ユキのアタッカーズハイ!!

イナーメ信濃山形に所属する北野普識のブログです。

Tour de Bintan 2017/ツアー・オブ・ビンタン 第2ステージ UCI Granfondo インサイドレポート

南国インドネシアで開かれたUCI Granfondoのステージレース
Tour de Bintan 2017/ツアーオブビンタン

その参戦手記をお届けいたします。
3/3(金)Stage1/Time Trial
3/4(土)Stage2/UCI Granfondo⇐イマココ
3/5(日)Stage3/Granfondo Century

 

UCI Granfondo Tour de Bintan 140km
作戦:龍太郎・佐野さんの総合成績アップ。またイナーメでステージ優勝の2本柱。


スコールと朝食
朝起きると外は雷鳴轟くスコール
モーニングコールは佐野さんがしに来てくれる。
朝食はホテルが5時から準備してくれる、しかもブッフェ方式で品数は30品以上!
流石三ツ星ホテル。


しかも美味い。昨日の夕飯とはうって変わって話が弾み、フォークが踊る。
レース前なので炭水化物9割、タンパク質や野菜は本当に少しだけ。
しかし、美味しすぎていささか食べ過ぎた。

シャトルバスで会場へ向かおうとすると同じホテルの人は皆自転車を持っていない。
不思議に思ってきくと、バイクは昨日の夜のうちに預けておかねばならなかったらしいがその話を聞いていなかった?(聞き流していた?)
しかし、笑顔で荷台着き車でバイクを送ってくれると言う。
エクセレントだ、アンサナホテル。
そして15分おきにシャトルバスを出してくれるので今日は迷うこともない。
パーフェクトだ、アンサナホテル。
バスに乗り込み、ドナドナされる間も水をグビグビ飲むのは欠かせない。なんたって平均30℃だ意識して水を飲まねば熱中症になりかねない。
悠々と昨日間違えて進んだルートをシャトルバスがなぞり、一人ブルーになりながら昨日来た会場に到着。

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昨日とは打って変わって会場は人で溢れている。

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会場も止みつつあるが雨模様、大会メカニックステーションに行きポンプを借りる。
タイヤに空気を入れ終えると青いシャツを着た公式メカニックがタイヤを触る。
「2bar Down! Very slippery it rains!」
具体的でありがたい警告、6気圧まで空気を下げる。
昨日からお世話になりっぱなしの素晴らしい公式メカニック達に感謝。

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その後、民族衣装の美人たちに目を奪われ撮影してもらったりして時間を過ごす。
こちらインドネシアの民族化粧は浅黒くするので日本とは真逆、お香で焚いたような微かで優しい匂いで衣装は派手なのに近づくと落ち着くような二律背反な民族衣装。
大変面白い。

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そんなこんなでスタート時間が迫るのでスタートラインへ向かう。
シンガポールのチーム、Next Stage所属、シンガポール在中のテラダさんの紹介で
、同世代のシンガポールナショナル強化選手のYiwei Luo選手を紹介してもらっていた。
彼も後ろからスタートラインにやってきて「Breakaway!Breakaway!」と誘ってくる。
一言目にはBreakaway!二言目にはBreakaway!なCrazyな奴だ。
Ok,Here we go!」と伝えておく。
スタートが切られる。

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スタートアタックは当然私。
龍太郎やシンガポールナショナル強化選手(以下シンナショ)Yiwei Luoがついてきた。
ちょい先行するが集団も流石に許さない。
吸収されたのを龍太郎に伝えて下がる。
すると、シンナショYiwei Luoは再アタック。それにの軽い登りで佐野さんともう一人が追走を駆ける。
そこに総合三位も入ったため、総合三位は自ら後ろに下がるとのことで佐野さんも下がってきた。総合3位に佐野さんマークされている?
しかし諦めないシンナショYiwei Luoが抜け出し、赤ピナレロのSerene Lee選手を引き連れて二人で大逃げを決める。
まだ10km~20km地点、あわてるような時間ではない。
こちらはスコールが再度始まり、集団はそこそこゆっくりになった。
結構痛い雨粒が落ちてくる。視界も最悪だし、軽いアップダウンの登り返しが続くコースなのでだが、登りでダンシングすると後輪が空転する感覚。空気圧を下げていたので滑って転ぶほどではない。
メカニックありがとう!

スコールが晴れて来ると少し集団でも一列棒状になったり広がったりを繰り返す。
龍太郎や、佐野さんが風を受ける位置にならぬよう常々意識して彼らの前自然に入る。

簡単なペース上げ下げでも二人が無駄足にならぬよう優しく加速し自分が埋める。
こういったところで脚を使わせない貯蓄が後半に効いてくる。
32km地点のスプリントポイント(以下SP)は2人が逃げているので3位争いのみ。

黒いジャージのアジア人2人が勢いよく飛び出して取っていた。
地元スペシャルっぽいね、チームプレーだね。すごーいなどと話し合った。
その後、我々より前に出走した女子クラスなども吸収し50人以上の大きな集団となり海岸線に。
ここで60km地点のFeed Zoneで水を貰える。
自分の後ろに龍太郎がいること確認して、集団前目左側に居たのだが、補給後総合2位の選手が右前方でハスっ落車。
いきなりコントロールを失った。そこに総合1位が突っ込み、集団落車。
ガシャガシャン!と嫌な音が重なり合う、右にいた人達が左に避けて寄ってくる。軽い回避で運よく巻き込まれずに済んだ。
すぐに「龍太郎無事か!?」と確認、「いるよー」とのことで安心。
佐野さんは近くにいない、大丈夫か?
待つのかと思いきや総合4,5位のDOME COFFEEが二人で鬼引きを始め集団は一列棒状。
ここからイナーメとDOME COFFEEとの戦いが始まろうとはこの時は思いもしなかった。
総合1,2位が集団からいなくなるというイレギュラー。
ここでも龍太郎が無駄足を使わぬようペースの上げ下げが無いよう心掛ける。
10kmほどして落ち着いたところで佐野さんも上がってきて無事を確認、運良く誰も巻き込まれなかったイナーメ。
この動きで完全に1,2位は総合争いから脱落。龍太郎総合4位、佐野さん総合5位に浮上。
まだ二人逃げがいるなか、平坦が続く。
70kmを過ぎたあたりから、アップダウンになってくる、ペースは緩い。
所々、スコールが来る。痛いが寒くはない、熱帯のこの地では恵みの雨だ。
佐野さんや龍太郎に「スコールに紛れて逃げない?」と提案。まあでも逃げを吸収までは様子を見ようとなった。
龍太郎や佐野さんがローテンションに入りだす、前の2人逃げを嫌ってか。
二人に脚を使わせないよう自分が意識して先頭交代に入る。
暫定総合1位オレンジPOCヘルメットMike Koreneff選手が登りで上げたがっている。
先ほどからずっと前を引いている。自分が暫定1位を確実なものにしたいのだろう。

またはレースを支配したいのか。
80km地点、彼が上げるのに合わせて軽く様子見で登りを思いっきり引いてみる。
するとアタックみたいになってしまい、佐野さんや総合4位(暫定2位)DomeCoffeeのオーストラリア人Jarred Anderson選手とついてきてペースアップ。
後ろが中切れする、次の登り返しでペースを落とさず走ると総合5位(暫定3位)DomeCoffeeのオーストラリア人Paul Bakker選手も先頭交代してきてくれる。
このペースだと後ろが出てこないので2人でローテションを開始する。後ろは中切れしている模様。

良いペースで進むとブリッジ的に後続集団が一列で追いついてきた。
当然その中に、龍太郎・佐野さんも問題なく健在。数kmの出来事だがDomeとイナーメ二人の動きで集団が20人になった。
「This Proton 20 person only!Go Go Go Go!」
集団に声をかける、一緒に上げたPaulも「OK go go!」と答えてくれる。
その勢いで大逃げしていた2人をいつの間にか吸収。
そのまま94km地点のSPが近づく。
SPは短距離急勾配の登り坂、そこに向けて暫定総合2位のDOME COFFEE Jarred Anderson選手アタック!
龍太郎に「潰せ!」と言われたけどDomeCoffee Paul選手、暫定1位Mike Koreneff選手らに前を塞がれて出れない。それを見たPaulががチームメイトを追っていった動きに、さらに龍太郎が被せた。

集団に声をかけ発破をかけ、そこそこのペースで進めさせてきた。ここに来て急勾配で苦しんでる選手が多い、そこに暫定総合1位オレンジPOCヘルメットMike Koreneff選手もいた。
龍太郎がSPを先頭通過するのを見て、追わなかった集団はペースが遅い。明らかに登りで苦しんでいるし、取ったやつらが落ちてくるだろうと思い込んでいる。
させねえよ!と佐野さんと龍太郎にブリッジ、その勢いを殺さず、下りも引き切って登り返しも上げ続ける。
このペースアップを続けたところ集団は10人に絞られた。
 佐野さんが「総合3位が落ちた!(暫定総合1位)」と引きたがるのを静止。
さっきの苦しそうな姿を見たので「総合3位は登りが強くないから大丈夫、どうせ落ちます」と落ち着かせる。
暫定1位含め数人が合流してきたが辛そうなので残り30km千切れるだろう。
105km地点で龍太郎の様子見ペースアップで追い付き様にカウンターで飛び出した。
「ユキ、行け!」と聞こえたので、そのまま5kmほど単独逃げ。
吸収されたが、何人にもサムズアッブされる。
龍太郎と佐野さんがまだ集団にいるので、作戦会議。日本語はこういうときバレないので大変役立つ。
二人とも逃げきりたいとのこと。ならアシストすると伝える。
まずは龍太郎が長めの登りでアタックして逃げきりを目指す。吸収されたら佐野さんがカウンターする。私はタイミングが合えば発射台、または集団に蓋をしてステージ優勝を狙う。
しかし、まだゴールまで距離がある。
10人しかいない集団は皆監視しあっている状況。
2人のアタックをより効果的なものにするためにも、先に周りを消耗させておこう。
110km地点から二度目の単独逃げを敢行!

