は雨天でも信頼できるタイヤで、空気圧を低めして、タイヤの油分をふき取ってきてくれ!自分のためにも!

 

そんな方々をパスしながら先頭に出ようと思うが、上記のように後ろはカオスすぎて大変
昨年は最後尾から1周で先頭に出れたけど、本日はそうはいかず後追いとなる。
1時間くらい走って5時間ペースの集団を抜き、単独で前へ前へ
雨は止まず、コースは川になる。それでも前へ前へ
1時間過ぎて最下位から単独で先頭に追い付いたところで、本日のレース中止のアナウンスがなされる。

 

雨量が規定値を超えたため、ノーレースで本日は中止だとか。
60kmでレース中止となった。
先頭に追い付くため誰よりも60㎞でパワーを出して頑張った感はあった。

まあ災害続きの昨今では仕方あるめぇ

 

というわけで、切り上げて帰宅

中止になったとは雨は小雨になるのがなんとも

 

この大会のために仕上がったエネルギー(カロリー)をどうしてくれよう…

 

Dst60km

 

【使用機材】
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)

OLTRE XR4(FRAME)OUTLET入荷– Bianchi Store(ビアンキ・ストア)

コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW

ホイール:GOKISO

ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー 刻印入り 前後セット|ワールドサイクル

タイヤ :Continental GP4000S2 23C/ 使用気圧5.5bar
オイル :WAKOWS
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)

シューズ:LAKE CX332 チェレステモデル

CX332 - キルシュベルク・オンラインストア

マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19

サプリメントニッスイ Sports EPA | B's supply

補給食:アスリチューン POCKET ENERGY (ATHLETUNE)

オイル:イナーメスポーツアロマ Rein /Very Hot!!(イナーメスポーツアロマ)

サイクルコンピューター:Xplova

 

2018/9/6 木曜練習70km 富士チャレ前調整

嵐の前の静けさから嵐が過ぎて地震が来た。
平成も末だし、歴が変わる時は天も荒れるのだ(老荘思想)
大仏建立が急がれる。

 

・練習内容
10分ITT
平坦7周ポンイントレース
15分ITT


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富士チャレンジ前、最後の調整として臨時MCNへ参加
今日は9人くらい集まって大盛況
久しぶりに湾岸カブ復帰!

2.5.7周スプリントありの35㎞
1周目からみんなやる気が高くてペースはやい
自分もほだされて上げていくと、既に1周目で4人とかに
あらら・・・
2周目は合流を待って自分はペースを落とすけど、残った3人はそんなことせず上げまくり
んもー
3周目はカブ早がけ、ゆっくり追ってタレたところを頂き
5.7周もウタさんを発射台にすべて奪取。

信号や徐行、当然守ってav35.5km/h
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なかなか調子よい

 

・雑感
その筋肉を使っていれば日本一になれる選手は「筋肉の天才」だと私は思っている。
しかし、日本一になれるのは1人だけなんだ。
凡夫はいろんな筋肉を使い分け、運用して勝機を掴むしかないの。
つまり、私は色んな筋肉が使えるポジションを目指している凡夫なのだ。

最近、ポジションに関する質問を複数もらったのでそう回答している。

 

・明日は富士チャレ
富士チャレ前に調子は上々♪
長距離耐性に幾何か不安はあるが、平坦力では勝負に絡めるかな。
昨年は100km地点から動きすぎて自滅4位だったので、今年こそはクレバーに走りたいです。
明日はGOKISOでいくかXENTISにするか…

そしてJBCF石川以来のレース、久しぶりの相棒頼むぜ

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今日の目標2L水を飲みきること
そして、炭水化物食べ放題ヒャッホーイ!

2018/9/3 月曜練習 70km 嵐の前の静けさ

2018/9/3 月曜練習 70km

台風も近づくとのことで臨時開催、フットワークの軽い若者が集まった。f:id:Assalitore:20180904182551j:image

 

富士チャレンジが5日前に迫り焦りだす夏休み終わり前の宿題気分
つまり間に合わない。
この年になっても直前で焦る癖は治らない。三つ子の魂は100まで。

 

・メニュー
江戸川側道を10分ITT
インタバーバル練習×7周
江戸川側道を5分ITT

3、5、7周でスプリント周回
高速域で引いてスプリントも発射台になるプラン
3周は残り150mくらいまで引いて発射、おっくんとしまけんさん競っておっくん
その後休ませず緩ませず引いて、4周目。無風ストレートを48km/h~50km/hまで上げてローテすると3人に。
5周も残り150mまで引いてしまけんさん発射
6-7周目もペースを維持する。しまけんさんがアタック、じんわり回収。
8周目も最後まで引いて発射石井君としまけんさん競って

dis70km av33km/h

 

・雑感
TTTにで思うはやってないことは出来ないし、やれるようになり評価されるに至るには自分の限界を少し上回ることをしなきゃならない。
そしてそれを行う挫折しないメンタル作りと、それを日々行うリカバリー(睡眠・食事・ケア)が付帯する。

夜連暗いので、もっと明るく走れるようレックマウントでダブルライトつけられるようにしようかな。

ツール・ド・宮古島2018 136kmクラス インサイドレボート

『ツール・ド・宮古島 2018 インサイドレボート』
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【準備編】
6/9 土曜日
羽田でフリーダム佐藤さんと合流、ANA宮古島直行便へ乗る。
二時間半ほどで宮古島へ上陸!
メッチャクッチャ暑い、蒸す。
気温35℃湿度80%な感じ
汗が止まらない…そして突然のスコール
フッ( ´,_ゝ`)
嵐を呼ぶ男を歓迎しているようだぜ
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今回の旅は沖縄移住者のSHIDO中尾店長オーガナイズのもと同じくSHIDOのボケモンマスター根津っちさんらに同行させて貰う。

既に自転車だけではなく、旅を楽しむ中尾店長の方針に同調し宮古島へ繰り出す。

先ずは自走でホテルピースアイランド宮古島
平和島宮古島という島のダブルネームはどうなん?
手早くチェックインを済ませて、スタート地点で前日受付を済ます。
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スタートゴール地点で売られているものがジャンキー過ぎて流石沖縄
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宇治金時かき氷があったので買うも10分足らずで氷が溶けおしるこジュースになる流石宮古島

一昨年優勝者の中尾店長と同年二位の佐藤さんから直々にレクチャーを受ける豪華仕様軽自動車で明日のレースコース試走を行う。
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平坦が多く、暑さ以外の難易度は低そうだなっといった感想
すると中尾店長がここから勝負ところだよ!と示すそこにはどどどどどドイツ村!
おかしい俺は千葉から宮古島に来たはずなのに千葉に留まっていた?!
(筆者注:千葉には東京ドイツ村があります)
宮古島も沖縄ドイツ村とかいう矛盾を抱えているのだろうか?
数キロのアップダウンだが、ドイツ坂と勝手に命名
後は登りで足に来そうなのは宮古島市街地に入る坂くらい、こたらは市街地坂と勝手に命名。そこらでアタックを仕掛けようと構想を練っておく。
スコールと晴れ間が続くなか、宮古島に虹がかかる。
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明日のレースを祝福しているようだ!

コース試走後はドイツ村近くの屋台村
でソーキそばと島豆腐麻婆でしっかり炭水化物イン
ホテルに戻り明日の準備を整える。
新たに卸したLake CX332チェレステがデビューウィンを心待にしている…
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準備後、宮古島市役所方面に夜の散歩をしてから、夜は23時頃就寝
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6/10 日曜日
朝5:00起床まだ眠い。
でもすぐに朝食もぐもぐ
メニューはギリシャヨーグルト×1、BIGおいなりさん×1、紅イモあんパン×1、宮古島コーヒー×1
けっこう腹一杯になる。
動物性たんぱく質ショートニングは捕らぬよう注意
長いレースだと消化不良でパフォーマンスが下がるからね。

ホテルより会場は数キロなので6時になったら自走で向かう。
晴朗なれど日射し強し。

会場では位置取り争いが始まっているが最後尾に粛々と並ぶ
後ろから一緒に走る人らを見渡して挨拶するのが好きなんだ。

【レース本編】
ツール・ド・宮古島 2018
距離136km
気温29~35℃、晴天
参加者200名

定刻通り7:00にスタート、200人がゴールを競う!
パレード中に最後尾よりひょこひょこ先頭へ、道幅広く争うわけでもなく先頭へ出られる。
数キロのローリングのちにリアルスタート
スタートカミカゼアタックを決める。
飛び出すが、常時道路閉鎖ではないせいか警察が先導して道をクリアにしていくのが間に合わず、先導車に追い付いてしまいブレーキ、ペースを落とさせられる。
そのせいで追ってきた人らに捕まる。

