2017年 第6回 開田クリテリウムインサイドレポート
『2017年 第6回 開田クリテリウムインサイドレポート』
【レース概要】
日時:2017/8/5
レース名: 2017年 第6回 開田クリテリウム
http://kisochari.net/igname-kurite.html
クラス:登録男子(E1/Pクラス)
【インサイドレポート】
8/5(土)
5:30発で出発、中央道は割と混雑。
11:00くらいにイナーメ信濃山形のテリトリー、開田高原へ到着。
軽く12時までサイクリング、御岳に見下ろされる高原は青き空と緑の大地に白き雲がたなびきなんと美しいことか。
12時から参加者たちと走行会
3組くらいに分かれて私は7人組ぐらいをイナーメエリートの渡邉さんと一緒に講習指南。
2列ローテが出来るようにと監督から号令があり。
まずは1周目は並ぶところから始める。
つぎに2周目にぶつかっても一緒に倒れず、押し返すことを教える。
そして3周目はぶつかるくらいの距離感で前後・左右を詰めさせ終了。
これで密集した集団でのぶつかり合いにも対応できるかも?
それが終わると各クラスでレース開始
大自然の中何故かローラーを始める佐野さんを応援しながら、選手たちを応援する。
14時から登録クラスでレース開始。
P1+E1混成クラスが6人しかいなかったので、20人前後の登録クラスと混走
登録クラスは30分
P1+E1混成クラスは+10分
コース:2.1kmのコース、3%登りと下りで構成されている。
下りは苔生し、草だらけ。登りは段々勾配が上がっていきいやらしい。登り頂上手前がゴールライン。
イカれた仲間にしてライバルを紹介するぜ!
彼の名は"佐野千尋"。イナーメ信濃山形でプロツアーを走るトップアスリートだ。ウォームアップに余念が無い真面目な彼を支えるのはもちろん"MINOURA"。田舎故、平らな場所が限られるが彼は動じない。例えシュールな絵面になろうとも。龍太郎がボトルを手渡す。彼らの笑顔が眩しい昼下り。 pic.twitter.com/tPzOJ8EbSc
— 信濃山形自転車倶楽部 (@LegarsiIgname) 2017年8月9日
彼の名は"北野普識"。彼もまたイナーメ信濃山形でプロツアーを走るトップアスリートだ。キタノまではふつーに読めるがファーストネームはユキノリ。読めねぇ…難しいので「ユッキー!」と呼んで欲しい。レースの先々でバナナを食べるところを発見されるチェレストカラーが眩しいビアンキぃな荒武者だ pic.twitter.com/a9BwbE1F4f
— 信濃山形自転車倶楽部 (@LegarsiIgname) 2017年8月9日
彼の名は"中村龍太郎"。彼はイナーメ信濃山形でプロツアーを走る全日本チャンプだ。付いたあだ名が"千葉の昇り龍"。「監督~開田クリテのストレート、登りでキツイっス」といいつつ優勝をさらい、自前の"龍太郎参上"のぼりを一般男子優勝者に持ってもらうという果報者。あやかりたいあやかりたい pic.twitter.com/z3aY0UfI15
— 信濃山形自転車倶楽部 (@LegarsiIgname) 2017年8月9日
スタート前にイナーメエリートにJBCF広島E2優勝・宮田でE1入賞まで果たしたフランス帰りの19歳小山と相談
「序盤からレースをぶっこわなさないようにしようぜ」と話し合う。
佐野さんと龍太郎も同様に相談しているが不穏な空気を感じる。
1周目ローリングスタート。
(Photo by Mitui Itaru)
龍太郎が登りのペースを作る。
(Photo by Mitui Itaru)
なるほど、そうゆうことね
私も合わせる。
すると、佐野さんが登り区間速一人で飛び出していく。
(Photo by Mitui Itaru)
そうきたか~。
先頭交代して1周ほどで吸収。
カウンター気味に松工の子がアタック、私も反応するが小山が後ろから飛び出して逃げ出す。
小山と松工の子が逃げる。
(Photo by Mitui Itaru)
追って吸収間際、佐野さんと松工の子が逃げる。
などして周回賞は松工の子が取った。素晴らしい。
メイン集団は龍太郎が登りでペースメイクして逃げと離れすぎず追いつかずで引いてくれる。
登りで軽く踏むと飛び出してしまった。するともう一人、松工の子が着いてきたので二人で前を追う。
しかし、下り右カーブで松江の子がオーバーランしてトウモロコシ畑?に消えていった。
こけなかったのでよかったが、牧歌的である。
その後、何度か吸収とアタックを繰り返し、一旦は全ての逃げを吸収。
きついこときいついこと。
(Photo by Mitui Itaru)
小山が単独で逃げ出す。
それを見える距離で追っていると登録クラス最終周となる。
龍太郎が登りを引き終えた後、先頭に出て下りを軽く引いた。
「ユキ引くな!」と龍太郎が叫ぶ、すぐに下がって後は最終周の選手に任せる。
下りで中切れしている合間を生めてあとは選手に任せた。
最後は速い集団スプリントとなった。
登録クラスゴール後、小山が降ってくる。
登録クラスのゴールと混同してペースを落としてしまった模様。
こちらはここから残り4周の戦いにはいる。
自分が下りでアタックしてみるが、決まらず。
苔と草であまり思いっきり踏めない…。
ラスト3周、登りで下から龍太郎が鬼引き。後ろを千切る為の引きだ。
(Photo by Mitui Itaru)
ゴールラインを龍太郎の引きのまま抜ける。
ラスト2周、登りのピークまでここは我慢してついていく。
頂上で交代して下りを引くが疲れてあまり引けない。
小山・佐野さんは先頭交代に入らなくなる。
登りは私のペースで引く。ゴールが見えてきて周回賞の鐘が鳴る。
ラスト1周(周回賞)
私の後ろから周回賞のタイミングで佐野さんアタック!小山も続こうとするが追いつかず吸収。
(Photo by Mitui Itaru)
ここで龍太郎が反応せずペースで追う。
交代して自分が引き、逃げ切れないよう差を空けすぎに追う。
ゴール前でキャッチするのが理想的、速くキャッチしてもスプリントに参加されては意味がない。
下りは龍太郎も軽く引いて交代、俺が追わねばならない感じ。
最後のストレートで引いて佐野さんに近づく、自分が引いたまま追いつくとカウンターが怖い。
踏めば追いつける距離で交代を促す、ここで牽制するならアタックする。龍太郎は前に出る。
軽く先頭交代しながら佐野さんを吸収、龍太郎が再度先頭に出る。
もうゴールまで300m程度。緩い登り基調なので早掛けは不利
龍太郎が後ろを確認して腰をあげる!
超反応、完全に合わせてしまう。
あかん、やられた!
龍太郎は腰を上げ踏むそぶりを見せて踏まなかった!誘い踏みだ!
頭ではこれはブラフだ!踏むな!と分っているが、筋肉は既に踏み出していた。
合わせるつもりが龍太郎を抜き去り前に出てしまう。踏みやめればいいのに体は踏み出してしまったんだから「かまわん、いえてまえ」と動くことを求めた。
早掛けで踏み出してしまう。
佐野さん小山は離れたが一呼吸おいて龍太郎が追ってくる。
ええぃままよ!ゴールまでもってくれ!
思いのほかすぐに捲られなかったので踏ん張るが、ゴール前に50mで勾配が上がり失速、龍太郎は加速。
捲られ完敗。2位に甘んじた。
(Photo by Mitui Itaru)
悔しいけど、先月600kmしか練習出来ていない身では、今できるレベルで一番の結果を出せたので気分はいい。
この気持ちよさを糧に8月は練習し続けるぞ!
佐野さんと小山は敵チームである私を如何に蹴り落とすのか画策していたらしい…。
してやられたり
(Photo by Kate)
レース後はすぐに表彰式、待たされない取組が素晴らしい。
小さい大会なのだけど多くの商品に賞金まで!
是非来年はこれを読んだ読者の皆様もご参加ください。
レース後は、近くの「御嶽明神温泉やまゆり荘」へ
鉄分で赤く濁った鉱泉!天気が良ければ御岳を見ながら露天風呂が入れる。
復刻版ケロリン(現在生産終了)という響きに、いつもお世話になっているイナーメ温泉部としては見逃せない。
何故か皆で購入する。温泉にケロリンは欠かせないのだ。
楽しい遠征を追え、翌日の東日本トラックに備えるのであった。
イナーメ信濃山形倶楽部:
開田高原クリテリウムレース2017 - 長芋通信 / Member's report
【使用機材】
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:: GOKISO GD2 ロード
ワッシャ:ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー
タイヤ :Panaracer RACE A EVO3 23C/ 使用気圧7.5bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
マウント:REC-MOUNTS(レックマウント) Type19
緩斜面の登り、下りでもスピードが死なないオルトレの万能性が遺憾無く発揮された。
COUNTERVAIL カウンターベイルのお蔭で荒れた路面の下りでもアタックが出来る!
これはすごいこと、荒れた路面ではガタツキによりコントロールが難しく消極的になりがちだが、カウンターベイルがあればなにも気にせず動くことが出来るのだ。
この万能性は唯一無二だ!
(Photo by 長芋通信)
TeamOltre 北野普識
前半戦後半総括
走れないとドラマは産み出せない。
季節が移り変わるように人も出会い別れて移ろいゆく
主役は入れ替り、新たなスターも生まれる。
同じ舞台に立つ私はどの役を演じているのだろう?
・練習総括(距離)
1~4月=1100km±10%
5月 =840km
6~7月=650km±3%
・試合総括
【全日本選手権ロードレース2017 青森県八戸】
1周目に起こった落車に巻き込まれ、最終便で集団復帰するも登りでドロップ3周DNF
【Photo by KOUJI OKAMOTO-san】
イナーメ的には森本さんが果敢に終盤逃げに入るという凄みをみせる。
【JBCF広島 西日本クラシックロードレース】
Day1 64位
暑さに敗北し最終集団完走
【Photo by Mitui Itaru 写真館(仮) - 写真 | Facebook】
Day2 DNF
自分に敗北し、3周目のペースアップで千切れる。
イナーメ的には2日間龍太郎が一桁リザルトを連発、はらしょー
【ニセコクラシック2017】
年代別11位/全体21位
40分ヒルクライムで18人の先頭に残れず。
後ろから来た集団を指揮して40人ほどで平坦を追う、残り40kmから始まる登りで3人に先行される。
【Photo by nesekoclassic /2017 Gallery – Niseko Classic 2017】
それには付けず、その集団いたDeefJapna早瀬選手、SHIDO中尾選手、链轮单Edward Cork選手にアタックして絞るも降り切れず出し切りゴール
最近の練習量にしては後半動けたのが自信になった、しかしレース自体は前半の登りで終わっていた。
練習量+登坂力は社会人になってからずっと課題。
勝ったのは去年、新潟選手権で戦った
凄い強さだ。新潟の選手達強くない?