 (Movie by RYUTAROU NAKAMURA)

チームメイト以外に追わせて消耗させる。
ド平坦でスルーと抜け出したので出来る限り落ち着いたペースで逃げる。おあつらえ向きにもスコールが降ってきた!
いくつもの丘を越え、雨が上がれば子供たちの手を叩く。
学校の前を通ればイスラム系のヒジャブをした子供たちが大歓声を上げてくれる。俺が先頭だから盛り上げてくれとジェスチャーすると大喜び。
嬉しいねぇ。
長いストレートも集団は見えなくなり、審判カーが寄ってくる。
「Chaseing group is back 30 seconds.30seconds!30seconds!」
大声で伝えてくれるのは昨日の遅刻を相談した審判。仕事に誠実で真面目そうな人だ。眼鏡も相まって信頼できる。
そこからゴールまでを考えて補食を取り淡々とリズムで逃げる。
120km地点まで単独で逃げていると突然、暫定3位のDome coffee Paulが単独で追い付いてきた!
マジかよ(;`・ω・)二人はどうした?!
щ(´Д`щ)カモ-ン!!!と言われ着いてくが、抜き気味はカウンターされているわ、無茶苦茶先頭交代を求められ即千切られる。
ここで落ち着けばよかったが一人追う。
数十秒して佐野さんを先頭に、龍太郎トレインが後ろに後続を引き連れ追い付いてくる。
「佐野さんいけ!いけ!」龍太郎が叫んでいる。
吸収されたところが長めの登りで、再度のカウンター。後ろにつくも前が中切れする。「おぃ!」と佐野さんら集団にブリッジするが垂れる。
そのペースアッブで千切れた4人と回すと暫定1位だったMike Koreneff選手も脱落。この集団にもつけず。
残り15km、Dome coffee Paul単独1位、先頭集団5人(佐野・龍太郎・DomeのJarred含む)、追走集団4名(北野含む)といった構図。
しかし、この追走集団4人で引ける奴は誰もおらずほぼ一人引きで佐野さんらを追う。
冷静になっていれば先頭集団についていけていたなと後悔しながら一人で引き続けざるを得ない。そうすればもう一仕事できた。
そのままゴールまでいくと一度も前に出なかった選手がしゃべりかけてくる「I do't sprint」ホンマか?
私の一本引きなのに登りの度に苦しい息遣いが聞こえるので、どうせ誰も引けないのは分かる。
ラスト1kmまで引いていると後ろからさっきのしゃべりかけてきたアジア人選手がスプリントしてきた。Fac○!
キレて追走したが抜けず9位でゴールした。

【リザルト】

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優勝はPaul 3時間35分36秒の140km、Total Elevation: 1200m、 av42.6km/h
1分ほどタイム差をつけられ逃げ切られ龍太郎2位(総合3位)、佐野さん5位(総合5位)、北野9位(総合No result)

短いアップダンは断続的にあるが基本平坦レース、以外と平均速度早かったんだなという印象。
これだけレースを支配して勝てないのはやはり悔しい。
Paulについていけなかったのも、先頭集団についていけなかったのもミスだ。脚の使い方、抜かれる前の回復が上手くいっていればついて行けたはず。
Dome coffeeのマークを抜かったのが最大の敗因だが…。
切り替えて明日の第3ステージは勝ちを目指そうと3人誓う。

終わった後は、会場で選手たちと談笑。

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いいアタックだった、いい引きだったと褒めてくれるが勝てなかった悔しさを増長する。
自転車預け、ランチが振る舞われていたので頂くがインドネシア料理、相変わらず・・・メシマズ。大量にとったはいいが箸が進まない。

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メルボの皆さんと写真を取って龍太郎の表彰式をとったら会場を後にしてタクシーでアンサナホテルへ戻る。
ホテルで自転車を綺麗にしたりシャワーを浴び汚れを落とししばし戦士たちの休息。
夕食は楽しみにしていたシーフードレストラン、ケロンへ向かう!

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サンセットの時間に合わせて到着

桟橋の先に浮かぶ水上レストラン、女子のように興奮するメンバー

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日曜洋画劇場

予約時間30分前だったが空いていたこともありするっと通してくれる。

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シンガポールシーフード

昨日の反省を生かして、今日もコース料理(あれ?)

でも1人5000円だったし料理もうまそうだったので二つ返事。

さてそのお味は…。

おいしい!人生でも比較するべきものが少ないが一番旨いシーフードだった。

おいしい食事は会話が弾む。フォークが進む。

カニが出ればみんな黙ってムキムキかぶりつく。

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あまりに美味しかったので、コース終了後お変わり2皿も頼む暴挙

御馳走様でした。

来年はサンセットを見ながら彼女と着たい。

 

そしてまたアンサナホテルに帰り、男二人部屋でお香を焚きながらリラックスして眠りに落ちて行った…。

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第3ステージ、Granfondo Century編に続く。。。

Tour de Bintan 2017/ツアー・オブ・ビンタン 第1ステージ ITT インサイドレポート

南国インドネシアで開かれたUCI Granfondoのステージレース
Tour de Bintan 2017/ツアーオブビンタン

その参戦手記をお届けいたします。
3/3(金)Stage1/Time Trial⇐イマココ
3/4(土)Stage2/UCI Granfondo
3/5(日)Stage3/Granfondo Century

 

木曜日、しっかり仕事を終え金曜日休みの引継ぎをさせて頂き20時に帰宅。
急いで準備をして21:30くらいに龍太郎へ迎えに来てもらい羽田空港へ急ぐ。
龍太郎、佐藤さん、佐野さんと合流して4人で勝手に日本選手団

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JALのチェックインカウンターへ。
今回の海外遠征はシンガポール経由インドネシア ビンタン島。
JAL国際は受託荷物24kg×2個預けられる。自転車とキャリーバッグでちょうどよい。
私や佐藤さんはオーストリッチのソフトシェルバック「OS-500」
軽さ・柔軟性・コスパ共によい。
佐野さんは通常輪講袋、(心が)強い…。
龍太郎はシーコン、でかい。
受付時自転車がサイズオーバーだと一悶着あり、自転車の梱包を小さくする努力を見せることで支払いが発生せずに済む。
そして24:05シンガポールへフライト、映画も見ず即就寝。JALのシートは硬くてお尻が痛くて度々起きる。
到着前に機内食で朝食を頂き、シンガポールチャンギ空港到着。外はスコールの真っただ中であった。
通関もノントラブル、早朝ということもありスイスイ進む。世界一の空港(なにで?)、チャンギ空港はすごく綺麗だ。
荷物をピックアップして朝食を採りに行く。

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朝食は異様に甘い緑色のココナッツジャム「カヤトースト」とシンガポール国民の愛飲料「ミロ」が定番。甘々だコンビだ。
レース前だし減量中の自分にGOサイン。うめぇうめぇ。

 

ビンタン島までフェリーで1時間かかるため、腹を満たしたらさっさとフェリーターミナルへ向かうべく大会公式のマキシタクシーを見つけて声をかける。
「Are you Join to Tour de Bintan?」
「Yes!I came to win!」
「Wow!」
運転手含め5人4台4バックが収まるベンツタクシー、大会側もよくわかっている。
タクシーで10分ほどでフェリー乗り場、タラメラ・フェリーターミナル(TMFT)へ。

ビンタンリゾートフェリー
タラメラ・フェリーターミナル(TMFT)受付では自転車乗りがの長蛇の列

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ここでシンガポールからインドネシア出入国するため、チェックは厳しい。
受付時、交渉して5シンガポールドルで1時間半前倒し成功!11時発が9時半発になった。
フェリー予約段階でバイクが埋まっており取れなかったのだが、これのおかげで会場入りに余裕が生まれた。
発券してもらった後だったので、受付嬢さんから「Oh,No…」と嘆かれる。
申し訳ない。
ちょいと待たされて発券しなおしてもらい、無事出国検査を受けビンタン島へ向かう。
高速フェリーが動きだし、わくわくする。


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そのわくわくは動き出してすぐ打ち破られる。そう朝スコールが残滓が我々を襲ってきたのだ。
荒れた海を高速船が突き抜けていく。つまり、めちゃくちゃ揺れる。
子供は泣き叫び、大人は吐き、テレビは生命の誕生を流している異空間に拉致された。
自分はすぐさまに夢の世界へ旅立つことを迷わず選択した。
しかし、それでも大きな揺れの度に目を醒まし、謎の冷や汗をかいていた。
そんな地獄絵図のなか、ジャンプを悠々と読む龍太郎。こいつの三半規管はつくづく化け物だと思う。

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芦ノ湖フェリー<東京湾フェリー<大島フェリー<オーストラリアのロットネスト島<ビンタンフェリー
自分の船酔いレベルが更新された。

 

1時間の渡航時間が人生でも有数の長さに感じたがビンタン島になんとか到着。
降りても地面が揺れている感じを味わうも喜びにあふれる。

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佐野さんもこの顔である。

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到着、三ツ星ホテルANGSANA(アンサナ)
フェリーターミナル内には我々が泊まるホテルの派出所があり、日本語の流暢なスタッフもおり全て荷物を預けて楽々。

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到着後、数分でシャトルバスが到着しホテルへ。
それでも10分ほど、つくとレンングラスのウェルカムジュースやケーキ、おしぼりが配られ契約内容など確認。

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スタッフの丁重な対応に3☆ホテルのレベルの高さに感嘆。
部屋へ通され更に感動。
プライベートプール、プライベートビーチ。もう何も言うまい。
ただTTのスタート時間が迫る為、自走で受付へ向かう。


ビンタンの道は綺麗で走りやすい!バカンス気分で楽しむと「プッシュ―」と嫌な音が聞こえる。
真逆の受付200m前で前輪パンク、3人には先に行ってもらい歩いて受付へ。
ありがたいことに受付に自転車ショップがあったのでチューブを5シンガポールドルで購入して修理する。

佐野さん、龍太郎は時間が近いため先に行ってもらう。佐藤さんが残ってくれた上に空気入れ・タイヤレバーを持ってきていてくれて難を逃れる。

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急いで2人の後を追う。スタートまで45分ぐらいしか残されていないが会場まで15kmほどだったはず。
携帯の海外SIMが上手くプリペイド出来ず機能しなかったので、向かっている欧米のおじさん選手に声をかけ道を聞くとこの道でよいとのこと。
佐藤さんと突き進むと看板に右折指示有、それにしたがって曲がる。佐藤さんが自分のスタートは遅いからとめちゃくちゃ引っ張ってくれる。
ありがとうございます、それなのになかなか会場につかなない。
人もいないで引き返すとさっきの選手が走ってきたので道を確認するとこのままでいいとのこと。更に進むと会場に到着した。
しかし、レースの雰囲気はなく設営中といった感じで選手はいない。
…2日目のグランフォンドの会場だった。おい!おじさん選手も間違えていた模様!
急いで元来た道を戻る。既に自分のスタート時間を過ぎてしまっていた。
間違って右折したところで他の出場者が来たのでこちらではないと伝えるとこのまままっすぐと返事。
一緒についていくと今日のタイムトライアル会場についた。
既にスタート時間30分以上過ぎており、龍太郎や佐野さんが走り終えて戻ってきたとろろだった。
「どうだった?」
「走ってない…」
「え」
「道に迷った」
「ドンマイ!」
はい、これにて私のツールドビンタンは終了!ご愛読ありがといございました!!