5km地点らそこら
私の捕まったカウンターでフリーダム佐藤さん、オーベスト西谷さん、チームオキナワ中鶴さんが抜け出し逃げ出す。
あれよあれよと二分ほどタイム差がつき、危ないから追走に入る。
内房レーシングの根元さんは協力してくれる、他の有力勢は皆さん集団ステイ、まだ130kmあるしね。
でも他人任せは自分をリスペクト出来ないので俺はやるぜ俺はやるぜと先頭交代に入る。アプリコの伊達男ロシさんも協力してくれるのが心強い。

15km地点くらいで、一回だけ落車があった模様。
先頭より少し後ろだったので音だけ聞こえてくる、後ろを走るリスクだ仕方ない。

20km地点で前に人影、あららステルスエスケーパー佐藤さん吸収。
暑さにやられたのか珍しい。辛そうなのでお尻を押して集団復帰を手伝い労う。
その後、段々と詰めていき昨日試走したアップダウン区間へ入っていく。
そして50km地点、ドイツ村坂でSHIDO中尾店長とアイコンタクトして下から全引きでペースアップ
今日はじめてのリストラを開始する。
暑さにへばってる人をふるい分け、主役たちを釣り上げる。
10人ほど、本日の主役たちが全員反応してくる。
頂上前で逃げていた西谷さん、中鶴さんを全員吸収し中尾店長と先頭交代
集団もバラけこのまま主役たちで消耗戦に持ち込みたい心持ち
しかし、皆辛いのか私の気が早いのかローテーションが回らない。
私や中尾店長ら三人くらいこのペースで行きたいので積極的に引くのだが…
逃げてた西谷店長が「もうあげる必要ないよ!」みたいな?言葉を叫ぶ。
逃げ十人、辛い人らが賛同してペースダウン
う~ん、レジェンドの言葉でレースをコントロールされてしまう。西谷さんは老練な技だ。発言力は力となる。
私と中尾店長で作った逃げはサイクリングになり離れていたメイン集団に吸収される。
その後サイクリングが続きステルス佐藤さんが逃げたので(本当にタイミングが巧い!逃げ屋はこの人を見よ)、少し待ってから単独追走を駆ける。
後から1人ついてきてくれたので、引き連れて追う。佐藤さんに追い付き3人で回し出す!
すると後続も全員追ってきた…( ;∀;)
吸収されるとまたサイクリング、しかし試走で勝負所と思った次の地点、市街地坂へと突入する。

60km地点から始まる市街地坂、おもむろに踏み出すと単独逃げとなる。
後ろを見ると西谷さんが追おうとしていたが気にせず踏むと1人逃げに。
坦々とペースを刻みエアロポジションで逃げる。街頭の応援が全て自分に向けられるのはロードレースの逃げの醍醐味だ。
集団が見えなくなると間に審判車が入る、手をあげ水を車から貰い、身体に浴びせ飲みまくり進む。オーバヒートだけは避けたい。
アップダウンを20kmほど逃げて、審判カーからタイムボードで最大30秒差を見せられる。その差をつけつつ80km地点まで単独先頭。
向かい風区間で速度が伸びなくなってくると集団が迫って来て審判カーが抜いて行く。

ここが年貢の納め時か…

すると集団からカウンターでSHIDO期待の若手サカイシュン選手が飛び出して来るのが見える。
抜かれ際に後ろにつくが、流石に足パンでフレッシュな彼に付いていけずリスクを考え集団へ戻る。
しかしというかやはり集団はサイクリング、回復には打ってつけだった。

アスリチューンなどパクモグ回復したので、90km地点の登りで本日4回目のアタック!
また単独先行していると、追い付いてきたのは…なんと雑賀さん!遂にディフェンディングチャンピオが動いた!
二人で本気で踏み出す。
すると、後から飛田さんともう一方(どなたか判らず、すみません😣)の2名が合流、素晴らしいレース感をしている。逃げは4名になった!
しかし、ここまでステルスしていて、はじめて動いた雑賀さんの引きが長く強い。
追い風を味方に快速列車は進む。

カウンターで飛び出し逃げていたサカイシュンを吸収、こちらもお尻を押して逃げに取り込む。これで5人や!
と思いきや、二つくらい坂をこなすとシュン君おさらば…単独逃げは苦しいよね😅
更に10km~20kmと過ぎるにつれだんだんと後から追い付いてきた二人が引けなくなってくる。
「付き位置で大丈夫ですよ!」「あと残り何kmの我慢やから!」と雑賀さんと二人で励ましまくる。
かくいう私も一緒に逃げていて雑賀さんにどんどん追い詰められていく感覚、序盤からの動きと35℃の暑さも相まって確実に足が削れている。
それでも追い風を心の追い風にして逃げる。
逃げ続けていると先導カーが来て後続差を伝えてくれる。
初めは10人50秒差、20kmほど経つと5人30秒と後ろの追走も死力を尽くして追ってきている模様。
2周目のアップダウン区間に入ると、もう引いてるのは雑賀さんと私の二人になる。
それも向かい風区間に入ると雑賀さんと自分の足すら止まる。
後続五人がちらちら見え出して、ドイツ坂前で吸収される…

110km地点前後追い付いてきたのは、オーベスト西谷さん、SHIDO中尾さん、内房レーシング根元さん、チームオキナワ中鶴さんら四人
今日の主役たちは我々6人
追い付き様のドイツ坂で雑賀さん中尾さんがアタック!
根元さんが追うので付いていく、交代を求められるも辛いので自分のペースで追い、追い付く。
しかし根元さんは余裕ありそうなので俺の残り足をめっちゃ観察されてる気がする!
でも暑さは皆平等、余裕は既に誰にもない。
ドイツ坂が終わり、市街地坂まで凄まじい牽制なのか足がないのかサイクリングになる。
自分は暑さと動きすぎで既にグロッキー、サイクリングが辛い。

誰も動かずピリピリした空気になるなは、ピリピリした日射しのせいか。
残り10kmで最後の勝負所市街地坂に入る。
根元さんがアタック!来るなら中尾さんか根元さんか西谷さんと思っていた!雑賀さんがすぐさま反応、遅れて中鶴さんが反応…微妙に離れて中切れ!先頭交代要求…しかし限界かわからぬ感じ
でもこれで見送りは愚策!
足を使い中鶴さんの中切れを埋め二人に追い付く。この動きで熱中症だった(!)西谷さんが遅れ5人となる。
中鶴さん、中尾さんのカウンターを警戒したがそれもなし、皆辛いようだ。
残り軽く雑賀さんがジャブアタックをしたので反応、根元さんは3発くらいアタックするが市街地坂ほどの攻撃力はもう無い模様

そのまま牽制しつつ、残りニキロ
ピリビリが最高潮ななるなか最終コーナーから根元さんがアタック!中鶴さん反応、残り一キロでまた牽制しつつ残り200mで雑賀さんスプリント開始!
待ってた!と反応するが…差が詰められない、むしろ離れる…!!
ぬぁー!!敗けを頭が体が悟っている
でもまだ践め踏め践めろ!回せてくれ!俺の体!!虚しく唱えるも体は重く思ったようなスプリントは出来ず
雑賀さんのガッツポーズを眺めていた…
嗚呼、ここまで動いて動いてやって負けた…。
木島平村といい最近二位多いな、二位じゃ誰も称賛してくれないしな、とか悔しさでぶっ倒れる。
思い返すのはああすれば良かったこうすれば良かったと言った後悔ばかり。
それを全部飲み込んで反省してまた強くなろう。
何はともあれ連覇の雑賀さん強すぎぃ!

ゴール後、熱中症と疲れのせいで脚がふらつき寝かしていた自分の自転車のタイヤを踏んでバーストさせてしまう。
と言うのは偶然で、目の前にいた雑賀さんへの祝砲だぞ(゜∇^d)!!

タイヤ修理して、ホテルでシャワッてから宮古島アフターパーティへBBQしながらの屋外表彰式

盛り上がり回し飲みが始まる沖縄勢、レース後脱水熱中症気味内地勢に振る舞われる大量の肉
宮古島沖縄勢は化物か!?
でも素晴らしい大会で参加者を歓迎してくへて大変嬉しい楽しい大会だった。
また来年はリベンジします!!
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熱中症の佐藤さん介抱して、島観光してステーキ食って最高の宮古島アフターナイトを過ごした!

メッチャクッチャキツかったけど、136km 獲得標高850mとたいしたことないけど35℃サウナの暑さと暴風で数値以上に苦しく辛いレース
でも宮古島海岸沿いを二周も完全道を閉鎖しての本当のロードレース
補給地点も30km毎にあるし、逃げればボトルもタイム差も教えてくれる。
ボランティアや主催者たちもフレンドリーでストレスフルで最高の大会でした!
そして何より宮古島の海の美しさは別格。


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語彙力には自信がある自分も語彙力がなくなるレベル。
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是非このブログを見た人は来年エントリーしてください!
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フリーダム佐藤さん、SHIDO中尾店長、根津っちさん、シュン君、そして戦った皆様、主催者ありがとうございました!