【JBCF石川ロードレース】
イナーメにフランス1クラスで走るビビアン入荷!
スタートアタックに反応、5人で逃げに乗るも最初にドリップ/4周目DNF
【Photo by Satoru Kato-san /JBCF 石川サイクルロードレース2017 - | cyclowired】
【Photo by KOUJI OKAMOTO-san】
イナーメではビビアンが先頭集団で気を吐き、メイン集団から佐野さんが飛び出し20位以内という良いリザルトを出した。
【国体千葉代表予選】
200mフライング 12:27 7位
3kmITT 4:11 7位
純粋にトラックは走り方がわからず、身体と自転車が一体化出来ずこのタイム
平坦得意なのだからトラックも強くなりたい。
【宮田クリテリウム】
予選突破も決勝8周DNF、特に何もできず。
平坦が得意といったな、あれは嘘だ。
(Photo by Sakai-san/FABtroni+camera - 写真 | Facebook)
龍太郎、ビビアンは安定の6位7位
ゴローさん、北澤、小山とイナーメエリートも優勝、入賞大活躍だった。
【大田原クリテリウム】
集団後方で消極試合、一度龍太郎に叫ばれてアタックした程度。
最後は前に位置取り出来ず、最終周のアシスト中切れで先頭から離れてしまい26位
龍太郎・ビビアンはしっかりチームプレーで6位7位。ここに助太刀できず不甲斐無い。
【Photo by Mitui Itaru 写真館(仮) - 写真 | Facebook】
【矢板ロードレース】
集団後方で消極試合、中盤遠藤さんを集団に引き上げ終了
集団45人まで残るが登りでドロップ
【Photo by うりこさん】
これにて前半戦ロードレース終了
後半戦は周りからどうしたの?あのころ(春先)の北野はどこ?みたいに言われるが、この微妙な弱い時期の方が長いのだからこちらが本性なのだ。
弱体化の理由は練習不足、月間1000km走れていないとP1で通用しないくらい弱る。
DNFが続くようなら試合参加を止めて練習に立ち戻ることも大事。
2000km乗れればどれだけ走れるのか。試してみたい。
ということで8月は走れ3000km!
9月に最強の自分に戻ってくるつもりなのでご期待ください。
舞台の配役は移り変わる、筋書きを変え物語の主役になるのだ。
富士の国やまなし 第14回 Mt.富士ヒルクライム 一般クラス インサイドレポート
皆はじめはクライマーだった。
大学生になり自転車競技を始めた自分が初めて2位入賞したのが弥彦山ヒルクライム2009だった。
あの頃は我武者羅に乗り込んでいた。
平日は大学後夜はバイトして通学往復60km、授業が速く終わる日は高尾山へ登りにいっていた。
週末は200km~250km、千葉から雛鶴や道志道まで行って帰ってくるよう日々をすごしていた。
ただ楽しいだけで生理学的知識に乏しかった自分は、ロングライドの度にハンガーノックになっていた。
今思えばオーバートレーニングの補給不足のバカ練習だった。
だが登りに関してはよく登れた。
身長が171cmで止まって以来、人生最軽量になったのはこの時。
登りは軽く持久力には自信があった。
しかし、ロードレースで勝つためインターバルトレーニングが増えていくにつれ登りの能力は衰えていった。
今となっては登れないキャラは確立している。
登れない要因は何故だろう?
富士ヒルクライムで読み解いてみたい。
6/11(日)朝4時30分起床
久々の車中泊で失念していたが、窓を少し開けて寝る場合は虫対策が必須だった。
モスキートン達の襲撃を受け、眠れぬ夜を過ごした。
6時頃に会場につくと…1万人を超える参加者渋滞で会場入りできない!
こんな経験初めてで、間に合うのかも皆目見当がつかず焦る。
礼儀正しく並んでなんとか6:15くらいに会場入り。
荷物預け時間をオーバーしてしまい預けられなかったが、しょうがないので背中に入れていくことに。
しかし、未だに荷物を預けられていない人たちが列をなしているが…どうするのだろう。
荷物を諦めビアンキブースにひやひやしなが辿り着く。
ゼッケンを受取り、武井君につけてもらう。
折角会えたので倉本さん、武井君にはイナーメオイルでマッサージ!
チームメイト皆に頑張ってもらいたい。
他のTeamOltreメンバーである雨澤君や玉仙さんには会えず。
色んな人と談笑しているとスタート時間迫る。
スタート地点で並ぶ、自分は4000番台。
定刻より10分遅くスタート。
スタート地点から速いペースのパレード走行でウォーミングアップを兼ねて前へ。
4000番台先頭に上がるけど既に3000番台とか合流してスタートラインへ向かう感じ。
ネットタイムのためそのまま人垣の大渋滞の中を抜けてスタートラインを通過する。
さあスタートだ!
スタートから頑張る人たちを追って頑張る。
読者の皆様、ヒルクライムで自己ベストを出したいならこれは悪手である。
優勝争いが出来る選手のみ先頭集団に食らいつくべきなのだ。詳しくは後述。
体感パワーは体重5倍~5.5倍。右端から1列~2列で行儀よく抜いていく。
何故か2車線横まで広がってゆっくり走っている選手もおり、その波に詰まってはリズムが崩される。
これが富士ヒルクライム名物、ヒルクライム渋滞…。
選抜か1000番台じゃないと巻き込まれるのは必至ね。
序盤の斜度が厳しい5kmをガシガシ進む渋滞→ガシガシ進む→渋滞を繰り返す。
緩斜面で出てくると同じペースの人たちが固まりだすので先頭交代しながら進んでいく。
しかし、10km過ぎたあたりで段々とパワーダウンを感じる。
これは頑張る人たちとローテションしながら進んだことで平均パワーピーク(LT値)を越えたのだ。
そうなると同じギアで回せない。
一定の持久力は本当に弱い。
集団の後方に行く、そしていよいよ千切れるかける。
追いついてきた人たちに引いてもらい復帰を繰り返す。
本当に協力が役立つヒルクライムだ。
レースも中盤の15kmを過ぎると向かい風。ペースで進んでいく集団。
後ろから倉本さんが追い付いてきてあっさりパスされる。
もう脚は限界だ。
千切れては後ろの集団につくを繰り返し、順位を落としていく。
ゴールはまだか?と考えていると遠くからドコドコドコドコドコと音が聞こえる。
「大太鼓が聞こえてきたらゴールが近いよ」と龍太郎からアドバイスを貰っていたので踏み直す。
…しかしゴールが見えない…。長くね?と思いつつペースダウン。
すると「ここからもがけ!」と看板、冷静にゴールまでまだ数kmあるけど…。
長すぎだろう…、踏んでもないので更に垂れる。
しかし下りに入り少し回復、少しまわして最後の登りへ。
本当に最後の力で頂上でもがきゴール。
男子19~29歳:97位/全体384位
タイム:1:12:15.30
惨敗である。
頂上で、倉本さんや玉仙さんと合流し健闘をたたえあう。
写真を撮り、下山
終わらない人垣と終わらないブレーキ地獄に手を引き攣りつつ命からがらブースへ戻った。
・使用機材
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:RUBER SHADOW CX1
タイヤ :CONTINENTAL Grand Prix 4000s2 23C/ 使用気圧7bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
オルトレは悪くないんです…悪いのはこの脚(あっし)…
下山したチーメメイトたちと写真撮影
レースを終えるとブース巡りが楽しめるのが富士ヒルクイムの良いところ!
・サンボルト
終わったあと、イナーメウェアでお世話になっているサンボルトブースへ
今年の選抜優勝の兼松さんも、僅差二位の森本さんも富士ヒルクイムで着ているのはサンボルト軽量ワンピース
私のTeamOltreジャージに合うアームウォーマーはありませんか?と伺うとすぐ出てくるのが凄いところ。
FPBのアームウォーマー
ずり落ちない、涼しい、焼けない、安いと4つの要素が満点
お勧めです。
また我々、TeamOltreが着るジャージは各地のビアンキストアに置かれています。
当然、ネットストアにもあるので
ビアンキユーザーの皆様は是非ビアンキストアで1枚ジャージをコレクションしましょう。
チームジャージと自分の愛車メーカージャージは揃えておきたいところ。
ブランドの歴史を楽しむのも自転車の魅力ですゆえ。
・レックマウト
今回よりレックマウト様より供給を受け、サイクルメーターはレックマウトを使用させていただくことになりました!
オルトレXR4にレックマウントをインストール完了
ガーミンとライトが一直線に並び、コックピット回りがスッキリしました。
作りも堅牢で朝夜練が主となる社会人サイクリストには打ってつけでは!
エアロ効果も期待できるので、オルトレとバッチリ。
レックマウトはいいぞ~
・Sports EPA
また調子が良かったシーズン序盤、コンデショニングに活用しているEPAの佐々さんにもご挨拶
実業団のJBCF群馬辺りまで毎日飲んでいたので調子よく走れていたが、在庫が尽きてしまったらあっさり調子も落ちてしまった…
EPA切れが調子の切れ目
新たな在庫を手に入れたのでシーズン序盤の調子を早く取り戻したい。
効能としては、魚の目などに大量に含まれる素材で血液サラサラ、炎症防止で寝起きがよくなる。
朝活や仕事で眠くならないので生活全般の効率が上がります!
だから強くなれる循環が出来るのが何より効果的かも…。
是非お試しallez!
お試しならグリーン
コスパならブルーがお勧めです。
さて、大きな大会は冷やかせるブースが多くて面白い。
富士ヒルクイムは終わった後もブースで楽しめる工夫が多くあるのが素晴らしい。
ビアンキブースもあり、オルトレXR4も試乗出来ますよ!
今年これなかった来年は是非お立ち寄り下さい。
今回選抜クラスをコースレコードで優勝した兼松おじさ ん
兼松おじさんの優勝を見て心揺さぶられた。
私もまた登れるようになり、この舞台に戻ってこよう。
富士ヒルクライム優勝おじさんの勝ちかたインタビューをお送りいたたします。 pic.twitter.com/4hwmKYHBC7
— Yukinori Kitano (@YukinoriKitano) 2017年6月11日
おめでとうございます!