 

とはいかない、バカンスだけしに来たわけじゃないんだ!
オーガナイザーに遅れたこと、明日以降走れないか聞きに行く。
「I arrived late, but can I ride on tomorrow?」
「Really?!Please wait....」
その場で審議してくれて10分後走れるようにするので、スタート台に来てくれと言われる。
ありがとうツールドビンタン
急いでパンクの影響で空気圧の足りない前輪にメカニックエリアで空気入れを借り補填。
スタート台に向かう。
並んでる列に割って入ってスタートさせてもらう。世代別なのがUCI Granfondo、その世代間に走らせてくれる模様。
スタートはド平坦、終わった2人の声援を貰いながら勢いよく飛び出していく。
17kmのタイムトライアル、公式にTTバイク、DHバー、ディスクが禁止。
UCI Granfondo Chmpionship in Parth はTTバイクを持っていかないと勝負にもならなかった。
TTバイクとロードバイク2台持っていく必要もなくビンタンは凄くありがたい。
終わった龍太郎からアップダウンが続くけど勢いで行けるとアドバイス
せっかくもらえたチャンス、このビンタンへ向け続けた努力、このTTに駆ける。

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スタートから突っ込み気味なペース、少し走って落ち着いてギアを軽くする。
重いギアを無理に踏んで苦しみ踏めなくならないようケイデンスを90bpmにはなるように調整する。
勢いよく走っているとまだ走っている対向車にいる選手が「アレー!」「ハリー!」とか応援してくれる。
緩いな~。
前走者を2人ほど抜いた。スタートラインに来るまで結構頑張って走り回ったので調子は良い。
それに反して自転車の調子が悪い。カーブを攻めるたびに前輪が滑る感覚がする。
段差を越えているのに前輪がはねない。
スローパンクしてきている!まじか、異物が残っていたか?パンク修理でヘマしたか?
せっかく走らせてもらったのだ、速度を落とし完走へ切替、ペースを落とす。
しかし徐々にタイヤの空気は抜けてくる7km地点でほぼ完全に抜けたので立哨に「Plz help me!」と叫び停止。
タイヤパンクを伝えると「plz wait」といわれ、運営にパンクの件を電話してくれて待つことに。
立哨のお兄さんと待っている間、これまでのこと、これからのことを語り合う(壮大)
すると10分くらいしてオーガナイザー車が到着、タイヤ交換は出来ないので回収だと告げられる。
マジですか…。
はい、これにて私のツールドビンタンは終了!ご愛読ありがといございました!!!

 

失意の車内でBOSSと呼ばれるオーガナイザーに明日は走れますか?と聞くと大丈夫!とのこと。
私のツールドビンタンは終わらない。
世間話をして木曜夜に日本から来たというとクレイジーと言われ、どうしてきたの?と聞かれたので昨年UCI Granfondo世界戦に出たとというと凄いね!
とか大変フランクなボス。今日はバッドデイ、仕方ないさ。明日はブレイクアウェイしてくれ!と励まされる。
ありがとうBOSS。

 

会場に戻り、すぐにメカニックブースで前輪を見てもらう。
プロフェッショナルなメカニックがすごい丁重に確認してくれる。
チューブに穴はなく何故パンクしたのか3人のメカニックが集まって調べだす。最終的に皆で耳を近づけ空気漏れに気づく。
バルブ穴から空気が漏れている!受付で売っているチューブが不良品だった、あの野郎!
新品のチューブを5シンガポールドルで購入して付け直してもらう。すごい丁重に作業してくれて安心安心。助かった。
帰りは問題なく自走でアンサナホテルへ戻った。

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【今日のリザルト】
19-35歳代で6位龍太郎、7位佐野さん、DNF北野

40-45歳代で5位佐藤さん
素晴らしい初日となった。

ホテルへ帰ったら滝のような汗、日差しが強いインドネシア
ホテルにはプール、もう飛び込むしかない。
大の大人が学生のようにはしゃぎまくる。

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私の水着はサンボルト製の軽量ワンピースなのでご安心ください。

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汗も熱さも疲れもプールで洗い流す。
疲れればビーチの美女を眺めて心を癒す。
日が暮れて寒くなるまでは遊んでいた気がする。

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夕飯は予約していなかったのでフロントに。
ビンタン島の桟橋にあるシーフードレストラン「ケロン」には必ず行きたい。
しかし日が暮れるまでプールで遊んでしまったので明日にして別の場所へ変更。
インドネシア料理「ツリートップス」
行くまでが電気カーですごいアップダウンをジェットコースターのように進んできエキサイティング。


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海を森の中から眺望する最高のロケショーンに興奮は最高潮。

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そのテンションでコース料理をオーダー。
ここまでが楽しい記憶。
ここからは苦しい記憶。
基本的にインドネシア料理は辛いか甘いの2択以外味に選択肢がない。
美味しい料理が1品も出ずコースが続き皆無口になる。
コース料理は不味いと止められないということを学んだ夜であった。

その後ホテルに戻り、エントランスでバンドが歌っているのを聞きながら眠りに落ちていくのであった。

 

第2ステージ、UCI Granfondo編に続く。。。

2017東京都ウインターロードレース大会(第2戦)Aクラス インサイドレポート +練習時々

まずは今週末の練習から。

ウィンターロードだけ読みたい方は上から1/3のところへスクロール。

【2/25(土)手賀沼周回練習 170km】
メンバー:湾岸サイクルユナイテッドこけし神(前川)、石倉君、佐藤さん、村田さん
メニュー:10km周回X5周+2セット=100km
1周アップ、2~4周ペース走、5周目レース走

 

定刻でスタートして1セット目、4周目までは一杯引くけど淡々と進む。

高校生の石倉君がよく引くのでよいよい。
レース走となり、アタック合戦が始まる。

横風区間で村田さんのサドル脱落!
う~ん、昨年の宇都宮クリテリウムの自分を見ているようだ。
それでこけし神と石倉君と3人に絞られる。
自分がこけしさんの後ろからアタック、カウンターで石倉君。交互にアタックされてこけし神苦しい展開。
だらだら坂で石倉君と二人になり、最後の2kmで後ろからアタックされるが1kmくらいで追いつき牽制。
そこから流し先行して捲られたところを捲り返して先制。
しかし、明日のウィンターロードに備えて石倉君離脱。賢い選択だ…明日、私も出るのだけれど…。
何はともあれ、順調に強くなっているので高校選抜楽しみだ。

 

2セット目、こけし神、佐藤さん自分の三人になるのでより淡々とこなす。
3周目に低血糖の症状で足に力が入らなくなりすぐ交代、急いで補給食をがっつく。
最近夜御飯抜きを敢行しているのだが、その余波でエネルギー不足に陥ったか?

誤魔化しながら回復を図るとレース走に。

私とは正反対にこけし神が先ほどよりあからさまにパワーアップ。お酒が抜けた模様。
何発も仕掛けられるがどちらも決定打に欠ける。
坂で思いっきり後ろから仕掛けるが追い疲れる。
ラスト2kmでまた後ろから仕掛ける。。。10mくらいすこし離した!これを維持してゴールまで。
2セット征した。
Dst140km av30km/hといい強度の練習となった。
あとは昼食して駄弁って帰路へ。
江戸川サイクリングロードを通る。
いつもは追加で側道タイムトライアルをするのだが、低血糖気味で脚に力が入らないのでのんびり回復走を楽しむ。

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頑張って通り過ぎてしまう道
そこで誰にも注目されない寂れた祠がある。木や家の陰に隠れていつも日陰だ。

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小さく地味で、いつもは存在にすら気づかない。
でも今だけは、この季節だけは見つけることが出来た。

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春までもう少し、三寒四温の二温くらいまで来たかな。

 

【2/26(日)AM ウィンターロード第2戦】
5時起床

5時半にサイクルフリーダムの谷脇さんに迎えに来てもらう。
世間は東京マラソンだが、私はウィンターロードだ。
修善寺にはあっさり8時には到着。順調である。

時間に余裕があったので谷脇さんや西石垣君らフリーダム勢にイナーメオイルを布教。

ウィンターオイルを塗り込んで上げる。

それから受付し、試走1周をこなし準備を整える。
今日の強敵は宇都宮ブリッツエン、譲さん・飯野・馬渡選手ら、そしてアツシ。
スタート前にアツシに話すと今日のオーダーは自由ですが勝ち狙うとのこと。うーん苦しくなりそう!

緩い感じでスタート時間となりスタート!

油断していたら並びは最終列、今日は参加者が多い。
まあ伊豆CSCの道幅だしすぐ先頭に出られるだろうと思ったら、囲まれてしまい出られない。
前ではアタックが軽くかかっているが皆ブリッツエンの動き待ち。
下りで抜いていき、集団中程に。
2号橋からの登りで段々と前に出る、登り中腹で先頭にアツシらが蓋をして、一人ブリッツエンが逃げている。
誰か分からぬがブリッジ敢行!おりゃ。
後ろからブリッツエンの選手がチェックに来る、アツシだ。
頂上前に抜き去って先頭へ出る、下り口で後ろに交代を促すがアツシペースを落とさせる。
まだ慌てるような時間じゃないってことかい。
集団に飲まれ、そのままホームへ下っていく。
登り返しに入っても、1列だがペースは緩い。
Aクラスは毎周回、周回賞がかかるのがウィンターロード。
ペースは遅いので取りに行こう!と左端の勾配が緩い方から思いっきり飛び出す。
タイミングどんぴしゃでかかりも良く集団を50m以上離す事に成功。
しかも龍太郎がニヤニヤして背中に張り付いてきている。
「行けよ!」
「いいの?(・∀・)」
「ああ!」
「ありがとう!(・∀・)」

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(Photo by Ito Noritsugu-san)
勾配が緩くなるあたりで発射、龍太郎が1周目ゲット。これは私への奢り確定である。
結構よいスピードで飛び出し、2段ロケットで集団を引き離したので逃げだす龍太郎。
自分はゆるゆると坂前で吸収。

1周間に2回アタックしたので軽く休むを選択。
いい感じにアップが終わった。
2周目に入るも龍太郎が逃げているので潰すのも野暮というもの。集団で様子見。
3周目入り2号橋まで下り、登り返しで龍太郎がチェーン落ちしている…。
「おい!」
ここでペースアップかかる。ペースアップの理由は龍太郎が脱落した先頭集団にブリッジの動きだ。
中切れが起きだしたので先頭へ行くと先頭交代に入らせられる。
HONDA栃木の2選手がホームで引くが微妙に追いつかない。
ホーム後の登りで失速、そこで集団に見切りをつけて単独ブリッジを駆けた!
集団からは誰もついてこれず。しかし、登り切りであと数車身追いつけず。
その後2号橋まで等間隔で追走する破目に。
なんとか2号橋登り返しで追いついたが無駄足、かつ下りも踏んだせいで回復なしで登りへ。
譲選手、飯野選手、アツシ(宇都宮ブリッツェン)、才田さん(レオモベルマーレ)、津田君(エイカーズ)YOU CANの選手に私ら8人くらいになる。
しかし、ブリッツェン2人と才田さんの先頭交代で他の人たちは入れない。
後ろの津田君、YOU CAN選手がローテパスして自分が埋めるがブリッジから踏み続けてリズムを整えられず。
精神的にきつくなってポジションを維持できず、がちゃがちゃペダリングになってしまい、息も上手く整えられず自爆。