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次の大会は全日本選手権!!
いくぜ益田!

2days race in 木島平村 2018 stage1 インサイドレポート

【2days race in 木島平村 2018 stage1 インサイドレポート】


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(photo by fukuda)

復帰第一弾のこの記事は、ダイエットについて話そう。
毎年恒例のタイ合宿に今年も参加した後、婚活をしていたら自転車に乗らず太ってしまう。
デブ活で身長171cm/体重70kgのゆるふわボディになってしまった!
これはやばいと思いだし、のっそり動き出したのが4月。
タイ合宿以来、3か月ぶりに自転車にまたがるのだった。
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JBCF群馬で競技復帰するもデブコールに心を折られDNF
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GWで1000km乗り込むもまだ体は重い。
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加須TTは龍太郎・佐野さん・北野の昨年メンバーでイナーメ5連覇、デブ勝つ。
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宇都宮クリテリウムではピュアホワイトの小山を守って完走するぐらいに戻ってきた。

 

更に加須や宇都宮の会場までは龍太郎カーで送ってもらい、大会後は会場から自宅まで自走帰宅で距離を稼ぐ生活を始める。
龍太郎わがままを聞いてくれてありがとう。

お陰様でGW以外は週末ライダーにも関わらず、4月に70kgに及んだ体重は緩やかに下降曲線を描く。
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朝はお肉、昼は自由に食べて、夜は野菜スープ+プロテイン生活、甘味・砂糖は口にしない。
役1ヶ月半で-4kgの66kgまで筋肉を落とさず落とすことが出来た!

 

そして挑む、木島平2days!!

前日、前々日は会社飲み会
当日朝は朝4時に中村夫妻、未来のお医者様クリニック西石垣が迎えに来てくれる。
道中、元マイナーリーガー異色経歴の松尾さん、新大学生の武流をそれぞれ拾って長野と新潟の県境へ向かった。

長野につくと既に寒さがおかしい。外気温5℃前後、雪も降っている…と思ったら白い花の花びらだったが降ってもおかしくない空模様と寒さ…
GWのイナーメ開田合宿も同じレベルで寒かったな…。今年の長野の寒さおかしくない?現地民の武流曰くおかしくないらしい。


現地で合流
イナーメはご当地枠で出場選手が多いので様々なチームに分かれた。

・本家旗本
イナーメグリーン:龍太郎エース
イナーメブラック:北野エース
イナーメホワイト:大東エース
・外様
WKW:湯浦さん
Wednesday:小山
京産大:樹

130人参加中20人近くがイナーメ、イナーメの練習会と言われるわけだ。
ちなみにイナーメ同士で協力などはしない。何故なら私はイナーメの暗黒面に落ちたダークイナーメだから…
Newブラックイナーメジャージ、御用命のチームメイトは監督へ連絡だ!(広告)
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(photo by fukuda)

 

・TT (Stage1a)

ローラー15分でアップ
前回TTバイクでは慣れないカーブで怖いコースだったのでBianchi OltreXR4で行く。
ロードバイクの方がもがきやすい。

56さんはとある理由でリタイア、これをチャリダーで見るのが56さんには失礼だが楽しである。ポンポン

6km/タイム10:31.60
46位/総合46位

 

・ロードレース(Stage1b)
ローリング終了後アタック
小山や龍太郎がアタックしている。
一緒に逃げると「やっときたんですか~」みたいなことを小山が言う。
小山、そういうとこやぞ。

何度となくアタック、吸収を繰り替えっすが一向に温まらないくらい寒い。
冬の寒さに影響を受けて、体調が優れず集団後方へ下がる。

体調が優れず車間を空け気味にしか走れず多くの選手に迷惑をかけた。
リタイアしようか迷う…

すると、応援者たちの声が聞こえてきて逃げが出来てるらしい。
龍太郎(イナーメ)・野口っち(FIETS)・中里(Wednesday)・坂大(Innocent)が逃げているらしい。
全く見えないが、これはやばい逃げ。やばたにえん!

視界不良の中、坂で飛び出しなるしま櫻井さん松島さんと追う
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(photo by fukuda)
櫻井さんを犠牲にして10秒まで松島さんと迫るが自分が先頭だとライン見えず、走りが危ない。
そんなお荷物な自分がいるとやはりダメで、逃げ集団とタイムギャップが開き出したので集団に戻った。
すると集団はフィッツ・Innocetに蓋をされタイム差は50秒に広がる。
こんなんで、レース終わるのはつまらない気持ちの私。
相変わらず目は悪いが、体がコースを覚えてきて最低限走れるがやはりラインが怪しい…。
逃げてないチームやヤンボーにも声をかけるが連れない。
「これでレースエンドなんてつまらないよ!逃げてない奴は前を追おう!!」と声をかけ牽引開始。
Wednesdayの青木さんだけ「なら、俺らは下がるわ」と邪魔しない宣言して下がる。紳士だ、紳士がおる。
しかし、結局協力してくれるのは篠田さん(MKW)と西日本選抜の選手のみ。
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(photo by fukuda)
逃げている龍太郎のチームメイト、北澤龍太郎が何故か上がってきてた思ったら「辛いです…」そう言って消えていった…。
北澤、そういうとこやぞ
最後の方でブラックイナーメのチームメイト橋本君が上がってくる。これは素晴らしい!しかしもう少し早く来てほしかった…。
若者を育てるって難しい…。レース前に総監督から「ユキが若手と言うなんて…」もう29ちゃいだ。
先頭とは26秒差まで縮めるのがやっとで、そのまま第2集団でゴール。

逃げてないチームの動きが不可解すぎて、目が見えず展開に絡めなかった自分への苛立ちもあり凄まじいフラストレーションだった。
レース後ぷりぷりしてて申し訳ありませんでした。

体調が優れない中、宿に連れて行ってもらいお風呂入って暖めて香川さんに温タオルで目を暖めて介護してもらったりマッサージ器具かして貰い回復を図っているうちに睡魔に襲われダウン
12時間の眠りに落ちた。

結果:20位/総合35位

stages2へ続く!

 
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(photo by fukuda)

フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)

Bianchi | ROAD | OLTRE XR4

コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW

ホイール:GOKISO GD2 ロード

ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー 刻印入り 前後セット

タイヤ :コンチネンタル GP4000S
オイル :チェーンルブリキッド
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)

シューズ:LAKE CX402 イナーメ信濃山形モデル

(LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア)

マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19

サプリメントニッスイ Sports EPA | B's supply

補給食:アスリチューン POCKET ENERGY (ATHLETUNE)

オイル:イナーメスポーツアロマ Rein /Very Hot!!(イナーメスポーツアロマ)

サイクルコンピューター:Xplova X5-Evo

ウィンターサイクルマラソンinそでがうら ウルトラマラソン150kmの部 インサイドレポート

大会名:ウィンターサイクルマラソンinそでがうら
クラス:ウルトラマラソン150kmの部

 

・近況報告
ツール・ド・おきなわ後、目的を果たせず週末ライダーとなる。

その間の走行回数は以下の4回
①ツール・ド・ひたちなか 優勝 (200km?)
②セオフェス 4時間ED 5位、ロードレース7位(210km?)
③TCF エンデューロ チーム4位(50km?)
④ふじのくにカップ TTT2位、ロードレース優勝(50km?)

レースが練習ですを体現する体たらく。
つまるところ沖縄後、1ヶ月の走行距離500km未満…
さらに忘年会の嵐が吹き荒れたせいで、暴飲暴食の暴竜と化し、結果体重は未だ見ぬ66 kgへ突入!