第1回 JBCF 那須塩原クリテリウム P1クラス インサイドレポート
調子が落ちて思うように走れない。
原因は様々有るが、最大なのは満足な練習が出来ていないこと。
それは練習距離である程度把握できる。
1月1500km/2レース
2月1200km/5レース
3月1010km/8レース1勝
4月1060km/7レース1勝
5月 840km/6レース3勝
森本さんは3月から5月末まで5000km乗り込んだらしい。しゅごい。
自分は体調は明らかに落ち目、体調不良・怪我等で練習の質が落ちている。
満足できる練習が出来ていない&この6~8月は皮膚が弱い虚弱体質の自分には日光と汗が影響し、体調を落としがち。
毎年のことなので6月病とでも名づけたい。
さてレースレポート
6/10(土)
朝は定刻通り龍太郎が迎えに来てくれる。
朝食は車内でおにぎり2つ、バナナ2本、コーヒーを食べる。
また千佳ちゃんにヨーグルト牛乳を恵んでもらう。
奢ってもらうヨーグルトの美味いことよ!
ありがとうございます。
チョイ渋滞の東北道を抜け那須塩原駅前に到着。
既に道路規制は始まっている、那須塩原駅前周辺の広々さというか、駅前なのにビルのなさに驚く。
空が広い…。
試走終了10分前だったので遠藤さんと一緒にコースへ飛び出す。
印象としてはブレーキ減速が多く、道幅が広いため被せられる怖いコースだ。
実際にレースとなると前者は当たり、後者は外れるのだが。
チームキャンプに戻ってくると那須ブラーゼンの選手を引退し、運営に回った岩井君が甲斐甲斐しく動き回っている。
最近那須ブラーゼンの発信力が強化されたのは彼の運営合流も大きく影響しているのだろう。
陰ながら応援したい。
アップを始めようとすると、ミノウラ FG220に自転車をセットする。
「スタート10分前だよ!」
監督からありがたい忠告
そうだ時間がないんだった。
・一組目
遠藤
豊田
井上
北野
・作戦
予選通過50人
予選出走60人くらいしだし、メイン集団に居れば予選突破できる。
つまり、作戦は各々サバイブ!
・コース
T字の2.2kmクリテリウムコース
5回のカーブがあり、数300m~400m前後で鬼ブレーキして立ち上がらないといけない地獄コース
・那須塩原クリテリウム P1予選1組
スタート最後尾に並ぶ
始まりと共に一列棒状になる。
ささっと上がっておこう!カーブ毎、ストレート毎にひょいひょい上がるが同じように考えている人に被せられる。
(Photo by Shizu FURUSAKA-san)
前を見るとトヨカツが先頭交代に入っている。流石ケルメスを経験している雨男、位置取りミスは冒さない。
私はスタート最後尾で既に失敗っぽい。
(Photo by Shizu FURUSAKA-san)
後ろは中切れの嵐
段々と前に上がれなくなってくる。すごくきつい。
前の方は自分のペースでブレーキして曲がれるが、後ろの方はカーブ前で渋滞して先頭は既に50m以上先に行っているのを後から追わないといけない。
地獄のようなインターバル、平坦踏み続けて追いつく、渋滞、カーブ空けで前が離れる追うをエンドレスで繰り返えされる。
宇都宮クリテリウムの頃のコンディションならすいすい上がれたろうに今は無理!耐えるしかない。
(Photo by Mitui Itaru)
そうするとイノーさんが下がってくる。
そうすると遠藤さんが上がってくる。
今さっきから同じ位置で走っていたフィッツの野口っちがいつの間にかいなくなっている。
今さっきから同じ位置で走っているエルドラの萩原さんがいつも前後に居る。
やばいよやばいよー
(Photo by Shizu FURUSAKA-san)
(Photo by Sakai-san)
同じメンバーしかいないということは集団内で泳げていないということ。
今日の調子を明確に表している。
ついに気づくとメイン集団最後尾、遠藤さんと殿を務める。
(Photo by Shizu FURUSAKA-san)
余裕がないから最後尾
余裕がないからカーブ中にペダルヒット!
転倒はしなかったが、数十センチ遅れる。
1mも開いていいない。たかが数十センチの差、されど数十センチ。
これは致命的、後ろには萩原さんしかいなかったのでよかった…よくない!すみません!!!
なんとかゴールラインまでに前に追いつくが、脚を使い切る。
ここで千切れて後ろの集団を待つ。
メカトラで遅れた吉田隼人さんと合流して第2集団だかでゴール…。
テラ辛かった…。
(Photo by Sakai-san)
(Photo by Sakai-san)
不敵な笑みのようだが余裕のなさに顔が引きつっているだけである。
・一組目リザルト
豊田20位
遠藤29位
北野32位
井上35位
・二組目リザルト
大東9位
龍太郎31位
岩月DNF
社会人達の休日は眠いのだ。
戦士達は暫し休息
・チームプレゼンテーション
我々は何故かトリ。スタート前に雨が降りだし、雨脚も最高潮。
今日はトヨカツのワコーズ営業が主と決め、Aggressive Designを塗りながら出ようと決める。
そりゃ雨男が主役なら雨がひどくなるわけだ。
なんだかんだいろいろマイクでしゃべったが何を言ったか覚えていない。
(Photo by Shizu FURUSAKA-san)
プロ観の皆さんが盛り上げてくれて、ガヤが多いですね!と司会の広瀬さんから頂く。
監督はすごく盛り上がっていたよ!と喜んでいたので良しとしよう。
雨はひどいので龍太郎カーで凌ぎ決勝へ。
・那須塩原クリテリウム P1決勝
スタート10分前から雨の中待たされる。
辛い寒い悲しい…。
(Photo by Shizu FURUSAKA-san)
今の自分のコンディション1枚で表現するような珠玉の一枚。
しばれるわ~。
我慢ならず、木陰に移動する。
その間に前の位置は奪われる。がっでむ
(Photo by Yu-min-san)
ここに写る者どもはスタート位置が既に死亡フラグ。
スタートが切られる。
雨と水しぶきで視界は最悪
ブレーキも慎重になる。
ブレーキはアルミリムにしていてよかったがカーボンホイール勢が水切れが悪く止まらず突っ込んでこないか不安
しかし、そんなこと言っている暇もなく一列棒状。
朝の反省を生かして前に前に…あがれない…。今のコンディションでは無理!
(Photo by Sakai-san)
段々と限界を迎え落ちていく…。
パスした龍太郎も苦しそう。
私はそれ以上に苦しく前に上がれず落ちていく。
再度抜かれて自分の死期を悟る。
(Photo by Sakai-san)
一列棒状で苦しい時ー
…中切れは…万死…中切れは万死に…中切れは万死に値する…!
頭に流れる文字はそれ。限界を迎える前に自ら脱落を選択
カーブ渋滞で自分の位置を譲り集団最後尾に下がる。
最後尾なので中切れが起こり、限界を迎えている自分は埋めることが出来ず第二集団となった。
大東さんも脱落してこの集団に入る。
イノーさん脱落してこの集団に入る。
(Photo by Mitui Itaru)
HONDAやエルドラが引いてくれる。
この引きのお蔭で真逆の回復を見せる自分の脚と心肺。
フィッツ野口君や、群馬グリフィンの宇田川さん、なるしま田中さん、ウォークライド小室さんら脚があるメンバーと先頭に出て引き出す!
「ホンダさん休んで!」
初めは意思統一が出来ず、遅く長く引く人などがいて巧く回らなかったが野口っち二人で指揮を取り出すと先頭とのタイム差が縮小に転じた。
(Photo by Sakai-san)
自分が一番引けている(錯覚)をもって鼓舞して、大東さん・イノーさんと引きまくった。
しかし、遠藤さんグループが合流と同時に足きり。
脚が動き出した(遅い)ので残念だったが現状だとこんなレベルだ。
今年のJBCFで体感的には一番きつかった。
我々が下ろされたあともパラパラと下され生き残りは33人
その中にトヨカツ・龍太郎が残り
龍太郎8位
トヨカツ15位
となった。
凄い。
調子を維持してこの中に残りアシスト出来ればもっと上が目指せたのではないかと思うと慚愧に耐えない。
・反省
調子を落とさない生活習慣への修成が必要
・使用機材
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:RUBER SHADOW CX1
タイヤ :CONTINENTAL Grand Prix 4000s2 23C/ 使用気圧7bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
こんな体調でもけなげに反応してくれるオルトレ
オルトレXR4はダイレクトマウントブレーキ
雨の高速レースでも何ら不安を感じさせない安定したブレーキング性能とストッピングパワー
突っ込みとブレーキになにも恐れるものはなかった。
(Photo by Sakai-san)
・大会感想
縁日の出店も多く、観客も多く、那須塩原駅前公道閉鎖でアクセスも最高。
コンパクトでていて良い大会だった。
人の動線はまだ改善の余地があるが、是非来年も継続してほしい。
・車中泊
皆と分かれ一人新幹線で帰路へ
那須塩原駅から東京駅まで1時間15分!しゅごい。
そこから今日のベットメイクをして山梨へ向かう。
24時頃に河口湖周辺着
今夜の戦士の休息は車中泊
翌日は人生初、富士ヒルクライム!
TeamOLTRE公式大会なので、調子が合わせられず申し訳ない。。。
UCI2.2 ツール・ド・熊野第二ステージ インサイドレポート
UCI2.2 ツール・ド・熊野第二ステージ
朝、七時半起床
おいしい朝食に納豆ご飯二杯食べる。
昨日の弁当とは大違い。
会場まで3kmくらいなので、自走で会場へ向かう。
ブラーゼンや他チームとも合流
会場テントで伊賀先生よりアップマッサージを受ける。
今日は100kmで2000m以上登るクイーンステージ
円山千枚田を登り、札立峠を登り円山千枚田をまた登る美しくも険しい109kmコースだ。
(Photo by Paul)
パレードは10km、ほの隙に前に上がるが。
今日は目立つためにも逃げに乗るべく前に並ぶ。
スタートから坂、アタック合戦が始まる。
逃げに乗るべく前に上が……っ…れない!
ペースが早すぎる!