耐えられないペースではなかったが自分でも判るくらいメンタルが走りに出てしまった。
先頭に出ればよかった…。
そう思いながら逃げ集団から脱落した。
失意のメンタルダウン。
後ろから集団を率いて来たスポーツKIDの石原君に「えー!」みたいな顔されて抜かれていく(錯覚)
流していると後ろからポンチャンスの高清水選手合流。彼はジュニアギアで下りで先頭交代するとペースが落ちてしまう。

「下り前でなくて大丈夫!」伝える。

1周くらい一緒に走ると更に後ろからチェーン落ちから回復した龍太郎とブリッツェン馬渡選手が合流。
メカトラなので龍太郎元気、強い引きに二人が辛そう。
「こりゃ持たんぞ」
「どうせ下されるから練習だ!」
「せやな」
「馬渡が引いてくれるさ!」
「それな」
馬渡選手が登りペースを作ってくれる。そのペース一定の引きで自分も回復してきたのでガンガン引く。

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(Photo by Ito Noritsugu-san)

しかし引くだけ引いて7周目に自らドロップ。

脚的には余裕があったんだけどメンタルがドロップしてしまった。
単独で走っていた生田目さんと合流して登りはペースを作るが生田目さん苦しそうでリズムを崩させてしまう。自己嫌悪。

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(Photo by Ito Noritsugu-san)
走ってる最中、自責系悪循環に陥ってしまい更に生田目さんからも自ら離れてしまう。
最後に3人に追いつかれたところで8周目赤旗

レースはアツシが逃げ切り優勝。

流石の有言実行である。

 

・自己評価
アタック=7/10点 改善:体重軽減

登坂力=7/10点 改善:体重軽減

インターバル力=5/10点  改善:体重軽減

メンタル=3/10点 千切れた後のやる気維持

戦略=2/10点 動かず完走は容易いので動いて完走

ウィンターロード1戦目は1周目牽ききって脱落/66kg

ウィンターロード2戦目は5周目アタック・ブリッジ繰返し脱落/64kg

白井滋杯ではメイン集団で完走

チャレンンジロードでは先頭集団で勝負

一方で、リズムを崩して、メンタルダウンしてからが酷かった。
そこから自暴自棄でネガな走りをしてしまった。
リズムとメンタルは最優先課題。

 

・ここまでの歩み

【生活の変更】
①簡易グルテンフリー化:うどん、パン・パスタなど主食をやめる。
朝活で朝食にしっかりお米・主食(蛋白源)を食べる。
継続期間4週間

効果:肌状態改善傾向、寝覚めよし

②ホエイからソイプロテイン化:ダイエットで夜はプロテインとバナナ1本のみ

継続期間2週間

効果:体重65.8kg⇒63.7kg/171cm

ニッスイ  SPORTS EPA導入:毎日5錠飲んで体調を整えている。

継続期間1週間

効果:疲労感抑圧、寝覚めよし

どれも効果が出ているので続けて行きたい。 

 

【2/26(日)PM 西伊豆LSD

レース後、まだ昼なので渋滞回避兼、ビンタンに向け最終乗り込みをしたいので西伊豆LSDへ行くことに。
付き合ってくれたのはサイクルフリーダムの3人、谷脇さん、西石ガッキー、大塚さん。

ルートは修善寺から県道130号で内浦港に下り、土肥まで海岸線を南下して休憩。

県道127号⇒県道18号(伽藍山⇒達磨山⇒金冠山⇒伊豆国際カントリークラブを経由)を通って修善寺伊豆CSCまで登って戻る即席100kmコース

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 先ずは腹越しらえに「海鮮食堂 中じま 」で昼食
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いつも海鮮丼なのだ趣向を変えて焼魚定食

 エエナ(フィリピン語で旨いの意、Tour de Bintanに向けて余念なし)

腹も満たされLSDスタート
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内浦港周辺は海と岸のコントラスが美しい。

話せるペースで走るのがLSD、美しい風景が見える度に会話を楽しむ。

しかし、ここは伊豆半島

平坦など猫の額程しかない、アップダウンが始り海沿いなのに本格的な登りが続く。 

登りがあると我慢できないのがロードレーサー

西石垣君と大塚さんが上げだす。

付いていってペースメイクを心掛ける。

西石垣君は軽量高回転形の模範的はしりかだ。

対して、大塚さんは元プロボクサー。

肩から踏み込むペダリングでビックギアでダンシングし続ける。

ボクシングの体の使い方、ジャブからストレートを打つ時は反動を使う。

脱力したジャブから、膝でブレーキしその反動で撃ち込むらしいのだが、自転車の踏み込みにその肉体運用を転用している独特の走り、面白く大変強い!

そんな二人と峠の度に掛け合いになった。

LSDはどこに…。
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肥前最後の峠にて

誰が大塚さんから一目瞭然ではないだろうか。

 

土肥につくと既に16を過ぎていたので、休憩なく帰路を急ぐことに。

修善寺まで25kmの看板を見て最後の峠へ突入していく。

また掛け合いになり千切りあい。

自分が前に出るときはペースをひたすら維持して中腹トンネル前まで。

そこで後ろを待つ×二回

西石垣君が腹ペコで辛いらしいので自分のおにぎりで餌付けをする。

40分ほどの登りを終え、下りにはいると見えてきた伊豆ベロドローム

まだ17時丁度だし、到着早くね?

まあでも早くついたしいいか。

坂を上っていくにつれ違和感。

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(Photo by さちえの伊豆温泉情報:天城ドーム)

テツコ、これベロドロームじゃない、天城ドームや!

なんやて!?というようなトラップ、遠目にはベロドロームにしかみえない。自転車乗りホイホイであった。

そこから気を取り直してベロドロームへ、戻っていく。

最後のベロドロームへ至る坂で、みんな腹ペコで全然スピードがでない。

私も低血糖の症状(こいついつも低血糖なってんな!)

ああ、西石垣におにぎりをあげちゃったのだ。情けは人のためならず!(誤用)

筋肉が溶けるのはゴメンなので無理せずゆっくり登って本当のベロドロームへ到着。

大塚さんがココアを用意して待っていてくれた。ほっこり助かりました。

なんちゃってLSDはこれにて終了。

Dst100km、獲得標高1600m

レースと合わせて2000mは登っただろう。 

大塚さんとはお別れして、急ぎ中華料理屋へ飛び込む

台湾料理昇龍」
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頼みたいだけ頼んで完食、限界の空腹から限界の満腹へ。

人コレヲ至福トイウ。

店員さんにも覚えてもらっていて更にほっこり。

そのまま何時ものゴールデンパターン、温泉「筥湯」へ。

今日一日を振り返りつつ、汗を長し桧の湯に浸かりながらこんなに幸せで良いんだろうかと極楽な時を過ごした。

帰りは谷脇さんの車を運転させてもらい23時前に帰宅。

素晴らしい二日間でした。

ビンタン前の最終練習で調子のよさを確認できたし、170km走ったあとにもレースレベルに対応できた。(メンタルダウンは兎も角)

そして二日で300km高い強度走れた後に回復にも余念なし。

関わった皆様ありがとう。

 

次回、3/2(木)よりインドネシアビンタン島で行われるUCI Granfond ツアーオブビンタンに行ってきます!

Tour de Bintan 2017

3/3(金)Stsge1/個人タイムトライアル 20km

3/4(土)Stsge2/UCI Granfond 140km

3/5(日)Stsge3/Tour de Bintan 120km

3/6(月)6時に羽田着してエクストリーム出勤予定

千葉シクロクロス2017 第2戦運営&C4-3 インサイドレポート

ウィンタートラックから帰宅は二時

片づけ・準備をしている間に時間は過ぎ、徹夜して五時に出発

千葉シクロクロス会場の千葉ポートパークへ

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シクロクロス運営の朝は早い。

自分はウィンタートラックで設営に参加できなかったが、スタッフの皆さんが昨日からコースつくりや搬入など準備をしてくれていました。頭が下がります。

私の朝一の仕事は杭の修正。

コースディレクターの須藤さんから指示を貰い、青柳さんと一緒にコース上のライトを回収しながら杭を木槌で修正する。

何故ライトが必要かというと、夜も解放された公園なので散歩者が暗闇の中ぶつからないように配慮して杭一つ一つに取り付けられたのだ。

主催者達の配慮とはそこまでしなくてならないのだ。

でかい木槌で打って回る。めっちゃ筋肉痛になりそう…。

 セオレーシングにしてフィッツ所属、千葉の狂犬こと青柳さん風格が決まりすぎていてずるい。
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その後、スタート時間が迫ってくると次の任務「コースクリア」が始まる。

コースクリアとは最終走者の後ろについていき、コース上に残っている人や問題がないか確認する作業。

ロードレースやマラソンならバイクや車なのだが、シクロクロスは不整地。

走って追いかけることになる。

C4くらすから最終走者を追うC4クラスの私、最終走者でもみんな早くない?と思いいながら4クラスくらい見て青柳さんへバトンタッチ。

肉体労働+徹夜+肉体労働めっちゃきつい!
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続々集まる出場者と観戦者たち
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大会にはモトローラ・ソリューションズ株式会社様からリモートスピーカーマイクを貸し出して頂きました!

一旦、仕事を終え自分のレースに出るべく準備を始めるも…眠気・疲労共に限界
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13時を過ぎ、今日3本目のエナジーイン!

30時間動けますか?

異様にハイになり、レース準備を始める。

 

昨日疲れ、今日の疲れで身体はバキバキ。

先週のシクロクロス東京以来、股関節も痛い。

ボランティアで来ていたIGA先生に見てもらう。

お陰様でなんとかからだが動くようになった!

 

参加クラスは当然C-4クラス

C3クラス以上はポイント順に並ばされるが、C-4はエントリー順だ。

自分のスタートは49番目、最下位。

やったぜ。

何人抜けるかが今日の挑戦。

順番に番号を呼ばれ整列されていく。

自分が最下位と思ったらMTBなど、シクロクロスバイク以外も混走らしい。その方々は自分より後ろにならんだ。

C4-3スタートが迫る。

タイヤの空気圧入れすぎてないか不安になる。コースクリアの時は少なすぎて木の根や段差でリム打ち感があった。

ちょっと気になり、タグさんの協力でスタート待ち時間に少し空気を入れておく。

身体はIGA先生

自転車はTAG先生

技術はHOSOYA先生 

皆様のお力で走らせていただいております!

さあ万全だ!といところでスタートがきられる。

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(Photo by Takashi Saito-san)

スタート49番、左端この位置。すでに先頭はホールショットを決め先行しており、写真には写らないくらい離れている。

ちょ、まてよ

と、二つのカーブで空きを見ては上がり、コース唯一の登り坂でここまで上げる。

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(Photo by Takashi Saito-san)

ここから森のシングルトラックに入ると大渋滞、紳士は待つしかない。

あー、これ知ってる。この渋滞。ここは公園なのにいつもの風景がフラッシュバックする。

「通勤ラッシュかよ」

ボソッと口から出てしまう。

固辞抜けようとする少数派と流れるまで待つ多数派と、朝の通勤風景だ。

私の一言にまわりの皆様も苦笑してくれる。

この人たちは同じサラリーマンレーサーなんだろうな、頑張りましょう!と内心心を通わす。

森を抜ければ浜にでる。

シクロクロス東京と似たシチュエーション。

当然突っ込む!