そんな怠惰な日々を送っていると、とある夜に訪れる人影あり…
そこから話を始めよう。

 

・大会前日
 寒威がさせるのは忍びないと我が家に迎え入れた。
 暖を取る為の燃やす松竹梅がなかったので、船橋温泉へ連れて参じる。
また栗御飯もなかったので、香辛料を味噌とし、かけた御飯でもてなした。
 嫌な顔せず、頂いてくれる高僧に秘蔵の伊太利亜産葡萄酒で寒郷の侘しさを誤魔化した。
 私の創作力だとこの程度だが、教養ある皆さんは何となく行間を感じ取ってほしい。
つまり、いざ袖ヶ浦

朝4時半に起き、湘南しくろなるものに旅立つ高僧を見送る。
はて、この高僧は誰だったか?
そうライトウェイ、Feltカタログのモデルであった。

5時過ぎに私も出発し、昨日我が家同様忘年会だったらしいFITSみっつまんぐろーぶこと光山氏を迎えに千葉蘇我サガへ
7時過ぎに会場入り、寒いので車の中で準備

 

・アロマ:イナーメアップオイル
今年も年がら年中、熱いも寒いも雨の日も風の日も、大変お世話になったイナーメオイル
今日も10℃以下の寒さなので「Very Hot!!」をチョイス
更に「Breath」で気管を広げより息を吸えるようにする。

上から「Body Butter」で完全防寒。

www.igname.net

Body Butter 〜 Winter 〜 ボディーバター

 

・サプリ:ニッスイ スポーツEPA
飲酒明けは脱水がちになるので、コンディショニングを良くするために朝晩欠かさず摂取。
 血液サラサラにしてもらい、血中アルコール濃度を下げてもらおう。
また酸素を一杯筋肉に供給するのに役立つでしょう。

Sports EPA | B's supply

ニッスイ | SPORTS EPA

 

・補給食:アスリチューン
今回の大会スポンサーでもある、株式会社隼様のポケットエナジー白と黒を20km毎に取る計画
150kmなので7個ほど準備、ちゅるんと入るので

腹持ちの為、少々の固形物2個も準備。
 水分は粉飴と経口補水液を割った700mlボトル、ただの水700mlボトルで補給は準備万端。

ATHLETUNE OFFICIAL WEB SITE | 運動前と運動後、身体が欲しい成分は違う新しいスポーツエナジージェル
3時間ED:ポケットエナジー白オレンジ味5個
2時間ED:ポケットエナジー黒グレープ味3個
http://www.hayato-jp.net/

 

・作戦
練習絶無のため、動いたら即死するは確実…入賞出来れば御の字やで
そのため、今回は溜めて溜めて最後までしぶとく生き残る「いのちをだいじに」で行く心持。

 

ウルトラマラソン150kmの部 スタート
みっちーさんと遊んでいる間にスタート時間が迫ってきたのでコースイン。
エンデューロの基本、最後尾でゆっくり準備体操をしているとスタートの号令
ローリング中に一緒に走る人達を見渡しながら集団先頭へ
この儀式なく、本気で走り出すとライバルばかり見てしまい、様々な人々が一緒に走っていることを忘れてしまう。
自戒もこめ、それでいてこのローリングの緩やかな時間は好きなのだ。

緩やかなペースでパレードランを終え、2周目に入りリアルスタート。
今回は主催のマトリックス以外にも、明治大が大会アテンダント
気づいたらゴールライン後の坂でアタックしていた。

 

(あれ、「いのちをだいじに」にだったはずでは…?)

 

しかし、流石に同じ150kmクラスのSHIDO中尾店長さんが潰しに来て吸収…
自分が動いた後に100kmサイクルセンチュリーマラソン組が活性化して動いている。
その動きに乗じ、2個目の登りで2人先行しだした。
距離を測り急かさずブリッジ!
追い付き様に先頭に出て向かい風をガン引き、そこに後ろから2人ぐらい合流。
更にガン引きしていと逃げ成立!

 

逃げたいならアタックしたあとも3分~5分走くらいのペースで走り続ける必要がある。
ただ集団から飛び出すだけで逃げを作れない選手は飛び出したあとのペースが足りていない。

 

15分ほどは逃げ全員、本気で践み集団を引き離していく、さあこれで逃げ成立だ!
リアルスタートアタックに乗ってきたイカれた逃げ仲間を紹介するぜ!
Team Oltre/北野ことワシ
VC Fukuoka?のはず、でもジャージが違って気づかなかった簑原大介選手
バイクナビ主催大会でよくご一緒するMKⅲチームの東智博選手
SOUCEのタイムトライアルスペシャリスト、有益伸一選手
そして内房レーシングの方
以上5名、私以外皆100kmクラスなのも相まって良いメンバーである。(しめしめ…)

 

引きが強いのは簑原選手、次いで自分が並んで2人で逃げのエンジンとなり長く引く。
内房の方はチーム参加なんだかんだで牽かずにすぐ交代してしまう。
まあでも邪魔するわけではなかったし、クラスも違うので気にせず行く。
追走集団も段々見えなくなってきたところで「集団ラップしましょう!」と声をかける。
何人か頷き返してくれて、ひたすらにローテーションを回した。

 

無言の協調体制、しかし、きついながらも何か通じ合っているような連帯感

 

45分経過、有益さんも東選手も辛そうな時があるが決してローテを飛ばさず引いてくれる。
折角ここまで逃げたのだからラップしたい…集団も見えなくなって長いがタイム差など情報は一切ない。
一時間経過し、苦しいけどここまできたらラップしなきゃ帰れない心持ち
一時間20分が過ぎると今まで見えなかった集団が突然追い付いてきて吸収される…

ええぇ・・
なになに?仁義なきマトリックス明治大学が追ってきたらしい?
FA○K!

 

結果、1時間20分50kmのエスケープとなった。


集団をラップ出来ず、招待主催選手らが追ったらしくメイン集団も疲れていないだろうからただただ我々が疲れただけ…
「捕まった~終った~」
嘆かないとやってられない、脚も使っちゃったし本日閉店のお知らせ

とか言っていると、追い付き様にInnocent柴田選手とTeam SHIDO中尾店長さんがカウンターアタック
 一応反応しておくけど、自分が追い付いたらペース緩めたので集団に吸収されサイクリングモードへ。
 助かった!

 

50km共に逃げた仲間達と労い分かち合う。
集団にはフィッツみっちーさんもおり、一安心!
しかし、60-70kmのペースアップで中切れを起こし私に埋めさせて千切れていった…
みっちーーー!(涙)
中切れは万死にうんちゃらかんちゃらやで

 

それ以外にも中切れを利用したちょっとした攻防があり、いつの間にか150km組は以下の5人に絞られていた。

 

強い店長の常連、ヘルオブマリアナでも日本人1位Team SHIDO 中尾峻選手
昨年度今大会優勝者にして、2週前のセオフェス4時間EDも準優勝者パインヒルズ 高橋利尚選手
今年のおきなわ140k王者!、Pedalist西山琢馬選手
今日一番強かったInnocent 柴田瑛一選手

 

この150km組はまだ続くので、人数を確認して90km地点で100kmサイクルセンチュリーマラソン組を前に出す。
するとそのわちゃわちゃしているタイミングで柴田選手が逃げ出していた。
それに6時間EDの黒澤さんもジョインして2人で行ってしまった。
100kmゴールを邪魔するのは忍びないし、100kmがゴールでペースが上がるから追いつくやろ!と追わず、様子を見るを選択。

 

100kmサイクルセンチュリーマラソンは一緒に逃げた簑原選手が勝った模様、やはりいい逃げであった。

 

100km組がいなくなったものの、柴田選手吸収されていない!マジか、強い!これはいけないと追走を開始!
すると空気を読んでか読まないでかマトリックスが先頭に出て引き始めてくれる。
いいぞ、もっとやれ(おい)
ワイの逃げといい、柴田さんの逃げといい逃げ損にするのはほんま仁義ない。
マト半端ないって 勝負している選手の逃げめっちゃ追走するもん。そんなんできひんやん普通
3周ほどで柴田さん、黒澤さんの2人逃げを吸収した。

 

そこからは5人による血で血を洗うアタック合戦!

 

やはり逃げていただけあって柴田選手が強く、アタック数が多い。
Pedalist西山選手も常に反応が速く、危険な目は潰していく。
中尾店長と高橋さんは脚を溜めているのをひしひしと感じさせる。
高橋さんに至っては辛さを前面に押し出して走っている。
でも、二人とも私のアタックには全部ついてこれるのこれはブラフではないか…?
念入りに高橋さんが中切れを演出した。
その計略に乗って一緒に遅れてみる。
その動きで柴田さんと西山さんが二人で抜け出す形になる、離れたのを見て二人が加速しだす。
静観を決め込むも、中尾店長も高橋さんも動かない。
前2人が見えなくなる手前で単独ブリッジアタック!
坂途中で追いついた自分を見て西山さんが「元気だね~」と嘯く。
しかし、おいてきた二人も程なくして追いついてくる。
やはり脚を残しているな2人とも!と確信
フランス人的走り方に苦笑が漏れる。

 

そんな削り合いは20kmほど続く、流石に皆疲労の色が濃く段々とアタック出来なくなってくる。アタックも短い。
もう残り距離も20kmを切っている。
自分的にはスプリントでもいんだけど、チャンピオンになりたいなら動かねばならない!という気概でアタックは継続する。

 

しかし、皆離れない。
アタックすればするほど持続力は落ちていく。
打ち合い削りあった脚は弛緩して長い時間踏めなくなっているのだ。
そして残り10kmを切ると、談合が始まる…

 