ヒルスプリントのようなふるもがき。
登りの繰り返しで段々と後方に下がり、後ろを見ると自分がいつのまにか最後尾…
パラパラ後ろは千切れている。
まだ始まって10kmも過ぎてないんですけど!
2年前より明らかに早い。
なんとか耐えきって下りへ。
この時点で辛い時点で黄信号
棚田登りはまでは着いていけるが、千枚田登りに入りペースは落ちず耐えきれずあっさりドロップ…
(Photo by TOYOKSTU)
グルペット(完走を目指す集団)すら形成されない速さ
これで赤信号
中腹で追い付いてきたポールさんと前を追う。
(Photo by TOYOKSTU)
二人で札立峠に入るもポールさんに着いていけず、全然上れない。
下りきり前で井上さんと合流するがその後、タイムアウト、リタイア
あまりにスピードが早く足切り者続出で回収車に乗り切れず、審判カーでゴールへ向かうことに。
終わってみると昨年より7分も早いゴールタイムだったらしい。
そのレースのペースが凶悪すぎて耐えられなかった。
もてぎ7時間ED以降、体調を落とし太った状態ではとても完走出来るレベルではなかった。
群馬の調子を維持して上げられなかったのが悔やまれるが、自分の体とは巧く折り合いを見つけていきたい。
誰もが健全な体を持っているわけではないし、自分のような虚弱体質でも何か成し遂げられる解決策を見つけ出したい。
これにて今年の熊野挑戦は終了です。
応援ありがとうございました!
まだチームは龍太郎が残っているので明日はサポートだ!
と言うわけで、第三ステージの大地町へ
走ったことがないタメサンらリタイア組で三周ほど最終ステージを試走。
自分は少しでも調子わ上げるべく軽く練習とダイエットしておく。
タイナショナルチームもかんこう観光に来ていてバスと色々話す。
またタイ合宿で会いましょう!
龍太郎のマッサージを見つつ夜は更けていくのであった。
続かない!
UCI2.2 ツール・ド・熊野第一ステージ インサイドレポート
UCI2.2 ツール・ド・熊野第一ステージ
ステージレースは朝八時に起きれる幸せ
朝ごはんはお弁当という切なさ
井上さんと美味しくご飯だけ食べまくる。
降りると自転車はしっかり準備されている。
TOYOフレームの多田さんメカニックが一晩でやってくれました!
そこからドッタンバッタン大騒ぎでレース準備。
ポールさんはサングラスがないとお店を広げ、井上さんはシーラントが詰まってホイールに空気が入らない。
二人が時間を稼いでくれる間に自分も準備
こんなスタート前に色々あって大丈夫か?という読者の皆さん。
安心ください。
熊野ステージ1は炎天下のもと長々またされるのでギリギリでよいのだ。
井上さんを待って会場へ。
新宮駅へ着くと可愛い応援団が
熊野キッズ
スタート10分以上前からがんばれ!がんばれ!がんばれ!と大声援が始り持つのか?と不安になる。
イナーメのロマンスグレーは日陰ですぐにゆっくりする。
そしてパレード20kmが始まる。
昨年より早い。
お尻を摘ままれて横を見ると元タイチャンプのバス!タイ合宿以来の再開!
嬉しくてスタートまで色々話す。
今日の展開はプッシュプッシュと話して別れる。
スタート地点へ
全国高木佐野さんファンの皆様、御査収ください。
ここで水を総監督から頂き、定刻通りスタート!
スタートからアタック合戦に参戦、龍太郎も動いている、一周目の登りで三回ぐらい動いたが決まらない。
逃げが中々出来ないのでペースが落ちない。
回復のため様子見で下がると二周目のあっさり逃げがきまり、6-8名各チームのエース級が全員入った逃げが出来る。
龍太郎も追っていくのが見えたので自分はしっかり休む。
しかし、ちょっとするとおりかえしで何人か合流している。
少しすると龍太郎が集団に…
イナーメからは誰も逃げに入れず、リーダーチームのグストが纏めたがりメイン集団を引く。
こうなるともう展開に任せるしかなく集団後ろで羽を休める。
それでも今日のレースは暑すぎて熱中症、脚痙り続出で数人落ちていく。
井上さんと集団後方で合流
「落車の神様と中切れの神様も居なくなったね」「それな」
話していると西日本学生選抜の藤田くんが話しかけてきて「自分一人だけになってしまいました…」
切ない…
「サバイブ!」
と励ます。
そしてメイン集団は基本的には落ち着いて進む
途中、酷い中切れを繰り返すダブリーズのイラン選手に物申す井上さんの貴重なガチギレ
井上さんのキレシーンをみて逆に驚く私
しかし、中切れするくせに前に入ってくるので言ってやれ言ってやれと心の中で応援
こういった落車の神様、中切れの神様に愛されたものたちも同様居なくなっていった。
それを避けて一番死に近い第一ステージを生き残ったイナーメは四名
ポール、井上、北野、龍太郎
軽く相談して逃げきりは確実だし、集団頭取っても何も得るものはないので今日はトレインも組まず、安全ゴールを各自目指すということに。
結局メイン集団は追い付かず、私は流して集団ゴール。
ゴール前で落車があったが、イナーメ四人共巻き込まれずゴール
ゴール後は直ぐに糖質(グミ)とプロテインを取って回復に専念
何人が応援していただいた声聞こえてました!
ありがとうございました。
レース後は試走組と宿直行組に別れて行動
私は直行組
すぐに疲れた体をマッサージしたかった!
今日よりIGAスポーツ整骨院院長の伊賀先生が帯同してくれます。
全員一時間しっかりみてもらい回復!
いた気持ちよくレース後の最高の御褒美
こんなにしてもらえると明日のモチベーションアップ
マッサージ後は綺麗な熊野を堪能
ホテル七ヵ浜は昨日の宿ど打って変わって最高の夕飯で大満足
明日の活力となった。
明日はクイーンステージ、千枚田の超級山岳ステージ
スタートアタックにはのって目立ちたい。
続く…
UCI2.2 ツール・ド・熊野 プロローグ インサイドレポート
UCI2.2ツール・ド・熊野国際へイナーメ信濃山形の選手として来ています!
始発から二つ目くらいで名古屋へ行き、そこから熊野へ車でイン
目張り寿司を食べ会場へ。
国際レースはメカニック必須なので、TOYO多田さんに自転車を見てもらう。
当然相棒はビアンキ オルトレ XR4!
社会人として国際レースへ出られるのは有り難いこと、噛み締めてスタートへ向かう。
UCI2.2ツール・ド・熊野プロローグ
タイムトライアル600m
UCI最短プロローグ
砂の浮いた坂コーナーがあり、見渡せずこわい。
出だしからダンシングでカーブまで攻めて、カーブだけ減速し座る。
曲がり終えたら再加速でゴールまでスプリント
自分は55.9秒でした!
チームでは龍太郎が日本人一位で51秒台、四位かな?UCIポイントとれず残念!
しかし日本人一位、凄いや
54-55秒台はスタートとカーブを改善すれば一秒は改善されるだろうが、51秒台はどうやって出せばいいかわからんね
レース後はブラーゼンやシマノの皆さんもいる会場近くの銭湯で汗を流し開会式
龍太郎総合四位!
第一ステージからは龍太郎の総合順位を守るべくイナーメのチーム員達は一人一殺で壮絶な最後を迎えることになるのか…
第一ステージは学生や不馴れな海外選手が被せられてパニックブレーキをする死のステージ
君は生き残ることが出来るか。
そんなことをそんなことを思いつつ、メカニックの夜は遅くまで更けていくのであった。
続く!
2days race in 木島平村 2017 1day+コンソレーションレース (残念レース) インサイドレポート
前日金曜日は社員総会
楽しく飲んで騒いで夜遅くに帰宅
・5/20(土)
4:00/起床
レース前は仕事後に準備やなんやでたいてい眠れない。
朝食:グラノーラ・バナナ・コーヒー・おにぎり
急いで出発
6:30/合流
岡君と高坂SAで合流、ここのサービスエリアは上りと下りで隣接しており階段で行き出来る。
しかし関越渋滞、圏央道で東北道を経由して最終的には下道で高坂SAへ向かう。
ここでアクシデント!ゴーグル先生はSAを目的地にするとスマートインターがなくて入れなくても下道で隣接の道路を目的地にするのだ!
罠にはまり高坂SAには入れず、諦め迂回して手前のインターから関越へ入り直し時間がかかる。
9:30/木島平到着
その後は特にイベントなく「木島平クロスカントリースキー競技場」へ余裕をもって到着。
「ここより木島平村」の看板から村民には一人も発見できないほど自然の溢れる村だ。
大東さん、萩原さんと合流・挨拶し近くに住んでいる北澤とも合流
・イナーメメンバー
自分、大東さん(P1)、北澤(E1)、岡君(E1)、萩原さん(エルドラードP1よりレンタル)
小室さんに教わりながら試走をこなしたり準備しているといつの間にかスタート時間が迫る。
大東さんのスタートを見送り、そこから実走アップを開始して競技場近くのアップダウンをTTバイクで往復する。
自分のスタートぎりぎり前に会場へ戻ってきた。
・11:30/1a stage 個人タイムトライアルスタート
距離:8.6km(3.4km×2Laps)
・コース
木間平クロスカントリースキー競技場のコースは流れるコースでうまくやればブレーキ不要。
カーブ前が必ず下りなので、カーブ後は登り返し。
そのため下りで勢いをつけブーレキをせず登り返しは脚が終わらないよう回せて速度を殺さないのが攻略法だ。
私はカーブの度にTTバイクの限界値がわからずブレーキしまくってしまい、酷いタイム。
試走時にもっと突っ込んだ試走をするべきだった…と後の祭り。
自分個人TT弱過ぎである。
チームでは地元の北澤が気を吐き11位トップ差18秒
14位/大東さんトップ差22秒
29位/萩原さんトップ差41秒
45位/岡君 トップ差52秒
47位/北野 タイム10:27.17/トップ差+0:52.88
タイムを見て私がチーム内最下位。
「え?TTバイクなのに」
岡君の悪意のない驚きが、より胸を刺す。
俺にはロードレースがあるんだ!と午後のロードレースに意識を集中する。
・作戦
タイム的には北澤エース・大東さんセカンドエース
コース的には道幅狭く、先頭交代がし難いため集団は数の利が少ない。
つまり、逃げ有利のコースなのだ。
なので、逃げを作り、チームから2人は必ず入ることを標榜とする。
ブリッジするときも戦略的に、残った選手は抑えに徹することを技術・意識的にも共有する。
・14:30/1b stage ロードレース スタート
81.6km(3.4km×24Laps)
スタートはローリング、タイム差毎に3グループに並ばされる。
自分は2組目のランタンルージュ(最後尾)
「あれビアンキおじさんだ!」とヤンボー
「優勝候補がなんでこんなところにいるんですか?」とか周りから煽てられる。
候補ちゃうでwTT弱いおじさんはロードレースにかけるしかないんや。
ローリング解除と共に先頭へあがる。
那須ブラーゼンが引き出し、下島君の後ろにつく。
前2人ブラーゼン、自分で並ぶ。初めからペースを作り出すブラーゼン。
2人が引きカーブ空けに先頭交代を促される。
先頭交代して前に出ると突然地面に叩きつけられた。
原因も何も訳が分からない突然の落車。
ただ先頭なので後ろには全選手がいる。
急ぎ立ち上がり手を挙げると皆避けていってくれた。
そしてすぐに自転車にまたがり直すも自転車が走らない。ホイールロックしている?