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(Photo by Takashi Saito-san)

砂浜もストレート区間はいけるだけ乗ったまま。しかし、ランと大差ない速度。

バランスを崩しやすいカーブ手前でランに切り替える。

ここからは抜いて抜いて抜きまくる。

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(Photo by Takashi Saito-san)

しかし、ランはシクロクロス東京で痛めた股関節が痛い…。

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(Photo by Takashi Saito-san)

 ランが終わればすぐに乗る!

前回ハマらなかったシューズとペダル。

スペーサーを入れてみなと何人にも進められてインストールしたら簡単にはまるようになった。

GiroのシューズとCrankbrathersはスペーサーが必須の模様。

そう、これで得意のバイク区間でトルクをかけて走ることができる。

トラクションをかけてカーブを曲がることができるのだ!

今までのバイク区間が嘘のように軽快だ。

今までの私ではないのだ!砂浜、森区間抜かれることはなくあらゆる区間で抜いていく。

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(Photo by Takashi Saito-san)

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(Photo by HOSOYA-SHISHO)

しかし、突然スキルがうまくなる訳もなく、シクロクロス練習もしていないので、まあ結局砂浜の9割を走るわけですが。 

技術もないためシングトラックの森区間は、抜くに抜けず道が広がるまでガマンガマン休憩…。

最大の障害物は人間なのだ。

道が広がればスプリントして抜き去っていく。

気づけば四周を終えて五周めに。

いつの間にか順位も4位に上がっていった。

実況で名前が連呼される。観衆たちの応援が大きくなる。レースを盛り上げているの自分でもわかる。

最終周の鐘が鳴る。

混迷の森を抜けゴールラインで先頭パックに追い付いた。

追い付いた前のパックは二人。

GIRO田中選手と鈴木選手!丘区間で一気に詰めるが抜けないままシングルトラック森区間へ。

二人とも車間がなく抜きに抜けない。

勝負するなら浜辺区間だ!

勝負の時に備え、息を整える。

『デットヒート』

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(Photo by Tanaka-san)

砂辺に出た瞬間、田中選手がスパートをかける!ヤバい!3人目の自分は追いかけるしかない。

鈴木選手も追走、3人一列で並んではしる。

ペースが早く抜けない、早いピッチを維持される。そしてカーブの度にランのペースを上げる田中選手、ラン巧者。

こんな駆け引き、揺さぶりははじめてだ。

マラソンの揺さぶりはこんな感じなのか?!

鈴木選手はランで自転車に覆いかぶさって辛さが伝わってくる。

そして、耐えかねて前の鈴木選手が離れだす。

抜かねば自分も遅れる。しかし最短ラインは田中選手が走っているラインなのだ。

これはいけない!離されだした鈴木選手を迂回せざるを得ない。

最短ルートは今までの他のクラスの選手が作ってくれた溝。それを外れパスする、そこは未踏の砂浜、当然足をとられる。

ここで足を使わされるが気合いで追い付く。

最後の浜辺ストレートに入る。追い付いた勢い、意思を使って並び追い抜

けない!田中選手へ並び、視界に入った瞬間、更にスパートを駆けられた!

キツい、無理したタイミングに畳み掛けられたのだ。レース巧者は田中選手だ。自分は応援と意思の力だけで追い縋る。 

ランなのにスリップストリーム効果があるのではないかと言うような錯覚。

なんとか砂浜区間で離れず、そのままバイク区間に持ち込まれる。

砂浜終え、バイク区間に入る階段で痛めてる股関節が悲鳴を上げる。

悲鳴を殺してバイクに股がる。

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(Photo by HOSOYA-SHISHO)

 乗った瞬間、スプリントを駆ける!

田中選手ペダルインに一瞬戸惑った。勝負がついた、私のしっかりハマったペダルが力を伝える。

田中選手を引き離し二位に浮上した!

そこから全速力で前を追う。

追い込んで追い込んで前をおったが最後の森区間でまだ走ってるとうのにゴールか歓声が木霊し、私のレースの敗北を悟った。

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失意のゴール(Photo by Takashi Saito-san)

優勝はGiroの山田さん。

逃げ切られ、一度も背中を見ることは敵わなかった…。 

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(Photo by Takashi Saito-san)

ゴール後はすぐにインタビューと表彰台。

このスピーディーさは運営がながら素晴らしい。

表彰台で勝者を讃えよう。

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(Photo by Takashi Saito-san)

 山田さんと、田中さんとも打ち解け称えあう。

プゼンターから「今日一番表彰式で盛り上がっております!」と言われちゃあ盛り上げるしかない(チームGIROのみなさんが一杯いたので)

更に盛り上げるべく肩車を提案する。

いい写真がとれました、ありがとうございます。

 

その後はエンジョイレース。

 コスプレイヤー達が乱舞する。

クオリティの高い進撃の巨人
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調査兵団の皆さん、こいつです。

審判の山田ちゃんに助けを求められるが放置して眺めるのが奇行種の嗜みである。

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 レース後、佐々さんから「SPORTS EPA」を前々から薦められており私も購入

「SPORTS EPA ACTIVE CONDITION」

Amazon CAPTCHA

これでシーズン前半の調子を整えていく計画、まずはツアーオブビンタンまで使ってみよう!

 

そしてレースが終われば当然しないといけないのが、片付け。

エンジョイレースも終わればレースはお開き。

公園に打った杭を抜くなど片付けが始まる。

二時間くらいですべて抜き、テープやテントも片付く。

ボランティアが昨年以上多く来ていただき感謝の極み。

人数がいるとこんなに撤収が楽なのかと感動。

片付け中もスタッフの 方々から「目がやばいよ」「大丈夫?」と心配される。

しかし、本人としては至って元気。疲れを通り越してその先の領域へ…!

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全てを片づけ終え、撤収。最後にスタッフ・ボランティア全員でぱしゃり!

250人以上大会へ参加して頂いた裏では、こんなに多くの方々の協力の元、運営されておりました。

シクロクロス千葉はいかがだったでしょうか?

来年も開催予定ですのでお楽しみに!

 

帰った後は、片づけをして疲れを通り越して目が爛々と輝き開いていしまい23時までいろいろと作業をして、スイッチが切れて意識を失い昏睡するのであった。

 

そして、これにて私のシクロクロスシーズンは閉幕

靴はロード・タイヤは1気圧、装備を整えず挑んだ1戦目、湘南シクロクロス C4 16位

MTB靴にしたもハマらないものの、装備が揃った2戦目、シクロクロス東京 C4 5位

MTB靴がハマった!装備を使えるようになった3戦目、シクロクロス千葉 C4 2位

3戦でC4⇒C3へ。

来シーズンはもう少し頑張ろう。

 

次回はウィンターロード第2戦。

ロードシーズン開幕だ!

ウインターシリーズ第3戦(ウインタートラック) オムニアム インサイドレポート

【2017 ウインターシリーズ第3戦(ウィンタートラック)オムニアム インサイドレポート】

4時に起床。
5時に龍太郎が迎えに来てくれるので準備準備。昨日の残りカレーを食し用品をピックアップ。
龍太郎用のおにぎりを準備して、定刻通り出発。
市川から修善寺までは早朝なら2時間半で着く予定(ナビ確認済み)
しかし、大学の後輩、岡田も連れて行って下さいとのことで若宮へ拾いに行く。
グーグル先生に案内された若宮はめっちゃ狭い住宅街で、龍太郎と二人悲鳴を上げる。
それでも予定通り6時に岡田を回収して修善寺ベロドロームへ出発!
都心からなら修善寺は1時間半程度だろう(ナビ無確認)
御殿場から新東名で伊豆縦貫道へ。7時半には河津桜渋滞まつりが始まっていた。
あれ~?時間通りつかないぞ?

若宮から修善寺は、市川から修善寺と同じ時間かかるということに後になって気づく。
若宮、高速から遠い陸の孤島なのだ。

でも受け付けは静岡車連さんの温情で(会長夫妻ありがとうございます!)、なんとかなった。

 

今日のレースは、オムニアム4種目。新ルール適用でさあどうなるか。

スタート前にステムを変更。
アルミ6061のステムはどうも柔かくて気に入らず、7075アルミステムへ変更!

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よりトラックらしくなったぜ!

今回のレース、総参加者160人超!オムニアムに関しては3組別れた。これは実績順?ぽい絶妙な組み合わせ。
自分は全て2組!

 

・スクラッチ DNF
レース説明:ゴール順のみを競う。トラックのロードレース。
如何に最後に重いギアを回しきれるか。
ギア選択:49×14T

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ギアが軽すぎてペースが上がると回り切っちゃって維持できず、8周くらいですぐ切れる。
いくら回しても回せる時間に限界があり離れると追いつけず。
ギア選択ミスでスタートから総合争いから脱落。

次回以降は参加ギア比の履歴を確認しようと固く誓う。

 

岡田もウィンタートラックのレベルに泡をふく。

だが自分からコンタクトをとり、連れてきて貰い挑戦するその姿勢こそ成長するために欠かせない才能のひとつだ。

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何でも与える指導は増長を埋めやすいため、良くないと実感している今日この頃。


・テンポ 6位
レース説明:毎周回1位のみ1ポイント付与、その多選を競う。
つまり1位以外意味なし。
ギア選択:ギヤ51×14T

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(Photo by Mitui)

気を取り直してギアを大きく変更、思いのほか走れたが逃げ切られ4位争いで6位。
スタートの入りは優しいがFIETS GROENのレジェンド高橋さんが上げてくる。
徐々に上がってくる。毎周回ポイントは1位しかとれないので当然か、中盤苦しくて前を見る余裕がなくなる。
後半、大産大植益選手、朝日大成貞選手、京産大中井選手ら3人が逃げる。
それを追うのだが追いつかず、最終周。
先頭出る前にアタックして1周引ききるもあまり前と詰め切れず、後ろから2人に刺され4位争い集団で6位。


・エキシビジョン 9位
レース説明:2周毎にゴールライン最下位通過選手を除外。
2周毎に減っていき、一騎打ちまで続く。人数が減るにつれ駆け引き・ピリピリ感が増し、最後の一騎打ちは最高潮を迎える。
即席トーナメントで観客は一番盛り上がる種目。選手側で途中で終わると足を使うでもなく終わるので不完全燃焼感漂う。
ギア選択:ギヤ51×14T

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(Photo by Mitui)

出だしはよく、動き回り大外から大外からまくり続ける。
段々つらくなってくるがペースが速いわけではないのでうまく立ち回り中盤まで生き残る。
イン側で先頭が加速するとするっ前に行けるので2回くらい最後尾を回避して味を占める。
イン側チョイ差しを繰返し生き残っていたが、不意にあっさり最後尾になり終了。 
終わった周は前に4人一列の壁が出来て、「あ、これはあがれなやつ…」と諦観が生まれる。もがかず死を受け入れた。
今思えばバック踏んで助走して大外捲り出来たのかもしれなので、次回同じパターンに巻き込まれそうならやってみたい。

 

・中休み
17時をまわりそろそろ、空腹。
でも大丈夫!龍太郎がイナーメレジャー部に新兵器、電気ケトル投入!すごーい!
君は水を温められるんだね!
この寒いベロドロームに暖かさがもたらされた。

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でも食べているものは…シリアルアスリートから怒られるやつなので投稿は差し控えたい。
この後、表彰式があり続々と帰る選手たち。樹や親分らもとるもの取って帰還

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全日本マスターズ、スプリントチャンピオン御披露目!