「あと何周何kmでしたっけ?」
柴田選手から聞かれる。
「あと10kmです!周回は分かりません」
Xplovaをみて距離は分かるが…ずれてる可能性もあり自信はない。
「あと3周のはず」
西山選手が答えてくれる。
そして残り2周後ゴールのはずです、そこを一旦のゴールとしましょうと盟約を交わす。
もし違ったらもう一回スプリントしましょう!と話し合った。
それを聞いていなかったのか、高橋さんが残り1周でがちスプリント(笑)
柴田さんが追ってくれ、ゴールラインを過ぎて追いつく。ガッツポーズもしていたような…

 

「まだゴールじゃないですよ!」

 

5人合流して仕切り直し(笑)エンデューロあるある。
マトリックス主催大会は周回掲示などは改善してほしいね。
そしてほんとの最終周は皆、牽制気味。
西山選手、柴田選手が自脚が残っている。
溜めていた中尾選手、高橋選手(先ほどの残り1周で使い切った感あり(笑))はどうでるか。

 

柴田選手が流し先行で、その後ろに西山選手、高橋選手、自分、中尾店長の順でラストストレートに入る
先駆けしたのは中尾店長!重たいギアに上げながら踏んでいく。ただギアが重すぎたようだ、柴田・西山選手が合わせて着く。
そこから柴田・西山・高橋選手が中尾店長を捲り横並びになった!
右足に力を籠め右ハンドル引き上げる!全力スプリント!しかしもう皆脚パンパンで伸びない!
なんとか右端から全員を捲り、前にいる周回遅れや他のカテゴリー選手を交わして先頭でゴールラインを抜けた!

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150kmの中で逃げて、捕まって、打ち合い、削りあい、それでも雌雄を決っすことが出来なかった。
皆ボロボロの中でスプリントを征すのはやはい最高に気持ちいい!

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勝鬨を上げながら、天を仰いだ。

 

2位柴田選手


3位西山選手

4位高橋選手

5位中尾店長

高橋さんに表彰式の写真を撮って貰い、参加した皆さんと談笑しながらレースを終えた。

表彰待ちで今年のおきなわ140km覇者の西山さんに「なんで沖縄勝てなかったの?」と聞かれたのが本日いちばんダメーを受けた
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イナーメチームメイトのケイトも午後から始まる2時間EDで女子3位入賞!
素晴らしい。
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ぐろっきーFITS光山氏を連れ、アリランラーメンを食しに行くのであった。
優勝祝いしてくれてありがとう!
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・強くなるフローチャート

乗り込み例

どれだけ乗り込めるんだろう?と挑戦してみる(ここが肝心、ここの挑戦値が低いと自分の上限が見えない)

・結果(1000km~3000km乗れました~)のジャッジをしてみる。1ヶ月何km乗りましたというやつ。

調子が上がった→継続 or 量・質を上げる方法模索→それに伴い回復方法模索
or
調子が下がった→なぜ下がった?→疲れが取れない→距離を減らす、もしくは回復方法模索

挑戦が低い場合、判断が材料が絞れず答えが鈍る。
 頑張れる人は頑張りの方向性を回復にも向ける。
 頑張れない人は頑張れる方法を探す(ご褒美とか、好きなメニューとか)

 

【使用機材】
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フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)

Bianchi | ROAD | OLTRE XR4

コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW

ホイール:Victory Bicycle Original Cabon Wheel G3 

Free Shipping WT-T038 Carbon Track Bike Frame+Fork+Seat Post+clamp+headset

ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー 刻印入り 前後セット

タイヤ :Panaracer RACE A EVO3 23C/ 使用気圧7.5bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)

シューズ:LAKE CX402 イナーメ信濃山形モデル

(LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア)

マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19

サプリメントニッスイ Sports EPA | B's supply

補給食:アスリチューン POCKET ENERGY (ATHLETUNE)

オイル:イナーメスポーツアロマ Rein /Very Hot!!(イナーメスポーツアロマ)

サイクルコンピューター:Xplova X5-Evo


2017年最終戦も優勝で占めることが出来ました。
競技活動を支援して頂いてサイクルヨーロッパ株式会社の伊藤マネージャー、Team Oltreのチームメイト達。
サポートして頂いたスポンサー皆様、一緒にレースを走ってくれたライバルたち。
そして応援して、そしてこのブログを読んでくれた皆様のお蔭です。
ありがとうございました。

シクロしずおか 2017年ふじのくにカップ第2戦 インサイドレポート

シクロしずおか 2017年ふじのくにカップ第2戦

 

スズキ二輪技術センター内コースにて春・冬にやっている「ふじのくにカップ」、その第2戦に出場しました。
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スズキの試作品のテストなどを行っている関係か、敷地内撮影禁止なので写真等は一切ございません。
ご了承ください。


前日はサイクルフリーダムの忘年会に御呼ばれして参加
色んな人と御挨拶できてよかった。
翌日が速いので2次会は辞退して24時くらいに帰宅。
アルコールが抜けるよう水をコップ2杯飲んで就寝。

 

・試合当日 12/10(日)

3:45起床
4:00出発、目指すは静岡県磐田市駒場。ほぼ浜松で思っていたより遠い…千葉から300km。
7:30到着、警備員に写真などは取らぬようにといった注意書きを貰う、すごい厳重体制だ。

Team Oltreのチームメイト、玉仙さんや武井君と合流してコースへ
受付でもらったゼッケン・タグが間違っているトラブルがあったが、正しいのと交換してもらい取り付けを済ませると試走終了まで30分
急ぎコースにでる。
自分と玉仙さんはノーマルオルトレ、雨宮君と武井君はDHバーをつけてきた。
ライバルはフルタイムトライアルバイクで揃えてきたMKW らーめん部、チームHRN( SA&SDLの仲間達だろう。

 

ノーマルバイク組でどれだけ対抗できるだろうか。

 

3周ほどプログレッシオーネしながら毎周改善していく。
試走後更にブレインストーミング、忌憚ない意見を言い合う。
先頭交代の頻度、先頭交代の向き、カーブの処置、4人目のサクリファイスロケットを決めてより速く走れるよう洗練していく。

私以外の3人は初のチームTT、尚且つ合わせたこともないため、どうなるか?

 

チームTT:1周6.5km x 1周のみ

作戦:北野、雨宮、玉仙、武井の並び
北野、武井がエンジンとなり、玉仙さんがロケット役、雨宮君が一番苦しい耐え抜く役。

 

スタートは緩やかに、4人が一列になるのを待ってペースを暫時上げていく。
アウタートップにギアも入り、50km/h近くの巡航にして雨宮君へ交代。
良いペースで玉仙さん、武井君へ交代して第一コーナーに入る。
武井君が最短ラインを走っていくが少し後ろのラインが乱れた。

「待って!離れてる!」

声をかけ後ろを振り向く武井君、その動作中には後ろも追いついてく。良かった簡単に修正できた。
一巡してまた、自分が先頭に出てペースを上げていく。
3km過ぎて、コース半分くらいを消化したところで30秒差で先に出たチームを抜く。あそこから玉仙さんのニトロに点火をしてもらい、限界引きをしてもらう。
コース残り3/5くらいで玉仙さん玉砕、ロケットから発射されたところで武井君が踏む、そして自分のころで坂に入る。

「入って!入って!」

雨宮君の悲鳴が聞こえる、ペースを少し押さえ、さっきまで引いていた武井君が自分の後ろに入るのを待つ。
すぐに隊列がそろったので残りの2人が休めるよう長めに一定ペースで引く。
武井君と後退してカーブへ入っていく、そのまま1分差で出たチームを抜き、ゴールへ向かう。
最後の坂を自分が引き切り、武井君へ交代。

ここから限界でゴールまで引き切れ!とは武井君へ伝えていたので、武井君のニトロにも点火!
ゴール200m前で「捲れ!捲れ!」と叫び雨宮を鼓舞する。

「雨宮!!」

最後の力を出し切れるよう叫びながら3人でゴール。

 

・結果=2位
ポイント:18点
タイム:08:41.132
TOP差 :00:16.01
平均時速:44.90km/h

 
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優勝はMKW らーめん部(30ポイント)

我々は2位(18ポイント)

3位(9ポイント)チームHRN( SA&SDLの仲間達、とは1秒44コンマ差。

最後に声を出しておいてよかった。
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Bianchi | ROAD | AQIULA CV

もし、アキュラCVがあればどれだけのタイムが出せたのか、是非試してみたい。

 

上位に入れたので、2時間後のAクラスに割り振られた。

下位だとBクラスとなり、すぐにレースとなる。
しかし、待っている間に冷えてきて皆ぶるぶる。
雨宮くんが正しいBONTシューズの使い方で笑わせてくれて、暖をとった。