止まってみるとチューブラーが車輪から脱落している。
チューブラータイヤとは真円のチューブをテープやセメントでホイールの上に接着しているだけのタイヤのこと。
構造上のしなやかさがあり、それに伴うグリップの良さ、軽さ、パンクしても少し走れるメリットでレースでよく使われる。
それがめくれあがっている。
ペダルヒットしても剥がれることはないよな?擦って落車したときにめくれた?
ニュートラルにホイール交換を要望すると時間がかかるのでピットエリアに自分で走ってとのこと。
移動しても復帰していいんですね?と確認
無線で確認してOKとのこと
急いで走ってホイールを交換しに戻る。
復帰したタイミングが悪く、先頭にゴール前で追いつかれて審判団に降りてと宣言される。
えー、これ自分でタイミング合わせて復帰しないと無理ゲーだ。
冷静に集団が着た後に復帰すればよかった。
失意でコースに戻り、怪我を洗ったり落車原因を確認する。
自分では緩いカーブあけで落車したのでペダルヒットした感覚もなく技術的問題点がわかならい。
なら機材はどうかというとタイヤが剥がれたいた。しかし失意の中戻るとタイヤはがれが元に戻ってリムの上にタイヤがある。
どういうこっちゃ!?
色々な意見を貰うが再現性がなく、機材のせいか、技術のせいか原因が特定できずもやもやする。
原因解明出来なければ可能性をピックアップして一つずつ潰していくしかない。
その可能性の一つだけを見て、一般論を語られても二階から目薬、蛇の足より人の足見よである。
本当に思いやって状況を考察し可能性を提案してくれた皆さん感謝です。
原因究明と怪我の処置をしていると、岡君も体調不良でレースを降りてきてDNF
イナーメは3人なってしまった。
しかし、レース展開を見ると逃げには北澤と大東さんが入っており逃げ切り確実
萩原さんも作戦通り集団に蓋をしてくれたようで作戦通りに事が動いた。
詳しくは大東さんブログをご覧ください。
2days race in 木島平村 1日目|ヤッシーのロードバイク生活
・結果
大東:7位(逃げきりTOP同タイム)
萩原:25位(2:43秒差)
北澤:33位(2:43秒差)
北野:DNF
岡 :DNF
大東さんは1bロードレース優勝したブラーゼン銀二とタイム差なしでゴール。
北澤は自ら逃げを作り、人生初大逃げで大興奮でアグレッシブに走り、逃げの中で頑張りすぎてドロップ。
逃げの中で頑張りすぎたのは経験不足が出たが、結果オーライで大役を果たした。
萩原さんはしっかり脚を溜め明日につないだ。これが翌日に繋がる。
終わった後、3人とも脱水で脚攣り気味、すぐにリカバリードリンクを与え、リカバリーマッサージをしっかりとやった。
揉みだすとオイルが伸びないくらい皆水分不足で脚が干からびていた。
聞くと3人ともボトル1本飲みきった程度しか飲んでいない。
そりゃあ全然足りない!1時間でワンボトルは意識的に飲むよう忠告。さらに明日のため、翌日レースまで2Lは水を飲むことを指示しておく。
エースの大東さんには大好きコーラも禁止令、レース前後に飲み過ぎてカフェイン脱水の気があるからだ。
そういったアドバイス・マッサージを終え、宿へ。
3kmほどゲレンデを降りたところにある「ホテルレイジャント」が本日の宿。
価格に見合わないほど豪勢な食事を終え、監督・北澤お奨めの「馬曲温泉」を視察しに行く。
露天風呂は山の高い位置にあり、雪解け水が近くを流れるシチュエーションは最高
夜なので山稜の陰しか見えないが満点の星空の下で露天風呂は最高だった。
ただ鉱質に特徴はない。
入湯料500円
評価4/5点
怪我をラップで処理し、2時間くらいしか寝てなかったのと怪我の疲れで布団に入った瞬間就寝
・5/21(日)
6時起床すぐに朝食を食べる。
御飯を一杯、自分は残念レースなので少なくて構わない。
ここでも大東さん・萩原さんに水を進め続ける。
既に戦いの準備は昨日のレースを終えた時から始まっているのだ。
食後会場入り。
怪我の状況は擦過傷だけだが結構、体液が出ていたい。
受付を済ませてのんびりしている間にスタート時間
怪我が痛いのでアップはなし。アドレナリンが出ることを祈る。
・8:30/残念+県大会ロードレース
距離:71.4km(3.4Km×21Laps)
昨日完走できなかった選手+県大会で長野県の社会人から高校生まで終結する。
そこにはイナーメ合宿で調子のよかったイナーメの秘蔵っ子、小出樹も来ていた。今日は松工ジャージである。
「展開はどうします?」と聞かれていたので「逃げ有利だから前においで、動いていたら勝手に逃げているコースだよ」と伝えておく。
スタート前に「え、こっちなの?」「荒らしじゃん!」とか酷い言われようである。
自分のミスでやったんだから仕方ない、勝っても負けてもいろいろ言われるやつなのでそれなら勝ちにいこう。
ローリングスタート
今回ペース速く一列棒状になる。
1周してバイクペーサー終了、アタックする。
昨日はコースのどこで動くのが効果的かすら把握できないまま終わってしまったため、序盤から仕掛けて確認する。
しかし、初めは集団も元気で全然人が減る気がしない。
3周目に高校生集団が追い付いてくる。
樹だ。ニヤニヤしながら追いついていくるやいなや先頭に出て動き回る。
若者らしいいい動きだ!
私も継続的にコースのあらゆる場所で仕掛けてみては効果的なアタックポイントを探していく。
30kmくらい過ぎても様子見アタックを繰り返しているとやっとこさ集団も減ってくる。
先頭でアタックイン反応するのも回しているのも同じメンバーになってくる。
先頭集団は落車も一度もなく安全。
他にも仕掛けているのは同じメンバー、坂でよく上げるのはFIETSの方々と樹とかぐらい。
しかし、その後の平坦でペースが落ちるので、落ちないよう手伝う。
自分が前で仕掛けると「いったぞ!」「潰せ!」「追え!」と集団から怒声が常に響く、こわい:(;゙゚'ω゚')ビクビク
自分が後で休んでいると、FIETSが複数人揃えているので組織的中切れ攻撃をしてくる。
前にチームメイト一人行ったら、もう一人が踏みやめ後ろで休もうとしている人らを残し集団を割る。
なかなかここまで露骨なのは珍しい。でもチームで数を揃えているこその戦法である。
様子見して追いつくのが骨になる距離が空いたら思いっきりブリッジして、寧ろ利用させてもらう。
そうこうしているうちに35kmを過ぎ、後半戦。
ここからは、リストラをすべく坂の度に毎周回アタックを駆ける。
坂の終えた後の平坦で速度落とさないのが一番効果的なようで、周りを振るい落とすためにここで仕掛け続ける。
坂を引き切って交代を促すとどの選手もペースを落とすのでカウンターアタックし休ませない。
そうすると残り20kmぐらいで6人に絞られた。
若者3人
チームウォークライド 鳥倉必勝選手(JBCF群馬Y2位/JBCF鴨川TT E優勝)
フィッツ 宇賀隆貴選手(全日本ジュニア5位/ナショナルジュニア強化指定選手)
松本工業高校 小出樹 (御存じ、我らがイナーメの秘蔵っ子)
若い芽は早めに摘み取っておかないと(読者のみなさん、未来の自転車界を背負う人材です。要チェックですよ!)
そして昨日、私同様完走出来なかった3人
イナーメ 岡君、今日は調子がよさそうだ。
FIETS GROEN日本ロボティクス 中村文武選手の老練な走り。
Pinazou Test team 梶田歩選手が他の選手とは違うタイミングで抜け出そうと動いている。
こういう動きが一番怖い。
何故なら他の選手は私の坂アタックに警戒して。他の区間では私同様脚を休めている。
これは私の得意なリズムに飲まれ、真っ向勝負に持ち込まれているということに他ならない。
それに気づいているのだろうか?
気づいていなければ、例え私より独走力やスプリントなど他の能力では勝っていてもその能力を封じられているに等しい。
その中で私の術中に嵌ろうとしない梶田選手の抜け出しは他の選手の警戒が弱く、坂攻防と比べ関心が薄いためスルスル逃げ切る可能性があるからだ。
私的にはこの梶田選手の動きに一番警戒していた。
残り4周下りでスルスル抜け出す梶田選手、樹だけが持ち前のアグレッシブさで追走する。
距離が空くにも関わらず、皆追わずこちらを見てくる。
横にきた岡君に「岡君、埋めて!」とチームオーダー、勝負を決っしてしまおう。
岡君はしっかり仕事をしてくれて埋めてくれる。
坂前で追い付き様にカウンターして、警戒する梶田選手を振るい落とす。
岡君も仕事を終えてここでドロップ、ありがとう。
1人梶田選手を追っていた樹がこのカウンターに着いてきたのが今日最大の驚き。
誰よりも動き、誰よりも粘り強い走りだ、強くなったな!
ここで自分、鳥倉・中村・宇賀選手と樹の計5人となる。
周回賞のブザーが鳴る。
この4人にスプリント勝負に持ち込んだらアカンと思わせ、他の動きを誘発するために自分のスプリント力を披露しておこう考える。
残り2周の周回賞は残り100m軽く仕掛け1位通過、短い距離で数車身離して見せた。
さあ私に対して純粋なスプリントはリスキーだと判断して、早い段階で勝負を仕掛けてこないかな?