我々もそろそろ帰りたい。
椅子もないヴェロドロームで長時間拘束は辛かろう。私は持ってきたLAY BAGが大活躍。レジャー用品は偉大だ。

 

・ポイントレース DNF
(ギヤ51×14T)
レース説明:10周毎に1~3位にポイント付与、その多選を競う。ちなみに最後は倍ポイント。

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(Photo by Mitui)眠みMAX!
初め動き回ったら足が即終了、あれ?私、走れなさすぎ…。
今まででも1,2番を争うくらい内容のないレースをしてしまった。
何故ここまで走れないのか?

 

・反省点
①ポジション変更⇒ステムを変更し、ハンドルをタイヤ以下の位地にした。⇒常日頃のロード練習のポジションより深すぎて関節可動域をオーバーしてしまったか?
⇒馴らしが必要。
②高回転ペダリングへ変更中⇒ロードを昨年末Scoot Foilにしてから、フレームの硬さで重いギア踏むとすぐ疲れてしまうため高回転ペダリング(100bpm前後)を続けていた。→これはトラックに効果的だろうと思っていたが踏む力を弱らせている?パワーメーターで要確認。
夜連➡仕事後週2~3ペースで夜練を始めたが、帰宅が深夜1時になるので疲れがとれない。それでレースに挑んだせいか。

➡次大会は回復に盲点を当てて調整する。
総合的には練習量は増えているのだが、睡眠不足・減量の夕飯抜きが悪い方に影響をもたらせてしまったのだろうか。

 

などなど考えて対策を練ってるうちに岩月さん、岡田のレースが23時前に始まった…。
1組で早々と終わった龍太郎が片付けてくれているのを手伝って3組目が終わるのを待つ。

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全レース終了、表彰式を終え、会場撤収が23時過ぎ。
途中まで龍太郎に運転してもらい、途中龍太郎疲れと睡魔に脱落。
先頭交代して私が引いて岡田を家に送り届ける。
自分の家まで運転して帰宅は2時。

今日(土曜)は4時に起きてウィンタートラックへ出発した。
そのレースを終えて帰ってきたのが日を跨いで2時。

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あと2時間で24時間連続稼働。
今日(日曜)は3時間後にシクロクロス千葉の運営お手伝いで6時に会場入り。
寝ない方がいいヤツだ。
千葉シクロクロスでは徹夜明けのテンションでお送りいたします。

CYCLE CROSS TOKYO 2017 シクロクロス東京 チームエンデューロ インサイドレポート

CYCLE CROSS TOKYO シクロクロス東京 チームエンデューロ
千葉シクロクロスをよろシクロクロス

 

2/12(日)
シクロクロスシーズン3戦目

千葉シクロクロスの重役、佐々さんのお誘いで「千葉シクロクロスをよろシクロクロス」チームを急遽設定。
実行委員会も兼任するイナーメ2人でエンデューロへ参戦!

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(Photo by ケイト)

日曜日朝、昨日の筋肉痛がすさまじい。
痛めたなんじゃないか?という痛さ。いや筋肉痛だし痛めてはいるのだ…。

納豆卵かけごはんと味噌汁をすすって出発準備。
2週間程前から朝食をパン食からごはんへ変えた。
理由はアレルギー症状の緩和を目指してだ。
年中、アトピー皮膚炎に悩まさている乾燥肌。お天道様の下にも長くいられないし、汗だって天敵。
我ながら良く自転車者競技なんて始めたものだ。阿呆である。
小麦粉は無数の蛋白質が含まれる出来ている、グルテンというその蛋白質の最大派閥。

死なないので問題視されにくいが、「食物不耐症」といわれるものだ。
これはは食品アレルギーとは異なる。下記に詳しい。

疲労の原因「食物不耐症」とは

グルテン不耐症でアトピー?食物不耐症が原因?テスト法や治し方は? | アトピー完治体験記☆きらり
対策の結論はアレルギーか不耐症か怪しい食物を2週間食事から抜くことだ。
ただ小麦粉製品完全に断つのは難しいので、主食にしない・極力避ける程度の簡易グルテンフリー。
経過を見てまた報告したい。
閉話休題

 

今日は問題なくお台場海浜公園の北口駐車場に止める。
佐々さんと合流して日本コンピューターダイナミクスさんブースに荷物を置かせてもらう。
日本コンピューターダイナミクスさんとニッスイさん協働ブース
豆乳クッキーや新開発のスポーツEPAを配っていた。

sportsepa.com

EPAスポーツサプリメントシリーズ「ラストに驚きのパフォーマンスを!」編|テレビCM・動画のご紹介|商品紹介|ニッスイ商品情報サイト
アトピーや食物不耐症の疲労感などにも効きそうなので、私もコンディショニングのために使って見る予定。

美味しく豆乳クッキーを頂いていると、ケイトも来てくれて合流。
更に様々ないつも応援しくれる方々が続々。
流石、シクロクロスシーズン終盤最大大会なのでオーディエンスの数が半端ない。
立地の良さも半端なく、挨拶しているだけでスタート時間になっていた。
スタート前にペダルをはめる練習を少々。足をぐりぐりすれば嵌るようになった。

こんなにはまり難いものなのか?
しかし、練習はした。今日はこれで昨日以上の走りをお見せしたい。

千葉シクロクロスをよろシクロクロスチームは佐々さんがスタートの大役。
2周ごと交代しましょうと作戦計画
佐々さんスタート位置は70チーム中60番台結構後ろ、頑張ってくだせぇ!
スタート地点を後にして交代ポイントへ移動する。
東海OBで露木さんらも出場、いい先輩だ。
佐々さん70チームの1/3くらいで1周目戻ってくる。頑張れ頑張れ!応援するしかない。
EDなのでコスプレ有、ガチ勢有でなかなか見てて飽きない。
昨日のコースより海が近くなりオーディエンスに唆されて飛び込んでいく芸人ら多数。
皆各々の楽しみ方をしており大変よろしい。
佐々さん頑張って3周もしてくれありがたありがたや

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へとへとの佐々さんから計測器を奪い取り出発☆
昨日同様ランでどんどん抜いていく。
観客から喚声、「ナイスラン!!」と叫ばれる、嬉しいねぇ。

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(Photo by ケイト)

更にランの速度を上げ歓声を我が物に。

森に入ってオーバーペースの息を整える。

ペダルのはめる練習もしたし、昨日踏めなかった森区間で更にペースアップ!…はまらない(´;ω;`)ブワッ

足をいくらぐりぐりしてもダメ、う~ん。試行錯誤しているうちに抜かれそうになる。

これじゃアカン!とはめるのはあきらめフラットペダル状態で前を追う。

GIROのMTBシューズとクランクブラザーズの相性は最悪のようだ。

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(Photo by ケイト)

 2周でよいということはその分きついとうこと。

森を抜けまた浜辺に出る。

海水で締まった浜辺はラン以外でごぼう抜きできる貴重な区間、全力で行く

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(Photo by Okamoto Tuneharu-san)

2周して5周目、佐々さんと交代、ぶっ倒れる。

まだ30分しかたっていない。1時間半交代交替とはいえ走らねばねばならないのだ。

佐々さんが楽しそうに戻ってくる。

7周完了、また地獄の2周だ!

またランで声援をもらい、元気百倍。

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(Photo by Okamoto Tuneharu-san)

浜辺に出ると…

「ユキちゃーん海行って!」
誕生日を過ぎたばかりの黒クマさんからオーダーあり、誕生日プレゼントに答えてやれねば男が廃る
うりゃー!

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ソロソロ…チャプン(Photo by 黒くま( •̀(ェ)•́ ) さん)
そして唆された結果…

濡れたせいでタイヤに砂が詰まって全然グリップしなくて砂浜どころか、不整地すら走るスピードが落ちる!Oh No!

でもウケるから2回ほど海へ突入やってしまった。

 そんなことをしていると露木さんの東海OBチームに抜かれる。やべぇ! 

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追い付いて佐々さんに交代。

ここで9周完了。残り3周くらいか。
残り時間的に次交代は最終周。

2周を消化して戻ってきた佐々さんに最後まで行っちゃえジェスチャー

佐々さん笑顔でピットに入ってくる。

なんでや!

急いで交代して駆け出すがSHIDO-WORKSの安藤さんに抜かれる。安藤さん早すぎぃ!

 追いかけるも足がはまらず技術もなく森区間で離される。

ヘニャヘニャになりながらフライオーバーで「千葉シクロクロスをよろシクロクロス!」と叫びながらトリックをきめたい。

が、足がはまっていないはもうきつ過ぎて全く余裕なく出来ず。

 

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(Photo by すあま。-san)

最後のスプリント区間を本気で出しきってゴールへ飛び込む。

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12周/12位/70チーム中

 スタート場所にしてはなかなか順位をあげられた。

応援の皆様のお陰です。ありがとうございました。この応援の近さがシクロクロスの醍醐味だとわかった今日。

千葉シクロクロスをよろシクロクロス

レース後はいろんな人と話ながらノンアルコールビールを飲みながらレース観戦

龍太郎がでたエリートレースもレベルの高さ技術のしのぎ合いに大変楽しませてもらった。

全て楽しんでいつも応援してくれる人たちとの長会話を楽しんで帰路へ。

洗車するまでがシクロクロス

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今日はブースもレースも頑張った佐々さんと合流してフリーダムさんで洗車

海にも浸かったし今日洗わなければ確実に錆びていた。

洗車までがシクロクロスです! 

 その後、お店の閉店をまって千葉のロスアンジェルスで打ち上げ

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 腹も満たして、自転車業界トークして本当の帰路へ。

佐々さん一日中ありがとうございました!