@KA_TeamOltre
正しいBONTの使い方 pic.twitter.com/5tlsmVWwPp

— Yukinori Kitano (@YukinoriKitano) 2017年12月10日 />さてBクラスの集団スプリントを見守りAクラスの招集がかかる。
完全に体は冷えてしまったので、序盤はアタックして体を暖めようと思う。

 

・ライバル
TTチャンピオンシップ、経産旗、沖縄国際など後半戦で大きな大会全てを制した佐野淳哉選手
今年の全日本 MU17+MU15 2位、タイ合宿で出会ったVivace 掛川 Aの寺田吉
第12回全国ジュニア自転車競技大会 2016優勝者のチーム光、河野史瑛呂選手
JBCF みやたクリテE1優勝のSPADE・ACE中川直樹選手
そして何より、イナーメではチームメイトにして三河の狂犬達の頭目やっしーこと大東さん。やっしーやっしー!!
MKWらーめん部はイナーメだらけだけど、それ以上に皆みかわの狂犬たちである。
個人TTの強い岸本さん、ヴェロフェスタでも強かった逃げ・独走力共に高次元な湯浦さん、そして狂犬集団に名を連ねてる時点で侮れない篠田さん

 

・作戦
優勝は外せないので、自分のスプリントに絞る。
基本MKWは逃がさない、必ずチームオルトレも入ること。例え入れなかったら組織的に追おうと確認。
百戦錬磨の玉仙さんはスプリントセカンドエース、武井くんは発射台を期待、雨宮君は逃げブリッジ要員として役割を分ける。

 

・チームロード Aクラス:1周3.5km x 12周
スタートから1周はローリングということでゆっくり進んでいく。
MKWは何の罰ゲームか10℃をきる気温の中、生脚で御座る。
某としては見ていて寒くなるぜよ・・・

 

2周目に入るとともにリアルスタート、MKWの湯浦さんや岸本さんが飛んでいく。
オルトレが誰も行かないので自分からブリッジしていく。自分が動くと常にすっぽんマークされてのか、必ず何人か付いてくる。
第一コーナーまで追いつき、カウンターをするも数分で捕まる。
その後もMKWの攻撃が続く、前に上がってきた雨宮君が何度となく反応してくれる。
自分は雨宮君のブリッジが追いつけなさそうな時や、集団が凪いだときのみ攻撃する。
しかし、マークも厳しくなかなか逃げを作り出せない。
動きも多く、集団も落ち着かない。
ただ集団が分かれそうな時は玉仙さんが詰めてくれるので安心して集団内で休むことが出来た。

 

何度目かのアタックで2人ほどで飛び出す。2kmほど2人で逃げていると「行きましょう!」といってブリッジしてきたヨシキ。
3人で逃げるもMKWが入っていないため、集団をMKWが引いて追って来る。
やっしーさんが指示を出している。

 

20km、半分過ぎたところとなってやっとこさ単独で飛び出しに成功した。
集団は雨宮君が抑えてくれる間に数10mは集団を離すが、第一コーナー前の向かい風に抗っている間に、集団の力に敵わず吸収される。
そこでヨシキがカウンターで飛び出していった。これもまた吸収される。

よく動くことは良きこと哉

 

中盤から佐野さんも動き出す。一緒に強い選手が行くと逃げ切る可能性があるので最大限警戒する。
佐野さんの飛び出すときの踏み方は、自転車が壊れるんじゃないかって音を出す。
ぐわんぐわんぐわんって感じだ。

それに乗じて佐野さん、ヨシキ、岸本さんら3人といういいメンバーが逃げたがブリッジに足を使い過ぎたのか協調が上手く行かず、半周ぐらいで吸収した。
ここはチームメイトにも追ってもらった。
後半になってもヨシキや湯本さんら逃げたがっているが、集団もやる気がありバンバンブリッジや追走の動きをするので決まらない。
ラスト5周くらいになると坂や向かい風は集団が広がる。

集団先頭右端にいた武井君へ「行くぞー!!!」と叫び飛び出し、8人ぐらいで先行したりしたが後ろもガンガン追ってきて吸収されてしまう。

これはスプリントだなと、チームメイトにも伝えて集まるよう声をかける。 

 

ラスト2周にヨシキが飛び出す。
チームオルトレに再度、集まるよう号令を出す。
雨宮、武井君らに前の方に居る玉仙さんの近くへ行けと伝える。自分は武井君後ろに行き「前へ前へ!」と命令。しかし、苦しそう…。
舌を出しだしたので「厳しい?」と確認すると、頷く。正直さは大事だ!「OK-!無理するな!」と伝える。
雨宮もここまで誰よりもアタックに反応してブリッジしてくれた。上がれという指示に対して頭を振っているので、お仕事終了だ。
あとは独力で前に上がり、私の役目を完了するまで。
玉仙さんの後ろにつく。

「もう我々2人です、前に位置取りましょう!」

 

そしてラスト1周の鐘が鳴る。
ヨシキはまだ逃げている。流石にこれは玉仙さんにも追ってもらう。
すると第一コーナー前の向かい風で失速した逃げ集団を玉仙さん先頭に吸収。
そこで後ろは完全に止まって前に誰も出てこなくなる。

当然、数瞬おいてアタックがかかる。

そしてMKWもチームHRN( SA&SDLの仲間達、も動いたので先頭から10番手くらいに入る。
アタックした数名が先行しているが、メイン集団も追う気満々で位置取りがそこそこ激しい。ブリッジと追走の濁流が逃げ集団を飲み込み、一列棒状になりゴールへ向かっていく。
ごちゃごちゃの中からMKWの岸本さんが先頭で出て、カーブへ向かっていく。
集団内を泳ぎ私も段々と前に上がっていく。腕などがぶつかり合いつつも、前に前に。
MKWトレインと真っ赤なチームがトレイン対決を始めて、最終カーブに入っていく。
アウト側にいた真っ赤なチームの先頭が段々とMKWトレインに距離を空けられ「クソッ!!!」と叫んでいる。熱い。
でもカーブを外ラインで走るのはきついと思うぞ。
カーブ中に2人抜き前に入る、すると同様に上がってきたチーム光の河野史瑛呂選手が横前に体を入れてスルリと前に入ってきた!
自分に隙があった、良い位置取りだ!
MKWトレインで篠田さん、大東さん、史瑛呂選手?、そして自分の順でカーブを終え、最後のゆる登りゴールラインへ向かっていく。
篠田さんより発射された大東さんが200mくらいでスプリントを開始する、史瑛呂選手が左から捲ろうとするが捲れない。大東さんは右端に寄ったまま。
しかし、登りスプリントで200mは、長い。
大東さんが右端にいてラインが空がない!
残り100m!
開かない
残り50m!
あかない…あいた!

 

ギアを上げて一瞬で踏み抜く、緩い登り向かい風でも57km/hまで上げる!

前2人を交わして残り30mで先頭に出る!

そのままラインまで踏み抜いて後ろを見る。誰も並び立てる者はいない。
自分の眼前にはとゴールライン、そして声を上げる観客のみしかいない。

 

一瞬の無音の世界、フラッシュの様な瞬き

 

雄叫びとガッツポーズでゴールラインを切った。
一緒に走ったライバルたちから祝福を貰う。
消極的展開のない、この素晴らしいレースに祝福を。

 

役目を果たしてゴールしてくる、玉仙さん、武井君、雨宮君を待って抱き合う。
最高の働きに答えることが出来た。

 

これにてチームオルトレの2017年は終わり、最高の形で締めることが出来た。
ありがとうございます。
表彰式を皆で分かち合い、敷地を出て写真撮影禁止のところから離れてパシャり。
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この「ふじのくにカップ」、初めのTTTでレベル分けが行われるためクラスAには攻撃的な人が残り面白い展開になりやすいのかもしれない。
まあ何より、参加された皆さんの闘魂が素晴らしかったのだと思います。
運営もさくさく進められて、シクロしずおかの皆さんも素晴らしいレースありがとうございました。

【使用機材】
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フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)

Bianchi | ROAD | OLTRE XR4

コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW

ホイール:Victory Bicycle Original Cabon Wheel G3 

Free Shipping WT-T038 Carbon Track Bike Frame+Fork+Seat Post+clamp+headset

ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー 刻印入り 前後セット

タイヤ :Panaracer RACE A EVO3 23C/ 使用気圧7.5bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)

シューズ:LAKE CX402 イナーメ信濃山形モデル

(LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア)

マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19

サプリメントニッスイ Sports EPA | B's supply

補給食:アスリチューン POCKET ENERGY (ATHLETUNE)

オイル:イナーメスポーツアロマ Rein /Very Hot!!(イナーメスポーツアロマ)

サイクルコンピューター:Xplova X5-Evo

 

今回のTTTにオルトレがタイムトライアルバイクに迫る空力を備えているのは証明できた。

今回の登りスプリントでは、その空力と相まった剛性で私のレイクCX402シューズの剛性そのままに受けていれてくれる。

この新世代のバイクは最高の相棒だ!