しかし結果的には誰も動かず、もうこの段階で勝負はあったように思う。
最終周、残り800mくらいから樹が早掛けし、それに反応して残り100mくらいでスプリントを開始し優勝。
・ゴール動画
ガッツポーズが少し早かったようで鳥倉君に差されそうになった…危ない危ない…。
(Photo by Satoru.Kato-sam for cyclowired.jp)
終わった後に樹から「楽勝でしたか?」と聞かれる。
1dayレースらしい激しいアタック合戦だったが、前述の通り自分の展開に持ち込んでいたので、自分が仕掛けたあとはスピードが緩み休めてしまい苦しい局面はなかった。
午後のメインレースに出たいぐらいだった。
・結果優勝
完走者12名/出走67名
本レースより平均速度が速いという本当に残念なレース。
高校生完走率が6%以下なのはペースを引き上げておいて申し訳ないけどかわいそう…。次からは分けた方が良いのでは?
表彰式で五一ワインのナイアガラでシャンパンファイト!
このナイアガラは甘めで誰でも飲めるおいしさなので皆さんにお奨め。
五一ワインはどれも美味しいので是非皆さん長野に来たときは飲んでください。
五一わいんの特徴 - 貴腐ワイン、塩尻ワイン、 五一わいんの林農園
遠いいという方はHPで購入だ!
五一ワインとミンク毛皮、花束を頂く。
花束は頂くと応援してくれた女性にプレゼントできるので是非他のレースでも準備して頂きたい!
そして ミンク皮の使い道、募集しています。
・使用機材
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:GOKISO GD2 ロード
タイヤ :CONTINENTAL Grand Prix 4000s2 23C/ 使用気圧7bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
今期3勝目のBianchi Oltre XR4、やはりいくらアタックしても疲れないフレームの優しさが唯一無二
衝撃はいなして優しいのに、芯は硬くスプリントがかかるという本当に良いとこどりのフレームだ。
しかもカラーオーダーも始まりました。自分の一台を作るのは楽しいですので是非お試しあれ!
私の駆るBIANCHIの旗艦エアロロードバイクOltre XR4が自分の好みのカラーにオーダーできます。
こんな勝てるフレームを自分の好みで世界に一つだけのフレームにできちゃいます!
この機会にぜひ!
その後はメインレースのサポート
出走する3人、大東さん・萩原さん・北澤に監督からもらった経口補水液をしっかり飲ませる。
脚もしっかりアップオイル「Summer」を使い暑さ対策。皆、水分補給は成功しているようで脚に水分が戻っていた。よし!
鼻下から気管に沿って「Brath」を塗り込み、多くの息を吸えるようにする。
http://www.igname.net/
作戦だけはしっかり話し、逃げは全員のるように。
タイム差を稼ぐために逃げたアシストはサクリファイス(自己犠牲)すること。
終盤更に飛び出せばよし。ポイント賞獲得と総合ジャンプアップが逃げの目的。
スタートして萩原さん・大東さんが逃げに乗り作戦通りことは進む。
萩原さんは昨日集団でためたフレッシュな脚で仕事を果たし、後半戦逃げより脱落するも北澤に替わり大役を果たす。
北澤は昨日のダメージがでかくて本日は不調だったが昨日の段階でしっかり役目を果たしている。
大東さんは好調を維持し、逃げの中でナルシマなべさんと争いつつ強調してポイント賞を確定。ボーナスも取り総合3位へジャンプアップ。
作戦通り過ぎて怖い。ワイ名将気取り。
大東さんの強さと2人の死を賭したアシストに支えられ3人ではこれ以上望めない良い結果を出した!
詳しくは大東さんブログをチェック!
2days race in 木島平村 2日目|ヤッシーのロードバイク生活
帰りはナルシマの皆さんと「馬曲温泉」をリピート
ソースかつ丼を食し帰路へ着くのであった…。
謎の集団ストレッチ光線を受信し御座ではじめだすナルシマさんs
急遽2週間前に参戦を決めた木島平2days、それぞれが持ち味を生かし、楽しい遠征となった。
自分はポンコツ役立たずだったが、来年は落車せず総合優勝を目指したいね。
次週、5/27(土)~5/28(金)はTeam Oltreとして美山ロードレースに参加します!
京都美山サイクルロードレース | かやぶきの里を駆け抜ける公道レース。2017年5月27・28日開催!
関西圏の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
GW1day 第5回もてぎ7時間エンデューロ GW 2017 7時間ソロクラス インサイドレポート
毎年、ゴールデンウィークのこの時期は大学自転車部の監督をしており、指導者のいない大学を集め学生の面倒ばかり見えてきた。
今年は自転車部監督を辞任したので自分のために時間を使うと決めた。
自転車部どうしたの?来年入りたいです!と関心を持って見てくれていた方々に言ってもらえるのは嬉しいが、今は主体的には関わっていない。
申し訳ないが学生が選んだこと、尊重したい。
なので初めてのGW遠征である!
GWスタート前日、龍太郎を泊める。
朝、納豆ごはん・卵かけごはん2杯食べもてぎへ向かう。
途中、龍太郎睡魔に勝てず交代して会場に到着。
逆によく眠れるものだ。
会場でアスリチューンを展開する会社名株式会社隼様ブースに荷物を置かせてもらう。
三上さんのご厚意でアスリチューン2個提供頂く!
食べ終わったら脚とビブショーツの間に入れてね!とのこと。出来るかな?
この時、このアスリチューンが私を救うことになろうとは思いもよらなかった…。
「アスリチューン」はこちらで通販出来ます!
ATHLETUNEは運動前後で使う新しい薄型パウチのスポーツエナジージェル
ロングライドやレースを継続的にしている方にはアスリチューン継続使用サポートプログラムがお奨め!
アスリチューン継続使用サポートプログラム開始! | ATHLETUNEは運動前後で使う新しい薄型パウチのスポーツエナジージェル
将醐局員(小学2年生!)のレポートも可愛らしく、未来の日本を背負う選手なので是非ご確認ください。
その他の補給食は、昨日中に用意済み。
7時間の苦行で唯一の楽しみは補給に他ならない。
ばば~ん、コンパクトさ軽量性・コスパを優先してバー系を多くそろえた。
味も飽きぬよう様々な新製品を用意、ソイジョイクリスピーが楽しみである。
これを昨日のうちにSNSに上げておくと、まこっちさんよりありがたいアドバイスが…。
(私信:今は亡きとか冗談でいえないので、早復帰してきてくださいね!)
先人の知恵は偉大である。
※5/18 追記:イナーメの生理学博士、香川先生よりありがたいアドバイス
「うーん、タンパク質は確かに消化性があまりよくないんだけど、それより脂質、特に飽和脂肪酸が多すぎるよ、このラインナップは。
原材料の上から3つ目以内に食用植物油脂(大半がパームオイル~ヤシノミ洗剤の原料ね~)やショートニング(これもパームオイル製が多い)が入っていたら、選ばないほうがイイよ。」
皆さんもご参考に!
・使用機材
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
(52サイズ/CK16×ブラックグロッシー)
コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:GOKISO GD2 ロード
タイヤ :CONTINENTAL Grand Prix 4000s2 23C/ 使用気圧7bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
『GW1day 第5回もてぎ7時間エンデューロ GW 2017』
・レースレポート
7時間は先頭に並べるのですいすい前に。
生田目さんと合流してスタートの時を待つ。
高岡さん、まこっちさん、銀山さんらと龍太郎はスタート数分前に到着。
スタート後はマトリックス・ブリッツェン・ブラーゼン・ホンダ栃木・群馬グリフィンがペースメイク。
ゲストライダーがばんばん先頭交代、速めのペースでふるいにかける。
一列棒状が続くが高岡さんが結構しっかり先頭交代に入る。
やる気が違う。
自分も長いけどしずしず先頭交代に入る。
JPTとかの速度域でもアタックするほうな自分にはきつくはないが、7時間レースがあり序盤から続くと思うと辟易する。
プロチームの練習かな?
30分ほど過ぎてもペースは落ちずav45km/hを示している。
良く走ったのでソイジョイクリスピーを早速一本、ここはミックスベリー味。うまい。
先頭交代していると宇都宮ブリッツエンのアベタカ選手が近くに来る。
THE KAIMAKUでは一緒に逃げてくれてお世話になった。(この時はTeam Oltreジャージ)
JBCF P1群馬でも一緒に走っている。(こちらは私はイナーメジャージ)
挨拶をしておこう。
「アベタカさん、こんにちは!KAIMAKUではお世話になりました!今日もよろしくお願いいたします。」
「おお~!どうもこんにちわ!」
「良くお会いしますね!」
「群馬でも軽そうに登ってましたね!」
おぉ、ジャージも違うのに気付いて、見ていて頂けたなんて感激ですわ
挨拶終えて、数周して先頭交代に入っていると那須ブラーゼン3人がかち上げを始める。
ゴール前のようにガンガン引いていく。その3人とホビーレーサーを一人か2人挟んで自分は前から4~5人目。
流れ的にあと数人ローテしたら先頭出てしまうぞ?
ゲストライダー以外の選手が先頭に出るとペースが落ちる。
その中で左側にはラップしてかけている100人超の大集団!
アベタカさんがペースを落とすなと!自分の後ろから叫んでいる。
「アップアップアップ!!!!」
これ自分にも言われているよね?
すぐ前の2人が掃ける。
ホーム前の横風区間、私が先頭に躍り出る。
トップギアに入れ全引き、大集団を抜ききる!
カーブで外に掃けてアベタカさんに交代、ペース落ちない!流石だ!後ろプチプチ切れている。
中切れにに滑り込むとまた先頭交代がすぐ来る。あれ?負のローテーションに入っている?
なんとか交代するが先ほどの引きであまり長く引けず、すぐゲストライダーと交代。
序盤からこんなにゲストライダーと同じくらい引く必要ないよな?
凄い無駄足を序盤に使った気がする。
良く走ったのでソイジョイクリスピーをもう一本、ここはホワイトマカデミア味。うまい。
その後やはり早すぎたのか少し落ち着いた。
ふと下がると、まこっちさんが近くにいたので「いつまで続くのでしょうね?」「わかんない!」みたいな会話をする。
真逆、これがまこっちさんとの最後の会話になろうとは…。
S字コーナーが近づくのでまこっちさんと話して2列だったところから自分が前に出て車間を埋める。
この後、もてぎ特有のS字コーナー下りを抜けると登り返しで毎回前が詰まる。
ここで真後ろから落車音!