 

・来週の予定
2/18(土)ウインタートラック シリーズ第3戦
場所:修善寺CSC URL:http://shizuoka-cf.com/?cat=38

2/19(日)ワコーズホームPRESENS CYCLOCROSS CHIBA2016-17 第2戦
場所:千葉ポートパーク URL:http://www.496chiba.com/

トラックとシクロクロス両日とも、朝から晩まで会場にいます。
千葉シクロクロスは開催お手伝いもしていますので、気兼ねなくお声かけください。

Champion System–シクロクロス東京 Cyclocross Tokyo 2017 C4-C組インサイドレポート

CYCLE CROSS TOKYO シクロクロス東京 C4-C組
ランクロス~お台場の砂浜となれ~

2/11(土)
シクロクロスシーズン2戦目
前回出たのは12月の湘南シクロクロス以来となる。
あの時の反省は2つ
空気圧低すぎてタイヤがずりずりする。
ロードペダルでランが走りずらい・はまらない。
今回ははそれが解決できるか。

朝6時起床、昨日は疲れて寝てしまった。
イナーメメカニック、多田さんより譲り受けた、Newペダルをインストール。
CRANK BROTHERS Candy

ハンドル・ステムもアルミ製として剛性・軽量・価格・サイズ全て最良のDeda Zero100へ変更し、バーテープも交換。
サドル差し色とバーテープを合わせ、新ペダルとワイヤー類が同じ色でいい塩梅。
ちと色が多すぎるか。
今年もよろしくGDR WROCCA

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上の整備に手間取り出発予定時間を大幅オーバー。
納豆卵かけごはんと味噌汁を掻き込んで自宅出発。
お台場海浜公園北口駐車場への入り方をカーナビが乱心して首都高とレインボーブリッジを2回ぐるぐる。
おとなしく公園自体を目的地に設定するとなんとか到着することが出来た。
しかし、受付締切時間ぎりぎり。
先に来ていた龍太郎に諸々頼んでスタート召集へ並びに行く。
持つべきものは龍太郎だぜ!ありがとう!
諸々預けている合間に手袋も預ける。暖かいから大丈夫ダイジョブ―!とみんな言うので信じて挑む。
招集待ちにゼッケンをつける、45番目。
うん、ほぼ最後尾だコレ!
何故こんなにも嘆いているのか。
それはシクロクロッサーにとっての栄誉として「ホールショット」(第1コーナーを先頭で通過すること)という言葉ががある、これだけで如何にスタートが重要視されているか分かると思う。
そうシクロクロスはスタート順がゴールスプリントより大事、全ての展開に影響する重要局面がスタートにあるのだ!
そこに絡めないし、アップもしてないし不安要素が多い。
招集場所で並ばされて待っている間に筑波大のちゃんまー、信州大のカケルらが応援がてら来てくれた。
シクロクロス先輩の彼らから少しでも情報を得ようとアドバイスを求める。
空気圧高杉、砂はランの方が速いですetc・・・・
やはり持つべきものは経験者!

 

指導者や監督がいない、初心者は自分にない知識をより進んだ人から学ばないとしたら一から試行錯誤しなくてはならない。
一からの試行錯誤は大事だが、先人に聞く・教えを請えばわかる解決する基礎や応用の知識を試行錯誤している人の如何に多いことか!
人間の繁栄は、その初歩的な知識経験蓄積の省略簡略化による時短に他ならない。
それは試行錯誤の歴史であるが、試行錯誤先に最適解を見つけ出していき30年かかったことを20年、20年かかったことを10年、10年かかったことを4年で学び早く学んだものは更に先の未踏の領域。
その領域の試行錯誤進めるべきなのだ。
それだけ誰かに教えてもらえること、教本を読めば学べることを知らず、試行錯誤しているようだは時間はどんどん過ぎ去ってしまう。
U23で結果を出したい若者たちにとってそれは致命的な時間だ。
経験蓄積してきた最適解を知っている先人から学び、より短い時間で達成し、また自分が先駆者となり試行錯誤していきまた若者たちに還元していく。健全なサイクルが発展には必要だ。
そして学ぶのは当然として、学ばせてもらった先人へのリスペクトがないものは学ばせてもらえないし、連綿と続くその営みを断つものはいつてでもその指導・教えてもらえるのを当たり前と勘違いしたリスペクトのない阿呆なのだ。
閉話休題

 

そんな彼らのアドバイスのお蔭で未試走・ノーアップだが準備が出来た。
スタートの号令を待つ。
知り合いが複数観戦に来てくれたこともあって、スタートまで暇することなく時間が過ぎる。
スタート!
皆一斉に走り出すが勢いすごい。
自分はキャンデーペダルがはまらない!しかし、キャンデーはフラット面もあるので踏んで回す!
ホールショットは誰が取ったかわからないくらい第一コーナー大渋滞
左前の人が自転車から降りざまに蹴られて痛ぇ!でも気にしている余裕はない。
第一コーナー後は、すぐ砂浜にでて左右の仕切りがなくなり道が広がる。
すぐ大外へ飛び出して全速力ラン!並び順が右側でよかった!

www.cyclowired.jp

30~20番手まで上がるゴボウ抜き、しかし人垣は途切れない。
人垣のまま森の自転車エリアに入る、前はどんどん離れていっているのが分かるがここでは抜けない。
何故ならペダルがはまらない!コースも分からなかったので前走者をトレースするのみ。
ちょっと抜かれながらまた浜辺ラン区間へ出る。
ここでミズタニ自転車の露木さんをパス!(Photo by Okamoto Tuneharu-san)

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「ぜぇはぁぜぇはぁこんちわーす!」
「あぁー!!ああぁーー!!」
「ではぁーー!!」
言葉にならない言葉で挨拶を交わす、シクロクロッサーに言葉は不要。
ウチの後輩がご迷惑おかけしています…。
その後輩がこのレースの先頭を走っている模様、その名を富家という。
このブログをよく読んでいる読者の方ならシマノ鈴鹿で登場していることを覚えているでしょう。
まだ後輩には負けないぞ!と追いかける気持ち。
この砂浜区間のランで更に10人近くを抜き集団先頭に出るも…
リーダーグループは遥か先。

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(Photo by Okamoto Tuneharu-san)
そしてここまでオーバーペースで無理をした、既に足と心臓が悲鳴を上げている…。
もうペース緩めて休んじゃおうかな…。
弱い自分が顔を出す。
苦しい、足が痛い…森の中区間に入り、自転車に乗っているときだけ救われる。

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区間も乗っていないじゃないか!とか突っ込み禁止(Photo by Okamoto Tuneharu-san)
何故ならペダルはまらないし踏んでいるだけ、カーブはトラクションかけられない。
ああ、また砂浜ランだ…。木々の中から飛び出し光反射する砂浜へ飛び出す。

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(Photo by Okamoto Tuneharu-san)
ユキ(さん)がんばれ!×4
がんばれ!×無数
駐禁とられてたぞ!×1
自転車乗れ乗れ!×2
こけろー!×1
至る所から声がかかる。へこたている時間はない。

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この言葉が、応援が何度でも僕を奮い立てくれる。

(Photo by Okamoto Tuneharu-san)
ラップペースを維持しながら先行している数人を砂浜区間で抜くを繰り返していく

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(Photo by Mitui)
砂浜区間は鬼門だ。乗って早く走れる人はいいがコブや溝をワンミスで止まってしまう。止まると再乗車orランへ移行でタイムロスが大きい。
特に砂浜カーブは下のクラスで曲がれる者はおらず、落車で人間シケインに替わる。
ミスで時間を失うリスクを考えると全てランが正解かつ安全牌。
砂浜ランを徹底して6位まであがる、応援の声が聞こえるたびにランのスピードを上げるがすぐタレる。へタレめ。

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女の子の前でカッコつけようとして調子に乗ってこけた

(Photo by yuming-san)

4周目森区間で木の根に車輪を取られ森の木と熱い抱擁をするところで俺は女性としたいんだ!と踏みとどまって木を殴り軌道修正、当然木の方が強い。名誉の負傷をおう。
手袋しておけばよかった、痛い!(伏線回収)

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(Photo by Okamoto Tuneharu-san)
その後もペースは上げきれないが、フライオーバーで頑張って応援に答えてゴール。
優勝の後輩、富家に離されること2分
5位でした。
自分は準備不足のシクロクロス、でも皆さんの応援は準備万端。

おかげ様で走りきれました!
ありがとうございました。

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(Photo by Mitui)

 

・反省点諸々
①出走順⇒仕方ない。運(申し込み順?)である。
②自転車のペダルはまらなさ⇒はめるの苦労して自転車走ることに集中できずはまらないとカーブや避ける動作でもやれることが少なくなる。
クランクブラザーズのペダルは靴との相性でスペーサー必須らしいので機材的改善が必要。
③砂浜ランの速さ※⇒仕方ない。練習あるのみである。トレイルランとかやると早くなるのかしら。
※砂浜で自転車乗れていたのは国際大会のエリートクラスでも上位3人と数名程度。シクロクロス初心者~上級者にはまだハードル高い。
プロレベルじゃないと出来ない芸当な印象
細矢さんにアドバイス受けるもまずペダルはめられるようにしないことには何とも。

 

レース後、応援してくれた皆さんに挨拶してちょいと滞在した後に用事があったので午後には会場を去った。
翌日もCYCLE CROSS TOKYO エンデューロ!「千葉シクロクロスをよろシクロクロス」で走るぜよ。

タイ合宿2017 九日目 アタックパンク祭り

 1/7 タイ合宿9日目

コース:ネズミ➡大学登り➡大廻り
時間:5時間。
距離:175km。
イボさんデータ:NP244w。TSS270。

 

今日でポンチャンス組とはおさらば。
別れの朝は久々に天気がよい。

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最初に皆で撮る。また会う日まで!

とうちゃんはお子さんが大学受験なので今日は来れない仕方ない。
なので?我々も受験する大学前餃子へ行く。
そう、よく読んでくれている読者ならピント来たかもしれない。12/30に行った大学登りである。
ナルはお昼まで。
ケイシさんとヨシキは餃子後Uターン。
最後なのでパシャリ

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また日本で会いましょう!
ネズミから餃子へ向かう。
そういえばバイクが戻ってきたのだった。
タイの職人が3日1000バーツでやってくれました!
LEOスペシャルサンクス!
タカユキも同時に戻った来たので、伝説のアンカーは小山、タカユキMTBは沢田に受け継がされた。
そして、今日が最終日組は出し切れる…。
平穏な日にはならない…。
早速最終日組のケイシさん、ヨシキがアタック!
MTB沢田が小山、新生タカユキ、ナルらをブリッジ砲発射!
沢田、小山らが発射後落ちてきた。
引くメンバーが減ったが淡々と追う。
40分くらい走ると前に人影、逃げたタカユキがパンク。ナルも付き合っていた。
ここでナル、膝や自転車の悪い小山、沢田も帰っていった。
その後追走を始めるがアップダウン区間で今度は銀次パンク…。
今日はパンクの神様が降臨しちょるだ…。
もう10分近く離されてるだろうし、逃げてるケイシさん、ヨシキには追い付かないだろう。
大学の登りへ。変わらず関門は二つある。
今回は幸也さんが居ないので誰もあげない。
いや、それじゃいかんやろ?!
と購買がきついところでファーストアタック!
アタック合戦の火蓋が切られる。
自分の吸収と共に中村カウンター!おお良いぞその活きだ!自分の殻を破れ