 

次週は今年度、最終戦「ウィンターサイクルマラソン in そでがうら」
サイクルウルトラマラソン(150km) 62周

Guideline | チャレンジリーグ17

 

BikeNavi Grandprix 第21回ツールドひたちなか キングオブエンデューロソロクラス インサイドレポート

『第21回ツールドひたちなか
キングオブエンデューロソロ(午前3時間ED/1時間休憩/午後3時間ED)

 

自分に失意のツールドおきなわから1週間、怠惰を極めた。
コーヒーに砂糖入れちゃうぞ!ヨーグルトにメープルシロップ入れちゃうぞ!夕飯に炭水化物とっちゃうぞ!
ラーメンを食べちゃうぞ!21時以降でも食事しちゃうぞ!数か月ぶりにおやつを食べちゃうぞ!お酒飲んじゃうぞ!
ありとあらゆる怠惰と悪行三昧の日々を謳歌した。体重も4kg増
その味は美味であった…。

 

 

そんな日々を過ごして、土曜日夜におきなわ行ったまま荷解せず放置していた、オルトレの封印をとき準備開始。
朝迎えに来てくれたFitsキャプテン、光山氏ことミッツマングローブと一緒に茨城県ひたちなかへ向かった。

 

朝食はミッツマン運転の横でチャーハン、バナナ1本、カステラ半切れ、コーヒーをぱくつく。

 

渋滞もなくひたちなかの会場に近づくと外気温7度!
今期初の冬装備を整える。
裏起毛パットなしタイツ、裏起毛長袖インナー、黒軍手、その上からチームキットを着込む。

 

足先にはシューズカバー

折角、私の足に完全にフィットし完成した「Lake CX402 Igname mode」の唯一無二の美しいデザインを見せられないのは忍びないのでこちらに飾っておく。

オリジナルデザインが出来る靴ですよ、皆さん!

お見せしたいけど寒さには敵わない…。
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shop.kirschberg.co.jp

 

今日のイナーメスポーツアロマオイルは「Very hot!!」一択
これ以上寒くなって氷点下に近くなったら更に「For CX」も塗りたいところ。

www.igname.net

 

準備万端になったのはスタート5分前
急いでスタート地点へ向かう。
コースはひちちなか中央研修所、1周4.1kmのコース
2車線分ある広めのターンカーブと緩やかなアップダウン、オーバル気味のストレートなどなかなか面白いコースだ。
実業団もここでやったら地獄を見て面白そう

 

・8:30/3時間エンデューロスタート
スタートして1、2周してから様子見に逃げる。
誰も追ってこない。まあ長いものな…。
すると同じBianch OltreXR4を駆るチームバーニア位下さんがブリッジしてきてくれたので二人で1周ほど逃げた。
その後、ぽつりぽつりと合流してきてくれるものの1周もしないうちにメイン集団に吸収されるを繰り返す。
まあでも諦めずアタックは継続する。


攻撃ポイントも確認するため、オーバルのストレートなどは強く引く。
1時間すぎたくらいで力技で集団を引き離すことに成功。
すると8人くらいで逃げとなった、後ろが離れたので鼓舞する。
「このメンバーで行きましょう!」
「応!!」
何人から声が上がる、良い答えだ。やる気のあるメンバーでの逃げは楽しい。
辛そうな選手を見れば「先頭交代しないでいいから!休んで!」と声をかけ進む。
メイン集団と40秒差くらいつき、逃げでもリストラが起こり6人に落ち着いた。
そうなってやっと安定して回るようになる。結果、1時間くらい逃げたかな?
後ろが追い付いてくる。
「後ろついてきちゃいました!どうします?」
「戻りましょう!」
「ありがとうございました!」
良い逃げはいつでも爽やかなものだ。
まだ吸収されきっていないので…
「ラスト30分、もう一度逃げます!」と一緒に逃げたメンバーだけに宣言する。
「またいきましょう!!」
嬉しい答えが返ってくる。
「秘密ですよ?」
皆笑いながら吸収されていった。


集団に戻り少し休むとミッツさんは既にこの先頭集団にいなかった…。
1時間以上逃げたか?試合時間自体は残り1時間を切っている。
カウンター気味に少数逃げがその後できる。
これが30分ほど逃げ、追走に入るも吸収に時間がかかってしまい残り30分でアタックは出来ず。
約束は果たせれなかった…。切ない。

 

逃げは残り2周で吸収完了。
これにも足を使ったものの、それならスプリントだ!と気を取り直す。
しかし、この1週間の不摂生とスタートから2時間以上逃げ続けた脚に違和感…!

阿寒、攣りそうだ…!(ブログ書き出しのフラグ回収)

水をがぶ飲みして、えまじぇーしもーどに入る。

つまりスプリント集中。

最終周に入り、最終コーナーを5番手ぐらいで抜ける。
そこから早掛けする人の後ろ2番目に入るが、そのラインが失速。
別ラインが右から上がってきたので、隙間があったのでその2番目に体を入れる。
そこからスプリント開始するが脚が攣り気味でダンシング出来ず、本気のスプリントは披露できず。
無理くり回して3時間エンデューロのみの2人と3人車輪を投げながら並んでゴール。
2位sem Racing TeamのTatsu選手

3位ReVeloの永井 克幸選手

上記2人を差し切れず集団では4位だった。
キングオブソロエンデューロでは1位。

危なかった…。

2時間逃げてスプリント4位なら内容は悪くない。というか反省は逃げきれなかったこと、動きすぎた。

ゴール後、ホーム(みっちーCar)に戻り助六とバナナ、水をがつがつ食べる。
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足が攣ったので水分を多めに取ってこの一週間の不摂生物質をデトックスしたい。
みっちーさんはお昼寝開始、休憩時間1時間しかないのに回復に余念がない。
SNSへ近況を実況してから、午後の装備を整えスタート地点へ向かう。

 

・12:30/2時間エンデューロスタート
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(Photo by GYOKUSEN-san)
気づくとまたスタートから逃げていた。
Growing Racing Teamの岸本さんが追ってきてくれたが、それ以外の方々は消極的だったのでそのまま単独逃げとなる。
すると数秒差でスタートした2時間エンデューロ組がメイン集団に追いついたのを目視。
そこから追走アタックがあったみたいで2時間ED組が2人が追い付いてきた。
2時間EDのあらかわZoo Racing田島選手、内房レーシング鈴木選手、チームEDの選手1名と私の4人逃げとなった。
結構いいペースで40秒メイン集団を離す、均等にローテションを回していくが田島選手・鈴木選手が元気元気。
対照的に自分はきついきついで…均等に引けなきゃ逃げに居ちゃいけないわと…というか持たんわと1時間で逃げより単独脱落した。

 

集団に吸収されると休めるペース。
今回はみっちーさんも残っている。
すると近くに大柄な選手、往年のJBCF名選手、マトリックスパワータグのマリウス選手のコスプレ?がいた。
当時のチーム自転車のコラテックに乗り、マトリックスの靴下を履いているという出で立ち。
「ほんものかな?」
「わかんない」
気になるが、今は脚を休めることに心血を注いだ。
集団内を見てみると2時間EDのRoppongi Express國見選手がよく先頭を引っ張っているが、他の2時間組があまり団結していなく上げ下げが多く集団ペースは結果的に早くない。
特に動きなく残り時間30分を切った。
流石に逃げを捕まえたいので先頭交代に入る。


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(Photo by GYOKUSEN-san)

キングオブエンデューロソロの選手で集団前方におり、先頭交代もしっかりするのはチームバーニア位下さん、ツルマスヴェロクラブ甲斐選手。この二人がやはりライバル!

ペースが極端に遅くなる陸橋の登りを落とさず引き、ストレートなども長く速めに引く。
そして協力者を募り、声を上げペースを上げていく。
自分が坂でペースを上げて、ストレートに出るとマリウス(偽)選手が前に出た。
「Hey!!Mr.Marius GO GO GO GO!!」と後ろから鼓舞してみる。
後ろを振り返るマリウス(怪)選手、ニヤッと不敵に笑うマリウス(喜)選手
力強く引っ張ってくれて、集団を一列棒状にしてくれた。ありがとうマリウス(疑)選手!!

力尽きて消えていった…アディオス!
ゴールが近づいてきたことも相まって、西野選手などチームの為に出しつくして引く選手たちも現れる。
すると今まで40秒から削れなかったタイム差が15秒づつ縮まっていく!