後ろ?!まこっちさん?!
振返ると自分から後ろがいなくなっていた。
自分はブレーキもしておらず、後輪がハスった感じもしなかったので落車理由は分からず。
急ぎ、前にあがり高岡さんにまこっちさんが落車したことを伝える。
この落車で後ろが分断されたらしく、もう先頭集団に7時間ED組は10人もいない程度になってしまった。
次の周でまこっちさんが救護されているところ、生田目さんも巻き込まれたているのがわかった。
詳しくはまこっちさんブログをご確認ください。
この後も集団はインタバール的に上がって下がってを繰り返すようになる。
これは後ろの4時間ED集団との合流を避けたいためらしく、ゲストライダーが無線で指示を飛ばし・飛ばされ上げたり下げたり調整という名の練習をしてる。
インターバル的に数周上がる、下がるを繰り返す。
これにはさすがのテンポで走るのが得意なデンデューロ巧者も皆討死。
ここまでで7時間EDの部は早くも一桁ほどに減っていた。ゲストライダーは消えては復活するので減った気がしない。ずるい・・・。
良く走ったのでソイジョイクリスピーをもう一本、ここはゴールデンベリー味。うまい。
まだ6時間あるよ。やったね!
1時間を過ぎると、チームEDの交代組や周回遅れの一見さんが先頭集団に紛れてくる。
入ってくるのはいいんだけど、中切れをするものは万死に値する。
ひどい中切れが何度も起る。EDは魔境だ。しかも中切れする選手は自分の実力と、周囲の状況を確認できないKYな場合が多く悪気れもせず中切れをするからたちが悪い。
中切れするなら死ぬ気で埋めててから千切れてくれ!
大きな中切れ1回目はブリッツエンの馬渡選手、2回目はホンダ栃木の水間さんなどが必死に埋めてくれる。
ここはゲストライダーに感謝である。
こちらは7時間走るのだから甘えて詰めてもらう。
「馬渡さんありがとうございます!」
「いえいえ」
感謝は忘れない、前に居たウォークライド小嶋渓円さんにも愚痴る。
「いや~、酷い中切れでしたね!」
「いや~、もうほんとありえないですよ!」
同じ境遇を経験した者同士、盛り上がり仲良くなる。
同じ境遇・経験は人を仲良くさせるのだ。
凄い無駄足を序盤に使った気がする。
良く走ったのでソイジョイクリスピーをもう一本、ここはプレーン味。うまい。
2時間たってやっと集団が落ち着く。その時点でソロは5人。
高岡さん、銀山さん(本名もやっしーさん)RE勢、なるしま小畑さん、イナーメ龍太郎。Team Oltre自分。
小嶋さんは先頭集団にいるが時々離れてどこかに行ってしまう。
このころから急にお腹が痛くなってくる…。
オーマイ!
ただ我慢できないレベルではないので、我慢していれば回復するのでは?という一抹の希望とTeam Oltreだぞ?負けられないぞ!と自分を鼓舞して耐える。
ありがたいことにペース的には序盤からきつい局面もなく対応できてるし、振るい落とす側だった。
しかし、今となっては腹痛に耐えるおじさん。
2時間半経過するが痛みが治まらない。
近くにいた龍太郎に一応伝えておく。
「内臓が痛いから離脱するかも…」
「そうか。じゃあね~」
「酷!素気な!」
こいつ木の股から生まれたかのような冷血漢である!
痛いよぉ。
このころから休みに行ったのかゲストライダーも一気に減り、先頭交代率は上がる。
何故か唯一の登り区間で先頭に来ることが多くなってきたので、毎回下から上まで引く。
牽くと胃の中で水が吸収できず溜まっている感覚。ダンシングの度にちゃぽんちゃぽんする。
これは消化不良だ!お腹が痛いのは消化不良で食べ物も水分も吸収出来ていないからっぽい。
気持ち悪くて他の補給食はとれず時間だけ過ぎていく。
お腹痛い・補給できないでジリ貧な状態となってしまった。
しかし、ものが食べられず二時間が経過している。そろそろエネルギーが底をつきそうだ。
ジェルも試すが吐きそうになり途中で飲むのを断念する。
ここでアスリチューンならどうだ?と試してみる。
するりと入る!アスリチューンスゴい!
食べ物が入ったことに感動する。
あの適度なゼリー感がお腹に優しい。
頂いた二つが生命線となる。
アスリーチューンに救われて、何とか耐えて3時間経過
既に先頭集団には高岡さん、銀山さん、龍太郎、自分の4人
腹痛は続くが、アスリチューンはまだ一つだけある。
もうアスリチューン以外受け付けず、他の食べ物が入らないのにレースは半分以上残っているのは絶望しかない。
それでも生き長らえるよう水分だけは何とかとれるようになる。
しかし、その助けの水もスポドリではなくただの水…。
しくった…!固形物で口が乾くから水だけでいいかとチョイスしたのが仇となった。
しかも、助けの水も尽きかけてきた。
すると、並走する集団にエクストリームつくばの伊藤さんを発見!
苦し紛れに水下さい…とお願いすると
「少ししかないけど…」とボトルを渡してくれる!
わー、ありがとうございます!!!
もう遠慮なく受け取る。
これで少し走れる距離が伸びる。
もう最後アスリーチューンも使い切り生命線が断たれかけているが…。
3時間半経過、残念水はなくなってしまう。
ボトルの水がすべてなくなると龍太郎登場。
「水が無くなった…」
「ホイ」
初めにピットエリアに置いておいた水を渡してくれる。
「おお、神かよ!」
こいつ木の股から生まれたかとかそんなことはない、菩薩か何かの生まれ変わりだった…。
語彙力の続く限り感謝の言葉を述べて飲んだ。
砂漠のオアシスとはこのことか!
食べ物が食えない状態は変わらず、この水が最後の生命線だった。
しかし、1本しか水のストックがないのはこのもてぎ砂漠の中で心もとない…。
大きな集団をラップするときにサイクルフリーダムの風間さん発見。
昨年4時間EDの覇者が心を集団という止まり木で休めている。
「風間さ~ん!水下さ~い!」
と冗談がてらいうと、俺?みたいな顔をして離れていく。
集団ラップするときは速度差がそこそこあるから難しいよねと思っていると…
集団から飛び出して横まで来てくれる!
「はい」
惜しげもなくボトルを差し出す風間さん
やだ、イケメン…
自分が男だったら危ないところだった。
ありがたく頂戴してボトル2本体制となった。
4時間EDの終わりが迫る。
なぜか7時間ED組の先頭集団もゲストライダーが活性化する。
もう私、高岡さん、銀山さん、龍太郎しか残っていないんだから水を指さなくても(お腹が痛くて言う元気もない
休んで回復したら鬼引きしに戻ってくるアイランがホームストレートでゴールスプリント張りの牽きを開始
グエー止めてくれ、死んでしまいます。
お腹が痛くて、アスリーチューンで何とか保っていたエネルギーも尽き…無事死亡
ここで私のレースは終わった。
心が折れて登りで離れてしまう。
(2時間痛みに耐えたし…治る見込みがなく悪化していてってるし…まだ3時間この地獄はもう無理だ・・・。)
千切れた後。登り区間左にあるピットエリアに入りぶっ倒れる。
痛みに耐えかねて仰向けになり目をつぶる…。
自己防衛本能なのか1時間くらいアスファルトの上で眠っていた。
痛みは少し収まったが、エネルギーが枯渇していて目がちかちかする。
食べ物を口に含むと嘔吐感…、胃が拒否している。
それでも諦めた時よりは少し落ち着いてきたので5~6時間経過したレースを観戦
ボロボロの生田目さんも自分に気づいてきてくれる。
序盤のまこっちさん含めた集団落車に巻き込まれ、半身の擦過傷が酷い。
これで戻ってきて4時間は走るのだから鉄人だ。
中と外がボロボロな2人でピットエリアでレース観戦。
一人逃げとなった高岡さんがハイテンションでなんか叫んでいたが聞き取れず一緒にいたボロボロの生田目さんと???となる。
単独2位になった銀山さんを応援
単独3位龍太郎が水くれ!と叫んでいるので入れて準備して渡す。
しかし、何故臓器不全に陥ってしまったのだろう。
何故だ…?ソイジョイしか食べていないのに…?
そう、そうソイジョイが問題だったのだ。
大豆原料のソイジョイはタンパク質が1本当たり6g以上含有。
また低GI商品で難消化デキストリン(水溶性食物繊維)、はお腹を緩くするし大豆アレルギーが出る人もいる。
レース後に練習会のグループでなんで遅れたの?と聞かれソイジョイしか食べなかったというとIGA先生より上記のような解説が!
流石、IGA先生や。
習志野台で肩コリ・腰痛・ひざ痛といえば、IGAスポーツ整骨院!!
つまり。タンパク質+難消化デキストリンで消化不良を起こしちゃったのだ!
そりゃ寝込むわ。
二度と補給食にソイジョイは選ばないぞと誓う、ソイジョイマンなのであった。
生田目さんもホームへ戻り、自分もホームへ戻ると千葉自転車の輪の横溝さんに遭遇。
ぐったりした私の姿をみて駆け寄ってくれる。事情を説明するとジェル類を大量にくれる。
ありがとうございます!
すぐに2つくらい口に入れる。うんリキッドならなんとか嚥下出来る。
残り1時間を切っていたぐらいの時間帯だったので龍太郎が帰ってくるまで帰れないし、軽く走りを再開。
7時間終了を迎えた。
・リザルト
13位
1時間寝てたし、残り一時間も踏むことは出来なかったのでのでこんなものである。
優勝は高岡さん、2位銀山さん、3位龍太郎
終わった後、三上さんにアスリチューンに助けられましたと感謝を伝え表彰式で3人を祝い撤収。
9時にスタートして終わるのが16時とか7時間EDはやはり頭がおかしい。
今は二度と出たくない。戦う前に負けていた。
また高岡さんに挑戦するにしても100年早いので、練習・補給の再考が必要だ。
お腹が癒えたら考えよう。
龍太郎、生田目さん、自分の腹ペコボロボロ3人でもてぎサーキット近くの「美和ささの湯」へ
評価:4/5
鉱質はわからないくらい普通、しかし森と小川を有望出来る露天風呂は最高。
食事もおいしく、安く大満足。
汚れを落とし、お腹を満たしたのでもてぎから今晩お世話になる山梨河口湖へ向かう。
途中睡魔に襲われた龍太郎と後退して寝ている間に間違えて東名で山梨IN
起きていた生田目さんと自分も疲れ果てていて間違えた時もあー東名でいっかーみたいな会話であっさり流してしまった。
日を跨ぐ頃に、河口湖到着。
付き合いは長くなるが、初めての龍太郎自宅ペンションへお邪魔する。
御挨拶もそこそこにふかふかベットで即就寝
次回、GW 2days 山梨旅情編!(イマココ!)