集団がバラけ出すダイユーに引いて貰い復帰。
しかしすぐに第一の関門。
集団お見合いしたのでカウンターアタックを駆ける。
と、ダイユーが先頭交代様にカウンターにカウンターされる。
辛いぞ。
だが追い付く。
バス、タカユキ、銀次、ウッチー、ダイユーか残ったのは。
しかし、関門でまたも最後尾
先頭のタカユキがアタック、あの野郎!
銀次が引っ張ってくれて復帰したがウッチーが上げだしバスが発射され集団バラバラ。
自分も死亡。
その後、受験中の大学を抜けて餃子屋へ。
残念ながら餃子は売り切れとな
餃子がない餃子屋なんて…チャーハンが旨い!
何故か大学方面ではなく大通りからきたケイシさん、ヨシキ。
道に迷ったらしい。
まあトラブルだらけの半日だ。
ここで二人とはお別れ。
また会いませう。
大回りして帰宅とのことで二列ローテが始まる。
ダイユーが今日は引きまくりで頑張っている。
淡々と交代し続けラスト30kmネズミ帰りで高速ローテ開始!
ガンガンひいたけど昨日のハイスピードペーサーやら午前のアタックが後を引いてラスト5kmほどでドロップ。
唯一この2日間同じ行程を走ってるタイタャンプ、バスは余裕で引いている…。悔しい…。
同じ位置で千切れた中村と回して命からがらThongの豆乳屋へ。

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今日も生き残った…
豆乳屋の人が減って少し寂しくなったけどまだまだ3日目が待っている。

回復のため豆乳もおかわりしてからみんなと別れる。

今日が最後の市場に行くチャンス

お土産を買ったりしてこの活気を楽しむ。

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夜は明日の帰りを相談し、16時くらいに帰ってこれるコースに。

皆さんありがとう!

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夜もしっかり食べ明日に備えるのだった。

 

タイ合宿2017 8日目 出会いと別れの日々

1/6 タイ合宿5日目ネズミ往復
Dst : 128km
Day25 : Go around to NEZUMI.
(父ちゃんコメント)It is rain in the morning.
 参加者:8 riders start training in the afternoon.

朝は雨、また雨か。

午前は休止宣言、また正午スタートに。

一部の選手らはそのまま全休。

スタート時間が曖昧なまま、ネズミ方面に行きますよ!タイムキーパーのヨシキより伝言。

ちょ、まてよ。と父ちゃんやヨシキ、ナル、ケイシさん、ミッチーさんらが早々と出発。

出遅れる。

遅れ組はタイチャンプのバス、MTBタカユキ、中村、自分。

先発隊がどこいぅたのかわからない。ていうかネズミってどっち!?

電話で父ちゃん何処ですか聞こうとするも父ちゃんケータイ家においてる!ガッデム!

しょうがないので曖昧な記憶ながらネズミならこっちの方だろうと走り出す。

結局わからず、バスがネズミは一昨日走ったと連れて行ってくれる。流石タイチャンプ!頼れる。

4人で先頭交代していると父ちゃんが後ろから追い付いてきた。給油で止っていたらしい、良かった。

父ちゃん、前とは5分くらい離れてるよとのこと。

今日の練習は次の町まで前に追い付くことに。

MTBタカユキは巡航速度になると先頭交代に入れない。

バス、自分、中村で頑張るしかない。

地獄の追走が始まった。

バスの強さに引摺り回される。

バスがアウタートップに入れて走る。流石タイタャンプ、平坦で無風ならアウタートップを維持してくれる。

私も出来る限り同じ速度、時間を維持する。(後半速度を維持できなくなる)

中村も引く。ただ自分の維持できるペースに落としてしまう。

本人は必死なのかもしれないが…。

自分のペースではなく、バスや幸也さんなど強い人のペースを短くて良いので維持する。そういった自分の限界点を上げる練習をしないと殻を破れないぞ。

次の街を抜けたあたりで前の集団が見えてくる。

その時点でバス踏み出す!ぐぇー。

加速は鋭くないけどどんどんペースが上がっていく。トラック競技で集団をラップするような走り。後ろに居ても千切れたいくらいつらい。

1~2分が永遠のよう思えるくらい長かったが先頭集団を吸収した。

3人で5分を詰めた。

追いついたところでとうちゃんペーサーが始まる。

段々とペースが上がっていく。MTBタカユキが「(下がりきらずに自分の前に)入って!!!!!!」と叫んでる。

ペースが上がるごとに人が減っていきバス、ヨシキ、自分になる。

次の街ま残り5kmくらいで2人より早く千切れてしまう。

街でジュースで回復

たどり着いたのは上記の3人にみっちーさん、ケイシさんのみ

他のみんなは帰ったらしい・・・。


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帰りは2列で走り出すがバスと横に並ぶとつらい。

つらいつらいつらいと頭の中が埋め尽くされるところに父ちゃんペーサー開始

殺してくれ・・・

ハンガーノックだった。タイ合宿で一度はかかるもの。昨日いっぱい食べたから大丈夫だろうとタカをくくっていたが全然そんなことなかったぜ!

みっちーさんと合流してThongの街まで全引きで連れて行ってもらいタイの路上でのたれ死ぬのは回避できた。あちがとうみっちーさん!

豆乳が身に染みる。

 

帰りにヨシキが父ちゃんに連行されていった…。

明日でケイシさん、ナル、ヨシキらポンチャンス組は帰国となる。

タイ合宿は出会いと別れの日々、この若者たちも一同に会すことは二度とないだろ。

故にこの時間、この写真は尊い。

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この若者達から日本を背負う(既に背負ってるやつもいるが)ことになるだろう。

その後、1月誕生日組にサプライズのケーキパーティー!ヨシキはこれを取りに連行された(伏線回収)

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楽しい夜はあっという間にすぎていくのであった。

そして、パーティーが終わって引き上げる。

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この日々が終わっていくのを悲しむようナーソンは夜霧に包まれていた。

タイ合宿2017 六~七日目

1/4 タイ合宿4日目 NAMAZU 雨ときどき鯰
コース:NAMAZU
距離:60km
選手:6 Rider

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幸也さん最終日

朝から雨でスタート時間遅延。1月降水量0㍉のタイでは異常気象だ。
12時に晴れ間をぬって朝ごはん屋にいく。

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カオソーイ:ココナッツミルクを加えたカレースープに揚げた卵麺を入れる。
食べていると雨がぱらついてくる。小休止が決定。
この食堂はカフェも併設しているので、カプチーノを頂く。

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雨音を聞きながらゆったりした時間が流れる。

結局雨はぱらつくので練習は中止、自由日へ。
若者たちは暇だしオフだしで、ケーキ屋にいくという…これが若さか…。(ちぇっかりついて行くタカユキ氏)
ケイシさん、みっちーさん、イボさん、チュン↑、リムさんら中年~おじいさん勢は走りに行こうとNAMAZU方面飛び立つ。
これが時間に追われる我ら大人組のサガよ。
ケイシさん、イボさんが並んだので私は終始ツーアー・オブ・チェンマーイ覇者のチュン↑と並ぶことに。
チュン↑と20分引いて交代を繰り返していると結局空が泣き出す…。
びちょびちょになりながらペース速で60km走りきり帰宅。
ナーソン周辺は路面は乾き、降った形跡はなかった…。
全行程ついてきたリムさん御年71歳?ほんまか!

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ナーソン近くの商店で猫と戯れ帰宅
近くの美味い飯屋でお昼。美味し過ぎて皆でおかわり!

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遅くに帰ってきた幸也さんらも走ったらしく我々より待った幸也さんはネズミ方面に行き70km、av50km/hの新記録を出したらしい。しかも雨には降られず…。
夜は幸也さんが明日バーレーンに向かうため最後の夜。

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若者たちがサインをもらいにいく。
飲んで話して1時くらいまで話していた気がするが記憶なし、幸也さんお酒強すぎ。

 

1/5 休息日 チェンラーイの一日
お別れの朝も雨模様、タイも泣いているだ。

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幸也さんをチェンラーイ空港へ同行

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ドナドナる28歳ズ

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バンコクエアラインは自転車預け無料!自転車観光に力を入れているとのこと。もっと早く教えくれていれば・・・・幸也さん。
なんて言っている間に出発時間。幸也さん「チョーク・ディーナโชคดีนะ.(ちばりよー!)」

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幸也さんを送る名目できちゃいましたチェンラーイの町。
今日はオフ、イボさん、みっちーさん、ケイシさんらと魅惑の町観光へ繰り出した。
まずはとうちゃん達とタイの温泉へ

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ただ擦過傷が自分はまだ酷いので今回は見送り。
そこらを散歩する。

ドラッグストアで怪我用品を購入、意外と湿潤療法に使えそうなものはあるもんだ。
とうちゃんおすすめのラーメン屋でブランチ

自分の借りているアンカーのホイールはきしめんスポークのマビックキシリウム
このフリーのオイルがきれてるので探して自転車屋めぐり

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タイのトレックショップには新型マドンが3台も、タイの金持ちはすごいの~

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個人自転車商店にはケルビムらしきフレームが

その後、大型ショップでとうちゃんとノイさんとはお別れ
ここからは安いタクシーで中心街へ

マッサージ

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チェンラーイにはマッサージ通りがある。入り口にはエロいマッサージ、奥に行くほど普通の健全マッサージ。
エロいお店の前も通るのだが、オカマサンしかいないのは昼下がりという時間のせいか。
タイ古式マッサージとフットマッサージで二店梯子
タイ古式は指圧・按摩で悶絶必須
全身やってくれるが顔マッサージは最高に気持ちいい。小顔になれるので女性にもおすすめ!

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フットマッサージではハッカのよう薬をぬってスタート。もう極楽至極時々悶絶。
自転車選手への効果はばつぐんだ。

マッサージ終了後は大型ショッピングモールでお土産を爆買い。
日本のイオンと寸分変わらない。
その中にあったピザ屋で夕食
ジャンクフードの旨さに四人とも悶絶
今日連れてこなかった若者達には秘密だぞと口裏を合わす。

タイの乗合タクシー、『トゥクトゥク』 金額交渉は基本だ。
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交渉も何のその、乗り合いタクシーへ
またトゥクトゥクに乗ってチェンラーイ夜市に!

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活気があり楽しい夜を過ごす。
屋体が集まった広場で更に挽御飯
屋体で頼むと顔だけ覚えてできたら届けに来てくれる。
こちらは席を教えていないのにだ!
更に屋体の大将に頼んだのに、持ってくるのは中学生くらいの男の子!
エスパーかな?
タイ人の対人記憶能力は凄まじく高い。悪いことは出来ないやこりゃ。
そして食事は揃った。
何か真ん中におかれてるんですけど…

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タイ合宿初参加で好奇心旺盛な者が必ず引き寄せられる虫食い。
今年の犠牲者はケキシさん
あ、私は結構です。

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食後、夜市で価格交渉やお土産を買い漁りタクシーを拾い帰路へ。
霧のナーソンへ着き、長い一日が終わった。
明日からは最終タームの練習が始まる。