いいねいいね

「15秒縮まったぞ!いける!いける」と集団を鼓舞、自分も積極的に回す。
こういう時は声を上げる者が誰よりも頑張っているところを見せて、協力してくれる人を褒めて鼓舞すれば集団は俄然勢いを増すものだ。
良い引きをした選手には「Good Pace!Good Pace!」
頑張って先頭に出てくれたもののペースを落としてしまう選手には「OK!OK!ありがとう、どんどん回そう!」
こんな感じでゴールが迫り焦る集団を纏め上げたつもり、自分の思惑の方向性に。
そこから怒濤の追走となり1周で15秒づつ縮まり、三周であっさり捕まえてしまう。
吸収するためにみんな疲れている。

 

集団が凪ぐ

 

ペースが落ちる、、、行くなら今!
ラスト二周、カウンターアタック
怒号が後ろから飛ぶなか、単独先頭となる。
すると二時間の二人、國見選手らがブリッジしてくる。
もう一人追い付いてきた選手から
「逃げたんだから責任とれよ!!!」と叫ばれる。
(責任?!認知なんて出来ません!!)
と咄嗟に思い浮かぶも、咄嗟に思い浮かんだことにショックを受ける。
(自分、最低だ…)
そう煩悶していると、そのスキに國見選手が飛び出していった。
男の甲斐性を問われつつもレースは最終局面、集団に飲まれながら最終周の鐘が鳴る。

 

最終周だが牽制ぎみ、なので平坦に出る前の最後の坂で再度アタック!
目的はスプリントを避けたい選手を釣りあげ、後ろで坂を苦しんでいる選手にとどめを刺す。
一人一緒に逃げたあらかわZoo Racing田島選手が反応してきてくれるもログストレートで集団に捕まる。
そのままゴールに雪崩れ込んでいく!
ここからの続きはXplova X5 Evoで撮った動画で!

youtu.be

結果、集団5位か6位。
キングオブエンデューロソロだと二位、一位はチームバーニア位下さんと並んでバイクを投げ合い負けた!
結果として一位、二位でタイム差なし総合優勝!
薄氷の勝利だった…。
最後のスプリントは無数のアタック、8回合計三時間に及ぶ逃げを打ち過ぎて全く伸びずグロッコリーだった…。

 

まあ何はともあれ出しきって優勝!
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終わったと健闘をたたえあう時間はやはりいいもんである。
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戦った皆さんのブログをこちらでご紹介!
「たけのひとりごと」

ツール・ド・ひたちなか キングオブエンデューロソロ|たけのひとりごと
「猫と一緒」

ひたちなかエンデューロ キングの部 3位 - 猫と一緒

 

そして動画は発売されたばかりの「Xplova X5 Evo」で撮って編集し作ってみました!
Xplova X5-Evo の自動録画機能で規定の速度、ケイデンス、心拍、斜度、パワーなどで自動録画されます。
今回は速度50km/hオーバーで9秒録画設定です。それで録画された三点の動画をアプリの「Xplova video」で使って、速度、ロゴ、音楽を挿入して動画を作りました。
項目を選択するだけなので5分くらいで自動編集で出来上がりました!
簡単に動画編集投稿できてタイムリーに動画投稿したい方に打ってつけです!また機能は別記事で紹介します。

xplova - X5 Evo

 

 

 

【使用機材】
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フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)

Bianchi | ROAD | OLTRE XR4

コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW

ホイール:Victory Bicycle Original Cabon Wheel G3 

Free Shipping WT-T038 Carbon Track Bike Frame+Fork+Seat Post+clamp+headset

ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー 刻印入り 前後セット

タイヤ :Panaracer RACE A EVO3 23C/ 使用気圧7.5bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)

シューズ:LAKE CX402 イナーメ信濃山形モデル

(LAKE Road Shoes - キルシュベルク・オンラインストア)

マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19

サプリメントニッスイ Sports EPA | B's supply

補給食:アスリチューン POCKET ENERGY (ATHLETUNE)

オイル:イナーメスポーツアロマ Rein /Very Hot!!(イナーメスポーツアロマ)

サイクルコンピューター:Xplova X5-Evo

 

・本日の7℃の中、使用ジャケット

レパルトコルサ ウィンタージャケット|bianchi|Bianchi ONLINE STORE | ビアンキ公式通販サイト

 大活躍の裏起毛長袖ジャージ。暖かさとばたつかなさ!

これのおかげで勝てました!

 

次回は、セオフェス!

seocycle.net

第51回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ 群馬 インサイドレポート

「第51回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ 群馬 インサイドレポート」

日程:10/28

イナーメで参加

天気:曇

チームオーダー:監督よりトヨカツかユキは逃げてくれとチームオーダー

朝から風邪っぽくて体がホテル。JBCF最終戦で興奮しているのだろう、そうだろう。

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(Photo by Mitui Itaru)
最後尾から1周で先頭に上がると、56さんが逃げてくれていた。


流石だ、自分はお役御免。
サイクリングモードに切り替わった集団
チームメイトが逃げていることをいいことに、前で位置取り。

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(Photo by 岡元 恒治-san)
Newシューズ、LAKE CX402がやっと見せられたぜ!
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(Photo by ざっきーさん)
「中盤で吸収されるでしょ」とチームメイトと話していると「するよ!吸収(ニッコリ)集団をぶっ壊します」とマトリックスの人に言われる。
「ですよねー^^」穏やかじゃないですね
中盤、ホセのアタックに反応したり土井さんに集団先頭でばらされたくないことをばらされたりマトリックスにいじめらえる。

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(Photo by 岡元 恒治-san)
その動きで一度集団後方まで下がると、心臓破りの後の下りで中切れ多発!やばい、ここは地獄だ…。
チームメイトの高杉さんと一緒に必死に埋めてスタートゴールラインで復帰、急ぎそのまま先頭近くへあがった。

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(Photo by Takasugi-san)
まったく、集団後方は地獄だぜ。
その後、ブリッツエン雨澤選手が煮え切らない?展開に吠えながら動き回っていて気迫を感じる。

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(Photo by Mitui Itaru)
そんな中、トヨカツがオッペイと共に逃げへブリッジの動き。素晴らしい。数周して落ちてきてしまうがチャレンジは大事。
後半になるにつれインターバルが繰り返され、風邪で鼻呼吸機能が落ちていて心臓破りが辛くなってくる、これは逃げていた方が楽な奴だ。

龍太郎が「調子は?」と聞いてくるので、正直に「風邪で調子悪い!」と伝える。龍太郎も調子が悪い模様。
先頭近くにいられるトヨカツ、小山にも調子は?と聞く、トヨカツは食い気味に「無理ッ!」まあブリッジしようとしたからしゃーない。

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(Photo by Takasugi-san)
小山は「よゆーです、調子いい!」良い回答だ。龍太郎に伝えると小山エースでということに決定。

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(Photo by Mitui Itaru)
ふと上がってきた佐野さんへ小山エースを伝え、龍太郎、トヨカツ、自分で小山を囲み守る。
残り3周心臓破りで龍太郎が役目を終え、残り2周でトヨカツが役目を果たし、自分と小山に。
ラスト1周に入る心臓破りまで守り私もおさらば。

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(Photo by Mitui Itaru)

結果:44位
終わった後、やはり発熱していた。
悪いコンディションの中では最低頑張ったよ俺
終わった後、車で寝込み気づくと16時くらいだった。
名古屋イナーメ組と共におすすめ温泉の「鈴森温泉」で滝を見ながら温まった。
翌日高石杯なので温泉宿しけこみずっとフートンで寝込んでいた。



【高石杯】

日程:10/29

Team Oltreで参加
天気:雨
結果:リアタイ

前日の無理がたかり発熱
10℃前後の大雨で、2周で集団は20人ほどになるがこれ以上は酷いことになると先頭集団にいながらリタイア
温泉入って車の中で寝込みながらなんとか帰宅

月曜日も発熱ダウン

流石に4週連続雨に体は持たず…今年の10月は雨のレース多すぎですよ

 

【使用機材】
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)

OLTRE XR4(FRAME)OUTLET入荷– Bianchi Store(ビアンキ・ストア)

コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW

ホイール:Victory Bicycle Original Cabon Wheel G3 

Free Shipping WT-T038 Carbon Track Bike Frame+Fork+Seat Post+clamp+headset

ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー 刻印入り 前後セット|ワールドサイクル

タイヤ :Panaracer RACE A EVO3 23C/ 使用気圧7.5bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)

シューズ:LAKE CX402 イナーメ信濃山形モデル

マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19

サプリメントニッスイ Sports EPA | B's supply

補給食:アスリチューン POCKET ENERGY (ATHLETUNE)

オイル:イナーメスポーツアロマ Rein /Very Hot!!(イナーメスポーツアロマ)

サイクルコンピューター:Xplova X5 PROTOTYPE

www.itmedia.co.jp

さあ次回は今年の最終目標、ツール・ド・沖縄 市民210kmでございますよ!