GW 3days イナーメ合宿編
GW 4days イナーメ合宿編
GW 5days 加須こいのぼり杯
ベックオンフェスタ - ワールドサイクル2017 TT&C1クラス インサイドレポート
『ベックオンフェスタ - ワールドサイクル2017 TT&C1クラス レポート』
朝5時半起床
6時出発
6時半には会場の「近江市ふれあい運動公園」へin
受付を済ませ、準備を行う。
去年のシマノ鈴鹿チームタイムトライアルで使った以来のBMC TM02を引っ張り出す。
半年近く充電していないのにULTEGRA Di2は動く、流石シマノ。
💮あげます。
ご覧通り全く乗っていないので、入賞は厳しいだろうが、ここから全日本選手権までどれだけ個人TT能力を上げられるか。
ここが始まり、挑戦だ。
・装備
フレーム:BMC TimeMachne TM02
コンポ :SHIMANO ULTEGRA 6870
ハンドル:SHIMANO PROミサイルモノコックSベントカーボン
ホイール:F/GOKISO 38mm R/ZIPP 900 Disc Wheel
・アップ
イナーメオイルはAll Seasonをチョイス。
当然Brathで気管周りも通じを良くしておく。
体のウォーミングアップは深谷産業様供給のMINOURA FG220
トップギアで数分負荷を上げるにはちょうど良い。
大遠征時、収納がコンパクトなのが何より助かる。車のスペースを取られない。
・個人タイムトライアル
1.6kmx4周=6.4km
8時40分 スタートタイム
前走者と15秒差でスタートがきられる。
出だしでフロントギアがインナーへ落ちる…
おい。
入れ直して、再度踏み直す
1周目、楽なペースで入る。
2周目スタート/ゴール地点を通過時にスタートした選手が後ろにつく。
等速度で走っているようだ、仮想敵に設定し千切るべくペースを上げ離す。
3周目その速度を維持、後ろはいなくなったがリズムがつかめない。
ギアが上手く決められず微妙な感覚。
4周目垂れてゴール
7位でした。
全く準備しなかった、今年初乗りらしいほどほどの結果。
トップの湯浦さんから38秒差。
勝つには1周9秒縮めないといけない。
・改善ポイント
走り:出だしの追いこみ
機材:リアギア変速不備・TTヘルメット・シューズカバー
筋肉:TTバイク・ポジションでの走り込み
TTで使うポジションにおいて、導入できる筋肉が少ないのでこれから2ヶ月乗り込んでいこう。
・TT後、応援&観戦
レースを終えて、スポンサー挨拶
サンボルトでパシャり
写真はのちほど
トロッフェ・バラッキに出る湯浅さん大東さんを応援。
見事優勝するが、スタート時間には遅刻しているんですよ?知ってます皆さん?
そして、表彰台ではトヨカツがガマの油売りのごとく独演会をしている。
これを聞いたらワコーズ買いたくなっちゃうかも!?というか大盛況にSHIT!
そうこう遊んで昼寝していると夕方に。
『C1/C2クラス ポイントレース』
ベックオンフェスタ - ワールドサイクル2017のトリを飾るポイントレース
・コース/競技説明
1.555km周回x20周(31.1km)
2周毎にポイント周回となり10回のスタート/ゴール順を競う。
ゴール通過順ポイントは1位5点、2位3点、3位2点、4位1点が与えられその寡占を競う。
C1/C2混走で表彰は別。これが悲劇を生む。
・ライバル
シエルヴォ奈良の小渡選手
FIETS関西の刺客、やんぼー
TT王者の湯浦さん
WUCのエースにして関西ビアンキおじさん倒そうおじさん雑賀さん
関西ビアンキおじさん倒そうおじさん筆頭キリPさんはお休み
影のチームメイトは大東さん、福留さん(欠員に非ず!)
・装備
フレーム:BIANCHI OLTRE XR4
52サイズ/CK16×ブラックグロッシー
コンポ :SHIMANO DURA-ACE 9100
ハンドル:Thomson Carbon Cyclocross Bar/420mm(D130/R75mm)
ステム :Thomson x4 Elite Stem 110mm/±10°
サドル :SanMarco ASPIDE CABON FX NARROW
ホイール:Victory Bicycle G3 Cabon Wheel
タイヤ :CONTINENTAL Grand Prix 4000s2 23C/ 使用気圧7bar
オイル :イナーメ・チェーンオイルスプレー
クランク:Dura-Ace FC9100(52t-36t)
・レース
気温は高いのでアップはなし。
5分前に安定の最後尾に並ぶ。
スタートと共に先頭に上がる。
リアルスタート共にファーストアタックに反応、番手につく。
すぐに先頭交代、そこから引き倒し1周目ライン通過。
スタートからガンガンあげていく。
横風区間で先頭で着いてきている人たちに「右端によってエシュロンが出来ないようしよう!」とヤンボーを中心に集団先頭に伝える。
これがいけなかった。
短いので最初からレースを作る。
やんぼーや小渡選手らが先頭交代に入る。
一人が800m前から早駆け。このペースから飛び出すのは辛かろう。
少数で回して2周目ポイント、ゴール前400mカーブあたりでやんぼーが前に出るので合わせる。
自分とやんぼーが並ぶ形でスプリント開始、長い流し先行のうようなかけ方で並走。
先駆けした選手をラスト100mでヤンボーと挟みながら抜いて、最後に一踏みし先着。
【2周目1位5ポイントゲット】
(Photo by 小渡 健悟さん from ベックオンフェスタ|こわたりのこだわり)
やんぼーは下がったが、後ろは離れているのでそのまま逃げる私。
向かい風のストレートを先行するべく踏む。
するとカーブ前で小渡選手らが追い付いてきて4人逃げ、しかし後ろ集団も近い。
1周まわすが決まらず吸収、仕方ない。少し休んで様子を見ると4周目スプリント周回。
先ほどポイントに絡んだ選手は後ろにいるので自分も休む。
これがいけなかった。
【4周目?位0ポイント】
スプリント後、集団は緩む。
そこで小渡選手と東大自転車部の貫名選手がするすると抜け出した。
2人だし、追いつくやろうと行かしてしまう。
これもいけなかった。
追いつくだろうとタカを括っていた。
しかし、スプリント周回で全力スプリント⇒緩む⇒追う→スプリント周回で全力スプリント⇒緩む
以下無限ループ、無限ループって怖くね?
これに苛立った湯浦さん、大東さんがペースを作り追う。
しかし皆、横風区間で右端による。
エシュロンが組めず、スピードが上がらない!
自分が伝えた作戦に自分が嵌っている。策士策に溺れる…。
またC2混走なので、C1の逃げは居ないもの同然、C2選手には3位争いでもいいのだ。
だから常にスプリントがかかる。
ここでC1なのに逃げを追わずスプリントに参加しているのはなんなん!?
2ポイント、1ポイントみみっちいポイント取っても入賞できないぞ!
逃げを吸収したい自分、大東さん、湯浦さんはスプリントに参加せず常に引く。
しかし、2周毎に我々の後ろからスプリントはかかり、スプリントを終えると前で広がってペースを落とす悪循環。
なかなか追いつかず大東さんも落ちてしまう。
前2人はぎりぎり見える距離でスプリントもせず淡々と回している。
こちらは2周毎に血で血を洗うスプリント争いからのペース走が繰り返されペースの上げ下げが凄まじい。
後半に入るといつの間にか集団は10人ほど。
スプリントして残っているのは私と雑賀さんくらい。
残り3周になり私が先頭を引いていると後ろが千切れてる。
【18周目3位2ポイントゲット】
ペースで走っていて離れてしまったのそのまま一人で前を追う。
前2人には追いつけず、メイン集団に19周目に吸収される。
その時点でメイン集団も7人くらいに人数を減っていた。
追風区間ラスト800mくらいで一人がアタック!誰も追わない。
そのまま行かせてゴールへ向かう。今日先頭交代を何度もパスした選手だ。
まあポイントにそんなに絡んでいないので見逃す。
こちらは4位争い。
雑賀さんが最終カーブ前にぬるっと先頭に出ていく。
集団は私を見て追わない。カーブ前で踏んで一気に雑賀さんとの差を詰める。
カーブ後、数mの差をギアをかけ多段的に加速していく。
暴風の中で疲れた後続にはこの上げ方は一気に加速されるより辛いだろう。
私の後ろを取った選手から「くそっ!!!」とかうめき声が聞こえる。
ラスト50mくらいで雑賀さんを抜いてゴール
【20周目4位1ポイントゲット】
最初にポイントを取ったのが大きくて3位でした。
優勝はシエルヴォ奈良の小渡選手。平坦風の中だとこんなに強いのか…。
完敗です。
・ビアンキ オルトレ XR4 ポイントレースレビュー
クリテリウムのポイントレースでも素晴らしい反応性を見せたOltre XR4
スプリントのかかりは、後から伸びるタイプ。
エアロフレームなのも相まって風の強いサバイバルレースでもアドバンテージを生んでくれる。
スプリントして前も牽いても生き残れたのはこのエアロフレームとカウンターヴェイルの賜物だ。
表彰式を終え、商品を応援してくれた可愛い子にプレゼントして帰路へ。
さあ、近江から千葉まで。
途中一宮で10km120分の渋滞があり、しょうがないから温泉部活動
「池田温泉」
入湯料:500円
アルカリ性の強い肌ぬるぬる温泉
混んでいてイモ洗い気味だが、道の駅と併設しており高台で周辺環境は良い。
夕飯を食べて帰路を急いだ。
評価:2.5/5点
東京についたのが12時半
千葉に西石垣を送り届け帰宅は2時半、疲れました。
次回は5/3(水・祝)もてぎ7時間エンデューロ!
ソロ7時間クラス、出る方は水の補給をお願い致します(懇願)